ユナイテッド航空
基本情報
- 正式社名
- United Airlines Holdings, Inc.
- 英文社名
- United Airlines Holdings, Inc.
- ティッカー
- UAL(Nasdaq)
- 会計基準
- 米国会計基準(US GAAP)
- SECへの登録業種
- Air Transportation, ScheduledSIC 4512
- 発行済株式数
- 324,583,772 株直近の提出書類
- ROE(自己資本利益率)
- 24.0%FY2025・当サイトの計算
- 1株あたり利益(EPS)
- 10.20 米ドルFY2025・希薄化後
売上高と利益の推移
財務ハイライト(過去5期)
当社株主に帰属する当期純利益・ROE
総資産・純資産・株主資本比率
キャッシュ・フロー
1株当たり当期純利益(EPS)
| 決算期 | 売上高 | 前期比 | 営業利益 | 営業利益率 | 純利益 | 純利益率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| FY20252025-12-31期末 | 93,928億円 | +3.5% | 7,494億円 | 8.0% | 5,332億円 | 5.7% |
| FY20242024-12-31期末 | 90,737億円 | +6.2% | 8,103億円 | 8.9% | 5,007億円 | 5.5% |
| FY20232023-12-31期末 | 85,416億円 | +19.5% | 6,696億円 | 7.8% | 4,163億円 | 4.9% |
| FY20222022-12-31期末 | 71,484億円 | +82.5% | 3,716億円 | 5.2% | 1,172億円 | 1.6% |
| FY20212021-12-31期末 | 39,171億円 | — | ▲1,625億円 | ▲4.1% | ▲3,123億円 | ▲8.0% |
直近5期の通年決算です。出典は米国SECに提出されたXBRLデータで、金額は1米ドル=159.01円で円に直しています。図の売上高と利益は同じ物差しで並べているので、棒の高さの差がそのまま利益の大きさにあたります。★★★2021年12月期は営業損失10億22百万ドル・当期純損失19億64百万ドルでした。新型コロナウイルスの影響で売上高が246億34百万ドルまで落ちた期です。★★★売上高は5期で2.4倍になりました。246億34百万ドル(2021年12月期)から590億70百万ドル(2025年12月期)です。★★株主資本比率は7.4%から20.0%へ上がりました。株主資本は50億29百万ドルから152億82百万ドルへ3.0倍です。★★★1株当たり配当金は5期ともありません(無配)。★1株当たり当期純利益は5期で△6.10ドルから10.20ドルへ動きました。★株式分割はありません。
事業の概要
注目ポイント
- ★★★報告セグメントが単一ユナイテッド航空の報告セグメントは1つで、部門ごとの売上と利益は開示されていません。★★そのため当ページには「部門ごとの売上と利益」の節がなく、地域別の内訳だけを載せています。★★同じ形はアメリカン航空にも見られます。デルタ航空は航空と石油精製所の2部門、ANAホールディングスは4部門、日本航空は3部門に分けています。★開示されていないことを推測で補うことはしません。
- ★★★国際線の比重が米国3社で最も大きい地域別では国内(米国・カナダ)が59.3%で、デルタ航空の70.5%、アメリカン航空の旅客収入の70.9%より低い水準です(いずれも当サイトの計算)。★★太平洋が68億78百万ドル(11.6%)で、デルタ航空の33億64百万ドル(5.3%)の2倍以上です。★大西洋は116億47百万ドル(19.7%)。★★日本の2社と比べると、日本航空の海外比率50.6%には届きませんが、米国3社の中では最も国際線に寄った形です。
