東日本旅客鉄道

基本情報

東日本旅客鉄道9020東京証券取引所

東日本旅客鉄道株式会社

運輸事業・不動産・ホテル事業・流通・サービス事業・その他の4区分。運輸事業は外部売上の66.3%を占めるが、部門の利益率は9.1%で4区分でいちばん低い。

売上高は3.1兆円で、ユニオン・パシフィック(3.8兆円)の約0.8倍。従業員は約70,623人。

  • 時価総額4.0兆円
  • 売上高3.1兆円
  • 営業利益
  • 純利益2,478億円
  • 株価3,524円
  • PER16.1倍
  • ROE8.4%
  • 配当利回り2.10%
正式社名
東日本旅客鉄道株式会社
英文社名
East Japan Railway Company
会計基準
日本基準
発行済株式数
1,134,412,200 株
1株あたり利益(EPS)
219.4 円2026年3月期
1株あたり配当金
74 円2026年3月期
従業員数
70,623 人2026年3月期末・有価証券報告書

売上高と利益の推移

売上高と経常利益の推移(億円)(利益率)▲8,000▲10.0%00.0%8,00010.0%16,00020.0%24,00030.0%32,00040.0%19,790▲1,7952022年3月期24,0551,1092023年3月期27,3012,9662024年3月期28,8763,2162025年3月期30,8473,5162026年3月期▲9.1%4.6%10.9%11.1%11.4%売上高経常利益経常利益率

財務ハイライト(過去5期)

経常利益・ROE

経常利益・ROE(億円)▲1,000▲4.0%00.0%1,0004.0%2,0008.0%3,00012.0%'22/3'23/3'24/3'25/3'26/3当期純利益ROE

総資産・純資産・自己資本比率

総資産・純資産・自己資本比率(兆円)0.00.0%3.08.0%6.016.0%9.024.0%12.032.0%'22/3'23/3'24/3'25/3'26/3総資産純資産自己資本比率

1株あたり利益(EPS)

1株あたり利益(EPS)(円)▲160▲80080160240'22/3'23/3'24/3'25/3'26/3EPS
決算期売上高前期比経常利益純利益純利益率
2026年3月期2026-03-31期末30,847億円+6.8%3,516億円2,478億円8.0%
2025年3月期2025-03-31期末28,876億円+5.8%3,216億円2,243億円7.8%
2024年3月期2024-03-31期末27,301億円+13.5%2,966億円1,964億円7.2%
2023年3月期2023-03-31期末24,055億円+21.6%1,109億円992億円4.1%
2022年3月期2022-03-31期末19,790億円▲1,795億円▲949億円▲4.8%

直近5期の通年決算です。

事業の概要

運輸事業

鉄道事業を中心とした旅客運送事業のほか、旅行業、清掃整備業、駅業務運営業、建設・設備工事業、鉄道車両製造事業及び鉄道車両メンテナンス事業等

売上構成比 66.3%売上構成比66.3%20,458億円

利益構成比46.2%1,944億円・利益率9.1%

強み・実績
  • ★★★外部売上2兆458億40百万円で連結の66.3%(当サイトの計算)。4区分で最大
  • ★★★部門の利益率9.1%は4区分でいちばん低い(当サイトの計算)
  • ★★部門の利益1,944億14百万円は4区分の合計の46.2%にとどまる(当サイトの計算)
  • 鉄道の営業エリアは関東・東北の1都16県、駅数1,632駅、営業キロは在来線6,108.0km・新幹線1,194.2kmの計7,302.2km(会社の記載)
主な製品・サービス
  • 鉄道旅客運送
  • 旅行業
  • 駅業務運営
  • 鉄道車両製造
  • 鉄道車両メンテナンス

