出光興産
基本情報
出光興産5019東京証券取引所
出光興産株式会社
燃料油・基礎化学品・高機能材・電力再生可能エネルギー・資源の5事業。2026年3月期の売上高は8兆1,058億91百万円。
売上高は8.1兆円で、エクソンモービル(52.8兆円)の約0.2倍。従業員は約14,392人。
- 時価総額1.9兆円
- 売上高8.1兆円
- 営業利益—
- 純利益1,719億円
- 株価1,462円
- PER10.4倍
- PBR0.97倍
- ROE9.4%
- 配当利回り2.46%
売上高と利益の推移
財務ハイライト(過去5期)
親会社株主に帰属する当期純利益・ROE
総資産・純資産・自己資本比率
キャッシュ・フロー
1株当たり当期純利益(EPS)
| 決算期 | 売上高 | 前期比 | 純利益 | 純利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年3月期2026-03-31期末 | 81,059億円 | -11.8% | 1,719億円 | 2.1% |
| 2025年3月期2025-03-31期末 | 91,902億円 | +5.4% | 1,041億円 | 1.1% |
| 2024年3月期2024-03-31期末 | 87,192億円 | -7.8% | 2,285億円 | 2.6% |
| 2023年3月期2023-03-31期末 | 94,563億円 | +41.4% | 2,536億円 | 2.7% |
| 2022年3月期2022-03-31期末 | 66,868億円 | — | 2,795億円 | 4.2% |
直近5期の通年決算です。
事業の概要
燃料油
石油精製製品の生産・販売・輸出入とトレーディング
部門の利益1,777億円・利益率2.6%
- ★★★外部売上6兆7,934億16百万円で連結の83.8%。セグメント利益1,776億78百万円(2.6%)
- ★★★セグメント利益率2.6%。資源の16.3%とは大きく違う
- ★前期は1,221億15百万円だったので45.5%増えている(当サイトの計算)
- ★のれん償却費72億66百万円、減損損失51億43百万円
- ガソリン・軽油・灯油・重油
- 石油製品の輸出入とトレーディング
高機能材
潤滑油、機能化学品、電子材料、機能舗装材、アグリバイオ
部門の利益334億円・利益率6.6%
- ★外部売上5,031億56百万円で連結の6.2%。セグメント利益334億45百万円(6.6%)
- ★★セグメント利益率6.6%は燃料油の2.6%より高い
- ★減損損失94億21百万円を計上している
- ★潤滑油・電子材料・機能舗装材・アグリバイオまで幅が広い
- 潤滑油
- 機能化学品・電子材料
- 機能舗装材
- アグリバイオ
基礎化学品
オレフィン・アロマ製品の生産と販売
部門の利益▲68億円・利益率▲1.4%
- ★★68億47百万円の赤字。前期も79億84百万円の赤字だった
- ★外部売上4,913億65百万円で連結の6.1%
- ★前期に減損損失12億78百万円を計上している
- オレフィン製品
- アロマ製品
資源
原油、天然ガス及び石炭等のエネルギー資源の探鉱・開発・生産・販売
部門の利益331億円・利益率16.3%
- ★★★セグメント利益率16.3%で5部門のうち最も高い
- ★★外部売上2,035億円は連結の2.5%にすぎないのに、セグメント利益331億6百万円は高機能材(334億45百万円)に迫る
- ★持分法投資利益39億35百万円を含む
- ★★前期は773億55百万円だったので、当期は57.2%減っている(当サイトの計算)
- 原油・天然ガスの探鉱と開発
- 石炭
電力・再生可能エネルギー
発電(火力・太陽光・風力等)と電力販売、ソーラー事業
部門の利益▲18億円・利益率▲1.8%
- ★★18億10百万円の赤字。前期は122億73百万円の赤字だった
- ★外部売上981億78百万円で連結の1.2%と5部門で最小
- ★前期に減損損失113億75百万円を計上している
- 火力・太陽光・風力の発電
- 電力販売
- ソーラー事業
注目ポイント