- ★★★2026年4〜6月期は増収減益2026年4〜6月期の売上高は176億72百万ドルで前年同期の152億36百万ドルから16.0%増えました(当サイトの計算)が、営業利益は13億25百万ドルから10億96百万ドルへ17.3%減りました。★★会社は見出しで「予想を上回る第2四半期の結果を出し、燃油費が約60億ドル増える中でも2026年通期の調整後1株当たり利益の見通しを引き上げた」と記載しています。★GAAPの希薄化後1株当たり利益は2.46ドル、調整後は1.99ドル。税引前利益は10億ドル(税引前利益率5.8%)、調整後は8億43百万ドル(4.8%)です。★★★増収減益は当サイトが載せている航空5社すべてに共通しています。
- ★★5期で財務が大きく変わった株主資本は2021年12月期の50億29百万ドルから2025年12月期の152億82百万ドルへ3.0倍、株主資本比率は7.4%から20.0%になりました(当サイトの計算)。★★それでもデルタ航空(25.6%)より低く、日本の2社(ANAホールディングス37.7%・日本航空40.3%)とは差があります。★★会社は「バランスシートの最適化を続けており、2026年中の投資適格級の格付けを目標にしている」と記載しています。★これは会社が公表した方針であり、当サイトの評価ではありません。
- ★配当を支払っていない1株当たり配当金は5期ともありません(無配)。★当サイトが載せている航空5社のうち、無配はユナイテッド航空とアメリカン航空の2社です。デルタ航空は2023年12月期に復配し2025年12月期は0.675ドル、ANAホールディングスは2026年3月期に65円、日本航空は96円です。★これは事実の記載であり、当サイトは買うべきか売るべきかを述べません。
地域別の売上
地域別の売上高2025年12月期
- 国内(米国・カナダ)
- 大西洋(Atlantic)
- 太平洋(Pacific)
- 中南米(Latin America)
2025年12月期の地域別の売上高です。会社が10-Kの Revenue Recognition — Schedule of Operating Revenue by Geographic Region よりで開示した区分をそのまま用いており、当サイトで分類し直したものではありません。★★★会社が開示している内訳はこの4区分だけです。国内(米国・カナダ)350億17百万ドル(59.3%)、大西洋116億47百万ドル(19.7%)、太平洋68億78百万ドル(11.6%)、中南米55億28百万ドル(9.4%)で、4区分の合計は連結の売上高590億70百万ドルと完全に一致します(割合は当サイトの計算)。★★★太平洋の11.6%は、デルタ航空(5.3%)とアメリカン航空(旅客収入の2.9%)より高い水準です。★★国内の59.3%は米国3社で最も低く、デルタ航空70.5%・アメリカン航空(旅客収入の70.9%)より国際線の比重が大きい形です。★前期は国内340億67百万ドル・大西洋110億97百万ドル・太平洋64億62百万ドル・中南米54億37百万ドルでした。★★報告セグメントは単一なので、この地域別が唯一の内訳です。
最新の決算
2026年4〜6月期(第2四半期)2026-07-15 公表
| 項目 | 2026年4〜6月期(第2四半期) | 2025年4〜6月期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 28,101億円 | 24,227億円 | +16.0% |
| 営業利益 | 1,743億円 | 2,107億円 | -17.3% |
| 純利益 | 1,280億円 | 1,547億円 | -17.3% |
| 売上高営業利益率 | 6.2% | 8.7% | — |
会社が公表した決算資料の数値です。当サイトが原文を翻訳・加工したものではありません。増減は前年の同じ期間との比較です。★3か月(2026年4月1日〜6月30日)の数値です。★★★売上高は16.0%増えましたが、営業利益は17.3%減、当期純利益は17.3%減でした(当サイトの計算)。★GAAPの希薄化後1株当たり利益は2.46ドル、調整後(非GAAP)は1.99ドル。税引前利益は10億ドル(税引前利益率5.8%)、調整後は8億43百万ドル(4.8%)です。★★会社は「総営業収益が前年同期比16%増、有効座席マイルあたりの総収入が12%増」と記載しています。★★会社は2026年通期の調整後1株当たり利益の見通しを9.00ドル〜11.00ドルへ引き上げたとし、その一方で燃油費が約60億ドル増えると見込んでいると記載しています。★Starlinkを450機に搭載済みで、年末までに約1,000機になる見込みだとしています。★定時出発率は2021年以降の第2四半期で最も高い水準だったと記載しています。
