パランティア・テクノロジーズ
基本情報
パランティア・テクノロジーズPLTRNasdaq
Palantir Technologies Inc.
政府53.7%・商業46.3%の2部門で、部門の利益は Contribution(貢献利益)。10-Kに富士通との提携が名指しで書かれている。
売上高は7,162億円で、富士通(3.5兆円)の約0.2倍。従業員は約4,429人。
- 時価総額71.6兆円
- 売上高7,162億円
- 営業利益2,263億円
- 純利益2,601億円
- 株価186.29USD
- PER295.7倍
- PBR60.60倍
- ROE26.2%
売上高と利益の推移
財務ハイライト(過去5期)
純利益・ROE
総資産・自己資本・自己資本比率
キャッシュ・フロー
1株あたり利益(EPS・希薄化後)
| 決算期 | 売上高 | 前期比 | 営業利益 | 営業利益率 | 純利益 | 純利益率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| FY20252025-12-31期末 | 7,162億円 | +56.2% | 2,263億円 | 31.6% | 2,601億円 | 36.3% |
| FY20242024-12-31期末 | 4,586億円 | +28.8% | 497億円 | 10.8% | 740億円 | 16.1% |
| FY20232023-12-31期末 | 3,561億円 | +16.7% | 192億円 | 5.4% | 336億円 | 9.4% |
| FY20222022-12-31期末 | 3,050億円 | +23.6% | ▲258億円 | ▲8.5% | ▲598億円 | ▲19.6% |
| FY20212021-12-31期末 | 2,468億円 | — | ▲658億円 | ▲26.7% | ▲833億円 | ▲33.7% |
直近5期の通年決算です。
事業の概要
政府
米国政府および米国外の政府機関を主な顧客とする部門。会社は10-Kで「米連邦政府に商用ソフトウェアを提供する上で独自の位置にある」と述べている
利益構成比53.6%2,522億円・利益率65.6%
- ★★売上高24億2百万ドルで連結の53.7%。前期の15億70百万ドルから53%増えた
- ★米国政府向けの売上は19億ドル(前期12億ドル)。米国と同盟国の政府機関から受注した契約の残りは2025年12月31日時点で44億ドルで、前年比90%増
- ★★会社は「商用のアイテムとサービスを販売しており、非商用の開発サービスの契約はしない」と10-Kに明記している。顧客仕様のカスタム開発を請け負う契約形態は取らない
- Gotham(作戦・情報分析)
- Foundry
- AIP(生成AIの基盤)
- Apollo(継続的な配信)
商業
政府以外の業種の顧客を対象とする部門。会社は利用例として、米国の公益事業の運用担当、自動車製造の作業者、石油ガスの技術者、製薬の研究者、韓国のサプライチェーン管理者などを挙げている
利益構成比46.4%2,187億円・利益率65.9%
- ★★売上高20億73百万ドルで連結の46.3%。前期の12億96百万ドルから60%増えた
- ★★★米国の商業顧客向けの売上は15億ドル。前期は7億2百万ドルでした。会社は10-Kでこの増加を「109%増」と記載しています(会社が当期を「約15億ドル」と丸めて書いているため、両方の数字どうしで割ると比率が違って出ます)
- ★Foundryは商業顧客の全社が使っていると会社は10-Kに書いている
- Foundry(データ運用の基盤)
- AIP(生成AIの基盤)
- Apollo
- Ontology(データ・ロジック・行動の統合)
注目ポイント
- ★★★10-Kに富士通との提携が名指しで書かれている会社は10-Kの「共同事業と新しい事業提携」の節に、パランティア・テクノロジーズ・ジャパン合同会社を通じて富士通と戦略的なグローバル・パートナーシップを結び、Foundry と AIP の機能を「Fujitsu Uvance」のデータ基盤の中核要素として組み込むと記載しています。★10-Kが事業提携先として具体名を挙げているのはこの1社だけです(ほかにリスク要因でSOMPOホールディングス・HD現代の共同出資会社に触れています)。★SOMPOホールディングスとは2019年11月に日本で共同支配企業を設立し、2022年11月に支配持分を取得しています。会社は同じ箇所で、これらの取り決めが「日本・韓国市場で独自にプラットフォームを販売する能力を制限し、成長機会を制限する」面もあると記載しています。