不動産・ホテル事業

ショッピングセンターの運営事業、オフィスビル等の貸付業、ホテル業及びこれらを展開する不動産の開発及び販売事業等

売上構成比 16.6%売上構成比16.6%5,132億円

利益構成比30.5%1,283億円・利益率23.6%

強み・実績
  • ★★★部門の利益率23.6%は4区分でいちばん高い(当サイトの計算)。運輸事業の2.6倍
  • ★★外部売上5,132億27百万円は連結の16.6%にすぎない(当サイトの計算)
  • ★★★部門の利益1,282億52百万円は4区分の合計の30.5%(当サイトの計算)
  • この区分の設備投資額は4,543億12百万円で、運輸事業の4,437億20百万円を上回る(会社の記載)
主な製品・サービス
  • ショッピングセンター運営
  • オフィスビル等の貸付
  • ホテル
  • 不動産の開発及び販売

流通・サービス事業

小売・飲食業、卸売業、貨物自動車運送事業及び広告代理業等の生活サービス事業

売上構成比 13.5%売上構成比13.5%4,161億円

利益構成比16.2%681億円・利益率14.6%

強み・実績
  • ★★部門の利益率14.6%で、運輸事業を上回る(当サイトの計算)
  • 外部売上4,161億33百万円で連結の13.5%(当サイトの計算)
  • 部門の利益680億72百万円は4区分の合計の16.2%(当サイトの計算)
  • ★会社は当社自身の役割として「駅スペースの創出等」を挙げる
主な製品・サービス
  • 小売・飲食
  • 卸売
  • 貨物自動車運送
  • 広告代理

その他

報告セグメントに含まれない事業セグメント等。クレジットカード事業等のIT・Suica事業、情報処理業等

売上構成比 3.5%売上構成比3.5%1,095億円

利益構成比7.2%303億円・利益率9.7%

強み・実績
  • ★★売上高3,134億88百万円のうち2,040億10百万円が部門間の取引(当サイトの計算)。グループ内向けが3分の2を占める
  • 外部売上1,094億77百万円で連結の3.5%(当サイトの計算)
  • 部門の利益302億74百万円は流通・サービス事業の半分ほど
  • ★2027年3月期 第1四半期から、海外関連の子会社6社が流通・サービス事業からこの区分へ移った(会社の記載)
主な製品・サービス
  • IT・Suica事業
  • クレジットカード
  • 情報処理
9.1%運輸事業の部門利益率2026年3月期(当サイトの計算)。売上高2兆1,274億60百万円・部門の利益1,944億14百万円。★4区分でいちばん低い。★当ページのJR東海の運輸業は46.4%
53.8%部門の利益のうち、運輸事業以外の割合2026年3月期(当サイトの計算)。★外部売上では運輸事業が66.3%を占めるのに、部門の利益では46.2%にとどまる
86.6%営業収益に占める営業費用の比率2026年3月期(当サイトの計算)。★ユニオン・パシフィックが使う「オペレーティング・レシオ」と同じ計算。同社は59.8%、JR東海は58.6%
7,302.2km営業キロ2026年3月31日時点。会社の記載。在来線6,108.0km・新幹線1,194.2km、駅数1,632駅。★ユニオン・パシフィックは32,889マイル(約5万2,930km)