日本企業との違い
ANAホールディングス9202
航空運送という点で重なるが、ユナイテッド航空は報告セグメントが単一で部門の内訳が無く、国際線の比重も大きい(国内59.3%)
航空運送という点で重なります。★★★ユナイテッド航空は報告セグメントが単一で、部門ごとの売上と利益を開示していません。ANAホールディングスは4部門(航空・商社・航空関連・旅行)に分けています。★★国際線の比重が違います。ユナイテッド航空は国内が59.3%で太平洋が11.6%、ANAホールディングスは日本が68.5%・海外が31.5%です。★規模はユナイテッド航空(約9兆3,928億円)がANAホールディングス(2兆5,392億円)の約3.7倍です。★★直近の四半期はどちらも増収減益です。
売上高をユナイテッド航空と並べる- ANAホールディングス2.5兆円2026年3月期
- ユナイテッド航空9.4兆円直近の通期
- ANAホールディングス1.5兆円2026-08-22 時点
- ユナイテッド航空5.8兆円2026-08-22 時点
日本航空9201
国際線の比重が大きい点で近いが、ユナイテッド航空は報告セグメントが単一で、日本航空のようにLCCやマイル事業を分けていない
★★国際線の比重が近いです。ユナイテッド航空は国内(米国・カナダ)が59.3%で国内以外が40.7%、日本航空は海外が50.6%です(当サイトの計算)。★★★ただしユナイテッド航空は報告セグメントが単一で、日本航空のようにLCC事業やマイル事業を分けていません。★規模はユナイテッド航空(590億70百万ドル・基準日のレートで約9兆3,928億円)が日本航空(2兆125億円)の約4.7倍です。★★配当が違います。ユナイテッド航空は5期とも無配、日本航空の2026年3月期の年間配当は96円です。
売上高をユナイテッド航空と並べる- 日本航空2.0兆円2026年3月期
- ユナイテッド航空9.4兆円直近の通期
- 日本航空1.3兆円2026-08-22 時点
- ユナイテッド航空5.8兆円2026-08-22 時点
ユナイテッド航空は米国会計基準、日本2社は日本基準(ANAホールディングス)とIFRS(日本航空)です。売上高の範囲は完全には一致しません。米ドルはページ下部に記載の基準日のレートで円換算しています。
★★★報告セグメントが単一なのはユナイテッド航空とアメリカン航空だけです。ANAホールディングスは4部門、日本航空は3部門、デルタ航空は2部門に分けています。そのため当ページには「部門ごとの売上と利益」の節がなく、地域別の内訳だけを載せています。
★★★通期の見通しの出し方が正反対です。ユナイテッド航空は調整後(非GAAP)の1株当たり利益9.00〜11.00ドルだけで、GAAPの金額が1つもありません。ANAホールディングスは売上高・営業利益・経常利益・当期純利益・1株当たり利益をすべて金額で示し、日本航空は売上収益・EBIT・当期利益を金額で示します。そのため当ページには「今期の見通し」の節がありません。
★★★直近の四半期は3社とも増収減益です。ユナイテッド航空(売上高16.0%増・営業利益17.3%減)、ANAホールディングス(22.6%増・43.5%減)、日本航空(売上収益11.2%増・EBIT 72.1%減)。いずれも当サイトの計算です。
★★配当が違います。ユナイテッド航空は5期とも無配です。ANAホールディングスは2026年3月期に65円、日本航空は96円の年間配当です。
★★財務の強さも違います。ユナイテッド航空の株主資本比率20.0%に対し、ANAホールディングス37.7%・日本航空40.3%です。ただしユナイテッド航空は2021年12月期の7.4%から回復しています。
★決算期はユナイテッド航空が12月末、日本2社は3月末です。ただし直近の四半期はどれも2026年4〜6月期なので、同じ3か月で比べられます。
よくある質問
ユナイテッド航空に対応する日本企業はどこですか?