- ★★★純利益が営業利益を上回る期がある2023年12月期・2024年12月期・2025年12月期と直近の四半期は、いずれも純利益が営業利益を上回っています。理由は3つです。★①受取利息が大きい。2025年12月期は2億29百万ドル、直近の四半期は7,750万ドル。2026年6月30日時点の現金・現金同等物と短期の米国債は92億ドルあります。★②法人税の負担が極めて小さい。2025年12月期は税引前利益16億57百万ドルに対し法人税2,272万ドルで、実効税率1.4%です。会社は「当社が事業を行う外国および州の管轄区域に関する法人税と源泉税で構成される」と定義しています。★③直近の四半期はその他収益が9,184万ドルあり、会社は「非公開の持分証券の実現益と評価の上方修正、および公開の持分証券の未実現の純益による」と説明しています。
- ★★株式報酬費用が売上に対して大きく下がった株式報酬費用は2021年12月期7億78百万ドル(売上高の50.5%)→2023年12月期4億75百万ドル(21.4%)→2025年12月期6億84百万ドル(15.3%)と推移しています。金額は2023年12月期を底に増えていますが、売上の伸びがそれを上回っています。★直近の四半期は2億65百万ドル(売上高の13.7%)で、前年同期比66%増と増加率が再び上がっています。★希薄化後の株式数は加重平均で25億68百万株で、発行済(基本)の23億99百万株より約1億69百万株(7.0%)多くなっています。
- ★種類株式が3つあり、創業者が議決権の最大49.999999%を持つ同社にはクラスA(1株1票)・クラスB(1株10票)・クラスF(創業者株)の3つがあります。★クラスFは、創業者3名とその関係者が一定の保有基準を満たすかぎり、創業者が議決権総数の最大49.999999%を支配できる株数の議決権を持ちます。クラスF全株は議決権信託に置かれ、創業者の過半数の指示どおりに議決されます。★クラスFの議決権を除くと、創業者らの議決権は約22%です(2026年2月10日時点)。★上場しているのはクラスAだけで、クラスBとクラスFはどの取引所にも上場していません。★当サイトの時価総額は、会社が10-Qの表紙に記載した3種類の合計23億3百万株で計算しています(会社自身も1株当たり利益を3種類の合算で計算しています)。
部門ごとの売上と利益
2025年12月期(2025年1月1日〜12月31日)10-Kのセグメント注記より
| 部門 | 売上高 | 部門の利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| 政府 | 3,845億円 | 2,522億円 | 65.6% |
| 商業 | 3,318億円 | 2,187億円 | 65.9% |
| 部門に配分していない費用 | — | ▲2,446億円 | — |
| 連結(営業利益) | 7,162億円 | 2,263億円 | 31.6% |
★★★部門の利益は営業利益ではなく Contribution(貢献利益)です。
地域別の売上
地域別の売上高(販売時点の顧客の本社・官庁の所在地基準)2025年12月期(2025年1月1日〜12月31日)
- 米国
- その他の国
- 英国
2025年12月期(2025年1月1日〜12月31日)の地域別の売上高です。
最新の決算
2026年12月期 第2四半期(2026年4月1日〜6月30日)2026-08-03 公表
| 項目 | 2026年12月期 第2四半期(2026年4月1日〜6月30日) | 2025年4月1日〜6月30日 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 3,097億円 | 1,606億円 | +92.8% |
| 営業利益 | 1,460億円 | 431億円 | +238.6% |
| 純利益 | 1,699億円 | 523億円 | +225.0% |
| 売上高営業利益率 | 47.1% | 26.8% | — |
会社が公表した決算資料の数値です。
会社が公表している中長期の目標
2026年12月期の見通し2026年8月3日の決算発表資料に記載
会社が掲げる「会社が10-Kに掲げる方針」は「米連邦政府のソフトウェアシステム支出の、さらに大きなシェアを獲得する」です。
会社が示している数値2026年8月3日の決算発表資料に記載
| 項目 | テーマ | 主な重点活動 |
|---|---|---|
