メタプラネット
基本情報
メタプラネット3350東京証券取引所
株式会社メタプラネット
ビットコインを準備資産として持つ会社(東京証券取引所スタンダード市場)。報告セグメントはビットコイン関連事業とホテル事業の2つで、2025年12月期の売上高89億5百万円の95.1%がビットコイン関連事業。
売上高は89億円で、ストラテジー(753億円)の約0.1倍。従業員は約35人。
- 時価総額3,970億円
- 売上高89億円
- 営業利益63億円
- 純利益▲950億円
- 株価291円
- 配当利回り0.00%
株価
月末の終値です。2021年10月から2026年09月まで。株式分割は反映済みで、配当は含みません。出典はYahoo Finance。
この業界の米国企業の株は、日本の証券会社の米国株取引を通じて買えます。口座・手数料・為替・取引時間・税は米国株を買うにはにまとめました。
売上高と利益の推移
財務ハイライト(過去5期)
親会社株主に帰属する当期純利益(純損失)
総資産・純資産(2021年12月期はマイナス)
キャッシュ・フロー
1株当たり当期純利益(純損失)
★★2021年12月期末の純資産は△3億73百万円(マイナス)で、自己資本比率は△2.9%でした。
| 決算期 | 売上高 | 前期比 | 営業利益 | 営業利益率 | 経常利益 | 純利益 | 純利益率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025年12月期2025-12-31期末 | 89億円 | +738.5% | 63億円 | 70.6% | ▲961億円 | ▲950億円 | ▲1,067.3% |
| 2024年12月期2024-12-31期末 | 11億円 | +306.9% | 4億円 | 33.0% | 60億円 | 44億円 | 418.0% |
| 2023年12月期2023-12-31期末 | 3億円 | -28.7% | ▲5億円 | ▲179.3% | ▲4億円 | ▲7億円 | ▲261.7% |
| 2022年12月期2022-12-31期末 | 4億円 | -29.3% | ▲9億円 | ▲234.4% | ▲8億円 | 10億円 | 266.9% |
| 2021年12月期2021-12-31期末 | 5億円 | — | ▲14億円 | ▲275.1% | ▲12億円 | ▲7億円 | ▲142.3% |
直近5期の通年決算です。
事業の概要
ビットコイン関連事業
保有するビットコインを使ったオプション取引でプレミアム収入を得る「ビットコイン・インカム事業」と、ビットコインの取得・保有。当社と連結子会社5社(米国フロリダ州の3社・英領ヴァージン諸島の1社・ビットコインジャパン株式会社)が担う
利益構成比97.7%72億円・利益率84.9%
- ★★売上高84億68百万円・セグメント利益71億91百万円(利益率84.9%)
- ★売上の中身は、ビットコインデリバティブに係る受取オプション料79億76百万円・ビットコインデリバティブ実現損益4億77百万円・その他ビットコイン関連売上14百万円(連結損益計算書の科目)
- ★★保有するビットコインの評価損益(2025年12月期は評価損1,021億88百万円)は、この部門の利益にも営業利益にも入らない(営業外損益)
- ★前期(部門の名前はビットコイントレジャリー事業)は売上高6億91百万円・セグメント利益6億22百万円
- ビットコインのオプション取引
- ビットコインの取得と保有
ホテル事業
東京都品川区の「ホテルロイヤルオーク五反田」を、子会社のウェン東京株式会社が保有・運営する
利益構成比2.3%2億円・利益率38.8%
- ★売上高4億36百万円(前期比17.9%増)・セグメント利益1億69百万円(利益率38.8%)
- ★前期はセグメント損失91百万円で、会社は子会社清算に伴う費用の一部を営業費用に計上したためと記載
- ★従業員11人。ホテルの帳簿価額は9億88百万円(うち土地8億66百万円)
- ホテルロイヤルオーク五反田
注目ポイント
- ★★★売上の95.1%がビットコイン関連事業。中心はオプション料2025年12月期の売上高89億5百万円のうち、ビットコイン関連事業が84億68百万円(95.1%)、ホテル事業が4億36百万円(4.9%)です(構成比は当サイトの計算)。★★連結損益計算書の売上高の内訳は、ビットコインデリバティブに係る受取オプション料79億76百万円・ビットコインデリバティブ実現損益4億77百万円・その他ビットコイン関連売上14百万円・ホテル売上4億36百万円です。★会社は、保有するビットコインに関連したオプションの売り(現金担保付きプットオプションとコールオプションの売却を含む)でプレミアム収入を得る事業を「ビットコイン・インカム事業」と呼び、運用規模を原則として保有ビットコインの時価(ビットコインNAV)の概ね5%程度に限る内部方針を有価証券報告書に記載しています。★売上高は前期の10億62百万円から89億5百万円へ8.4倍になりました(当サイトの計算)。