★★国際線の比重では日本航空が近いです。ユナイテッド航空は国内(米国・カナダ)が59.3%で国内以外が40.7%、日本航空は海外が50.6%です(当サイトの計算)。★★★ただしユナイテッド航空は報告セグメントが単一で、日本航空のようにLCCやマイル事業を分けていないため、部門の内訳を比べられません。★規模はユナイテッド航空(約9兆3,928億円)が日本航空(2兆125億円)の約4.7倍、ANAホールディングス(2兆5,392億円)の約3.7倍です。
なぜ「部門ごとの売上と利益」の節がないのですか?
★★★会社の報告セグメントが単一だからです。部門ごとの売上と利益は開示されていません。★★会社が開示している内訳は地域別4区分だけで、これは「地域別の売上」の節に置いています。★★同じ形はアメリカン航空にも見られます。デルタ航空は航空と石油精製所の2部門、ANAホールディングスは4部門、日本航空は3部門に分けています。★開示されていないことを推測で補うことはしません。
なぜ「今期の見通し」の節がないのですか?
★★★会社がGAAPの金額を1つも示していないためです。2026年7月15日の決算発表資料で示されているのは調整後(非GAAP)の1株当たり利益9.00ドル〜11.00ドルだけです。★★会社は同じ見出しで「燃油費が約60億ドル増える中でも」この見通しを引き上げたと記載しています。★★日本の2社はGAAPの金額で通期予想を出しています。★当サイトが通期の数値を作ることはしません。
国際線の比重が米国3社で最も大きいのですか?
★★はい。国内(米国・カナダ)が59.3%で、デルタ航空の70.5%、アメリカン航空の旅客収入の70.9%より低い水準です(いずれも当サイトの計算)。★★★太平洋が68億78百万ドル(11.6%)で、デルタ航空の33億64百万ドル(5.3%)の2倍以上、アメリカン航空の旅客収入の2.9%を大きく上回ります。★大西洋は116億47百万ドル(19.7%)、中南米は55億28百万ドル(9.4%)です。★★日本航空の海外比率50.6%には届きませんが、米国3社の中では最も国際線に寄った形です。
配当は出していますか?
★★1株当たり配当金は5期ともありません(無配)。★当サイトが載せている航空5社のうち、無配はユナイテッド航空とアメリカン航空の2社です。デルタ航空は2023年12月期に復配し2025年12月期は0.675ドル、ANAホールディングスは2026年3月期に65円、日本航空は96円です。★★会社は「バランスシートの最適化を続けており、2026年中の投資適格級の格付けを目標にしている」と記載しています。★これは事実の記載であり、当サイトは買うべきか売るべきかを述べません。
数値はいつ時点のものですか?
5期の推移は米国SECに提出されたXBRLデータ、地域別の内訳は2025年12月期のForm 10-K(2026年2月12日提出)、直近の四半期の数値と2026年12月期の見通しは2026年7月15日公表の決算発表資料(Form 8-K 添付 EX-99.1)によります。円換算のレートはページ下部に記載した記事作成時のもので、株価・時価総額の基準日とは別に固定しています。
数値の基準日と出典
- 決算(通年)
- FY2025(2025-12-31 期末)
- 決算(四半期)
- 2026年4〜6月期(第2四半期)/2026-07-15 公表
- 資料の確認日
- 2026-08-22
- 円換算のレート
- 1米ドル = 159.01円(2026-08-22 時点・Yahoo Finance)
- 株価・時価総額
- 2026-08-22 時点(1米ドル = 158.86円)
地域別の売上高、四半期決算は、同社が公表した次の資料から当サイトが書き写しました(Form 10-K(2025年12月期)(2026-02-12 公表)/2026年4〜6月期(第2四半期)決算発表資料(Form 8-K 添付 EX-99.1)(2026-07-15 公表))。5期の推移(売上高・利益・総資産・キャッシュ・フロー等)と発行済株式数は、米国SECに提出されたXBRLデータによります。金額は1米ドル=159.01円(2026-08-22 時点)で円に直しています。この換算レートは記事を作成した時点のもので、上に書いた株価・時価総額の基準日とは別に固定しています。
投資判断は自己責任で行ってください。
当サイトは特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
数値は基準日時点のものです。最新の情報は各社の開示資料をご確認ください。