| 12026年12月期の売上高①81億50百万〜81億58百万ドル(2026年8月3日に2度目の引き上げ) | 会社が示した数値 |
|
| 22026年12月期の利益とキャッシュ②調整後営業利益 48億89百万〜48億97百万ドル | 会社が示した数値 |
|
★★★会社は複数年にわたる数値目標を公表していません。
経営目標(財務)
| 指標 | 2025年12月期(実績) | 会社が掲げた目標 |
|---|---|---|
| 売上高 | 44億75百万ドル | 2026年12月期は81億50百万〜81億58百万ドル |
| 米国の商業顧客向けの売上 | 15億ドル | 2026年12月期は34億24百万ドル超 |
| 中長期の目標 | 売上高営業利益率31.6% | 会社は複数年にわたる数値目標を公表していない |
これは会社が公表した計画であり、当サイトの予測でも評価でもありません。
日本企業との違い
富士通6702
★★★パランティアの10-Kに富士通が名指しで書かれている。「共同事業と新しい事業提携」の節に、パランティア・テクノロジーズ・ジャパン合同会社を通じて富士通と戦略的なグローバル・パートナーシップを結び、Foundry と AIP の機能を「Fujitsu Uvance」のデータ基盤の中核要素として組み込むと記載。10-Kが事業提携先として具体名を挙げているのはこの1社だけ。★同時に10-Kは競合として「システムインテグレーター」「政府請負業者」「潜在顧客の社内ソフトウェア開発の取り組み」を挙げている
サービスソリューション(66.1%)・ハードウェアソリューション(26.6%)・ユビキタスソリューション(6.6%)の3事業で、連結売上収益は3兆5,030億円。★★★パランティアの10-Kに、富士通が名指しで書かれています。 「共同事業と新しい事業提携」の節に、パランティア・テクノロジーズ・ジャパン合同会社を通じて富士通と戦略的なグローバル・パートナーシップを結び、Foundry と AIP の機能を「Fujitsu Uvance」のデータ基盤の中核要素として組み込むと記載されています。★10-Kが事業提携先として具体名を挙げているのはこの1社だけです。★★同時に、10-Kは競合として「システムインテグレーター」「政府請負業者」「潜在顧客の社内ソフトウェア開発の取り組み」を挙げています。★官公庁向けが大きい点も重なりますが、パランティアの政府顧客は米国政府と同盟国の政府で、日本の官公庁ではありません。
売上高をパランティア・テクノロジーズと並べる- 富士通3.5兆円2026年3月期
- パランティア・テクノロジーズ7,162億円直近の通期
- 富士通6.8兆円
- パランティア・テクノロジーズ71.6兆円
NEC6701
官公庁向けが事業の柱という点で重なる(パランティアの政府部門は売上の53.7%、うち米国政府向けが19億ドル)。★★★ただし契約の形が違う。パランティアは10-Kに「当社は商用のアイテムとサービスを販売しており、非商用の開発サービスの契約はしない」と明記している。★エンジニアが顧客の現場に深く入る点は近い(会社は「我々はユーザーの中に入り込む」と10-Kに記載)
2026年3月期から報告セグメントを作り直し、ITサービス事業(70.0%)と社会インフラ事業(26.1%)の2つになりました。連結売上収益は3兆5,827億円。★★官公庁向けが事業の柱という点で重なります。 パランティアの政府部門は売上の53.7%(24億2百万ドル)で、うち米国政府向けが19億ドルです。★★★ただし契約の形が違います。 パランティアは10-Kに「当社は商用のアイテムとサービスを販売しており、非商用の開発サービスの契約はしない」と明記しています。会社は米国の連邦調達合理化法(FASA)が政府に商用品の調達を求めていることを挙げ、「FASAの執行が米連邦政府との取引の大幅な増加をもたらした」と述べています。★エンジニアが顧客の現場に深く入る点は近いです。 会社は10-Kに「顧客が直面する最も複雑な課題に対処するには、その問題を自ら経験し理解しなければならない。そのために我々はユーザーの中に入り込む」と書いています。★NECは社会インフラ事業に携帯電話基地局・光伝送システムなどを持ちます。 パランティアにこれに当たる事業はありません。
売上高をパランティア・テクノロジーズと並べる- NEC3.6兆円2026年3月期
- パランティア・テクノロジーズ7,162億円直近の通期
- NEC6.7兆円
- パランティア・テクノロジーズ71.6兆円
野村総合研究所4307