注目ポイント

  • ★★★売上の3分の2を占める運輸事業が、いちばん利益率が低い運輸事業の外部売上は2兆458億40百万円で連結の66.3%ですが、部門の利益は1,944億14百万円、利益率は9.1%です(当サイトの計算)。★★★4区分でいちばん低い数字です。★★いちばん高いのは不動産・ホテル事業の23.6%で、運輸事業の2.6倍にあたります(当サイトの計算)。★★★その結果、部門の利益の53.8%は運輸事業以外から出ています(当サイトの計算)。★★★当ページのJR東海はまったく違います。同社の運輸業の利益率は46.4%で、部門の利益の92.1%を運輸業が出しています(いずれも当サイトの計算)。★★当ページのユニオン・パシフィックの売上高営業利益率は40.2%です(当サイトの計算)。★★★同じ「鉄道」でも、鉄道そのもので稼ぐ会社と、鉄道の周りで稼ぐ会社に分かれます。当サイトはこの差の理由を書きません。会社が数値で分解していないためです。
  • ★★★営業費用が営業収益の86.6%2026年3月期の営業収益3兆846億79百万円に対し、営業利益は4,142億58百万円です。差の2兆6,704億21百万円が営業費用で、営業収益に占める比率は86.6%になります(当サイトの計算)。★★★当ページのユニオン・パシフィックはこの比率が59.8%で、会社自身が「オペレーティング・レシオ59.8%」として10-Kに記載しています。★★★JR東海は58.6%(当サイトの計算)。★★3社を並べると、JR東日本だけが27ポイント以上離れます。★★売上高営業利益率でいえば13.4%で、ユニオン・パシフィックの40.2%、JR東海の41.4%の3分の1ほどです(いずれも当サイトの計算)。★当サイトは良し悪しを述べません。事業の組み合わせが違う会社を、同じ物差しで並べているだけです。
  • ★★設備投資が営業収益の3割を超える2026年3月期の有形及び無形固定資産の増加額は9,689億13百万円で、営業収益3兆846億79百万円の31.4%にあたります(当サイトの計算)。★★★区分別では、不動産・ホテル事業の4,543億12百万円が運輸事業の4,437億20百万円を上回りました(会社の記載)。★流通・サービス事業349億89百万円、その他358億90百万円です。★★会社は「有形及び無形固定資産の増加額には、工事負担金等による固定資産の増加額が含まれております」と注記しています。★★当ページのユニオン・パシフィックの設備投資額は37億91百万ドルで、売上高の15.5%です(当サイトの計算)。★★★日本側2社のほうが、売上に対する設備投資の比率が2倍近く大きいという形になっています(JR東海は28.5%・当サイトの計算)。★減価償却費は4,287億30百万円です。
  • ★★★1株当たり配当額の段差は、減配ではなく株式分割★★★5期の1株当たり配当額は100円→100円→140円→60円→74円で、4期目に大きく下がって見えます。★★★減配ではありません。★★2024年4月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割が行われました。会社は「発行済株式総数及び1株当たり配当額については、当該株式分割前の内容を記載しております」と有価証券報告書に注記しています。★★分割後の株数にそろえると33円→33円→47円→60円→74円にあたります(前3期は当サイトの計算)。★1株当たり利益(EPS)と1株当たり純資産額は、5期とも分割後の株数で計算し直されていると会社は注記しています。★★2027年3月期の配当予想は年84円(中間42円・期末42円)で、会社は「直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無」と記載しています。★★★当サイトは配当の水準について良し悪しを述べません。売買の助言をしないためです。

部門ごとの売上と利益

2026年3月期有価証券報告書のセグメント情報より

部門売上高うち外部顧客向け部門の利益利益率
運輸事業21,275億円20,458億円1,944億円9.1%
不動産・ホテル事業5,427億円5,132億円1,283億円23.6%
流通・サービス事業4,663億円4,161億円681億円14.6%
その他3,135億円1,095億円303億円9.7%
調整額▲3,652億円▲68億円固定資産及び棚卸資産の未実現損益の消去額△61億26百万円、セグメント間取引消去△6億30百万円など
連結(営業利益)30,847億円30,847億円4,143億円13.4%

★★「売上高」の列は部門間の取引を含む金額、「うち外部顧客向け」が外部への売上高です。

地域別の売上

地域別の売上高2026年3月期

  • 日本 100.0%100.0%30,847億円日本

2026年3月期の地域別の売上高です。

最新の決算

2026年4〜6月期(2027年3月期 第1四半期)2026-07-31 公表

項目2026年4〜6月期(2027年3月期 第1四半期)2025年4〜6月期増減
営業収益7,727億円7,153億円+8.0%
営業利益1,255億円1,148億円+9.4%
経常利益1,069億円990億円+8.0%
親会社株主に帰属する四半期純利益680億円787億円-13.6%
売上高営業利益率16.2%16.0%

