パロアルトネットワークス

基本情報

パロアルトネットワークスPANWNasdaq

Palo Alto Networks Inc

3社で最も大きい。2026年7月期の売上高114億80百万ドル(24.5%増)・営業利益6億95百万ドル(6.1%)。

売上高は1.8兆円で、トレンドマイクロ(2,760億円)の約6.4倍。従業員は約21,921人。

  • 時価総額42.7兆円
  • 売上高1.8兆円
  • 営業利益1,071億円
  • 純利益473億円
  • 株価338.49USD
  • PER846.2倍
  • PBR10.07倍
  • ROE1.7%
正式社名
Palo Alto Networks Inc
会計基準
米国会計基準(US GAAP)
SECへの登録業種
Computer Peripheral Equipment, NECSIC 3577
発行済株式数
818,000,000 株
1株あたり利益(EPS)
0.40 米ドルFY2026・希薄化後
従業員数
約21,921 人10-Kの人的資本の節に「グローバルな従業員数21,921人」と記載。★2026年2月11日に取得したサイバーアークの従業員を含む。会社はAIの習熟度を高める投資を続けると説明している

売上高と利益の推移

売上高と営業利益の推移(億円)(利益率)▲4,000▲4.0%00.0%4,0004.0%8,0008.0%12,00012.0%16,00016.0%20,00020.0%8,479▲291FY202210,623597FY202312,3711,054FY202414,2111,916FY202517,6921,071FY2026▲3.4%5.6%8.5%13.5%6.1%売上高営業利益営業利益率

財務ハイライト(過去5期)

純利益・ROE

純利益・ROE(億円)▲1,500▲80.0%00.0%1,50080.0%3,000160.0%4,500240.0%FY22FY23FY24FY25FY26純利益ROE

総資産・自己資本・自己資本比率

総資産・自己資本・自己資本比率(兆円)0.00.0%2.015.0%4.030.0%6.045.0%8.060.0%FY22FY23FY24FY25FY26総資産自己資本自己資本比率

キャッシュ・フロー

キャッシュ・フロー(億円)▲6,000▲3,00003,0006,0009,000FY22FY23FY24FY25FY26営業投資財務

1株あたり利益(EPS・希薄化後)

1株あたり利益(EPS・希薄化後)(米ドル)01234FY22FY23FY24FY25FY26EPS
決算期売上高前期比営業利益営業利益率純利益純利益率
FY20262026-07-31期末17,692億円+24.5%1,071億円6.1%473億円2.7%
FY20252025-07-31期末14,211億円+14.9%1,916億円13.5%1,748億円12.3%
FY20242024-07-31期末12,371億円+16.5%1,054億円8.5%3,973億円32.1%
FY20232023-07-31期末10,623億円+25.3%597億円5.6%678億円6.4%
FY20222022-07-31期末8,479億円▲291億円▲3.4%▲411億円▲4.9%

直近5期の通年決算です。

事業の概要

210億61百万ドルサイバーアークの取得対価2026年2月11日完了。現金23億8百万ドル+自己株式1億12百万株(184億88百万ドル)+代替株式報酬2億65百万ドル。★のれん148億ドル・無形資産62億79百万ドルを計上した
91億ドルNGS ARR(2026年7月期末)前年同期比63%増。会社が決算発表資料の冒頭に置く指標で、監査済みの財務諸表の項目ではない。★会社は2030年7月期に200億ドルという目標を掲げている
212億ドル残存履行義務(RPO)2026年7月31日時点。前年同期比34%増。そのうち93億ドルが12か月以内に売上になる見込みと10-Kに記載されている。★契約済みでまだ売上になっていない金額で、売上高114億80百万ドルの1.8倍(当サイトの計算)
80.1%サブスクリプションとサポートの比率2026年7月期。92億ドル÷114億80百万ドル(当サイトの計算)。★内訳はサブスクリプション62億39百万ドル・サポート29億61百万ドル。製品(機器)は22億80百万ドルで19.9%