ハードウェアを作らない点が共通。★★基盤の持ち方は逆。野村総合研究所は自社でデータセンターを運営するが、パランティアは自前のインフラを持たずAWS・Microsoft Azure など第三者のクラウドに依存する(10-Kのリスク要因に明記)。★従業員数が大きく違う(4,429人 対 16,894人)
コンサルティング・金融ITソリューション・産業ITソリューション・ITプラットフォームサービスの4部門で、連結売上収益は8,147億円。ハードウェアを作らない点はパランティアと同じです。★★部門の利益の指標が違います。 野村総合研究所は4部門の営業利益を開示しますが、パランティアの指標はContribution(貢献利益)で、研究開発費・一般管理費・株式報酬費用を配分していません。★★基盤の持ち方も逆です。 野村総合研究所は自社でデータセンターを運営しますが、パランティアは自前のインフラを持たず、AWS・Microsoft Azure など第三者のクラウドに依存しています(10-Kのリスク要因に明記)。売上原価の増加要因として毎期「第三者クラウドホスティングサービス」が筆頭に挙がります。★従業員数が大きく違います。 パランティアは4,429人、野村総合研究所は16,894人です。
売上高をパランティア・テクノロジーズと並べる- 野村総合研究所8,147億円2026年3月期
- パランティア・テクノロジーズ7,162億円直近の通期
- 野村総合研究所3.1兆円
- パランティア・テクノロジーズ71.6兆円
4社とも決算期と会計基準の組み合わせが異なるため、売上高の範囲は完全には一致しません。パランティアは12月期の米国会計基準、富士通・NEC・野村総合研究所は3月期のIFRSです。米ドルはページ下部に記載のレートで円換算しています。
よくある質問
パランティアと日本の会社の関係を教えてください
★★★10-Kに富士通が名指しで書かれています。 「共同事業と新しい事業提携」の節に、パランティア・テクノロジーズ・ジャパン合同会社を通じて富士通と戦略的なグローバル・パートナーシップを結び、Foundry と AIP の機能を「Fujitsu Uvance」のデータ基盤の中核要素として組み込むと記載されています。10-Kが事業提携先として具体名を挙げているのはこの1社だけです。★SOMPOホールディングスとは2019年11月に日本で共同支配企業を設立し、2022年11月に支配持分を取得しています(リスク要因に記載)。会社は同じ箇所で、これらの取り決めが「日本・韓国市場で独自にプラットフォームを販売する能力を制限し、成長機会を制限する」面もあると書いています。★★同時に、10-Kは競合として「システムインテグレーター」「政府請負業者」「潜在顧客の社内ソフトウェア開発の取り組み」を挙げています。 日本のIT各社は、パートナーと競合の両方の立場に立ちうる位置にあります。
部門ごとの利益が「貢献利益」なのはなぜですか?
会社が10-Kでそう開示しているためです。定義は「部門の売上高から、関連する売上原価と販売・マーケティング費用を引いたもの」で、株式報酬費用は除いています。 直接ひもづけられない費用は、各期の部門の人員数で按分しています。★★研究開発費・一般管理費・株式報酬費用は部門に配分していません。 会社は「連結の全社レベルで別途管理される、または非現金の費用であるため」と記載しています。そのため基本情報に載せた連結の営業利益14億14百万ドルと、部門の表の合計29億42百万ドルは別の数字です。★配分していない費用15億28百万ドルの内訳は、研究開発費4億20百万ドル・一般管理費4億23百万ドル(いずれも株式報酬費用を除く)・株式報酬費用6億84百万ドルです。
5期の前半が損失なのはなぜですか?
株式報酬費用が売上に対して非常に大きかったためです。 2021年12月期の株式報酬費用は7億78百万ドルで、売上高の50.5%にあたります。同期の営業損失は4億11百万ドル、当期純損失は5億20百万ドルでした。★2023年12月期に営業損益・純損益がそろって黒字に転じています。 株式報酬費用が4億75百万ドル(売上高の21.4%)まで下がったことが主因で、会社は当時の10-Kで、売上原価・販売費・一般管理費のいずれについても「株式報酬関連費用の減少」を要因に挙げています。★あわせて受取利息が2,030万ドルから1億32百万ドルへ増えました。会社は「米国金利の上昇と、利付きの現金・現金同等物および短期の米国債の増加による」と説明しています。★2025年12月期の株式報酬費用は6億84百万ドルで、売上高に対する比率は15.3%まで下がっています。
純利益が営業利益を上回っているのはなぜですか?