会社が公表した決算資料の数値です。

会社が公表している今期の見通し

2027年3月期の業績予想(会社の公表値)2026-07-31 公表

項目会社の見通し前期比
営業収益32,950億円+6.8%
営業利益4,290億円+3.6%
経常利益3,530億円+0.4%
親会社株主に帰属する当期純利益2,550億円+2.9%
売上高営業利益率13.0%
  • 1株当たり当期純利益は225円85銭としています。
  • ★★売上高営業利益率は13.0%の見込みになります(当サイトの計算)。2026年3月期の実績13.4%をわずかに下回ります。
  • 配当予想は年84円(中間42円・期末42円)で、前期の74円から増えています。会社は「直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無」と記載しています。
  • 会社は「直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無」と記載しています。

これは会社が公表した数値であり、当サイトの予測ではありません。

アメリカの対応企業

ユニオン・パシフィックUNP

★★★鉄道という点は重なるが、運ぶものも稼ぎ方も違う。ユニオン・パシフィックは貨物専業で旅客の収入が無く、JR東日本は旅客鉄道である。★★★重なるのは運輸事業だけで、それも外部売上の66.3%(当サイトの計算)。★★★利益率の差がいちばん大きい組み合わせ。ユニオン・パシフィックの売上高営業利益率40.2%に対し、JR東日本は13.4%。鉄道そのもので見ても、JR東日本の運輸事業は9.1%(いずれも当サイトの計算)。★★★JR東日本は部門の利益の53.8%を鉄道以外から出しているのに対し、ユニオン・パシフィックは報告セグメントが鉄道の1つだけ(当サイトの計算)。★★規模は近い。ユニオン・パシフィックの売上高はページ下部のレートで約3兆8,206億円、JR東日本は3兆846億79百万円で1.24倍。★★★それでも営業利益は3.70倍(いずれも当サイトの計算)。★★路線はユニオン・パシフィックが約5万2,930km、JR東日本が7,302.2kmで7.2倍だが、売上はほぼ同じ。★どちらも地域別の内訳を開示していない

売上高を東日本旅客鉄道と並べる
  • ユニオン・パシフィック3.8兆円FY2025
  • 東日本旅客鉄道3.1兆円直近の通期
時価総額を東日本旅客鉄道と並べる
  • ユニオン・パシフィック26.8兆円
  • 東日本旅客鉄道4.0兆円

よくある質問

東日本旅客鉄道のアメリカ版はどこですか?

ユニオン・パシフィック(UNP)です。★★★ただし運ぶものが違います。同社は貨物専業の鉄道会社で、旅客の収入がありません。★★そのため当サイトは対応の濃さを△(部分対応)としています。重なるのは運輸事業だけで、それも外部売上の66.3%です。★★★売上の規模はいちばん近い組み合わせです。ユニオン・パシフィックの売上高はページ下部のレートで約3兆8,206億円で、東日本旅客鉄道の3兆846億79百万円の1.24倍にとどまります(当サイトの計算)。★★★それでも営業利益は3.70倍です。★★当ページの業界ページには、同じユニオン・パシフィックとJR東海の組み合わせも載せています。そちらは営業費用の比率が58.6%と59.8%でほぼ同じです。★米国には日本のJRにあたる大手の旅客鉄道会社が上場していません。

いちばん大きい事業が、利益率でいちばん低いのはなぜですか?

当サイトは理由を書いていません。会社が数値で分解していないためです。★事実として、運輸事業の外部売上は2兆458億40百万円で連結の66.3%を占めますが、部門の利益率は9.1%です(当サイトの計算)。★★4区分でいちばん高いのは不動産・ホテル事業の23.6%で、運輸事業の2.6倍にあたります。★流通・サービス事業は14.6%、その他は9.7%です(いずれも当サイトの計算)。★★★その結果、部門の利益1,944億14百万円は4区分の合計4,210億14百万円の46.2%にとどまり、53.8%は鉄道以外から出ています。★★★当ページのJR東海は正反対で、運輸業が部門の利益の92.1%を出しています(当サイトの計算)。★★同じ「鉄道」でも、鉄道そのもので稼ぐ会社と、鉄道の周りで稼ぐ会社に分かれます。

1株当たり配当が140円から60円に減っているのはなぜですか?

