ロウズ
基本情報
ロウズLOWNYSE
LOWES COMPANIES INC
住宅改修の大型店を米国に1,759店。10-Kに「世界で2番目に大きい住宅改修の小売業者」と記載する。
売上高は13.8兆円で、セブン&アイ・ホールディングス(10.4兆円)の約1.3倍。従業員は約276,000人。
- 時価総額18.7兆円
- 売上高13.8兆円
- 営業利益1.6兆円
- 純利益1.1兆円
- 株価208.05USD
- PER17.6倍
- 配当利回り2.28%
売上高と利益の推移
財務ハイライト(過去5期)
当期純利益
総資産・株主資本(マイナス)
キャッシュ・フロー
1株あたり利益(EPS・希薄化後)
★★★自己資本が5期ともマイナスです。
| 決算期 | 売上高 | 前期比 | 営業利益 | 営業利益率 | 純利益 | 純利益率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| FY20262026-01-30期末 | 138,090億円 | +3.1% | 16,249億円 | 11.8% | 10,649億円 | 7.7% |
| FY20252025-01-31期末 | 133,910億円 | -3.1% | 16,750億円 | 12.5% | 11,134億円 | 8.3% |
| FY20242024-02-02期末 | 138,236億円 | -11.0% | 18,496億円 | 13.4% | 12,365億円 | 8.9% |
| FY20232023-02-03期末 | 155,331億円 | +0.8% | 16,258億円 | 10.5% | 10,302億円 | 6.6% |
| FY20222022-01-28期末 | 154,037億円 | — | 19,353億円 | 12.6% | 13,510億円 | 8.8% |
直近5期の通年決算です。
事業の概要
小売(Retail Home Improvement)
米国の1,759店で、住宅の改修・修繕・工事に使う商品と工事サービスを売る。工具・機材のレンタルも扱う
部門の利益16,361億円・利益率12.2%
- ★★売上高840億78百万ドルで連結の97.4%。前期の836億74百万ドルからの伸びは0.5%
- ★★営業利益102億23百万ドル(12.2%)。前期の104億66百万ドル(12.5%)から2.3%減った
- ★★商品区分別ではホームデコア315億27百万ドル(36.5%)・建材265億33百万ドル(30.7%)・ハードライン241億85百万ドル(28.0%)・その他18億33百万ドル(2.2%)
- ★費用の内訳も開示されており、売上原価556億15百万ドル(66.15%)・人件費111億47百万ドル(13.26%)・施設費19億32百万ドル・広告費9億73百万ドル
- ホームデコア(家電・内装・床材・キッチンと浴室・塗料)
- 建材(建築資材・電材・木材・造作材・粗配管)
- ハードライン(金物・園芸・季節と屋外・工具)
- 工事を伴うサービス
- 工具・機材のレンタル
その他(内装建材の流通)
2025年に取得したFBM(内装建材の流通)とADG(内装仕上げの設計・流通・施工)。3つの営業セグメント(天井壁システム・商業用ドアと金物・内装仕上げ)からなる
部門の利益▲112億円・利益率▲3.2%
- ★★★2026年1月期から加わった新しい報告区分。前期までは存在しない
- ★売上高22億8百万ドルで連結の2.6%。営業損益は70百万ドルの赤字
- ★★会社は「3つの営業セグメントはいずれも報告セグメントの基準を満たさないため、その結果を『その他』として示している」と10-Kに記載している
- ★米国とカナダに540を超える流通拠点を持つ
- 天井・壁システム(FBM)
- 商業用ドアと金物(FBM)
- 内装仕上げの設計・流通・施工(ADG)
注目ポイント
- ★★★売上の99.9%が米国、しかも5期で10.4%減った売上高は962億50百万ドル(2022年1月期)から862億86百万ドル(2026年1月期)へ10.4%減りました。★★とくに2024年1月期の11.0%減が大きく、会社は同期にカナダの小売事業を売却しています。★2026年1月期に3.1%増へ転じたのは、同期に取得したFBMとADGが22億8百万ドルを加えたためです。この2社を除いた小売事業だけでは840億78百万ドルで、前期からの伸びは0.5%にとどまります。★★★地域別では米国が99.9%(862億25百万ドル)、カナダが61百万ドル(0.1%)です。カナダの61百万ドルも、FBMのカナダ拠点によるもので、小売事業ではありません。★当ページのホーム・デポは米国92.4%、ウォルマートは81.5%です。