- ★★★営業利益は62億87百万円の黒字、当期純損失は950億46百万円営業外費用にビットコイン評価損1,021億88百万円を計上したため、営業利益62億87百万円(売上高営業利益率70.6%・当サイトの計算)に対して、経常損失961億41百万円・親会社株主に帰属する当期純損失950億46百万円になりました。★日本の会計基準で、活発な市場がある暗号資産は期末の市場価格等に基づく時価で評価し、評価差額を当期の損益として処理します(会社は実務対応報告第38号に従うと記載)。★★2026年1〜6月もビットコイン評価損1,842億97百万円を計上し、中間純損失は1,827億74百万円でした(半期報告書)。★2024年12月期は逆に、ビットコイン評価益54億57百万円があり経常利益59億93百万円でした。
- ★★★保有数は1年で1,761BTCから35,102BTCへ。2026年6月30日は43,000BTC2025年12月期にビットコインの取得に5,416億7百万円を支出し(投資活動によるキャッシュ・フロー)、資金は株式の発行による収入5,134億30百万円、社債の発行による収入963億79百万円、短期借入れによる収入418億6百万円などで賄いました。★保有数量は2024年12月31日の1,761BTCから2025年12月31日の35,102BTCへ19.9倍になり(当サイトの計算)、2026年6月30日は43,000BTCです(半期報告書)。★2025年12月31日の連結貸借対照表のビットコインは4,814億85百万円で、総資産5,052億86百万円の95.3%です(当サイトの計算)。★会社は「2025—2027ビットコイン計画」で、2027年末までに21万BTCの保有を目指すとしています。
- ★★売上の58.8%が北米。米国に子会社、Nasdaq上場企業の子会社化を計画業務の提供地域で分けた売上高は、北米52億37百万円(売上高の58.8%)・日本36億67百万円です(構成比は当サイトの計算)。★米国フロリダ州に持株会社 Metaplanet Holdings Inc. と、その下の Metaplanet Treasury Corporation・Metaplanet Income Corp. があり(2025年12月31日現在)、2026年4月9日には Metaplanet Asset Management Inc. も設立しました(半期報告書)。★★2026年8月18日、Metaplanet Holdings, Inc. がNasdaq上場のスーパーリーグ・エンタープライズ(SLE)に2,100BTCと現金を出資し、約95.7%を持つ子会社にして社名を Superplanet, Inc. に変える契約を結びました(同社がSECに提出した8-K)。完了には同社の株主の承認などが必要です。★ADR(米国預託証券。ティッカーMPJPY)の登録届出書(Form F-6)は、SECの記録で2025年12月19日に効力が生じています。
部門ごとの売上と利益
2025年12月期有価証券報告書のセグメント情報より
| 部門 | 売上高 | 部門の利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| ビットコイン関連事業 | 85億円 | 72億円 | 84.9% |
| ホテル事業 | 4億円 | 2億円 | 38.8% |
| 調整額 | — | ▲11億円 | — |
| 連結 | 89億円 | 63億円 | 70.6% |
★★部門の利益はセグメント利益(営業利益ベース)で、会社は連結損益計算書の営業利益と調整しています。
地域別の売上
メタプラネットの海外売上比率は58.8%です。2025年12月期の業務の提供地域で分けた売上高のうち、日本以外の地域の合計が占める割合で、当サイトが下の区分から計算しました。
地域別の売上高(業務の提供地域による)2025年12月期
- 北米
- 日本
2025年12月期の業務の提供地域で分けた売上高です。
最新の決算
2026年1〜6月期(2026年12月期 中間期)2026-08-13 公表
| 項目 | 2026年1〜6月期(2026年12月期 中間期) | 2025年1〜6月期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 49億円 | 21億円 | +133.6% |
| 営業利益 | 33億円 | 14億円 | +136.4% |
| 経常利益 | ▲1,829億円 | 106億円 | 赤字転落 |
| 純利益 | ▲1,828億円 | 61億円 | 赤字転落 |
| 売上高営業利益率 | 67.4% | 66.6% | — |
会社が公表した決算資料の数値です。
会社が公表している今期の見通し
2026年12月期(会社予想)2026-01-26 公表
| 項目 | 会社の見通し | 前期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 160億円 | +79.7% |