注目ポイント

  • ★★★2026年7月期に会社の形が変わった。買収2件で総資産が倍増同期に完了した買収は2件です。★★サイバーアーク(CyberArk Software Ltd.・アイデンティティ・セキュリティ)を2026年2月11日に取得しました。総対価210億61百万ドルで、内訳は現金23億8百万ドル・自己株式1億12百万株(184億88百万ドル)・代替株式報酬2億65百万ドルです(サイバーアークの株主は1株につき現金45.00ドルと同社株2.2005株を受け取りました)。のれんが148億ドル、識別された無形資産が62億79百万ドル計上されています。★クロノスフィア(Chronosphere・可観測性)を2026年1月29日に取得しました。総対価29億51百万ドル、のれん23億64百万ドル・無形資産5億65百万ドルです。★★その結果、総資産は235億76百万ドルから484億60百万ドルへ、自己資本は78億24百万ドルから274億92百万ドルへ増えました。1株当たり利益の分母(希薄化後の加重平均株式数)も7億9百万株から7億64百万株へ増えています。
  • ★★★売上は24.5%増えたのに、営業利益は44%減った2026年7月期は売上高114億80百万ドル(24.5%増)に対し、営業利益6億95百万ドル(44.1%減)・純利益3億7百万ドル(72.9%減)でした。★★費用の伸びが売上を上回っています。研究開発費が19億84百万ドル→25億52百万ドル(28.6%増)、販売・マーケティング費が31億→39億31百万ドル(26.8%増)、一般管理費が4億43百万ドル→8億99百万ドル(2.0倍)です。★★営業外損益も反転しました。前期の3億53百万ドルの収益から1億59百万ドルの費用へ変わり、税引前利益は15億96百万ドルから5億36百万ドルへ減りました。★★★第4四半期(2026年5〜7月)は純損失2億82百万ドルです。営業利益は1億72百万ドルの黒字でしたが、営業外費用が4億41百万ドルあり、税引前で2億69百万ドルの損失になりました。★会社は米国会計基準の利益ではなく、非GAAPの利益と NGS ARR を前面に置いています(第4四半期の非GAAPの営業利益は10億ドル)。当サイトの表と図は米国会計基準の数値です。
  • ★★★会社が第一に掲げる指標は売上ではなく NGS ARRNGS ARR(Next-Generation Security ARR・次世代セキュリティの年間経常収益)が、同社が決算発表資料の冒頭に置く指標です。★2026年7月期末で91億ドル(前年同期比63%増)、第4四半期だけで約10億ドル積み増したと会社は説明しています。★★会社は「2030年7月期に200億ドル」という目標を掲げています(CEOの発言として決算発表資料に記載)。★残存履行義務(RPO)は212億ドル(34%増)で、そのうち93億ドルが12か月以内に売上になる見込みと10-Kに記載されています。★★これらは会計上の売上高や利益とは別の指標です。NGS ARRの定義は会社が決めたもので、監査済みの財務諸表の項目ではありません。当サイトは会社が公表した数値をそのまま紹介するにとどめます(憲法B-7)。
  • ★★売上の62%が米国。日本は区分の名前にしか出てこない2026年7月期の地域別は米国71億8百万ドル(61.9%)・EMEA 24億28百万ドル(21.1%)・アジア・パシフィックおよび日本13億73百万ドル(12.0%)・その他の米州5億71百万ドル(5.0%)です(構成比は当サイトの計算)。★★★日本という語が10-Kに出てくるのは、区分名「アジア・パシフィックおよび日本」の2か所だけです(当サイトが全文を数えました)。日本単独の売上は開示されていません。従業員は21,921人(2026年7月31日現在)。会社は「AIがサイバーセキュリティの状況を変えつつある中で、従業員のAIの習熟度を高める投資を続けている」と10-Kに記載しています。★★同じ業界ページのトレンドマイクロは日本が売上の31.8%で最大の区分です。日本の読者から見ると、同じ「サイバーセキュリティ」でも会社の向いている方向が逆になります。

売上高の内訳

地域別の売上高(販売地域の区分)2026年7月期(2025年8月1日〜2026年7月31日)

  • 米国 61.9%61.9%10,954億円米国
  • 欧州・中東・アフリカ(EMEA) 21.1%21.1%3,742億円欧州・中東・アフリカ(EMEA)
  • アジア・パシフィックおよび日本(APAC) 12.0%12.0%2,116億円アジア・パシフィックおよび日本(APAC)
  • その他の米州 5.0%5.0%880億円その他の米州

2026年7月期(2025年8月1日〜2026年7月31日)の地域別の売上高です。

売上高の内訳(収益の種類別)2026年7月期(2025年8月1日〜2026年7月31日)