理由は3つあります。★①受取利息が大きい。 2025年12月期は2億29百万ドル、直近の四半期は7,750万ドルです。2026年6月30日時点の現金・現金同等物と短期の米国債は92億ドルあります。2023年12月期は、受取利息1億32百万ドルが営業利益1億19百万ドルを上回っていました。★②法人税の負担が極めて小さい。 2025年12月期は税引前利益16億57百万ドルに対し法人税2,272万ドルで、実効税率1.4%です(前期4.3%、前々期8.3%)。会社は法人税を「当社が事業を行う外国および州の管轄区域に関する法人税と源泉税で構成される」と定義しています。★③直近の四半期はその他収益が9,184万ドルあり、会社は「非公開の持分証券の実現益と評価の上方修正、および公開の持分証券の未実現の純益による」と説明しています。
発行済株式数はどうやって求めたのですか?
10-Qの表紙に記載された3種類の合計です。 同社にはクラスA・クラスB・クラスF(創業者株)の3つがあり、SECのXBRLには種類ごとに登録されているため、当サイトの自動取得が合計を作れませんでした。★2026年7月27日時点でクラスA 2,300,713,329株+クラスB 101,340,151株+クラスF 1,005,000株=2,403,058,480株です。★3種類を合算してよいことは会社が10-Kに明記しています。「クラスA・クラスB・クラスFの保有者の権利は、議決権と転換を除いて同一である。清算と配当の権利が同一であるため、1株当たり利益は個別でも合算でも同じになる。したがって当社は普通株式に帰属する純利益を合算ベースで表示している」。会社自身も加重平均株式数を3種類の合算で計算しています。★上場しているのはクラスAだけで、クラスBとクラスFはどの取引所にも上場していません。
クラスF(創業者株)とは何ですか?
創業者3名が議決権の最大49.999999%を支配できるようにする種類株式です。 発行済は1,005,000株だけで、名義株主は1名(議決権信託の受託者)です。★会社は10-Kに、創業者とその関係者が最低保有基準を満たすかぎり、クラスFは創業者が議決権総数の最大49.999999%を支配できる株数の議決権を持つと記載しています。クラスF全株は議決権信託に置かれ、創業者の過半数の指示どおりに議決されます。★クラスFの議決権を除くと、創業者らの議決権は約22%です(2026年2月10日時点)。★クラスAは1株1票、クラスBは1株10票です。★会社は「これらの契約は最後の存命の創業者の死亡まで存続しうる」と記載しています。
日本向けの売上はどれくらいですか?
売上の地域別では、日本は独立して開示されていません。 会社は「他のどの国も総売上の10%以上を占めていない」と注記しています。区分は米国33億20百万ドル(74%)・英国4億27百万ドル(10%)・その他7億28百万ドル(16%)の3つで、基準は「販売した時点で顧客の本社または官庁がどこにあるか」です。★★★ただし有形固定資産の国別では、日本が米国に次ぐ2位です。 2025年12月31日時点で706万ドル・全体の14%を占め、英国(503万ドル・10%)を上回ります(前期は918万ドル・23%)。★米国の比率が上がり続けています。 2023年12月期62%→2024年12月期66%→2025年12月期74%→直近の四半期は81%です。会社は四半期報告書に「もし総売上に占める米国の比率が現在の水準にとどまるか上昇し続ければ、当社の事業と財政状態は米国における将来の不利な状況により大きくさらされる可能性がある」と記載しています。
顧客はどれくらいいますか?
2025年12月31日までの過去12か月で954社です(前年711社から34%増)。2026年6月30日時点では1,049社になっています。★会社は顧客を「過去12か月の期間に売上を認識した組織」と定義し、大規模な政府機関では別契約を結び別法人として請求される部局・下部機関をそれぞれ別の顧客として数えるとしています。★上位20社の平均売上は9,390万ドル(前年6,460万ドル)。2026年6月30日までの過去12か月では1億24百万ドルです。★売上の10%以上を占める顧客はいませんが、売掛金では1社が25%を占めます(会社は社名を書いていません)。★政府と商業それぞれの顧客数は開示されていません。
今期の見通しの節がないのはなぜですか?