| 営業利益 | 114億円 | +81.3% |
| 売上高営業利益率 | 71.3% | — |
- ★★経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益の予想は公表されていません。会社はビットコイン価格の予測が難しいためと説明しています
- 会社は、売上高160億円のうち156億円をビットコイン・インカム事業の売上とし、販売費及び一般管理費を約46億円としています(2026年1月26日のお知らせ・英文版)
- 2026年5月13日の第1四半期決算説明資料(英文)と2026年8月13日の第2四半期決算説明資料でも、同じ数値が通期予想として示されています
- 第2四半期決算説明資料は、2026年1〜6月の実績(売上高49億44百万円・営業利益33億31百万円)の通期予想に対する進捗率を30.9%・29.2%と記載しています
これは会社が公表した数値であり、当サイトの予測ではありません。
ビットコイン保有数量の目標
2025—2027ビットコイン計画2025年6月策定。有価証券報告書(2026年3月26日提出)の「目標とする経営指標」に記載
会社が掲げる「戦略」は「株主の皆様を代表して、慎重かつ迅速に、可能な限り多くのビットコインを蓄積する」です。
会社が挙げる中長期的な経営戦略2025年6月策定。有価証券報告書(2026年3月26日提出)の「目標とする経営指標」に記載
| 経営戦略 | テーマ | 主な重点活動 |
|---|---|---|
| 1ビットコイン保有数量の着実な拡大①完全希薄化後の1株当たり保有数量の成長(BTCイールド)を重視する | 会社の記載 |
|
| 2ビットコイン・インカム事業の拡大②オプション取引のプレミアム収入で、優先株式の配当の原資をつくる | 会社の記載 |
|
| 3資本政策と調達手段の多様化③永久型優先株式・借入・社債を、市場環境に応じて使い分ける | 会社の記載 |
|
★★売上高や利益の金額を年度ごとに示した中期経営計画は公表されていません。
経営目標(財務)
| 指標 | 実績 | 会社が掲げた目標 |
|---|---|---|
| ビットコイン保有数量(2025年) | 35,102BTC(2025年12月31日) | 3万BTC |
| ビットコイン保有数量(2026年まで) | 43,000BTC(2026年6月30日) | 10万BTC |
| ビットコイン保有数量(2027年末まで) | 43,000BTC(2026年6月30日) | 21万BTC(理論上の総供給上限2,100万BTCの1%) |
| BTCイールド(完全希薄化後の1株当たり保有数量の増加率) | 568%(2025年通年) | 最大化(数値の目標は示されていない) |
| 売上高・利益の年度ごとの中期計画 | — | 公表されていない |
これは会社が公表した計画であり、当サイトの予測でも評価でもありません。
アメリカの対応企業
ストラテジーMSTR
★★★どちらもビットコインを主な準備資産として持ち、株式・優先株式・社債や借入などで集めた資金で買い増している会社で、総資産の95%台がビットコインです(2025年12月31日。ストラテジー95.5%・メタプラネット95.3%・当サイトの計算)。★★メタプラネットの有価証券報告書は、2024年4月の「ビットコイン・スタンダード」体制の採用を「米国ナスダック上場のストラテジー社に続き、世界で2番目の事例」と記載しています(ストラテジーの10-Kにメタプラネットの社名は0件)。★2025年12月31日の保有は、ストラテジー672,500 BTC、メタプラネット35,102 BTCです。保有の数の比は約19.2倍です(当サイトの計算)。★★売上の中身が違います。ストラテジーの売上高4億77百万ドルはすべて企業向けのデータ分析ソフトの事業で、メタプラネットの売上高89億5百万円は、95.1%がビットコイン関連事業(中心は保有するビットコインを使ったオプション取引の受取オプション料79億76百万円)です。売上高はストラテジーがメタプラネットの8.50倍です(当サイトの計算)。★★★ビットコインの評価損益の置き場所も違います。ストラテジー(米国会計基準)は公正価値の変動を営業費用に入れるため、2025年12月期は未実現損失が営業損益に入り、営業損失でした。メタプラネット(日本基準)はビットコイン評価損1,021億88百万円を営業外費用に入れ、営業利益62億87百万円・経常損失961億41百万円でした。そのため2社の営業利益は並べて比べられません。★売上の地域は、ストラテジーは米国が57.0%、メタプラネットは北米が58.8%です(当サイトの計算)。★決算期はどちらも12月末です
売上高をメタプラネットと並べる- ストラテジー758億円FY2025
- メタプラネット89億円直近の通期
- ストラテジー9.7兆円
- メタプラネット3,970億円
よくある質問
メタプラネットのアメリカ版はどこですか?