- ★★★2026年1月期から報告セグメントが2つになった前期までは小売事業だけの単一区分でしたが、2025年に取得した2社によって「その他」という報告区分が加わりました。★FBM(ファウンデーション・ビルディング・マテリアルズ)は内装建材の流通会社、ADG(アーティザン・デザイン・グループ)は内装仕上げの設計・流通・施工を全米で手がける会社です。★FBMは「天井壁システム」と「商業用ドアと金物」の2つ、ADGは「内装仕上げ」の1つ、合わせて3つの営業セグメントになりますが、会社は「いずれも報告セグメントの基準を満たさないため、その結果を『その他』として示す」と記載しています。★2026年1月期の「その他」は売上22億8百万ドル・営業損益70百万ドルの赤字でした。★★同社は米国とカナダに540を超える流通拠点を持つようになりました。★★★当ページのホーム・デポも同じ方向に動いています。同社は2024年にSRS、2025年にGMSを取得し、1,250を超える流通拠点を持ちます。両社とも「店舗を増やす」より「プロ向けの流通を買う」形に移っています。
- ★★1,759店で196百万平方フィート会社は10-Kに、2026年1月30日時点で米国に1,759店の住宅改修の店舗とアウトレットを持ち、売場面積は約196百万平方フィート(約1,821万平方メートル)だと記載しています。★1店あたりの平均は約111,000平方フィート(当サイトの計算)で、ホーム・デポの約104,000平方フィート(屋内)と近い水準です。★加えて、米国とカナダに540を超える流通拠点を持ちます(FBMとADGの取得によるもの)。★★会社は自らを「フォーチュン100の会社であり、世界で2番目に大きい住宅改修の小売業者」と10-Kに記載しています。1番目は当ページのホーム・デポです。★同社は1921年にノースカロライナ州ノースウィルクスボロで金物店1店として創業し、1952年に法人化、1961年から上場しています。
- ★従業員27万6千人のうち10万9千人が非常勤会社は10-Kに、2026年1月30日時点で常勤約167,000人と非常勤約109,000人を雇用し、主に米国とインドにいると記載しています。★合計は約276,000人です(当サイトの計算)。★★春の需要期には、非常勤と常勤の両方を臨時に増やすと会社は記載しています。★★当ページのホーム・デポは約472,400人で、常勤・非常勤の区分ではなく月給制53,400人と時給制という分け方で開示しています。同じ業態でも、人数の示し方が会社ごとに違います。
部門ごとの売上と利益
2026年1月期(2025年2月1日〜2026年1月30日。会社の呼び方は fiscal 2025)10-Kのセグメント注記より
| 部門 | 売上高 | 部門の利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| 小売(Retail Home Improvement) | 134,557億円 | 16,361億円 | 12.2% |
| その他(内装建材の流通) | 3,534億円 | ▲112億円 | ▲3.2% |
| 連結 | 138,090億円 | 16,249億円 | 11.8% |
★★★2026年1月期から報告セグメントが2つになりました。
地域別の売上
地域別の売上高2026年1月期(2025年2月1日〜2026年1月30日。会社の呼び方は fiscal 2025)
- 米国
- カナダ
2026年1月期(2025年2月1日〜2026年1月30日。
商品区分別の売上高(小売事業)2026年1月期(2025年2月1日〜2026年1月30日。会社の呼び方は fiscal 2025)
- ホームデコア
- 建材(ビルディング・プロダクツ)
- ハードライン
- その他
★★これは小売事業(840億78百万ドル)の内訳です。
最新の決算
2026年5〜7月期2026-08-19 公表
| 項目 | 2026年5〜7月期 | 2025年5〜7月期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 41,539億円 | 38,344億円 | +8.3% |
| 営業利益 | 5,680億円 | 5,552億円 | +2.3% |
| 純利益 | 3,839億円 | 3,838億円 | +0.0% |
| 売上高営業利益率 | 13.7% | 14.5% | — |
会社が公表した決算資料の数値です。
会社が公表している今期の見通し
2027年1月期の見通し(会社の呼び方は fiscal 2026)2026-08-19 公表
| 項目 | 会社の見通し | 前期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 147,235億円 | +6.6% |
