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フォード

基本情報

フォードFNYSE

FORD MOTOR CO

車を内燃(Ford Blue)・EV(Ford Model e)・商用(Ford Pro)の3区分に分け、販売金融のFord Creditを加えた4セグメント。

売上高は29.7兆円で、トヨタ自動車(50.7兆円)の約0.6倍。

  • 時価総額8.0兆円
  • 売上高29.7兆円
  • 営業利益▲1.5兆円
  • 純利益▲1.3兆円
  • 株価12.71USD
  • PBR1.41倍
  • ROE▲20.3%
  • 配当利回り5.90%
正式社名
FORD MOTOR CO
会計基準
米国会計基準(US GAAP)
SECへの登録業種
Motor Vehicles & Passenger Car BodiesSIC 3711
発行済株式数
3,987,595,667 株
1株あたり利益(EPS)
▲2.06 米ドルFY2025・希薄化後
1株あたり配当金
0.75 米ドルFY2025

株価

フォードの5年の株価の推移(月末の終値)20.77USD9.55USD20222023202420252026

月末の終値です。2021年10月から2026年08月まで。株式分割は反映済みで、配当は含みません。出典はYahoo Finance。

売上高と利益の推移

売上高と営業利益の推移(兆円)(利益率)▲8.0▲5.0%0.00.0%8.05.0%16.010.0%24.015.0%32.020.0%21.60.7FY202125.11.0FY202228.00.9FY202329.40.8FY202429.7▲1.5FY20253.3%4.0%3.1%2.8%▲4.9%売上高営業利益営業利益率

財務ハイライト(過去5期)

当社株主に帰属する当期純利益・ROE

当社株主に帰属する当期純利益・ROE(億円)▲15,000▲25.0%00.0%15,00025.0%30,00050.0%FY21FY22FY23FY24FY25純利益ROE

総資産・純資産・株主資本比率

総資産・純資産・株主資本比率(兆円)0.00.0%15.05.0%30.010.0%45.015.0%60.020.0%FY21FY22FY23FY24FY25総資産純資産株主資本比率

キャッシュ・フロー

キャッシュ・フロー(億円)▲40,000▲20,000020,00040,000FY21FY22FY23FY24FY25営業投資財務

1株当たり当期純利益(EPS)

1株当たり当期純利益(EPS)(円)▲4▲20246FY21FY22FY23FY24FY25EPS
決算期売上高前期比営業利益営業利益率純利益純利益率
FY20252025-12-31期末297,251億円+1.2%▲14,554億円▲4.9%▲12,987億円▲4.4%
FY20242024-12-31期末293,640億円+5.0%8,284億円2.8%9,332億円3.2%
FY20232023-12-31期末279,670億円+11.5%8,664億円3.1%6,900億円2.5%
FY20222022-12-31期末250,885億円+15.9%9,962億円4.0%▲3,144億円▲1.3%
FY20212021-12-31期末216,415億円—7,179億円3.3%28,472億円13.2%

直近5期の通年決算です。

事業の概要

Ford Blue

フォードとリンカーンの内燃機関車・ハイブリッド車と、部品・用品・デジタルサービス

売上構成比 53.9%売上構成比53.9%160,348億円

部門の利益4,800億円・利益率2.1%

強み・実績
  • 外部顧客への売上高1,010億1,900万ドルで、連結の53.9%
  • 部門の売上高1,459億2,800万ドルのうち449億900万ドルは部門間の取引(他部門向けの車両)
  • Ford Model eへの車体の設計・生産の提供と、Ford Pro向けの車両の生産も担う
主な製品・サービス
  • F-150(ピックアップ)
  • ブロンコ
  • エクスプローラー
  • マスタング
  • リンカーン(高級車)
  • サービス部品・用品