当サイトでは、ストラテジー(旧マイクロストラテジー・Nasdaq上場)と同じ業界ページに並べています。どちらもビットコインを主な準備資産として持ち、株式や優先株式などで集めた資金でビットコインを買い増している会社です。★★メタプラネットの有価証券報告書(2025年12月期)は、2024年4月に「ビットコイン・スタンダード」体制を採用したことを「米国ナスダック上場のストラテジー社に続き、世界で2番目の事例」と記載しています(同報告書でストラテジーの名前が出るのはこの1回)。★2026年8月13日の第2四半期決算説明資料は、BitcoinTreasuries.net の集計(2026年8月12日時点)で上場企業のビットコイン保有状況を並べ、ストラテジーを1番目、メタプラネットを3番目としています。同じ資料は、メタプラネットのB種優先株式(MERCURY)の資産カバレッジ4.1倍を、ストラテジーの優先株式(STRF 12.9倍・STRC 3.7倍・STRD 3.0倍)と並べています(会社は、算定の時点が違うため単純な比較には制約があると注記)。★★事業の中身は違います。メタプラネットの売上はビットコインのオプション取引の収益とホテルの売上で、ストラテジーの売上はすべて企業向けのデータ分析ソフトの事業です(10-K・2025年12月期)。★★ビットコインの評価損益を入れる場所も違い、メタプラネットは営業外費用、ストラテジーは営業費用です(ストラテジーは米国会計基準で、公正価値の変動を営業費用に入れています)。★ストラテジーがSECに提出した書類を全文検索すると、「Metaplanet」の語は出てきません(2026年10月3日時点)。
営業利益は黒字なのに、大きな当期純損失になっているのはなぜですか?
ビットコインの評価損が営業外費用に入るためです。2025年12月期は営業利益62億87百万円の黒字でしたが、営業外費用にビットコイン評価損1,021億88百万円を計上し、経常損失961億41百万円・親会社株主に帰属する当期純損失950億46百万円になりました。会社は有価証券報告書で、この評価損は四半期末ごとの価格の変動を反映した会計上の評価調整で、現金収支や事業活動に直接の影響はないと説明しています。★★2026年1〜6月も同じ形で、営業利益33億31百万円に対し、ビットコイン評価損1,842億97百万円を計上して中間純損失1,827億74百万円でした(半期報告書)。★逆に2024年12月期は、営業外収益にビットコイン評価益54億57百万円があり、営業利益3億50百万円に対して経常利益は59億93百万円でした。★会社は、米国の子会社などの海外子会社がビットコインを米ドルで評価し、連結では期中平均レートで円に直していること、円安の環境で米ドル建ての資産・負債の換算差額が為替換算調整勘定(その他の包括利益)に計上され、評価損と一定程度相殺される関係にあることを説明しています。2025年12月期の為替換算調整勘定は193億3百万円で、会社は両者を勘案した実質的な評価損を約820億円としています。
ビットコインは会計上どう扱われていますか?
期末の市場価格で評価し、差額を当期の損益にしています。会社は実務対応報告第38号「資金決済法における暗号資産の会計処理等に関する当面の取扱い」に従っており、活発な市場が存在する暗号資産は、決算期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は当期の損益として処理し、売却原価は移動平均法)で評価しています。★ビットコインは連結貸借対照表の「投資その他の資産」に計上され、2025年12月31日は4,814億85百万円(35,102BTC)でした。★評価損益は営業外損益(ビットコイン評価益・ビットコイン評価損)に入り、営業利益には入りません。★★売上高に入るのはオプション取引の収益です。会社は、オプション料をプレミアムの受領時または契約条件に基づく時点で「ビットコインデリバティブに係る受取オプション料」として、トレーディング目的のデリバティブ取引の決済損益を「ビットコインデリバティブ実現損益」として収益に計上し、デリバティブ取引から生じる正味の債権債務は時価法で評価しています。2025年12月期は受取オプション料79億76百万円・実現損益4億77百万円で、2026年1〜6月はビットコインデリバティブ評価損益1億43百万円も売上高に入っています(半期報告書)。★税務では、保有するビットコインの一部が期末の時価評価課税の対象外となる「特定譲渡制限付暗号資産」で、2025年12月31日は10,000BTC、2026年6月30日は5,014BTCでした。
ビットコインの保有数はどれくらいですか?