会社が10-Kにも四半期報告書にも見通しを記載していないためです。見通しはSECに提出される決算発表資料(Form 8-K 添付資料99.1)にあり、2026年8月3日の発表では2026年12月期の通期について「売上高81億50百万〜81億58百万ドル」「調整後営業利益48億89百万〜48億97百万ドル」と公表しています。★2026年2月2日の当初の見通し(71億82百万〜71億98百万ドル)から引き上げられています。★調整後営業利益は非GAAPの指標で、会社は「将来の調整項目の不確実性のため、非GAAPの見通しをGAAPの指標に調整する表は合理的な労力では作成できない」としています。
中期経営計画はありますか?
会社は複数年にわたる数値目標を公表していません。 10-K・四半期報告書・直近2回の決算発表資料のいずれにも、売上目標額や利益率目標、達成年限を伴うものはありません。★数値を伴わない方針としては、10-Kに「我々は米連邦政府のソフトウェアシステム支出のさらに大きなシェアを獲得するつもりだ」という一文があります。★会社は Rule of 40(売上成長率と調整後営業利益率の合計)という指標を四半期ごとに報告していますが、これは実績の報告であって目標ではありません(直近の四半期は155%)。★配当は出していません。 2023年8月に承認した最大10億ドルの自社株買いのプログラムも、2026年1月に終了しています。
数値はいつ時点のものですか?
決算数値は各社の直近の年次報告書(米国は10-K、日本は有価証券報告書)によります。決算期は会社ごとに異なり、パランティア・テクノロジーズは12月末、富士通・NEC・野村総合研究所は3月末です。直近の四半期の実績は、会社が2026年8月4日にSECへ提出した四半期報告書(Form 10-Q)によります。★発行済株式数は、同じ四半期報告書の表紙に記載された3種類の合計(2026年7月27日時点)を使っています。 株価と時価総額はページ下部の更新日時点の値です。
注記(5件)
- 売上高と利益の推移
- ★★★5期のうち前半2期は営業損失・当期純損失です。2021年12月期は営業損失4億11百万ドル・純損失5億20百万ドル、2022年12月期も営業損失1億61百万ドル・純損失3億73百万ドルでした。2023年12月期に営業損益・純損益がそろって黒字に転じています。★黒字転換の主な理由は株式報酬費用の減少です。同費用は2021年12月期の7億78百万ドルから2023年12月期の4億75百万ドルへ39%減りました(売上高に対する比率は50.5%から21.4%へ)。会社は当時の10-Kで、売上原価・販売費・一般管理費のいずれについても「株式報酬関連費用の減少」を主な要因に挙げています。★あわせて受取利息が2,030万ドルから1億32百万ドルへ増えました。会社は「米国金利の上昇と、利付きの現金・現金同等物および短期の米国債の増加による」と説明しています。2023年12月期は受取利息1億32百万ドルが営業利益1億19百万ドルを上回っています。★★2025年12月期は売上高が56%、営業利益が356%増えました。売上が28億65百万ドルから44億75百万ドルへ増える一方、費用の合計は25億55百万ドルから30億61百万ドルへ20%の増加にとどまり、売上高営業利益率が11%から32%へ上がっています。★法人税の負担が極めて小さい点も、純利益が営業利益に近い理由です。2025年12月期は税引前利益16億57百万ドルに対し法人税2,272万ドルで、実効税率は1.4%でした。★ROEと自己資本比率は会社が公表していないため当サイトが計算しています(ROEの分母は期首と期末の自己資本の平均、自己資本比率は期末の自己資本÷期末の総資産)。
- 部門ごとの売上と利益
- 会社の定義は「部門の売上高から、関連する売上原価と販売・マーケティング費用を引いたもの」で、株式報酬費用は除いています。直接ひもづけられない費用は、各期の部門の人員数で按分しています。★★研究開発費・一般管理費・株式報酬費用は部門に配分していません。会社は「連結の全社レベルで別途管理される、または非現金の費用であるため」と10-Kに記載しています。そのため基本情報に載せた連結の営業利益14億14百万ドルと、この表の合計29億42百万ドルは別の数字です。★部門に配分していない費用15億28百万ドルの内訳は、研究開発費4億20百万ドル・一般管理費4億23百万ドル(いずれも株式報酬費用を除く)・株式報酬費用6億84百万ドルです。★2部門の売上の合計44億75百万ドルは連結の売上高と一致します。★会社は部門別の資産を開示していません(最高経営意思決定者が部門別に資産を評価していないため)。★★貢献利益率は政府65.6%・商業65.9%とほぼ同じ水準です(会社は10-Kで両部門とも66%と丸めて記載しています。前期はともに約60%)。ただし直近の四半期では商業78%・政府71%と差がついています。