  • サブスクリプションとサポート 80.1%80.1%14,179億円サブスクリプションとサポート
  • 製品 19.9%19.9%3,514億円製品

★★★同社の報告セグメントは1つだけなので、部門ごとの売上と利益の表は置けません。

最新の決算

2026年5〜7月期(2026年7月期 第4四半期)2026-09-01 公表

項目2026年5〜7月期(2026年7月期 第4四半期)2025年5〜7月期増減
売上高5,255億円3,908億円+34.5%
営業利益265億円766億円-65.4%
純利益▲435億円391億円赤字転落
売上高営業利益率5.0%19.6%

会社が公表した決算資料の数値です。

会社が公表している中長期の目標

2030年7月期に NGS ARR 200億ドル2026年9月1日の決算発表資料(Form 8-K 添付資料99.1)に記載

会社が掲げる「会社が10-Kに掲げる使命」は「私たちのデジタルな生き方を守る」です。

会社が示している目標と、今期の見通し2026年9月1日の決算発表資料(Form 8-K 添付資料99.1)に記載

項目テーマ主な重点活動
12030年7月期の NGS ARR200億ドル(2026年7月期末は91億ドル)会社が示した数値
  • CEOの発言として「200億ドルのFY30 NGS ARR目標に向けて進んでいる」と記載されている
  • ★2026年7月期末の NGS ARR は91億ドル(前年同期比63%増)。第4四半期だけで約10億ドルを積み増した
  • NGS ARR は会社が定義した指標で、監査済みの財務諸表の項目ではない
22028年7月期の調整後フリーキャッシュ・フロー率40%(2027年7月期の見通しは38.0%)会社が示した数値
  • CFOの発言として「FY28に40%の調整後フリーキャッシュ・フロー率を達成する確信を強めている」と記載されている
  • ★2027年7月期の見通しは38.0%
32027年7月期の見通し売上高141億〜142億ドル(23〜24%増)会社が示した数値
  • 売上高 141億〜142億ドル(2026年7月期の114億80百万ドルに対して23〜24%増)
  • ★NGS ARR 110億75百万〜111億75百万ドル(22〜23%増)、残存履行義務 252億〜254億ドル(19〜20%増)
  • 利益は非GAAPでしか示されていない(非GAAPの営業利益率29.5%・非GAAPの希薄化後1株当たり利益4.16〜4.19ドル)

★★会社が金額で示す通期の見通しは売上高だけです。

経営目標(財務)

指標2026年7月期(実績)会社が掲げた目標
売上高114億80百万ドル2027年7月期は141億〜142億ドル(23〜24%増)
NGS ARR91億ドル2027年7月期は110億75百万〜111億75百万ドル/2030年7月期に200億ドル
調整後フリーキャッシュ・フロー率会社は通期の実績値を決算発表資料に記載していない2027年7月期は38.0%/2028年7月期に40%
米国会計基準(GAAP)での利益の見通し営業利益6億95百万ドル公表されていない

これは会社が公表した計画であり、当サイトの予測でも評価でもありません。

日本企業との違い

トレンドマイクロ4704

★★★法人向けの統合セキュリティ基盤を売るという点で重なる。トレンドマイクロは Trend Vision One、パロアルトネットワークスはNetwork & AI Security・Cortex・Idira の3つのプラットフォームを掲げる。★★★規模が6.4倍違う。パロアルトネットワークスの売上高はページ下部のレートで約1兆7,692億円、トレンドマイクロは2,759億84百万円(当サイトの計算)。★★★利益率は逆で、トレンドマイクロが3.4倍高い。売上高営業利益率は20.9%対6.1%(いずれも当サイトの計算)。ただしパロアルトネットワークスの6.1%は買収2件が入った期の数字で、前期は13.5%だった。★★機器を売るかどうかが違う。パロアルトネットワークスは製品(機器)が売上の19.9%あり、トレンドマイクロは収益の種類別を開示していない。★★★日本での見え方が正反対。トレンドマイクロは日本が売上の31.8%で最大の報告セグメント、パロアルトネットワークスは10-Kの全文で「Japan」が区分名の2か所しか出てこない(当サイトが数えた)。★★個人向けの事業はパロアルトネットワークスに無い(トレンドマイクロは2026年の中間期で291億51百万円)。★★掲げる指標も違う。トレンドマイクロは2028年12月期の営業利益率25%〜27%、パロアルトネットワークスは2030年7月期のNGS ARR 200億ドル。★パロアルトネットワークスの10-Kはトレンドマイクロを競合として名指ししていない(出現0件)