減配ではありません。株式分割によるものです。★★★2024年4月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割が行われました。★★会社は有価証券報告書に「発行済株式総数及び1株当たり配当額については、当該株式分割前の内容を記載しております」と注記しています。つまり分割前の3期(100円・100円・140円)と分割後の2期(60円・74円)が、そのまま並んでいるということです。★★分割後の株数にそろえると33円→33円→47円→60円→74円にあたります(前3期は当サイトの計算)。★1株当たり利益(EPS)と1株当たり純資産額は、5期とも分割後の株数で計算し直されていると会社は注記しています。★★2027年3月期の配当予想は年84円(中間42円・期末42円)で、会社は「直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無」と記載しています。★★★当サイトは配当の水準について良し悪しを述べません。

推移の図の利益は何ですか?

経常利益です。★★★同社の「主要な経営指標等の推移」に営業利益の欄がありません。そのため当サイトは、推移の図に経常利益を描いています。★セグメント情報の利益は営業利益ベースなので、部門の表と推移の図で利益の定義が違います。2026年3月期の経常利益は3,516億45百万円、営業利益は4,142億58百万円です。★★同社は経常利益が営業利益を下回ります。社債3兆3,296億14百万円・長期借入金1兆3,956億5百万円を抱えており(いずれも2026年6月30日時点)、支払利息などの営業外費用が営業外収益を上回るためです。★★当ページのJR東海も同じ形です。★★★当サイトが載せている日本企業には、逆に経常利益が営業利益を上回る会社もあります(メディパルホールディングスなど)。同じ「経常利益」でも、営業利益との上下は会社の財務の形で決まります。

営業費用の比率86.6%というのは何ですか?

営業費用を営業収益で割った比率です。★★★ユニオン・パシフィックが「オペレーティング・レシオ」として10-Kに記載する指標と、まったく同じ計算です。同社は「営業費用を営業収益に対する比率で表したもの」と定義しています。★2026年3月期の営業収益3兆846億79百万円から営業利益4,142億58百万円を引いた2兆6,704億21百万円が営業費用で、比率は86.6%になります(当サイトの計算)。★★★ユニオン・パシフィックは59.8%(会社の記載)、JR東海は58.6%(当サイトの計算)です。★★3社を並べると、東日本旅客鉄道だけが27ポイント以上離れます。日本側2社はこの指標を使わないので、計算は当サイトが行いました。★★★当サイトは良し悪しを述べません。事業の組み合わせが違う会社を、同じ物差しで並べているだけです。

日本以外での売上はありますか?

会社は地域別の内訳を開示していません。「本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております」と記載しています。★「本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております」とも記載しています。★★海外関連の子会社はあります。2027年3月期 第1四半期から、英国・台湾・シンガポールの子会社6社が流通・サービス事業から「その他」の区分へ移りました(会社の記載)。★★★ただし金額は開示されていません。当サイトは金額のない事業について規模を書きません。★★当ページのユニオン・パシフィックも地域別の内訳を開示していません。★★鉄道は線路のある国の中で完結する事業であることが、日米とも開示の形に出ています。

直近の四半期はどうでしたか?