- ★★★売上の8割が燃料油、利益率は2.6%燃料油は外部売上6兆7,934億16百万円で連結の83.8%を占めますが、セグメント利益率は2.6%です。★★★いちばん利益率が高いのは資源の16.3%で、外部売上は2,035億円(連結の2.5%)にすぎません。★そのほかは高機能材6.6%・基礎化学品△1.4%・電力・再生可能エネルギー△1.8%です(いずれも当サイトの計算)。★★★当ページのENEOSホールディングスも同じ形です。石油製品ほかが売上の87.9%で利益率2.8%、石油・天然ガス開発が売上1.8%で23.5%。日本の2社は、精製・販売に大きく寄っています。★★★米国側でも形は同じですが、規模が違います。エクソンモービルの上流の外部売上は393億89百万ドル(約6兆3,112億円)で、出光興産の資源2,035億円の31倍です(ページ下部のレートで換算・当サイトの計算)。★★コノコフィリップスとINPEXは精製をしない会社なので、この形になりません。
- ★★★2027年3月期からIFRSへ移行した2026年8月7日に公表された第1四半期決算短信は「2027年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」です。有価証券報告書(2026年3月期)は日本基準なので、当ページの5期の推移と直近の四半期は、土台が違います。★★数字にも表れています。短信に載る2026年3月期末の資産合計は5兆2,692億23百万円ですが、有価証券報告書(日本基準)の総資産は5兆3,287億92百万円です。★同じく親会社所有者帰属持分比率は27.8%(IFRS)に対し、自己資本比率は36.0%(日本基準)です。★★★当サイトは、この2つを1つのグラフに混ぜません。5期の推移は日本基準のまま、直近の四半期はIFRSのまま載せ、それぞれに断りを付けています。★★当ページのINPEXも同じ道をたどっています。同社は第18期(2023年12月期)からIFRSを適用しており、そのため有価証券報告書の推移が4期しかありません。
- ★★2024年1月に1株を5株に分割した会社は2024年1月1日付で、普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行いました。★「第107期(2022年3月期)の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定している」と有価証券報告書に注記しています。★★★遡って直されたのは1株当たり純資産額と1株当たり当期純利益だけで、配当は含まれていません。★そのため会社が示す1株当たり配当は170円→120円→32円→36円→36円となり、分割前の2期と分割後の3期で物差しが違います。★★当サイトは、分割前の2期(2022年3月期・2023年3月期)の配当を表から落としました。書き換えて載せると、会社が公表していない数字を作ることになるためです。★発行済株式数は2億97百万株(2023年3月期)から13億92百万株(2024年3月期)へ増えています。その後は自己株式の消却などで12億88百万株まで減っています。
- ★2027年3月期は減益の予想会社は2027年3月期の親会社の所有者に帰属する当期利益を750億円(57.4%減)としています。★在庫影響を除いた当期利益は900億円(54.0%減)、金融費用除き税引前利益(在庫影響除き)は1,400億円(48.6%減)です。★1株当たり当期利益は62円としています。★★★ところが第1四半期だけで、親会社の所有者に帰属する四半期利益2,175億4百万円を計上しています。通期の予想750億円を大きく超えています(当サイトの計算)。★★会社は「在庫影響を除いた」数字を併記しており、原油価格の動きが棚卸資産の評価を通じて利益を大きく揺らすことがうかがえます。★★会社は業績予想を修正していません(「直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無」)。★配当予想は年36円(中間18円・期末18円)で、前期と同額です。★★★売上収益の予想は示されていません。利益の項目だけです。
部門ごとの売上と利益
2026年3月期有価証券報告書のセグメント注記より
| 部門 | 売上高 | 部門の利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| 燃料油 | 67,934億円 | 1,777億円 | 2.6% |
| 高機能材 | 5,032億円 | 334億円 | 6.6% |
| 基礎化学品 | 4,914億円 | ▲68億円 | ▲1.4% |
| 資源 | 2,035億円 | 331億円 | 16.3% |
| 電力・再生可能エネルギー | 982億円 | ▲18億円 | ▲1.8% |
| その他・調整額 | 163億円 | ▲209億円 | — |
| 連結 | 81,059億円 | 2,147億円 | 2.6% |
★★★この会社でも、売上と利益の並びが逆になっています。
