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スポーツ用品Sporting Goods

日本の顔ぶれ

アメリカの対応企業

ナイキNKE

NIKE, Inc.

運動靴・スポーツウェア・用品の会社で、ブランドはナイキ・ジョーダン・コンバース。報告セグメントはナイキ・ブランドの4地域(北米・欧州中東アフリカ・中華圏・アジア太平洋中南米)とコンバースで、北米が売上高の44.2%。2026年5月期の売上高463億98百万ドル(0.2%増)・純利益31億8百万ドル。★損益計算書に営業利益の行が無く、税引前利益は39億ドル(8.4%)。★フットウェアが売上高の65.8%。★米国の売上高は203億58百万ドル(43.9%)。★10-Kの競争の節で、名指しする11社の1つにASICSを挙げる。★2026年10月1日に改革「Pace」を発表し、2031年5月期までの累計で約25億ドルの削減を見込む。従業員約73,000人。

  • 売上高7.4兆円
  • 純利益4,933億円
  • 時価総額7.9兆円
  • 株価33.87USD
  • 掲載企業内シェア100.0%
  • 決算期FY2026 · 米国基準
対応する日本企業
  • アシックス

カードの下にある「対応する日本企業」は、その米国企業と事業が重なる会社です。

規模の比較

日米の掲載企業の売上高の比較(円換算)ナイキFY2026 · 米国基準7.4兆円アシックス2025年12月期 · 日本基準8,109億円

日本企業(オレンジ)と米国企業(青)を同じ物差しで並べています。

日米の構造の違い

ナイキの10-Kが、アシックスを競合として名指ししている

★★★ナイキの10-K(2026年5月期)は、競争の節で11社を名指ししており、その1社がASICSです。adidas・Anta・ASICS・Deckers・Li Ning・lululemon athletica・New Balance・On・Puma・Under Armour・V.F. Corporation と並べています。 ★★アシックスの有価証券報告書(2025年12月期)には、ナイキの社名が出てきません(当サイトが「ナイキ」「NIKE」を全文で数えて0件)。競合他社の状況は、社名を挙げずに書いています。 ★ナイキが名指しする11社のうち、当サイトに載っているのはアシックスだけです。

★★主な事業が重なっています。ナイキは10-Kで自社を「世界最大の運動靴とスポーツウェアの販売者」と書き、アシックスは決算短信に「スポーツシューズ類、スポーツウエア類、スポーツ用具類などスポーツ用品等の製造販売を主な事業内容としております」と書いています。

売上高を円に直すと、ナイキがアシックスの9.1倍

★円換算はこのページ下部に記載のレートを使っています(当サイトの計算)。 ★★ナイキの売上高は、アシックスの9.08倍です。 ★★5期の推移の最初の期(ナイキ2022年5月期・アシックス2021年12月期)を同じレートで比べると18.35倍で、差はおよそ半分になりました。 ★利益の差は、売上高の差より小さくなります。税引前利益は4.46倍、純利益は5.00倍です(いずれもナイキ÷アシックス・当サイトの計算)。 ★決算期が5か月ずれています。ナイキは2025年6月〜2026年5月、アシックスは2025年1月〜12月の12か月です。

税引前利益率は、アシックス17.1%・ナイキ8.4%

★利益率はいずれも当サイトの計算です。ナイキに営業利益の行が無いため、このページは2社を税引前利益で並べています。 ★★純利益率も、アシックス12.2%・ナイキ6.7%です(当サイトの計算)。 ★★売上総利益率はアシックス56.8%・ナイキ42.9%ですが、売上原価に入れる費用の範囲が違います。ナイキは倉庫と配送の費用や製品のデザインの費用を売上原価に入れていると10-Kに書き、アシックスは荷造運搬費287億74百万円を販売費及び一般管理費に入れています。 ★★ナイキの2026年5月期には、関税の還付の見込み9億86百万ドル(売上原価から差し引いた)と、退職関連費用3億85百万ドルが入っています。

5期の売上高は、ナイキが0.7%減、アシックスが100.7%増

★いずれも当サイトの計算です。 ★ナイキの売上高が5期で最も大きかったのは、2024年5月期の513億62百万ドルです。★★会社は10-Kで、一部の運動靴の市場への供給を絞る、値引きで在庫を処分する、卸売先の返品と値引きを増やすといった取り組みが、売上と利益を押し下げてきたと書いています。 ★★アシックスの売上高営業利益率は、5期で5.4%から17.6%に上がりました(決算短信の公表値と同じ)。2025年12月期は、スポーツスタイル(1,413億24百万円)とオニツカタイガー(1,365億19百万円)のカテゴリーが、会社によると初めて1,000億円を超えました。