報告セグメントが地域別の4区分(日本31.8%・アジア・パシフィック25.9%・欧州22.3%・アメリカズ20.0%)で、連結売上高は2,759億84百万円。★★★日本の読者から見ると、この2社は向いている方向が逆です。 トレンドマイクロは日本が売上の31.8%を占める最大の区分で、セグメント利益率23.5%も4区分で最も高い。パロアルトネットワークスは米国が61.9%で、10-Kの全文で「Japan」という語が出てくるのは区分名「アジア・パシフィックおよび日本」の2か所だけです(当サイトが全文を数えました)。★★利益の形も違います。 トレンドマイクロは2025年12月期の売上高営業利益率が20.9%、パロアルトネットワークスは2026年7月期が6.1%です。ただしパロアルトネットワークスは同期に2つの買収を完了しており、一般管理費が2.0倍になった影響が入っています(前期は13.5%)。★★指標の置き方も違います。 トレンドマイクロは「2028年12月期に営業利益率25%〜27%」という会計上の目標を掲げ、パロアルトネットワークスは「2030年7月期にNGS ARR 200億ドル」という会社独自の指標の目標を掲げています。★個人向けの事業はパロアルトネットワークスにはありません(トレンドマイクロは2026年の中間期で291億51百万円)。

売上高をパロアルトネットワークスと並べる
  • トレンドマイクロ2,760億円2025年12月期
  • パロアルトネットワークス1.8兆円直近の通期
時価総額をパロアルトネットワークスと並べる
  • トレンドマイクロ8,191億円
  • パロアルトネットワークス42.7兆円

2社とも決算期が異なるため、売上高の範囲は完全には一致しません。パロアルトネットワークスは7月末の米国会計基準、トレンドマイクロは12月末の日本基準です。★パロアルトネットワークスの数値は2026年7月期(2025年8月1日〜2026年7月31日)で、トレンドマイクロの2025年12月期(2025年1月1日〜12月31日)とは7か月ずれます。★★パロアルトネットワークスの2026年7月期は、2月に完了したサイバーアークの買収が約6か月分だけ入った期です。米ドルはページ下部に記載のレートで円換算しています。

よくある質問

パロアルトネットワークスの日本版はどこですか?

トレンドマイクロです。ただし形はかなり違います。★★規模はパロアルトネットワークスの2026年7月期の売上高114億80百万ドル、トレンドマイクロの2025年12月期は2,759億84百万円です。★★★日本での売上の見え方が正反対です。トレンドマイクロは日本を独立した報告セグメントとして開示し、売上の31.8%・セグメント利益率23.5%で4区分のうち最大です。パロアルトネットワークスは日本単独の売上を開示しておらず、区分は「アジア・パシフィックおよび日本」でまとめて13億73百万ドル(売上の12.0%)です。★個人向けの事業はパロアルトネットワークスにはありません。トレンドマイクロは個人向け(TrendLife)を持ち、2026年の中間期で291億51百万円ありました。★★利益の出方も違います(下の質問をご覧ください)。

なぜ部門ごとの売上と利益の表がないのですか?

会社の報告セグメントが1つだけだからです。10-Kに「当社には1つの営業セグメントかつ報告セグメントがある。最高経営意思決定者(CODM)は会長兼最高経営責任者であり、連結ベースで示された財務情報と売上の情報を、資源配分と業績評価のために検討している。CODMは部門の利益または損失の指標として連結の純利益を用いた」と記載されています。★そのため当ページは、収益の種類別(サブスクリプションとサポート/製品)と地域別を載せています。★★同じ理由でセールスフォース・サービスナウ・アドビのページにも部門の表がありません。同じ業界ページのトレンドマイクロは報告セグメントが4つ(地域別)あり、セグメント利益まで開示されています。

売上が24.5%増えたのに、営業利益が44%減ったのはなぜですか?