| 1株当たり利益(GAAP・希薄化後) | 約11.75ドル | △0.8%(前期11.85ドルとの比較・当サイトの計算) |
| 売上高営業利益率 | 11.2% | — |
- ★★会社はGAAPの数値で、売上高・営業利益率・1株当たり利益をすべて金額または比率で示しています。当ページの小売5社の中でも、ここまで示す会社は多くありません。
- ★会社は2026年8月19日にこの見通しを引き下げました。売上高は920億〜940億ドルから920億ドルへ、営業利益率は11.2%〜11.4%から11.2%へ、1株当たり利益は11.75〜12.25ドルから約11.75ドルへ。既存店売上高も「横ばいから2%増」から「横ばい」へ変えています。
- ★そのほかに、支払利息(純額) 約16億ドル、実効税率 約24.5%、設備投資 25億ドルまでとしています。
- ★★会社は「2027年1月期の見通しには、第2四半期に認識した関税の還付を含み、下半期に生じうる追加の還付は含まない」と記載しています。
- ★調整後(非GAAP)の1株当たり利益は約12.25ドル、調整後の営業利益率は11.6%としています。当サイトはGAAPの数値を載せる方針のため、表には入れていません。
- ★売上高の前期比+6.6%は、2026年1月期の862億86百万ドルとの比較で当サイトが計算した値です。
これは会社が公表した数値であり、当サイトの予測ではありません。
日本企業との違い
セブン&アイ・ホールディングス3382
ロウズは売上の99.9%が米国で、住宅改修の大型店のみ。日本と北米の二本立てで小型店を数多く置くセブン&アイとは、地理も店の性格も重ならない
国内コンビニエンスストア(8.7%)・海外コンビニエンスストア(82.0%)・スーパーストア(6.6%)・金融関連の4事業で、2026年2月期の営業収益は10兆4,303億円。★★★この2社は地理がほぼ正反対です。 セブン&アイ・ホールディングスは北米が7兆9,610億円(76.3%)で、日本と北米の二本立て。ロウズは米国が99.9%で、それ以外はカナダの61百万ドルだけです。★★扱うものも違います。 セブン&アイ・ホールディングスの海外コンビニはガソリンが5兆7,304億円(営業収益の55.0%)を占め、次いで加工食品・非食品。ロウズは住宅の改修・修繕に使う商品と工事サービスです。★★店舗の性格も逆で、セブン&アイ・ホールディングスは小さな店を数多く置く形、ロウズは1店 約111,000平方フィート(約10,300平方メートル)の大型店を1,759店という形です。★規模はロウズのほうが大きいです。売上高862億86百万ドルは、ページ下部のレートで円に直すと約13兆8,090億円になります。
売上高をロウズと並べる- セブン&アイ・ホールディングス10.4兆円2026年2月期
- ロウズ13.8兆円直近の通期
- セブン&アイ・ホールディングス5.2兆円
- ロウズ18.7兆円
ファーストリテイリング9983
衣料品と住宅改修の商品で扱うものが違う。売上の動きも逆で、ファーストリテイリングは5期で伸びた一方、ロウズは5期で10.4%減っている
海外ユニクロ(56.2%)・国内ユニクロ(30.2%)・ジーユー(9.7%)・グローバルブランドの4事業で、2025年8月期の売上収益は3兆4,005億円。★★重なりは薄い組み合わせです。 ファーストリテイリングは衣料品、ロウズは住宅の改修・修繕の商品です。★★★売上の動きも逆向きで、ファーストリテイリングは5期で売上収益を伸ばしてきましたが、ロウズは5期で10.4%減っています(962億50百万→862億86百万ドル)。★★利益率もファーストリテイリングのほうが高いです(売上高営業利益率16.6%対11.8%)。★★地理も正反対で、ファーストリテイリングは日本1兆3,662億円(40.2%)・中国5,130億円を含むアジアが中心、ロウズは米国99.9%で日本での事業はありません。★規模はロウズのほうが大きいです(約13兆8,090億円対3兆4,005億円)。
売上高をロウズと並べる- ファーストリテイリング3.4兆円2025年8月期
- ロウズ13.8兆円直近の通期
- ファーストリテイリング22.7兆円
- ロウズ18.7兆円
3社とも決算期と会計基準の組み合わせが異なるため、売上高の範囲は完全には一致しません。ロウズは1月末(52週または53週)の米国会計基準、セブン&アイ・ホールディングスは2月末、ファーストリテイリングは8月末のIFRSです。★★ロウズの期の呼び方は当サイトと会社で1年ずれます。当サイトは期末の暦年で呼ぶため2026年1月30日に終わる期は「2026年1月期」ですが、会社は「fiscal 2025」と呼びます。米ドルはページ下部に記載のレートで円換算しています。
よくある質問
ロウズと正面から重なる日本の会社はどこですか?