最新の決算
2026年4〜6月期(2027年3月期 第1四半期)2026-08-07 公表
| 項目 | 2026年4〜6月期(2027年3月期 第1四半期) | 2025年4〜6月期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 22,718億円 | 18,357億円 | +23.8% |
| 営業利益 | 3,075億円 | ▲40億円 | 黒字転換 |
| 親会社の所有者に帰属する四半期利益 | 2,175億円 | 273億円 | +696.0% |
| 売上高営業利益率 | 13.5% | ▲0.2% | — |
会社が公表した決算資料の数値です。
会社が公表している今期の見通し
2027年3月期の業績予想(会社の公表値)2026-08-07 公表
| 項目 | 会社の見通し | 前期比 |
|---|---|---|
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | 750億円 | -57.4% |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益(在庫影響除き) | 900億円 | -54.0% |
| 金融費用除き税引前利益(在庫影響除き) | 1,400億円 | -48.6% |
- ★★★売上収益の予想は示されていません。会社が公表しているのは利益の項目だけです。
- ★1株当たり当期利益は62円としています。
- ★★会社は「金融費用除き税引前利益は、財務及び法人所得税前利益から受取利息、為替差損益(投資)を控除して算出している」と注記しています。
- ★★★第1四半期だけで、親会社の所有者に帰属する四半期利益2,175億4百万円を計上しており、通期の予想750億円を大きく超えています(当サイトの計算)。会社は「直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無」と記載しています。
- ★配当予想は年36円(中間18円・期末18円)で、前期と同額です。
これは会社が公表した数値であり、当サイトの予測ではありません。
アメリカの対応企業
エクソンモービルXOM
どちらも掘るところから精製・販売までを持つ統合型で、売上の大半が精製・販売という形も同じ。★★ただし規模が違う。エクソンモービルの連結売上高3,322億38百万ドルは、出光興産の8兆1,058億91百万円の約6.6倍。★出光は基礎化学品と電力・再生可能エネルギーが赤字
売上高を出光興産と並べる- エクソンモービル52.8兆円FY2025
- 出光興産8.1兆円直近の通期
- エクソンモービル108.6兆円
- 出光興産1.9兆円
シェブロンCVX
どちらも統合型で、燃料油(下流)の利益率が資源(上流)より低いという形が同じ。★シェブロンの下流の部門利益率2.3%と、出光興産の燃料油2.6%は近い水準。★上流はシェブロン24.0%・出光の資源16.3%
売上高を出光興産と並べる- シェブロン30.0兆円FY2025
- 出光興産8.1兆円直近の通期
- シェブロン66.8兆円
- 出光興産1.9兆円
コノコフィリップスCOP
コノコフィリップスは精製をしない上流だけの会社で、出光興産の中では資源(売上の2.5%)だけが対応する。★出光の事業の中心は燃料油(83.8%)
売上高を出光興産と並べる- コノコフィリップス9.4兆円FY2025
- 出光興産8.1兆円直近の通期
- コノコフィリップス26.2兆円
- 出光興産1.9兆円
よくある質問
出光興産のアメリカ版はどこですか?
エクソンモービル(XOM)とシェブロン(CVX)が近い会社です。★★どちらも掘るところから精製・販売までを持つ統合型で、売上の大半は精製・販売、利益率は掘るほうが高いという並びも同じです。★★下流の利益率がとくに近いです。出光興産の燃料油は2.6%、シェブロンの下流は2.3%。掘るほうは、出光興産の資源が16.3%、シェブロンの上流が24.0%、エクソンモービルの上流が54.2%です。★★★規模が違います。エクソンモービルは出光興産の約6.6倍、シェブロンは約3.7倍です。★★★コノコフィリップスは精製をしない上流だけの会社なので、重なりは薄くなります。同社に対応するのは出光興産の資源(売上の2.5%)だけです。★★日本側では、ENEOSホールディングスがいちばん近い形です。石油製品ほかが売上の87.9%で利益率2.8%、石油・天然ガス開発が1.8%で23.5%。
5期の配当のうち2期が空いているのはなぜですか?