部門はどちらも地域別。北米は、ナイキで利益率が最も高く、アシックスで最も低い

★★北米は、ナイキでは5部門で最も利益率の高い部門(26.2%)、アシックスでは7地域で最も利益率の低い部門(11.3%)です(いずれも当サイトの計算)。 ★★★ただし部門の利益の物差しが違うので、26.2%と11.3%を並べて比べることはできません。ナイキの部門の利益には、グローバル・ブランド・ディビジョン(46億3百万ドルの損失)と全社(20億23百万ドルの損失)の費用が入っていません。 ★アシックスの北米地域の利益率は、2026年1〜6月には20.1%でした(前年同期13.9%・当サイトの計算)。★ナイキの北米の部門の利益53億76百万ドルには、関税の還付の見込み9億65百万ドルが入っています。 ★★ナイキは2028年5月期に、組織を3つの地域(米州・APGC・EMEA)へ組み直す予定と10-Qに書いています。

本国の重みが違う。ナイキは米国が43.9%、アシックスは日本が19.5%

★構成比は当サイトの計算です。★★アシックスは売上の80.5%が日本の外の顧客向けです。 ★★米国での伸びは近い数字でした。ナイキの米国は197億25百万ドルから203億58百万ドルへ3.2%増、アシックスの米国は1,207億66百万円から1,240億54百万円へ2.7%増です(期間は5か月ずれています)。★アシックスの米国は、2026年1〜6月に809億81百万円で、前年同期から26.8%増えました。

中華圏の売上は、2社で増減の向きが逆

★★ナイキは10-Kで、中華圏の店舗への来店客数の減少・販促の多さ・市場全体の在庫の多さが、売上と利益を押し下げていると書いています。2026年6〜8月の中華圏の売上高は11億80百万ドルで、前年同期から22.0%減りました。 ★アシックスの中華圏地域は、2026年1〜6月も810億48百万円で、前年同期から30.7%増えています。 ★金額では、ナイキの中華圏の売上高(約9,281億円)が、アシックスの連結の売上高(8,109億16百万円)を上回ります(このページのレートで換算・当サイトの計算)。

米国の関税の還付が、2社の決算に入っている

★アシックスの資料は、還付のもとになった判断や制度の名前には触れていません。

改革と組織の組み直しが、同じ時期に重なっている

★当サイトは、どちらの取り組みの評価も書きません。会社が資料に書いた中身と数値だけを示しています。

互いの本国との接点

直近の決算と、通期の見通し

★★期間の長さが違います(ナイキは3か月、アシックスは6か月)。 ★★売上高と利益を金額で示しているのはアシックスです。ナイキは売上高を増減の幅で、利益を非GAAPの1株当たり利益の範囲で示しています。

よくある質問

アシックスのアメリカ版はどこですか?

当サイトでは、ナイキ(NKE)を並べています。★★★ナイキの10-K(2026年5月期)は、競争相手として名指しする11社の1つにASICSを挙げています。★★アシックスの有価証券報告書(2025年12月期)に、ナイキの社名は出てきません(当サイトが全文を数えて0件)。★2社とも主な事業はスポーツシューズ・ウェア・用具で、部門を地域で切っています。★★規模は、ナイキの売上高463億98百万ドル(約7兆3,648億円)がアシックスの8,109億16百万円の9.08倍です(このページのレートで換算・当サイトの計算)。★★ただし税引前利益率は、アシックス17.1%・ナイキ8.4%です。★決算期はナイキが5月末、アシックスが12月末です。

ナイキとアシックスの売上高は、どれくらい違いますか?

2026年5月期のナイキの売上高は、アシックスの2025年12月期の9.08倍です(このページのレートで換算・当サイトの計算)。★★5期の推移の最初の期(ナイキ2022年5月期・アシックス2021年12月期)を同じレートで比べると18.35倍で、差はおよそ半分になりました。この間に、ナイキの売上高は0.7%減り、アシックスの売上高は100.7%増えています(当サイトの計算)。★利益の差は、売上高の差より小さくなります。税引前利益は4.46倍、純利益は5.00倍です(いずれもナイキ÷アシックス)。★ナイキは10-Kで、自社を「世界最大の運動靴とスポーツウェアの販売者」と書いています。

ナイキとアシックスには、どんなつながりがありますか?

ナイキの日本語サイトの記事に、創業期の話が載っています。★同じサイトの記事によると、ナイキは1964年に「ブルーリボンスポーツ」として始まりました。★★ナイキのアーカイブ部門(Department of Nike Archives)の記事「Nike Swooshロゴ:小さな一歩から世界的アイコンへ」は、そのブルーリボンスポーツが「日本製ランニングシューズの販売代理店」だったと書き、1971年に自社のシューズを作り始めたとき、「オニツカタイガーのモデルと区別するために」ブランドマークが必要になったと書いています。このとき作られたマークが、のちに「Swoosh」と呼ばれるロゴです。★オニツカタイガーは、いまアシックスのブランドの1つで、2025年12月期のカテゴリー別の売上高は1,365億19百万円です。アシックスの有価証券報告書の沿革によると、オニツカ株式会社が1977年に商号をアシックスに変え、スポーツウエアと用具のメーカー2社と合併しました。★★ただし、両社の年次報告書(10-Kと有価証券報告書)には、このつながりの記載はありません。★いまの両社の提出書類に出てくる接点は、ナイキの10-KがASICSを競合として名指ししていることです。

ナイキの営業利益はいくらですか?