2026年6月30日時点で43,000BTCです(半期報告書)。★会社の開示による推移は、2024年12月31日1,761BTC、2025年3月31日4,046BTC、6月30日13,350BTC、9月30日30,823BTC、12月31日35,102BTC(以上は有価証券報告書)、2026年3月31日40,177BTC(2026年4月2日のビットコインの追加購入に関するお知らせ・英文)、6月30日43,000BTCです。★2026年1〜6月は997億82百万円でビットコインを取得し、売却はしていないと会社は記載しています。★★会社はスーパーリーグ・エンタープライズ(Nasdaq上場)に2,100BTCを出資する契約を2026年8月18日に結んでいます。取引が完了すると同社はメタプラネットの連結子会社になり、同社のビットコインもメタプラネットの財務諸表に連結される、と両社の発表文は説明しています(スーパーリーグがSECに提出した8-K)。★会社が重要な経営指標とする「BTCイールド」(完全希薄化後の1株当たり保有数量の増加率)は、2025年通年で568%、2026年1〜6月で9.6%です。
株式の数が大きく増えているのはなぜですか?
新株の発行と新株予約権の行使で資金を集め、ビットコインを買っているためです。★普通株式の発行済株式数は、2024年12月31日の36,268,334株から、2025年4月1日の株式分割(1株→10株)を経て、2025年12月31日に1,142,274,340株、2026年6月30日に1,281,283,624株になりました(有価証券報告書・半期報告書)。★2025年の普通株式の増加1,106,006,006株のうち413,915,706株は株式分割によるもので、残りは行使価額修正条項付の新株予約権の行使や、9月16日の海外募集(385,000,000株・払込み2,053億55百万円)などによる発行です。12月29日にはB種種類株式(MERCURY・23,610,000株・発行総額212億円)も発行しました。★2026年は2月13日(24,529,000株・1株499円)と3月31日(107,368,000株・1株380円)に第三者割当で新株を発行しています。★★そのため、2025年12月期の1株当たり当期純損失(△131円34銭)の計算に使う期中平均株式数は723,688,074株で、期末の株式数を大きく下回ります。★2024年8月1日には10株を1株にする株式併合も行っており、有価証券報告書の5期の1株当たりの数値は、いずれも2025年の株式分割を2021年12月期の期首に行ったと仮定して計算されています。★会社は、mNAV(企業価値を保有ビットコインの時価純資産で割った倍率)が1倍を下回る水準では、原則として普通株式の発行による資金調達を行わない方針を掲げています。
アメリカとはどんな接点がありますか?
売上の58.8%が北米で、米国に持株会社と子会社があります。★2025年12月期の地域別の売上高は北米52億37百万円・日本36億67百万円で、会社は業務の提供地域を基礎に分類したと注記しています。★★米国フロリダ州に持株会社 Metaplanet Holdings Inc.(資本金又は出資金24億94百万米ドル)と、その下の Metaplanet Treasury Corporation(同23億66百万米ドル)・Metaplanet Income Corp.(同82百万米ドル)があり、いずれもビットコイン関連事業の特定子会社です(2025年12月31日現在)。2026年4月9日には米国子会社 Metaplanet Asset Management Inc. も設立しています(半期報告書)。★★ADR(米国預託証券)もあります。Deutsche Bank Trust Company Americas を預託銀行とするADRの登録届出書(Form F-6)が2025年12月12日にSECへ提出され、1ADSは普通株式1株です。SECの提出者情報では、ティッカーはMPJPYで店頭市場(OTC)です。★2025年9月の海外募集について、有価証券報告書は「米国においては1933年米国証券法に基づくルール144Aに従った適格機関投資家に対する販売に限る」と記載しています。★★Nasdaq上場のスーパーリーグ・エンタープライズ(SLE)を子会社にする計画もあります。2026年8月18日に、Metaplanet Holdings, Inc. が2,100BTC(約1億32百万ドル(約210億円))と現金250万ドルを出資して普通株式44,859,400株(1株3.00ドル)などを受け取る契約を結びました。取引が完了すると持株比率は約95.7%になり、社名は Superplanet, Inc. に変わります。完了の予定は2026年第4四半期で、同社の株主の承認などが条件です。同社は2026年10月16日の年次株主総会に株式の発行の議案を出しています(同社がSECに提出した8-Kと委任状説明書)。
ホテル事業もあるのはなぜですか?
ビットコインの事業を始める前からの事業です。会社は1999年に音楽CDなどの会社(ダイキサウンド株式会社)として設立され、2013年にホテル事業を始め、2014年に商号をレッド・プラネット・ジャパン、2023年2月にメタプラネットへ変えました(有価証券報告書の沿革)。★★いまのホテル事業は、子会社のウェン東京株式会社が保有・運営する「ホテルロイヤルオーク五反田」(東京都品川区)です。2025年12月期は売上高4億36百万円・セグメント利益1億69百万円で、連結の売上高の4.9%です(当サイトの計算)。★★2021年12月期の連結財務諸表には、監査法人が意見を表明していません(意見不表明)。継続企業の前提について十分な監査証拠を入手できなかったためで、2021〜2023年12月期の有価証券報告書には継続企業の前提に関する重要な不確実性の記載がありました。2024年12月期の有価証券報告書で、会社はその事象または状況は解消したと判断したと記載しています。
直近の中間期はどうでしたか?