株式分割の遡及の対象外だからです。★会社は2024年1月1日付で、普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行いました。★★有価証券報告書の注記には「第107期(2022年3月期)の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しています」とあります。★★★遡って直されたのはこの2つだけで、配当は含まれていません。★会社が示す1株当たり配当は170円→120円→32円→36円→36円です。分割前の2期(170円・120円)と分割後の3期(32円・36円・36円)は、同じ物差しの数字ではありません。★★当サイトは、分割前の2期を表から落としました。5で割った値を載せると、会社が公表していない数字を当サイトが作ることになるためです。★発行済株式数は2億97百万株(2023年3月期)から13億92百万株(2024年3月期)へ増えています。その後は自己株式の消却などで12億88百万株まで減っています。★★1株当たり当期純利益(188.03→170.67→161.32→77.83→140.38円)は5期とも分割後の物差しなので、そのまま並べて読めます。
5期の推移と直近の四半期を、そのまま並べて読んでよいですか?
会計基準が違うので、注意が要ります。★★★2026年8月7日に公表された第1四半期決算短信は「2027年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」です。有価証券報告書(2026年3月期)は日本基準なので、5期の推移と直近の四半期は土台が違います。★★数字にも表れています。短信に載る2026年3月期末の資産合計は5兆2,692億23百万円ですが、有価証券報告書(日本基準)の総資産は5兆3,287億92百万円です。★同じく親会社所有者帰属持分比率は27.8%(IFRS)に対し、自己資本比率は36.0%(日本基準)です。★★★当サイトは、この2つを1つのグラフに混ぜていません。5期の推移は日本基準のまま、直近の四半期はIFRSのまま載せ、それぞれに断りを付けています。★★当ページのINPEXも同じ道をたどっています。同社は第18期(2023年12月期)からIFRSを適用しており、そのため有価証券報告書の推移が4期しかありません。
燃料油の事業が大きいのに、利益が小さいのはなぜですか?
当サイトは理由を書いていません。会社が数値で分解していないためです。★事実として、燃料油の外部売上は6兆7,934億16百万円で連結の83.8%を占めますが、セグメント利益率は2.6%です。★★★いちばん利益率が高いのは資源の16.3%で、外部売上は2,035億円(連結の2.5%)にすぎません。★★外部売上が33倍違うのに、セグメント利益は1,776億78百万円と331億6百万円で5.4倍にしかなりません(当サイトの計算)。★そのほかは高機能材6.6%・基礎化学品△1.4%・電力・再生可能エネルギー△1.8%です。★★★当ページのエクソンモービル・シェブロンもまったく同じ形です。★★★コノコフィリップスは精製をしないため、この形になりません。同社は売上高589億44百万ドルに対し純利益79億88百万ドル(13.6%)で、出光興産の2.1%とは桁が違います(当サイトの計算)。
赤字の部門があるのですか?
2つあります。★基礎化学品が68億47百万円の赤字(前期も79億84百万円の赤字)、電力・再生可能エネルギーが18億10百万円の赤字(前期は122億73百万円の赤字)です。★★どちらも前期より赤字幅は縮んでいます。★基礎化学品はオレフィン・アロマ製品の生産と販売、電力・再生可能エネルギーは火力・太陽光・風力の発電と電力販売、ソーラー事業です。★前期は高機能材で94億21百万円、電力・再生可能エネルギーで113億75百万円の減損損失を計上しています。★★★当ページの米国3社は、部門がすべて黒字です(エクソンモービルは化学製品の米国以外が1億3百万ドルの赤字、シェブロンは「その他」が35億45百万ドルの赤字)。★★日本側では、ENEOSホールディングスの再生可能エネルギーが9億29百万円の赤字です。
「セグメント利益」とは何ですか?