2026年4〜6月期(2027年3月期 第1四半期)は増収増益でした。営業収益が8.0%増の7,727億21百万円、営業利益が9.4%増の1,255億44百万円、経常利益が8.0%増の1,068億98百万円です(会社発表の増減率)。★★★親会社株主に帰属する四半期純利益だけが13.6%減の680億17百万円でした。★★会社は理由を書いています。「投資有価証券売却益の減などにより」と記載しています。★★会社は「営業収益は6期連続の増収かつ、第1四半期決算としては過去最高となりました」とも記載しています。★部門別では4区分すべてが増収で、運輸事業の部門の利益は677億72百万円から838億21百万円へ増えました。★★一方で不動産・ホテル事業の部門の利益は284億12百万円から190億74百万円へ減っています。★★当ページのJR東海は同じ四半期に営業減益(営業収益3.0%増・営業利益0.9%減)でした。

今期の見通しはどこまで公表されていますか?

2027年3月期の連結業績予想が公表されています。営業収益3兆2,950億円(6.8%増)・営業利益4,290億円(3.6%増)・経常利益3,530億円(0.4%増)・親会社株主に帰属する当期純利益2,550億円(2.9%増)です。★1株当たり当期純利益は225円85銭としています。★★売上高営業利益率は13.0%になり、2026年3月期の実績13.4%をわずかに下回ります(当サイトの計算)。★会社は「直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無」と記載しています。★★★当ページのユニオン・パシフィックは、通期の売上高や利益の見通しをSECの提出書類に書きません。★★この違いは制度によるもので、当サイトはどちらが良いとは書きません。★★★当サイトは会社が示した見通しをそのまま載せているだけで、達成されるかどうかについての判断は述べません。

設備投資はどれくらいですか?

2026年3月期の有形及び無形固定資産の増加額は9,689億13百万円です。★営業収益3兆846億79百万円の31.4%にあたります(当サイトの計算)。★★★区分別では、不動産・ホテル事業の4,543億12百万円が運輸事業の4,437億20百万円を上回りました(会社の記載)。★流通・サービス事業349億89百万円、その他358億90百万円です。★会社は「有形及び無形固定資産の増加額には、工事負担金等による固定資産の増加額が含まれております」と注記しています。★減価償却費は4,287億30百万円です。★★当ページのユニオン・パシフィックの設備投資額は37億91百万ドルで、売上高の15.5%です(当サイトの計算)。★★日本側2社のほうが、売上に対する設備投資の比率が2倍近く大きいという形になっています(JR東海は28.5%・当サイトの計算)。

数値はいつ時点のものですか?

決算数値は同社が2026年6月17日に金融庁EDINETへ提出した2026年3月期(第39期)の有価証券報告書によります。★直近の四半期は、2026年7月31日に公表された2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)によります。★同社の決算期は3月末で、当ページのJR東海と同じです。★当ページのユニオン・パシフィックの決算期は12月末で、半期ずれています。★同社の数値は、2026年2月6日にSECへ提出された2025年12月期のForm 10-Kと、2026年7月23日提出のForm 10-Qによります。米ドルはページ下部に記載のレートで円換算しています。株価と時価総額はページ下部の更新日時点の値です。