- 「部門の利益」が何を指すかは会社によって違います。掲載している会社の基準の一覧を用語集に置いています。
- 地域別の売上
- 会社が10-Kで開示した区分をそのまま用いており、当サイトで分類し直したものではありません。★★この区分は「販売した時点で顧客の本社または官庁がどこにあるか」で分けたものです。★★★米国の比率が上がり続けています。2023年12月期62%→2024年12月期66%→2025年12月期74%→直近の四半期は81%です。会社は四半期報告書に「もし総売上に占める米国の比率が現在の水準にとどまるか上昇し続ければ、当社の事業と財政状態は米国における将来の不利な状況により大きくさらされる可能性がある」と記載しています。★日本は売上の地域別では独立して開示されていません(会社は「他のどの国も総売上の10%以上を占めていない」と注記)。★★★ただし有形固定資産の国別では、日本が米国に次ぐ2位です。2025年12月31日時点で706万ドル・全体の14%を占め、英国(503万ドル・10%)を上回ります(前期は918万ドル・23%)。
- 最新の決算
- 当サイトが原文を翻訳・加工したものではありません。増減は前年の同じ期間との比較です。★3か月(2026年4月1日〜6月30日)の数値です。SECに提出された四半期報告書(Form 10-Q)によります。★★売上高が93%増え、売上高営業利益率は26.8%から47.1%へ20.3ポイント上がりました。売上が93%増える一方、営業費用の合計は34%の増加にとどまっています。★部門別では、政府が9億90百万ドル(79%増)、商業が9億45百万ドル(110%増)。商業の貢献利益率78%が政府の71%を上回りました。★米国の商業顧客向けの売上は7億64百万ドルで、前年同期の3億6百万ドルから149%増えています(会社が四半期報告書に記載した数字)。★米国の比率が81%まで上がりました(前年同期73%)。★★純利益が営業利益を上回っているのは、受取利息7,750万ドルとその他収益9,184万ドルがあり、法人税が1,538万ドルにとどまるためです。★会社は決算発表資料で、この四半期に1,000万ドル以上の案件を73件、500万ドル以上を98件、100万ドル以上を220件締結したと述べています。
- 会社が公表している中長期の目標
- 10-K・四半期報告書・直近2回の決算発表資料のいずれにも、売上目標額や利益率目標、達成年限を伴うものはありません。★通期の見通しは出しており、金額で示しますが、それは10-Kではなく決算発表資料(Form 8-K 添付資料99.1)にあります。★会社は Rule of 40(売上成長率と調整後営業利益率の合計)という指標を四半期ごとに報告していますが、これは実績の報告であって目標ではありません(直近の四半期は155%)。当サイトは会社が公表した数値をそのまま紹介するにとどめ、達成の可否については述べません(憲法B-7)。
- 目標の言い回しは資料の表現をそのまま用いています。計画は見直されることがあります。会社がSECに提出した決算発表資料(2026年8月3日)に記載した内容です。★★10-Kにも四半期報告書にも見通しの記載はありません。複数年にわたる数値目標も公表されていません。★同社は配当を出しておらず、2023年8月に承認した最大10億ドルの自社株買いのプログラムも2026年1月に終了しました(2025年12月期に600,446株・7,500万ドルを取得して消却)。会社は将来に関する記述の留保を資料に記載しています。
出典
部門別・地域別の売上高、四半期決算、中長期の目標は、同社が公表した次の資料から当サイトが書き写しました(2025年12月期 Form 10-K(2026-02-17 公表)/2026年12月期 第2四半期 Form 10-Q(2026-08-04 公表)/2026年12月期 第2四半期の決算発表(Form 8-K 添付資料99.1)(2026-08-03 公表))。5期の推移(売上高・利益・総資産・キャッシュ・フロー等)は米国SECに提出されたXBRLデータによります。発行済株式数は、その後に株式数が変わっているため、10-Q(2026年6月30日に終了した四半期) 表紙から当サイトが書き写しました。金額は1米ドル=160.04円、株価と時価総額は1米ドル=160.04円で円に直しています(レートの出典はYahoo Finance)。
投資判断は自己責任で行ってください。
当サイトは特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
数値は更新時点のものです。最新の情報は各社の開示資料をご確認ください。
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