Ford Pro

法人・官公庁・レンタカー向けの車両とサービス。北米と欧州で展開

売上構成比 35.4%売上構成比35.4%105,216億円

部門の利益10,862億円・利益率10.3%

強み・実績
  • 外部顧客への売上高662億8,600万ドルで、連結の35.4%
  • ★Segment EBIT 68億4,300万ドルは4部門で最も大きく、利益率10.3%も最も高い
  • スーパーデューティやトランジットなどの商用車に加え、車両管理のテレマティクスやEV充電も手がける
主な製品・サービス
  • スーパーデューティ(商用ピックアップ)
  • トランジット(バン)
  • レンジャー(欧州)
  • テレマティクス
  • EV充電のソリューション

Ford Credit

車両の販売金融とリース

売上構成比 7.1%売上構成比7.1%21,065億円

部門の利益4,059億円・利益率19.3%

強み・実績
  • 外部顧客への売上高132億7,100万ドルで、連結の7.1%
  • 利益率19.3%は4部門で最も高い。総資産1,618億6,300万ドルは連結2,891億6,000万ドルの56.0%
  • Segment EBTは前期の16億5,400万ドルから25億5,700万ドルへ54.6%増えた
主な製品・サービス
  • 小売のローン・リース
  • 販売店向けの在庫金融
  • 商用顧客向けの金融

Ford Model e

EV(航続距離延長型を含む)と、車載ソフトウエアの開発

売上構成比 3.6%売上構成比3.6%10,587億円

部門の利益▲7,629億円・利益率▲67.1%

強み・実績
  • 外部顧客への売上高66億7,000万ドルで、連結の3.6%
  • ★Segment EBITは48億600万ドルの損失。5期のうち3期とも損失が続いている
  • ★特別項目としてこの部門の資産の減損81億ドルが別に計上されており、部門の損益には含まれない
主な製品・サービス
  • マスタング マッハE
  • F-150 ライトニング
  • 航続距離延長型EV(EREV)
  • 車載ソフトウエア
10.3%Ford ProのSegment EBIT利益率68億4,300万ドル / 売上高 662億8,600万ドル
173億ドル2025年12月期の特別項目Model eの資産の減損81億ドルなどを含む
169,000人従業員数会社が10-Kに「世界でおよそ16万9,000人」と記載

注目ポイント

  • 特別項目173億ドルで通期が損失になった4部門のSegment EBIT/EBTの合計は76億1,800万ドルの利益だったが、特別項目173億5,600万ドルを差し引いた結果、税引前損失118億3,000万ドル・当期損失81億6,200万ドルとなった。会社が挙げる特別項目の主な中身は、Ford Model eの資産の減損81億ドル、資産の評価減13億ドル(のれん2億ドルを含む)、EVの計画中止に伴う費用12億ドル、電池の合弁BlueOval SKへの投資の減損32億ドルである。
  • Ford Proが利益の柱になっている2025年12月期のSegment EBITは、法人向けのFord Proが68億4,300万ドルで4部門のうち最も大きい。売上高に占める割合は35.4%だが、部門の利益の合計に対しては89.8%にあたる。内燃機関車のFord Blueは30億2,400万ドル、EVのFord Model eは48億600万ドルの損失であった。
  • 販売金融が総資産の6割近くを占める2025年12月末の部門別の資産は、Ford Creditが1,618億6,300万ドルで連結の総資産2,891億6,000万ドルの56.0%にあたる。Ford Blueは632億5,700万ドル、Ford Model eは64億8,200万ドルである。売上高に占めるFord Creditの割合は7.1%だが、部門の利益では33.6%にあたる25億5,700万ドルを生んでいる。
  • 売上高の65%が米国向け会社は「販売した国」を基準に地域別の売上高を開示している。2025年12月期は米国が1,225億7,400万ドルで連結の65.5%、カナダ145億4,800万ドル、英国122億9,800万ドル、メキシコ24億6,300万ドル、その他353億8,400万ドルである。従業員数は世界でおよそ16万9,000人と会社は記載している。