当ページの日本側2社とは、いずれも正面から重なりません。★セブン&アイ・ホールディングスとは「米国が主戦場」という点だけが接しますが、同社は北米76.3%で日本にも大きな事業があり、ロウズは米国99.9%です。扱うものも、ガソリンと加工食品が中心のコンビニと、住宅改修の大型店で違います。★ファーストリテイリングとは重なりがさらに薄いです。衣料品と住宅改修の商品で、地理も逆です。★★★日本でロウズに近い業態は、カインズ・DCMホールディングス・コーナンといったホームセンターです。当サイトはSECに提出書類を出している米国企業と、EDINETに提出する日本企業を対象にしており、これらの会社は当サイトの小売の業界ページには入っていません。
売上高が5期で減っているのはなぜですか?
当サイトが10-Kで確認できた理由は2つだけです。★売上高は962億50百万ドル(2022年1月期)→970億59百万→863億77百万→836億74百万→862億86百万ドル(2026年1月期)で、5期で10.4%減りました。★★とくに2024年1月期の11.0%減が大きく、会社は同期にカナダの小売事業を売却しています。★2026年1月期に3.1%増へ転じたのは、同期に取得したFBMとADGが22億8百万ドルを加えたためです。この2社を除いた小売事業だけでは840億78百万ドルで、前期の836億74百万ドルからの伸びは0.5%にとどまります。★★2023年1月期の落ち込みについては、当サイトは10-Kの該当箇所を確認していないため、金額だけを載せています。★★利益も減っています。営業利益は120億93百万→101億59百万→115億57百万→104億66百万→101億53百万ドル、純利益は84億42百万→64億37百万→77億26百万→69億57百万→66億54百万ドルです。★一方で1株当たり配当は3.00ドルから4.75ドルへ、5期とも前期を上回っています。
2026年1月期から報告セグメントが2つになったのはどういうことですか?
2025年に会社が2社を取得したためです。★前期までは小売事業だけの単一区分でした。★FBM(ファウンデーション・ビルディング・マテリアルズ)は内装建材の流通会社、ADG(アーティザン・デザイン・グループ)は内装仕上げの設計・流通・施工を全米で手がける会社です。★FBMは「天井壁システム」と「商業用ドアと金物」の2つ、ADGは「内装仕上げ」の1つ、合わせて3つの営業セグメントになりますが、会社は10-Kに「いずれも報告セグメントの基準を満たさないため、その結果を『その他』として示す」と記載しています。★★2026年1月期の「その他」は売上22億8百万ドル(連結の2.6%)・営業損益70百万ドルの赤字でした。★この取得により、同社は米国とカナダに540を超える流通拠点を持つようになりました。★★部門別の表は当期だけの比較になります。前期の同じ区分が存在しないためです。
ホーム・デポとどう違いますか?