費用が売上より速く増えたためです。★★2026年7月期の営業利益は6億95百万ドル(前期12億43百万ドル)、純利益は3億7百万ドル(同11億34百万ドル)でした。★費用の内訳は研究開発費25億52百万ドル(28.6%増)・販売マーケティング費39億31百万ドル(26.8%増)・一般管理費8億99百万ドル(2.0倍)です。★★同期に2つの買収を完了しています。サイバーアーク(2026年2月11日・総対価210億61百万ドル)とクロノスフィア(2026年1月29日・同29億51百万ドル)で、無形資産は合わせて68億44百万ドル計上されました。★★営業外損益も反転しました。前期の3億53百万ドルの収益から1億59百万ドルの費用へ変わっています。★当サイトは、この減益が一時的かどうかを書きません。会社が公表した数値と、その理由として会社が挙げた項目だけを記します。

第4四半期が純損失なのはなぜですか?

営業外損益が4億41百万ドルの費用だったためです。2026年5〜7月期は、売上高34億10百万ドル(34.5%増)・営業利益1億72百万ドル(65.4%減)で、営業利益の段階では黒字です。そこから営業外損益4億41百万ドルの費用(前年同期は95百万ドルの収益)を引くと税引前で2億69百万ドルの損失になり、法人税費用13百万ドルが乗って純損失2億82百万ドル(1株0.35ドルの損失)になりました。★会社は非GAAPの調整項目として、条件付対価の公正価値の変動や転換社債に関する項目を挙げています。★★この四半期の数値は10-Qではなく決算発表資料(2026年9月1日)から書き写しています。米国企業の第4四半期は四半期報告書として単独では提出されないためです。★希薄化後の加重平均株式数は7億9百万株から8億17百万株へ増えています(サイバーアークの対価として1億12百万株を交付したため)。

NGS ARR とは何ですか?

会社が第一に掲げている指標で、Next-Generation Security ARR(次世代セキュリティの年間経常収益)の略です。2026年7月期末で91億ドル(前年同期比63%増)、第4四半期だけで約10億ドル積み増したと会社は説明しています。★★会社は「2030年7月期に200億ドル」という目標を掲げています(決算発表資料のCEOの発言)。★★★ただしこれは会社が定義した指標で、監査済みの財務諸表の項目ではありません。当サイトの表と図は米国会計基準の売上高・営業利益・純利益です。★残存履行義務(RPO)212億ドルは10-Kに記載された数値で、そのうち93億ドルが12か月以内に売上になる見込みと会社は示しています。★当サイトは会社が公表した数値をそのまま紹介するにとどめます。

日本での売上はどれくらいですか?

開示されていません。★★★10-Kの全文で「Japan」という語が出てくるのは2か所だけで、どちらも区分名「Asia Pacific and Japan(アジア・パシフィックおよび日本)」の中です(当サイトが全文を数えました)。★この区分の売上は13億73百万ドルで、連結の12.0%です(前期は10億99百万ドル)。日本単独の内訳はありません。★会社は売上を3つの地域(米州・EMEA・APAC)で見ており、米州の内側だけ米国とその他に分けています。米国は71億8百万ドルで61.9%です。★★同じ業界ページのトレンドマイクロは、日本を独立した報告セグメントとして開示し、売上の31.8%を占めます。開示の形がまったく違うため、日本市場での強さを両社で比べることはできません。

2022年7月期の1株当たり利益が空欄なのはなぜですか?

分割後の基準の数値が公表されていないためです。会社は2024年12月12日に1株を2株とする株式分割を行いました。10-Kには「すべての株式数と1株当たりの金額を遡って調整した」と記載されていますが、遡って示されるのは3期分までです。★★2022年7月期の1株当たり利益△0.90ドルは、2024年9月提出の10-K(この分割の前)の値で、純利益から逆算した株数は2億97百万株。分割後の7億株台と2倍以上違います。★★★分割前の値をそのまま並べると、図の中で基準が混ざります。当サイトは会社が公表していない数値を作らないため、この期の1株当たり利益は空欄にしました。★なお同社は2022年9月14日にも1株を3株とする分割を行っており、△0.90ドルはそちらは反映済みです(2022年9月提出の10-Kでは△2.71ドルでした)。

5期の利益の動きをどう読めばよいですか?