2026年1月1日〜6月30日の6か月です(半期報告書)。売上高49億44百万円・営業利益33億31百万円で、どちらも前年同期の2倍を超えました。経常損失は1,828億74百万円、親会社株主に帰属する中間純損失は1,827億74百万円(前年同期は中間純利益60億59百万円)です。★★損失の主な理由はビットコイン評価損1,842億97百万円で、会社はこの期間にビットコインを売却していないと記載しています。★ビットコイン関連事業の売上高は47億42百万円で、うちビットコインデリバティブに係る受取オプション料が45億83百万円です。会社は、同事業の4〜6月の売上高が17億59百万円で、1〜3月の29億83百万円を下回ったと記載しています。★支払利息は18億5百万円(前年同期3百万円)でした。2026年6月30日の短期借入金は674億86百万円で、会社はビットコインを担保とする5億米ドルのクレジット・ファシリティのうち4億14百万米ドルを借り入れていると記載しています。
今期の見通しはどこまで公表されていますか?
売上高と営業利益だけが金額で公表されています。★2026年12月期の予想は売上高160億円(前期比79.7%増)・営業利益114億円(同81.3%増)で、会社が2026年1月26日に公表しました。★★経常利益と当期純利益の予想は出していません。会社はビットコイン価格の予測が難しいためと説明しています。★会社は、売上高160億円のうち156億円をビットコイン・インカム事業の売上とし、販売費及び一般管理費を約46億円としています。★2026年5月13日の第1四半期決算説明資料(英文)と2026年8月13日の第2四半期決算説明資料でも同じ数値が示されており、第2四半期の資料は上期の進捗率を売上高30.9%・営業利益29.2%と記載しています。
会社はどんな目標を掲げていますか?
ビットコインの保有数量の目標です。会社は2025年6月に「2025—2027ビットコイン計画」を策定し、2025年に3万BTC、2026年までに10万BTC、2027年末までに21万BTCの保有を目指すと有価証券報告書に記載しています。21万BTCは、ビットコインの理論上の総供給上限2,100万BTCの1%にあたると会社は説明しています。★★会社は「当該目標の達成を保証するものではありません」とも記載しています。★実績は2025年12月31日に35,102BTC、2026年6月30日に43,000BTCです。★会社は「BTCイールド」(完全希薄化後の1株当たりビットコイン保有数量の増加率)を重要な経営指標としています。★売上高や利益の金額の中期計画は公表されていません。★当サイトは、目標に届くかどうかの見通しを書きません。
配当はありますか?
普通株式は2025年12月期まで無配です。会社は2025年12月期の配当を無配とし、内部留保資金は新規事業の原資に充てると記載しています(有価証券報告書の配当政策)。★★B種種類株式(MERCURY)には配当があります。1,000円に年率4.9%を掛けた額で、3月31日・6月30日・9月30日・12月31日を基準日に1株12円25銭です(2025年12月31日を基準日とする回だけ40銭)。会社は配当の原資をその他資本剰余金とし、ビットコイン価格の変動に左右されずに配当できるようにするためと説明しています。2026年6月6日の取締役会で、2026年6月30日・9月30日・12月31日を基準日とする各12円25銭の配当を決めています(半期報告書)。★B種種類株式は非上場で、株主総会での議決権はありません。
メタプラネットの決算はいつ発表されますか?
メタプラネットの決算期末は12月31日で、決算は四半期ごとに発表されます。直近の決算の発表日のうち、当サイトが決算短信などで確かめたものは次のとおりです。
- 2026年8月13日:2026年12月期 第2四半期(中間期)
- 2026年5月13日:2026年12月期 第1四半期
- 2026年2月16日:2025年12月期(通期)
次の決算の発表予定日は、東京証券取引所が「決算発表予定日」で公表しています(会社から連絡のあった予定をまとめたもので、変わることがあります)。
数値はいつ時点のものですか?