規模はホーム・デポが約1.9倍、米国への集中はロウズが上です。★売上高はホーム・デポ1,646億83百万ドル、ロウズ862億86百万ドルです。★売上高営業利益率はホーム・デポ12.7%、ロウズ11.8%です。★店舗数はホーム・デポ2,359店(米国・カナダ・メキシコ)、ロウズ1,759店(すべて米国)です。★★★米国以外の比率はホーム・デポ7.6%、ロウズ0.1%で、ロウズはほぼ完全に米国の会社です。★従業員はホーム・デポ約472,400人、ロウズ約276,000人です。★★★ただし、この2社は同じ方向に動いています。ホーム・デポは2024年にSRS、2025年にGMSを取得して1,250を超える流通拠点を持ち、ロウズは2025年にFBMとADGを取得して540を超える流通拠点を持ちました。どちらも「店舗を増やす」より「プロ向けの流通を買う」形に移っています。★開示の形は分かれ、ホーム・デポは単一の報告セグメントのまま、ロウズは報告セグメントを2つに分けました。★会社は自らを「フォーチュン100の会社であり、世界で2番目に大きい住宅改修の小売業者」と10-Kに記載しています。1番目は当ページのホーム・デポです。
店舗と従業員はどれくらいですか?
2026年1月30日時点で米国に1,759店、売場面積は約196百万平方フィート(約1,821万平方メートル)です。★1店あたりの平均は約111,000平方フィート(約10,300平方メートル・当サイトの計算)で、ホーム・デポの約104,000平方フィート(屋内)と近い水準です。★別に、米国とカナダに540を超える流通拠点を持ちます(FBMとADGの取得によるもの)。★★従業員は常勤 約167,000人と非常勤 約109,000人、合計 約276,000人です。会社は「主に米国とインドで雇用している」と10-Kに記載しています。★春の需要期には、非常勤と常勤の両方を臨時に増やすとも記載しています。★★当ページのホーム・デポは約472,400人で、常勤・非常勤ではなく月給制53,400人と時給制という分け方で開示しています。同じ業態でも、人数の示し方が会社ごとに違います。★同社は1921年にノースカロライナ州ノースウィルクスボロで金物店1店として創業し、1952年に法人化、1961年から上場しています。
日本での売上はどれくらいですか?
日本での事業はありません。★地域別では米国862億25百万ドル(99.9%)・カナダ61百万ドル(0.1%)で、これ以外の地域の記載はありません。★★そのカナダの61百万ドルも、2025年に取得したFBMのカナダ拠点によるものです。会社は2024年1月期にカナダの小売事業を売却しており、前の2期はカナダの売上が0でした。★★★当サイトが載せている米国企業の中で、これほど米国に集中している会社は多くありません。ホーム・デポは米国92.4%、ウォルマートは81.5%です。★ただし従業員には日本以外のアジアが含まれます。会社は「常勤約167,000人と非常勤約109,000人を、主に米国とインドで雇用している」と記載しています。
今期の見通しはどこまで公表されていますか?
GAAPの数値で、売上高・営業利益率・1株当たり利益がすべて金額または比率で示されています。★2026年8月19日の決算発表で、会社は2027年1月期(会社の呼び方は fiscal 2026)について「売上高 約920億ドル」「営業利益率 約11.2%」「1株当たり利益 約11.75ドル」としています。★そのほかに、既存店売上高は横ばい、支払利息(純額) 約16億ドル、実効税率 約24.5%、設備投資 25億ドルまでとしています。★★会社はこの日、見通しを引き下げました。売上高は920億〜940億ドルから920億ドルへ、営業利益率は11.2%〜11.4%から11.2%へ、1株当たり利益は11.75〜12.25ドルから約11.75ドルへ、既存店売上高は「横ばいから2%増」から「横ばい」へ変えています。★★会社は「2027年1月期の見通しには、第2四半期に認識した関税の還付を含み、下半期に生じうる追加の還付は含まない」と記載しています。★調整後(非GAAP)の1株当たり利益は約12.25ドル、調整後の営業利益率は11.6%としていますが、当サイトはGAAPの数値を載せる方針のため表には入れていません。★見通しは10-Kにも四半期報告書にも記載がなく、SECに提出された決算発表資料(Form 8-K 添付資料99.1)にあります。
中期経営計画はありますか?
会社は売上高・利益率・ROEなどの中長期の数値目標を、SECの提出書類では公表していません。★通期の見通しは1年ぶんだけで、複数年にわたる数値目標の一覧はありません。★セブン&アイ・ホールディングス・ファーストリテイリングが中期経営計画で示すようなものを、ロウズはSECの提出書類に出していません。
数値はいつ時点のものですか?