5期のうち利益の形がそろっている期はありません。営業損益は2022年7月期△1億89百万ドル→2023年7月期+3億87百万ドル→2024年7月期+6億84百万ドル→2025年7月期+12億43百万ドル→2026年7月期+6億95百万ドルです。★★2024年7月期の純利益25億78百万ドルは、営業利益6億84百万ドルの3.8倍あります。税金費用が15億90百万ドルの戻し(利益側)になった期で、営業の実態が大きく改善したわけではありません。★★2026年7月期は逆に、売上が最大なのに純利益が最も小さい期です(3億7百万ドル)。買収に伴う費用と営業外の費用が重なっています。★当サイトは、どの期が「本来の姿」かを決めません。各期の数値と、会社が挙げた理由を並べます。

今期の見通しはどこまで公表されていますか?

金額で示されているのは売上高だけです。2027年7月期の売上高は141億〜142億ドル(23〜24%増)と会社は示しています。あわせてNGS ARR 110億75百万〜111億75百万ドル(22〜23%増)、残存履行義務252億〜254億ドル(19〜20%増)です。★★利益は非GAAPでしか示されていません(非GAAPの営業利益率29.5%・非GAAPの希薄化後1株当たり利益4.16〜4.19ドル)。米国会計基準での営業利益・純利益の見通しはありません。そのため当ページには「今期の見通し」の節がなく、中長期の目標の節に会社の言い方のまま載せています。★★2027年7月期は、サイバーアークが通期で寄与する最初の期です。2026年7月期(約6か月分)との比較にはご注意ください。

数値はいつ時点のものですか?

推移・基本情報・収益の種類別と地域別は2026年7月期で、根拠は2026年9月10日に提出された年次報告書(Form 10-K)です。★直近の四半期(2026年5月1日〜7月31日)・NGS ARR・2027年7月期の見通しは、会社が2026年9月1日に公表した決算発表資料(Form 8-K 添付資料99.1)によります。★同社の決算期は7月末で、比較しているトレンドマイクロは12月末です。★株価と時価総額はページ下部の更新日時点の値です。米ドルもページ下部に記載のレートで円換算しています。