部門ごとの売上と利益

FY2025(2025年1月〜12月)10-Kのセグメント注記より

部門売上高うち外部顧客向け部門の利益利益率
Ford Blue231,633億円160,348億円4,800億円Segment EBIT2.1%
Ford Pro105,216億円105,216億円10,862億円Segment EBIT10.3%
Ford Credit21,065億円21,065億円4,059億円Segment EBT19.3%
Ford Model e11,375億円10,587億円▲7,629億円Segment EBIT▲67.1%
未配分・消去▲72,038億円———
合計(Segment EBIT/EBT)297,251億円—12,092億円4.1%

★部門ごとの利益の基準が2つあります。

地域別の売上

地域別(販売した国)の売上高FY2025(2025年1月〜12月)

  • 米国 65.5%65.5%194,563億円米国
  • その他 18.9%18.9%56,165億円その他
  • カナダ 7.8%7.8%23,092億円カナダ
  • 英国 6.6%6.6%19,521億円英国
  • メキシコ 1.3%1.3%3,910億円メキシコ

FY2025(2025年1月〜12月)の外部顧客への販売または金融が行われた国を基礎とした売上高です。

最新の決算

2026年12月期 第2四半期(2026年4〜6月)2026-07-28 公表

項目2026年12月期 第2四半期(2026年4〜6月)2025年4〜6月増減
売上高76,661億円79,658億円-3.8%
営業利益1,013億円811億円+24.9%
純利益▲2,106億円▲57億円赤字継続
売上高営業利益率1.3%1.0%—

会社が公表した決算資料の数値です。

会社が公表している今期の見通し

2026年12月期2026-07-28 公表

項目会社の見通し前期比
調整後EBIT100億〜110億ドル—
調整後フリーキャッシュ・フロー60億〜70億ドル—
  • ★会社は通期の見通しを引き上げたと記載しており、調整後EBITを85億〜105億ドルから100億〜110億ドルへ、調整後フリーキャッシュ・フローを50億〜60億ドルから60億〜70億ドルへ改めている
  • 会社は第3四半期の配当を1株15セントと発表している
  • 上半期(1〜6月)の実績は売上高915億4,900万ドル・営業利益29億6,700万ドル・フォードに帰属する当期利益12億2,100万ドル

これは会社が公表した数値であり、当サイトの予測ではありません。

会社が公表している中長期の目標

会社が公表している中長期の目標2025年12月期 Form 10-K(2026年2月11日提出)

会社が掲げる「掲げる姿勢」は「誰もが自由に移動し、夢を追える、よりよい世界づくりに貢献する」です。

成長と価値創造の計画「Ford+」の3つの事業2025年12月期 Form 10-K(2026年2月11日提出)

柱
1Ford Blue — 内燃機関車とハイブリッド車フォードとリンカーンの内燃機関車とハイブリッド車を開発すると記載している。他の2部門に車体の設計・生産の能力を提供し、Ford Pro向けの車両も生産する。2025年12月期のSegment EBITは30億2,400万ドル。
2Ford Model e — EVと車載ソフトウエアEV(航続距離延長型を含む)と、常時つながるデジタル体験を支える組み込みソフトウエアを開発すると記載している。北米・欧州・中国で事業を行う。2025年12月期は48億600万ドルのSegment EBIT損失で、これとは別に特別項目として資産の減損81億ドルを計上した。
3Ford Pro — 法人向けの車両とサービス法人・官公庁・レンタカーの顧客に対し、車両と、車両管理を最適化するデジタル・物理のサービスを提供すると記載している。北米と欧州で事業を行う。2025年12月期のSegment EBITは68億4,300万ドルで4部門のうち最も大きい。
4Ford Credit — 販売金融車両に関わる金融とリースを行う連結ベースの事業と記載している。上の3部門とは別に、Segment EBT(税引前の部門利益)で評価される。2025年12月期のSegment EBTは25億5,700万ドル。