注記(5件)
売上高と利益の推移
利益は同報告書の「主要な経営指標等の推移」によります。★★★同社の「主要な経営指標等の推移」に営業利益の欄がありません。そのため推移の図に描く利益は経常利益にしています。★セグメント情報の利益は営業利益ベースなので、部門の表と推移の図で利益の定義が違います。★★★5期の最初は赤字です。2022年3月期は経常損失1,795億1百万円・当期純損失949億48百万円で、ROEも△3.9%でした。★★そこから4期続けて増収になり、2026年3月期は営業収益3兆846億79百万円・経常利益3,516億45百万円・当期純利益2,478億46百万円です。★★売上高は5期で1.56倍(1兆9,789億67百万→3兆846億79百万円・当サイトの計算)。★★★1株当たり配当額の並びに段差があります。100円→100円→140円→60円→74円。減配ではありません。★★★2024年4月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割が行われ、会社は「発行済株式総数及び1株当たり配当額については、当該株式分割前の内容を記載しております」と注記しています。分割後の株数にそろえると33円→33円→47円→60円→74円にあたります(前3期は当サイトの計算)。★1株当たり利益(EPS)と1株当たり純資産額は、5期とも分割後の株数で計算し直されていると会社は注記しています。★自己資本比率は26.3%→26.4%→27.8%→28.1%→28.2%とゆるやかに上がっています。
部門ごとの売上と利益
★★外部顧客向けを足すと3兆846億77百万円になり、連結の売上高3兆846億79百万円と2百万円だけ違います。有価証券報告書の表が百万円未満を切り捨てているためで、会社が示す合計は3兆846億79百万円です。★★部門の利益の合計4,210億14百万円から調整額67億55百万円を引くと、連結の営業利益4,142億58百万円になります(会社の記載)。★★★いちばん大きい運輸事業が、いちばん利益率が低いという並びです。運輸事業9.1%に対し、不動産・ホテル事業は23.6%(いずれも当サイトの計算)。★★★そのため、部門の利益の53.8%は運輸事業以外から出ています(当サイトの計算)。★★当ページのユニオン・パシフィックは報告セグメントが鉄道の1つだけで、部門別の利益を開示していません。★利益率は当サイトの計算です。会社は部門ごとの利益率を公表していません。分母は部門間の取引を含む売上高にしています。
「部門の利益」が何を指すかは会社によって違います。掲載している会社の基準の一覧を用語集に置いています。
地域別の売上
会社が有価証券報告書の関連情報で開示した区分をそのまま用いており、当サイトで分類し直したものではありません。★★会社は地域別の内訳を開示していません。「本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております」と記載しています。★「本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております」とも記載しています。★★★当ページのユニオン・パシフィックも地域別の内訳を開示していません。同社が示す地域に関する数値は、メキシコ発着の貨物収入29億ドル(2025年)だけです。★★鉄道は線路のある国の中で完結する事業であることが、日米とも開示の形に出ています。
最新の決算
当サイトが原文を翻訳・加工したものではありません。増減は前年の同じ期間との比較です。★★3か月(2026年4月1日〜6月30日)で、営業収益が8.0%増・営業利益が9.4%増・経常利益が8.0%増でした(会社発表の増減率)。★★★親会社株主に帰属する四半期純利益だけが13.6%減の680億17百万円です。★★★会社は理由を書いています。「投資有価証券売却益の減などにより」と記載しています。★★会社は「営業収益は6期連続の増収かつ、第1四半期決算としては過去最高となりました」とも記載しています。★★部門別では4区分すべてが増収で、運輸事業の部門の利益は677億72百万円から838億21百万円へ増えました。★★一方で不動産・ホテル事業の部門の利益は284億12百万円から190億74百万円へ減っています(いずれも会社の開示)。★売上高営業利益率は16.0%から16.2%へ上がりました(当サイトの計算)。★★当ページのJR東海は同じ四半期に増収・営業減益(営業収益3.0%増・営業利益0.9%減)、ユニオン・パシフィックは増収増益(売上高11.5%増・営業利益9.4%増)でした。
会社が公表している今期の見通し
業績予想は有価証券報告書ではなく、2026年7月31日の第1四半期決算短信に載っています。★★★当ページのユニオン・パシフィックは、通期の売上高や利益の見通しをSECの提出書類に書きません。日本の2社は制度にもとづいて決算短信で公表するため、同じ業界でも見通しの示し方が日米で分かれます。会社は、実際の業績がこの数値と大きく異なることがありうる旨を資料に記載しています。

出典

部門別・地域別の売上高、四半期決算、今期の見通しは、同社のIRサイトで公開されている次の資料から当サイトが書き写しました(2026年3月期 有価証券報告書(第39期)(2026-06-17 公表)2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(2026-07-31 公表))。5期の推移(売上高・利益・総資産・キャッシュ・フロー等)と発行済株式数・従業員数は、金融庁EDINETに提出された有価証券報告書によります。

投資判断は自己責任で行ってください。

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数値は更新時点のものです。最新の情報は各社の開示資料をご確認ください。

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