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日本の掲載企業

米国の掲載企業

注記(4件)
売上高と利益の推移
★★★5期で売上高は55億2百万ドルから114億80百万ドルへ2.1倍になりました。2026年7月期だけ形が違います。売上は24.5%増えた一方、営業利益は12億43百万ドルから6億95百万ドルへ44%減り、純利益は11億34百万ドルから3億7百万ドルへ73%減りました。★★理由は2つの買収です。同期にサイバーアーク(2026年2月11日完了・総対価210億61百万ドル)クロノスフィア(2026年1月29日完了・同29億51百万ドル)を取得し、総資産は235億76百万ドルから484億60百万ドルへ、自己資本は78億24百万ドルから274億92百万ドルへ増えました(サイバーアークの対価のうち184億88百万ドルが1億12百万株の自己株式の交付)。一般管理費が4億43百万ドルから8億99百万ドルへ倍増し、営業外損益は3億53百万ドルの収益から1億59百万ドルの費用へ転じています。★★2024年7月期の純利益25億78百万ドルは、税金費用が15億90百万ドルの戻し(利益側)になった期です(営業利益は6億84百万ドル)。5期のうち利益の形がそろっている期はありません。★★★2022年7月期の1株当たり利益は載せていません。同社は2024年12月12日に1株を2株とする株式分割を行い、10-Kは「すべての株式数と1株当たりの金額を遡って調整した」と記載していますが、遡って示されるのは3期分までで、2022年7月期は分割前の基準(△0.90ドル)のまま残ります。会社が分割後の基準で公表し直していないため、当サイトは数値を作らず、その期の1株当たり利益を空欄にしました。★ROEと自己資本比率は会社が公表していないため当サイトが計算しています(ROEの分母は期首と期末の自己資本の平均、自己資本比率は期末の自己資本÷期末の総資産)。
売上高の内訳
会社が10-Kで開示した区分をそのまま用いており、当サイトで分類し直したものではありません。★★会社は売上を3つの地域(米州・EMEA・APAC)で見ており、米州の内側だけ米国とその他に分けています。米州の合計は76億79百万ドルです。★米国だけで71億8百万ドル・売上の61.9%を占めます(当サイトの計算)。★★★日本は区分の名前にだけ登場します。会社の区分名は「アジア・パシフィックおよび日本(Asia Pacific and Japan)」で、10-Kの全文で「Japan」という語が出てくるのはこの区分名の2か所だけです(当サイトが全文を数えました)。日本単独の売上は開示されていません。区分全体で13億73百万ドル・売上の12.0%です。★同じ業界ページのトレンドマイクロは、日本を独立した報告セグメントとして開示しており、売上の31.8%を占めます。開示の形がまったく違います。
会社は10-Kに「当社には1つの営業セグメントかつ報告セグメントがある。最高経営意思決定者(CODM)は会長兼最高経営責任者であり、連結ベースで示された財務情報と売上の情報を、資源配分と業績評価のために検討している。CODMは部門の利益または損失の指標として連結の純利益を用いた」と記載しています。★そのため上の表は収益の種類別です。サブスクリプションとサポートの92億ドルが売上の80.1%を占めます。★★内訳はさらに2つに分かれます。サブスクリプションが62億39百万ドル、サポートが29億61百万ドルです(会社の10-Kの表)。★製品(機器の販売)は22億80百万ドルで19.9%にとどまります。5期前の2022年7月期は製品が売上の25.8%だったので、比率は下がっています。
最新の決算
当サイトが原文を翻訳・加工したものではありません。増減は前年の同じ期間との比較です。★★第4四半期は10-Qが提出されないため、この数値は会社が2026年9月1日に公表した決算発表資料(Form 8-K 添付資料99.1)から書き写しています。★★売上高は34.5%増の34億10百万ドル(製品7億38百万ドル・サブスクリプションとサポート26億72百万ドル)。★★★営業利益は1億72百万ドルで65.4%減り、純損益は2億82百万ドルの損失になりました(前年同期は2億54百万ドルの利益)。1株当たりは0.35ドルの損失です。★営業利益が黒字なのに純損失になったのは、営業外損益が4億41百万ドルの費用だったためです(前年同期は95百万ドルの収益)。税引前で2億69百万ドルの損失になり、法人税費用13百万ドルが乗っています。★★費用の増え方が売上を上回っています。研究開発費が5億4百万ドル→7億79百万ドル、販売・マーケティング費が8億29百万ドル→11億27百万ドル、一般管理費が27百万ドル→2億26百万ドルです。★希薄化後の加重平均株式数は7億9百万株から8億17百万株へ増えています(サイバーアークの取得で1億12百万株を交付したため)。★会社は同じ資料で、非GAAPの営業利益を10億ドル、非GAAPの1株当たり利益を1.02ドルと示しています。物差しが違うため、当サイトの表には並べていません。
会社が公表している中長期の目標
利益は非GAAPの営業利益率と非GAAPの1株当たり利益でしか示されておらず、米国会計基準(GAAP)での利益の見通しはありません。そのため当ページには「今期の見通し」の節を置かず、ここに会社の言い方のまま載せています(D-2-11-3-2)。★★長期の目標も、会計上の利益ではなく NGS ARR と調整後フリーキャッシュ・フロー率です。
目標の言い回しは資料の表現をそのまま用いています。計画は見直されることがあります。会社がSECに提出した決算発表資料(2026年9月1日)に記載した内容です。★★利益の見通しは非GAAPのみで、米国会計基準での営業利益・純利益の見通しはありません。非GAAPは株式報酬費用・買収関連費用・無形資産の償却などを除いたもので、当ページの表や図に並べている米国会計基準の実績とは物差しが違います。会社は将来に関する記述の留保を資料に記載しています。★★2026年7月期は買収2件で費用構造が変わった期です。2027年7月期の見通しと比べるときは、サイバーアークが通期で寄与する最初の期であることにご注意ください。

出典

売上高の内訳、四半期決算、中長期の目標は、同社が公表した次の資料から当サイトが書き写しました(2026年7月期 Form 10-K(2026-09-10 公表)2026年7月期 第4四半期および通期の決算発表(Form 8-K 添付資料99.1)(2026-09-01 公表))。5期の推移(売上高・利益・総資産・キャッシュ・フロー等)と発行済株式数は、米国SECに提出されたXBRLデータによります。金額は1米ドル=154.12円、株価と時価総額は1米ドル=154.12円で円に直しています(レートの出典はYahoo Finance)。

投資判断は自己責任で行ってください。

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