決算数値は各社の直近の年次報告書(米国は10-K、日本は有価証券報告書)によります。決算期は会社ごとに異なり、ロウズは1月末(2026年1月期は2026年1月30日まで・52週)、セブン&アイ・ホールディングスは2月末、ファーストリテイリングは8月末です。★会社は当サイトの「2026年1月期」を「fiscal 2025」と呼びます。直近の四半期の実績は、会社が2026年8月27日にSECへ提出した四半期報告書(Form 10-Q)によります。株価と時価総額はページ下部の更新日時点の値です。
注記(5件)
- 売上高と利益の推移
- マイナス48億16百万→マイナス142億54百万→マイナス150億50百万→マイナス142億31百万→マイナス99億17百万ドル(2026年1月期)。当サイトはこの場合、ROE(自己資本利益率)と自己資本比率を図に描きません。割り算の分母がマイナスになり、数字が意味を持たなくなるためです。★★会社自身も貸借対照表のこの欄を「Shareholders' deficit(株主資本の欠損)」と表記しています。★2026年1月30日時点の内訳は、資本金2億81百万ドル・払込資本3億70百万ドル・その他の包括利益2億71百万ドルに対し、累積欠損金がマイナス108億39百万ドルで、合計がマイナス99億17百万ドルになります。★総資産は541億44百万ドルです。★★当ページのホーム・デポも2022年1月期はマイナスでしたが、その後4期はプラスです。
- ★★★売上高が5期で10.4%減っています。962億50百万ドル(2022年1月期)→970億59百万→863億77百万→836億74百万→862億86百万ドル(2026年1月期)。★★とくに2024年1月期の11.0%減が大きいです。会社は同期にカナダの小売事業を売却しており、その影響が含まれます。★2026年1月期に3.1%増へ転じたのは、同期に取得したファウンデーション・ビルディング・マテリアルズ(FBM)とアーティザン・デザイン・グループ(ADG)が22億8百万ドルを加えたことによります。この2社を除いた小売事業だけでは840億78百万ドルで、前期の836億74百万ドルからの伸びは0.5%にとどまります。★★利益も減っています。営業利益は120億93百万→101億59百万→115億57百万→104億66百万→101億53百万ドル、純利益は84億42百万→64億37百万→77億26百万→69億57百万→66億54百万ドル。★★2023年1月期の落ち込みについて、当サイトは10-Kの該当箇所で確認していないため、金額だけを載せています。★★当サイトは期末の暦年で期を呼びます。2026年1月30日に終わる期は当サイトでは「2026年1月期」ですが、会社はこれを「fiscal 2025」と呼びます。★2023年2月3日に終わる期(当サイトの2023年1月期)は53週で、他の4期より1週間長いことに注意が要ります。★1株当たり配当は3.00ドルから4.75ドルへ、5期とも前期を上回っています。★ROEと自己資本比率は会社が公表していないため当サイトが計算しています(ROEの分母は期首と期末の自己資本の平均、自己資本比率は期末の自己資本÷期末の総資産)。
- 部門ごとの売上と利益
- 前期までは小売事業だけの単一区分でした。★会社は2025年に、内装建材の流通会社FBM(ファウンデーション・ビルディング・マテリアルズ)と、内装仕上げの設計・流通・施工を手がけるADG(アーティザン・デザイン・グループ)を取得しました。FBMは「天井壁システム」と「商業用ドアと金物」の2つ、ADGは「内装仕上げ」の1つ、合わせて3つの営業セグメントになりますが、会社は「いずれも会計基準が定める報告セグメントの基準を満たさないため、その結果を『その他』として示す」と10-Kに記載しています。★★部門の利益は営業利益です。会社は「最高経営意思決定者は、各営業セグメントの利益の指標として営業利益を、また小売事業については主要な費用の内訳もあわせて定期的に確認し、業績の評価・今後の事業計画の作成・資本配分の判断に用いる」「全社費用は各営業セグメントに配分されている」と記載しています。★2部門の合計は連結と一致します(売上高862億86百万ドル・営業利益101億53百万ドル)。★★小売事業の費用の内訳が開示されています。売上原価556億15百万ドル(売上比66.15%)・人件費111億47百万ドル(13.26%)・施設費19億32百万ドル(2.30%)・広告費9億73百万ドル(1.16%)・その他23億80百万ドル(2.82%)・減価償却費18億8百万ドル(2.15%)。