損益計算書に営業利益の行が無いため、当サイトは営業利益を載せていません。★★2026年5月期は、税引前利益が39億ドル(売上高の8.4%)、純利益が31億8百万ドルです。★★会社が部門の業績を見る物差しはEBIT(純利益に支払利息(純額)と法人税を足し戻したもの)で、全社のEBITは38億50百万ドル(8.3%)ですが、会社は全社の合計のEBITを非GAAPの指標としています。★そのためこのページは、アシックスと税引前利益で並べています。アシックスの2025年12月期の税金等調整前当期純利益は1,387億49百万円(17.1%)、営業利益は1,425億19百万円(17.6%)です。

運動靴の売上は、どちらが多いのですか?

当サイトは比べていません。★★アシックスの有価証券報告書は「同種・同系列のスポーツ用品を専ら製造販売している」として製品ごとの情報の記載を省いており、靴と衣料に分けた売上高を当サイトは確認していないためです。★ナイキはフットウェア(運動靴)が305億38百万ドルで、売上高の65.8%です。アパレルが29.1%、用品が4.8%です(当サイトの計算)。★アシックスが開示しているのはカテゴリー別の売上高で、最も大きいパフォーマンスランニングが3,635億42百万円(売上高の44.8%)です。会社は中期経営計画で、このカテゴリーをパフォーマンスランニングフットウエアと書いています。

日本での売上は、どちらが大きいのですか?

当サイトは数字で比べていません。ナイキが日本単独の売上高を開示していないためです。★★ナイキの日本は、アジア太平洋・中南米の部門(2026年5月期の売上高62億43百万ドル・売上高の13.5%)に含まれます。会社は10-Kで、この部門の減収の理由の1つに日本の減収を挙げています。★★アシックスの日本の顧客への売上高は1,584億42百万円(売上高の19.5%)です(顧客の所在地による区分)。★日本でのナイキの製品の購入などの相手は、株式会社ナイキジャパンです(ナイキの日本語サイトの現地法人リスト)。

通期の見通しはどこまで公表されていますか?

アシックスは売上高と利益を金額で、ナイキは売上高の増減の幅と1株当たり利益の範囲で示しています。★★アシックスは2026年8月14日に、2026年12月期の予想を売上高1兆500億円(前期比29.5%増)・営業利益1,950億円(同36.8%増)・経常利益1,890億円・親会社株主に帰属する当期純利益1,200億円へ引き上げました(期初の2月13日は売上高9,500億円・営業利益1,710億円)。★★ナイキは2026年10月1日に、2027年5月期の売上高が1桁台後半の減少、実効税率が20%台半ば、非GAAPの調整後1株当たり利益が1.15〜1.35ドル(Paceの事業再編費用約0.15ドルを除く)と示しました。★どちらも会社が公表した数値で、当サイトの予測ではありません。

数値はいつ時点のものですか?

決算数値は各社の直近の年次報告書(米国は10-K、日本は有価証券報告書)と、そのあとに公表された決算資料によります。★ナイキは2026年5月期(2025年6月1日〜2026年5月31日・10-Kは2026年7月15日提出)、アシックスは2025年12月期(2025年1月1日〜12月31日・有価証券報告書は2026年3月4日提出)で、5か月ずれています。★直近の決算は、ナイキが2026年6〜8月期の10-Q(2026年10月2日提出・決算発表は10月1日)、アシックスが2026年1〜6月の中間期決算短信(2026年8月14日)で、期間の長さが違います(3か月と6か月)。★株価と時価総額、米ドルの円換算レートはページ下部に記載しています。

注記(2件)
アメリカの対応企業
日米それぞれの開示資料(年次報告書・有価証券報告書)でセグメントを突き合わせ、重なりを確認できたものだけを載せています。どこがどう重なるかは下の「日米の構造の違い」で説明しています。
規模の比較
米ドルはページ下部のレートで円換算しました。会計基準が異なるため、売上高の範囲は完全には一致しません(各社の基準を併記しています)。上のカードの「掲載企業内シェア」は、掲載した米国企業1社の売上高合計に占める割合です。世界市場でのシェアではありません。

出典

売上高・純利益は各社の直近の通年決算(米国企業 FY2026/日本企業 2025年12月期)によります。出典は米国SEC(証券取引委員会)の年次報告書(10-K)、金融庁EDINETの有価証券報告書、株価はYahoo Finance。金額の円換算は1米ドル = 158.73円、株価と時価総額は1米ドル = 157.83円。

投資判断は自己責任で行ってください。

当サイトは特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。

数値は更新時点のものです。最新の情報は各社の開示資料をご確認ください。

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