営業利益と持分法投資利益の合計です。★会社は「セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益又は損失と持分法による投資利益又は損失の合計と調整を行っています」と記載しています。★2026年3月期は、営業利益2,122億3百万円・持分法投資利益24億56百万円で、セグメント利益の連結値は2,146億60百万円です。★★★当ページの4社はすべて定義が違います。エクソンモービルは税引後の部門利益、シェブロンは税引後の「当社に帰属する純利益」、コノコフィリップスは税引後の部門純利益、ENEOSホールディングスは営業損益です。★★INPEXにいたっては「親会社の所有者に帰属する当期利益」で表示しています。★★★同じ「部門の利益」という言葉でも、指しているものが会社ごとに違います。当サイトは各社のページで、その会社が何を指しているかを毎回書いています。
今期の見通しはどこまで公表されていますか?
利益の項目だけで、売上収益の予想は示されていません。★2026年8月7日の第1四半期決算短信で、2027年3月期について親会社の所有者に帰属する当期利益750億円(57.4%減)・在庫影響を除いた当期利益900億円(54.0%減)・金融費用除き税引前利益(在庫影響除き)1,400億円(48.6%減)としています。1株当たり当期利益は62円です。★★★ところが第1四半期だけで、親会社の所有者に帰属する四半期利益2,175億4百万円を計上しています。通期の予想750億円を大きく超えています(当サイトの計算)。★会社は「直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無」と記載しています。★★会社は「在庫影響を除いた」数字を併記しており、原油価格の動きが棚卸資産の評価を通じて利益を大きく揺らすことがうかがえます。★会社は「金融費用除き税引前利益は、財務及び法人所得税前利益から受取利息、為替差損益(投資)を控除して算出している」と注記しています。★配当予想は年36円(中間18円・期末18円)で、前期と同額です。★★★当ページの米国3社は、通期の見通しをSECの提出書類に書きません。
数値はいつ時点のものですか?
決算数値は直近の年次報告書によります。出光興産は3月末が決算期で、2026年3月期(第111期)の有価証券報告書は2026年6月17日に金融庁EDINETへ提出されました。★直近の四半期と通期の業績予想は、会社が2026年8月7日に公表した2027年3月期 第1四半期決算短信によります。★★この短信からIFRSに変わっているため、5期の推移(日本基準)とは土台が違います。★比較している米国企業の決算期は3社とも12月末です。米ドルはページ下部に記載のレートで円換算しています。株価と時価総額はページ下部の更新日時点の値です。
注記(4件)
- 売上高と利益の推移
- 利益は同報告書の「主要な経営指標等の推移」によります。同社は2026年3月期まで日本基準を適用しており、売上高を「売上高」、自己資本にあたるものを「純資産」と呼びます。当サイトは日米の会社を同じ言葉で並べるため、表の見出しは全社共通の言い方にそろえています。★★★2022年3月期と2023年3月期の1株当たり配当を、当サイトは表に載せていません。会社は2024年1月1日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行っており、「第107期(2022年3月期)の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定している」と注記しています。遡って直されたのは1株当たり純資産額と1株当たり当期純利益だけで、配当は含まれていません。そのため分割前の2期(170円・120円)と分割後の3期(32円・36円・36円)を並べると、同じ物差しの数字ではなくなります。当サイトは書き換えずに落としました。★★売上高は6兆6,867億61百万円(2022年3月期)→9兆4,562億81百万円→8兆7,192億1百万円→9兆1,902億25百万円→8兆1,058億91百万円(2026年3月期)と振れています。★★当期純利益は2,794億98百万→2,536億46百万→2,285億18百万→1,040億55百万→1,719億14百万円で、2025年3月期がとくに低くなっています。★★★当サイトは増減の理由を書きません。会社が数値で分解していないためです。★ROEは21.8%→16.8%→13.4%→5.9%→9.4%、自己資本比率は30.7%→33.2%→35.9%→36.0%→36.0%です。★従業員数は14,209人から14,392人で、ほぼ横ばいです(このほかに平均臨時雇用者数が5,139人)。★★表の「純資産」は非支配株主持分を含む金額で、自己資本比率の分子である自己資本とは範囲が違います。どちらも会社が有価証券報告書の同じ表に載せている数値です。★★★2027年3月期の第1四半期からIFRSに変わりました。この表は日本基準のままなので、直近の四半期とは土台が違います。