- 「部門の利益」が何を指すかは会社によって違います。掲載している会社の基準の一覧を用語集に置いています。
- 地域別の売上
- 会社の呼び方は fiscal 2025)の地域別の売上高です。会社が10-Kのセグメント注記で開示した区分をそのまま用いており、当サイトで分類し直したものではありません。★★★売上の99.9%が米国(862億25百万ドル)です。カナダは61百万ドル・0.1%にとどまります。★★前の2期はカナダの売上が0でした。会社は2024年1月期にカナダの小売事業を売却しており、2026年1月期の61百万ドルは、同期に取得したFBMのカナダ拠点によるものです。★★★当サイトが掲載している米国企業の中で、これほど米国に集中している会社は多くありません。ホーム・デポは米国92.4%、ウォルマートは81.5%です。★★日本での事業はありません。★ただし従業員には日本以外のアジアが含まれます。会社は「常勤約167,000人と非常勤約109,000人を、主に米国とインドで雇用している」と10-Kに記載しています。★2区分の合計は連結の売上高と一致します。
- 連結の売上高862億86百万ドルには、別に「その他」の報告区分22億8百万ドルが含まれます。★ホームデコア315億27百万ドル(小売事業の36.5%)には、家電・内装・床材・キッチンと浴室・塗料が入ります。★建材265億33百万ドル(30.7%)には、建築資材・電材・木材・造作材・粗配管。★ハードライン241億85百万ドル(28.0%)には、金物・園芸・季節と屋外・工具が入ります。★★3区分の比重は3期でほとんど変わっていません(ホームデコア37.5%→37.5%→36.5%、建材31.1%→31.4%→30.7%、ハードライン28.9%→29.0%→28.0%)。★会社は「前期の商品区分別売上高は、当期の表示に合わせて組み替えた」と注記しています。★4区分の合計は小売事業の売上高と一致します。
- 最新の決算
- 当サイトが原文を翻訳・加工したものではありません。増減は前年の同じ期間との比較です。★3か月(2026年5月2日〜7月31日)の数値です。同社の四半期は暦の四半期と1〜2か月ずれます。★★売上高は8.3%増えましたが、純利益はほぼ横ばい(23億98百万→23億99百万ドル)。売上高営業利益率は14.5%から13.7%へ下がっています。★★会社は決算発表資料で、この四半期にFBMとADGの取得に伴う税引前費用96百万ドルを計上したと公表しています。★既存店売上高は0.2%増で、会社は「プロ向けと住宅サービス、オンライン売上の15.7%増によるもので、DIYの環境の厳しさが一部を打ち消した」と記載しています。★1株当たり利益は4.27ドルで、前年同期と同じでした。★会社は「1株当たり利益と調整後1株当たり利益のいずれにも、IEEPA(国際緊急経済権限法)に基づく関税の還付による0.11ドルの押し上げが含まれる」と記載しています。
- 会社が公表している今期の見通し
- ★見通しは10-Kにも四半期報告書にも記載がなく、SECに提出された決算発表資料(Form 8-K 添付資料99.1)にあります。★会社は「fiscal 2026」と呼びますが、これは2027年1月29日に終わる期です。会社は、実際の業績がこの数値と大きく異なることがありうる旨を資料に記載しています。
出典
部門別・地域別の売上高、四半期決算、今期の見通しは、同社が公表した次の資料から当サイトが書き写しました(2026年1月期 Form 10-K(会社の呼び方は fiscal 2025)(2026-03-23 公表)/2027年1月期 第2四半期 Form 10-Q(2026-08-27 公表)/2027年1月期 第2四半期の決算発表(Form 8-K 添付資料99.1)(2026-08-19 公表))。5期の推移(売上高・利益・総資産・キャッシュ・フロー等)と発行済株式数は、米国SECに提出されたXBRLデータによります。金額は1米ドル=160.04円、株価と時価総額は1米ドル=160.12円で円に直しています(レートの出典はYahoo Finance)。
投資判断は自己責任で行ってください。
当サイトは特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
数値は更新時点のものです。最新の情報は各社の開示資料をご確認ください。
更新日