5期の推移・部門別・地域別・従業員数は2025年12月期で、根拠は2026年3月26日に金融庁EDINETへ提出された有価証券報告書です。同報告書には2026年6月12日と10月2日に訂正報告書が出ていますが、訂正はコーポレート・ガバナンスと関連当事者の記載で、数値は変わっていません。★5期の営業利益は、各年度の有価証券報告書の連結損益計算書によります。★直近の中間期は2026年8月13日提出の半期報告書、今期の見通しは2026年1月26日のお知らせ(英文版)と2026年8月13日の第2四半期決算説明資料によります。★スーパーリーグの件は同社がSECに提出した8-K(2026年8月18日)と委任状説明書(2026年9月25日)、ADRはSECに提出された登録届出書(Form F-6・2025年12月12日)によります。★同社の決算期は12月末で、ストラテジーも12月末です。★株価と時価総額はページ下部の更新日時点の値です。
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注記(6件)
- 売上高と利益の推移
- 分母が負の期を含むため、ROEと自己資本比率の折れ線は描いていません。★純資産は2022年12月期末に6億17百万円となり、2025年12月期末は4,585億92百万円・自己資本比率90.7%です。★有価証券報告書に記載されたROEは2022年12月期159.5%・2024年12月期49.1%で、ほかの3期は当期純損失のため記載がありません。
- 利益は各年度の有価証券報告書の連結損益計算書によります。★★日本基準のため、有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」には営業利益の欄が無く、経常利益までしか載っていません。図の営業利益は、各年度の有価証券報告書の連結損益計算書から採りました(2021〜2024年12月期は千円単位の表示を、2025年12月期の報告書の表示に合わせて百万円未満を切り捨てました)。★★ビットコインの評価損益は営業外損益に入るため、経常利益と当期純利益が営業利益と大きく離れます。2024年12月期はビットコイン評価益54億57百万円があり経常利益は59億93百万円、2025年12月期はビットコイン評価損1,021億88百万円があり経常損失は961億41百万円でした。★★事業の中身が途中で変わっています。2023年12月期まではホテル事業が中心で、会社は2024年4月にビットコインを準備資産とする体制を採り、2024年12月期の第4四半期からオプション取引の収益を売上高に計上しています。★2022年12月期は営業損失8億58百万円・経常損失8億36百万円でしたが、特別利益にリース解約益28億67百万円があり、当期純利益は9億77百万円でした。★★2021年12月期の連結財務諸表には、監査法人が意見を表明していません(意見不表明)。★★1株当たり当期純利益は5期とも、2025年4月1日の株式分割(1株→10株)を2021年12月期の期首に行ったと仮定した会社の数値です。新株の発行が続いたため、2025年12月期の期中平均株式数723,688,074株は、期末の発行済株式数1,142,274,340株を大きく下回ります。
- 部門ごとの売上と利益
- 調整額△10億73百万円は、各部門に配分していない全社費用(主に一般管理費)です。会社の表は百万円未満を切り捨てた表示のため、2部門を足した売上高(89億4百万円)とセグメント利益(73億60百万円)は、会社が示す計(89億5百万円・73億61百万円)と1百万円ずれます。★セグメント間の内部売上高は無く、各部門の売上高はそのまま外部顧客への売上高です。★★ビットコインの評価損益は営業外損益で、部門の利益にも営業利益にも入っていません。★利益率は当サイトの計算(部門の売上高が分母)。★2025年12月期から部門の名前を「ビットコイントレジャリー事業」から「ビットコイン関連事業」に変え(会社はセグメント情報への影響は無いと記載)、Web3関連事業から撤退して「その他」の区分をなくしました。前期のホテル事業は売上高3億70百万円・セグメント損失91百万円でした。
- 「部門の利益」が何を指すかは会社によって違います。掲載している会社の基準の一覧を用語集に置いています。
- 地域別の売上
- 会社が有価証券報告書のセグメント情報(関連情報)で開示した区分をそのまま用いており、当サイトで分類し直したものではありません。★★会社は「売上高は業務の提供地域を基礎とし、国又は地域ごとに分類しております」と注記しています。北米は52億37百万円(売上高の58.8%)、日本は36億67百万円です(構成比は当サイトの計算)。★北米の中の国別の金額は開示されていません。★前期(2024年12月期)は、日本の外部顧客への売上高が連結の90%を超えるとして、地域ごとの売上高の記載が省略されていました。★2区分を足すと89億4百万円で、会社が示す合計89億5百万円と1百万円ずれます(百万円未満の切り捨て)。★★関係会社の状況では、売上高が連結の10%を超える子会社として、Metaplanet Income Corp.(米国フロリダ州・売上高17億77百万円)と Metaplanet Capital Limited(英領ヴァージン諸島・同34億60百万円)が挙げられています。★有形固定資産は、日本に所在する金額が90%を超えるとして地域別の記載が省略されています。
- 最新の決算