- 部門ごとの売上と利益
- 燃料油は外部売上6兆7,934億16百万円で連結の83.8%を占めますが、セグメント利益率は2.6%にとどまります。資源は外部売上2,035億円(連結の2.5%)で、セグメント利益率16.3%です(比率は当サイトの計算)。★★外部売上が33倍違うのに、セグメント利益は1,776億78百万円と331億6百万円で5.4倍にしかなりません。★★★当ページのENEOSホールディングス・エクソンモービル・シェブロンとまったく同じ形です。★★部門の利益は営業利益と持分法投資利益の合計です。会社は「セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益又は損失と持分法による投資利益又は損失の合計と調整を行っている」と記載しています。2026年3月期は営業利益2,122億3百万円・持分法投資利益24億56百万円で、セグメント利益の連結値は2,146億60百万円です。★★赤字の部門が2つあります。基礎化学品が68億47百万円、電力・再生可能エネルギーが18億10百万円の赤字です(いずれも前期より赤字幅は縮んでいます)。★「その他」の区分には保険事業やグループ内サービス事業が含まれます。調整額は主に報告セグメントに帰属しない研究開発費等です。★5部門と『その他・調整額』の合計は連結と1百万円だけ違います(会社の資料が百万円未満を切り捨てているため)。
- 「部門の利益」が何を指すかは会社によって違います。掲載している会社の基準の一覧を用語集に置いています。
- 最新の決算
- 当サイトが原文を翻訳・加工したものではありません。増減は前年の同じ期間との比較です。★★★この四半期からIFRSです。上の5期の推移は日本基準なので、同じグラフに並べて読めません。★売上収益は2兆2,717億53百万円で23.8%増、営業利益は3,074億62百万円でした。前年同期は40億38百万円の営業損失です。★親会社の所有者に帰属する四半期利益は2,175億4百万円で696.0%増、1株当たり四半期利益は22円31銭から179円63銭へ増えています。★★★通期の予想(親会社の所有者に帰属する当期利益750億円)を、第1四半期だけで大きく超えています。会社は業績予想を修正していません。★★会社は「在庫影響を除いた」利益を併記しており、原油価格の動きが棚卸資産の評価を通じて利益を揺らすことがうかがえます。★★当サイトは増減の理由を書きません。会社が数値で分解していないためです。★四半期末の資産合計は6兆569億72百万円、親会社所有者帰属持分比率は27.2%(2026年3月期末は27.8%)です。
- 会社が公表している今期の見通し
- ★業績予想は有価証券報告書ではなく、2026年8月7日の第1四半期決算短信に載っています。★★この短信からIFRSに変わっているため、前期比の相手も組み替えられた金額です。★★当ページの米国3社は、通期の売上高や利益の見通しをSECの提出書類に書きません。日本の3社は制度にもとづいて決算短信で公表するため、同じ業界でも見通しの示し方が日米で分かれます。会社は、実際の業績がこの数値と大きく異なることがありうる旨を資料に記載しています。
出典
部門別の売上高、四半期決算、今期の見通しは、同社のIRサイトで公開されている次の資料から当サイトが書き写しました(有価証券報告書(2026年3月期・第111期)(2026-06-17 公表)/2027年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)(2026-08-07 公表))。5期の推移(売上高・利益・総資産・キャッシュ・フロー等)と発行済株式数・従業員数は、金融庁EDINETに提出された有価証券報告書によります。
投資判断は自己責任で行ってください。
当サイトは特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
数値は更新時点のものです。最新の情報は各社の開示資料をご確認ください。
更新日