- 当サイトが原文を翻訳・加工したものではありません。増減は前年の同じ期間との比較です。★6か月(2026年1月1日〜6月30日)の数値で、出典は半期報告書です。純利益は親会社株主に帰属する中間純損益。★★営業利益は33億31百万円の黒字でしたが、営業外費用にビットコイン評価損1,842億97百万円を計上し、経常損失は1,828億74百万円になりました。ほかに支払利息18億5百万円(前年同期3百万円)・株式交付費償却6億79百万円があります。★部門別では、ビットコイン関連事業が売上高47億42百万円(うちビットコインデリバティブに係る受取オプション料45億83百万円・ビットコインデリバティブ評価損益1億43百万円)・セグメント利益42億79百万円、ホテル事業が売上高2億1百万円・セグメント利益71百万円です。★会社は、ビットコイン関連事業の4〜6月の売上高が17億59百万円で、1〜3月の29億83百万円を下回ったと記載しています。★期間中にビットコインを997億82百万円で取得し、保有数量は35,102BTCから43,000BTCへ7,898BTC増えました。★1株当たり中間純損失は150円04銭(前年同期は1株当たり中間純利益12円54銭)。
- 会社が公表している今期の見通し
- ★売上高営業利益率71.3%は当サイトの計算(114億円÷160億円)。★2025年12月期の実績は売上高89億5百万円・営業利益62億87百万円です。会社は、実際の業績がこの数値と大きく異なることがありうる旨を資料に記載しています。
- ビットコイン保有数量の目標
- 数値の目標として示されているのは、ビットコインの保有数量です。★★資金の配分は「キャピタル・アロケーション・ポリシー」(2025年10月公表)に沿うとしており、mNAV(企業価値を保有ビットコインの時価純資産で割った倍率)が1倍を下回る水準では原則として普通株式の発行による資金調達を行わず、そうした局面では自己株式の取得を行うとしています(有価証券報告書)。★会社は、2026年1〜6月のmNAVは1.0倍を挟んで推移して大部分の期間で1.0倍を下回り、4〜6月は第三者割当による普通株式の発行を行わず、社債・ビットコインを担保とする借入・新株予約権の行使による払込金などでビットコインを取得したと記載しています(半期報告書)。
- 目標の言い回しは資料の表現をそのまま用いています。計画は見直されることがあります。★会社は「当該目標の達成を保証するものではありません」と記載し、ビットコインの取得と保有は市場環境・財務状況・資金調達環境等を総合的に勘案して行う方針としています。★会社は半期報告書で、2026年1〜6月はビットコイン保有量の増加の速さが当初の想定に届かず、ビットコイン・インカム事業の規模拡大の制約になったと記載しています。★当サイトは、目標に届くかどうかの見通しを書きません。
出典
部門別・地域別の売上高、四半期決算、今期の見通し、ビットコイン保有数量の目標は、次の資料から当サイトが書き写しました(有価証券報告書(2025年12月期・第27期)(2026-03-26 公表)/半期報告書(2026年12月期 中間期・第28期中)(2026-08-13 公表)/2026年12月期 第2四半期決算説明資料(2026-08-13 公表)/Q1 2026 Earnings Presentation(2026年12月期 第1四半期決算説明資料・英文)(2026-05-13 公表)/2025年12月期通期業績予想の修正及びビットコイン評価損の計上及び2026年12月期通期業績予想の公表に関するお知らせ(英文版)(2026-01-26 公表)/Notice of Additional Purchase of Bitcoin(ビットコインの追加購入に関するお知らせ・英文)(2026-04-02 公表)/有価証券報告書(2024年12月期・第26期)(2025-03-24 公表)/有価証券報告書(2023年12月期・第25期)(2024-03-27 公表)/有価証券報告書(2022年12月期・第24期)(2023-03-27 公表)/有価証券報告書(2021年12月期・第23期)(2022-03-29 公表)/Super League Enterprise, Inc. Form 8-K(SECに提出)(2026-08-18 公表)/Super League Enterprise, Inc. 委任状説明書(DEF 14A・SECに提出)(2026-09-25 公表)/Form F-6(米国預託証券の登録届出書・預託銀行 Deutsche Bank Trust Company Americas)(2025-12-12 公表))。5期の推移(売上高・総資産・キャッシュ・フロー等)と従業員数は金融庁EDINETに提出された有価証券報告書によります。発行済株式数は、その後に株式数が変わっているため、自己株式の取得状況に関するお知らせ(2026年10月1日) 2026年9月30日現在の自己株式の保有状況から当サイトが書き写しました。5期の利益は各年度の有価証券報告書の連結損益計算書によります。米国企業の金額は1米ドル=158.73円(業界ページと同じ固定レート)、株価と時価総額は1米ドル=157.83円で円に直しています。
投資判断は自己責任で行ってください。
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数値は更新時点のものです。最新の情報は各社の開示資料をご確認ください。
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