会社が10-Kに記載した「Ford+ plan for growth and value creation(成長と価値創造のためのFord+計画)」の枠組みです。

これは会社が公表した計画であり、当サイトの予測でも評価でもありません。

日本企業との違い

トヨタ自動車7203

量産の完成車と販売金融。フォードは車を用途で3区分に分けている

有価証券報告書(2026年3月期)の報告セグメントは自動車・金融・その他の3つで、量産の完成車と販売金融を柱に据える立て方がフォードと重なります。ただしトヨタは自動車を1つにまとめており、フォードのように内燃機関車(Ford Blue)・EV(Ford Model e)・商用(Ford Pro)へ分けていません。規模はトヨタの営業収益50兆6,850億円がフォードの売上高1,873億ドル(円換算で約29.8兆円)のおよそ1.7倍です。金融事業の資産が総資産の半分を占める点は両社に共通で、トヨタ50.9%・フォード56.0%です。

売上高をフォードと並べる
  • トヨタ自動車50.7兆円2026年3月期
  • フォード29.7兆円直近の通期
時価総額をフォードと並べる
  • トヨタ自動車43.6兆円
  • フォード8.0兆円

ホンダ7267

四輪と販売金融は重なるが、ホンダの二輪・パワープロダクツに当たる事業がない

有価証券報告書(2026年3月期)の報告セグメントは二輪・四輪・金融サービス・パワープロダクツ及びその他の4つです。四輪と販売金融の2つはフォードと重なりますが、フォードは二輪車とパワープロダクツに当たる事業を持ちません。両社とも直近期にEVに関わる大きな費用を計上して通期が損失となりました。ホンダはEV関連損失1兆5,778億円、フォードはFord Model eの資産の減損81億ドルを含む特別項目173億ドルです。売上規模はほぼ同じで、ホンダ21兆7,966億円に対しフォードは約29.8兆円です。

売上高をフォードと並べる
  • ホンダ21.8兆円2026年3月期
  • フォード29.7兆円直近の通期
時価総額をフォードと並べる
  • ホンダ7.8兆円
  • フォード8.0兆円

SUBARU7270

完成車では重なるが、SUBARUの航空宇宙に当たる事業がなく、SUBARUには金融のセグメントがない

有価証券報告書(2026年3月期)の報告セグメントは自動車と航空宇宙の2つで、販売金融の報告セグメントを持ちません。フォードはFord Creditが総資産の56.0%を占めており、事業の組み立てが違います。SUBARUは2030年を目途に北米市場で自動車販売金融事業へ参入すると公表しています。規模はフォードがSUBARUのおよそ6倍です。両社とも直近期に米国の環境規制の緩和を受けた費用を計上しており、SUBARUは1,206億円、フォードはEVの計画中止に伴う費用などを特別項目に含めています。

売上高をフォードと並べる
  • SUBARU4.8兆円2026年3月期
  • フォード29.7兆円直近の通期
時価総額をフォードと並べる
  • SUBARU1.9兆円
  • フォード8.0兆円

4社とも決算期と会計基準の組み合わせが異なるため、売上高の範囲は完全には一致しません。フォードの売上高はフォード本体とFord Creditの合計で、トヨタとホンダも販売金融を含みます。SUBARUは販売金融を持たず、代わりに航空宇宙事業を含みます。米ドルはページ下部に記載のレートで円換算しています。

よくある質問

フォードと正面から重なる日本の会社はどこですか?

トヨタとホンダです。どちらも量産の完成車と販売金融を事業の柱に据えており、報告セグメントに金融を独立して置いています。ホンダは二輪車とパワープロダクツも手がける点が違います。SUBARUは四輪の範囲で重なりますが、販売金融の報告セグメントを持ちません。規模はトヨタがフォードのおよそ1.7倍、ホンダがおよそ0.7倍、SUBARUがおよそ0.16倍です。

部門の合計は利益なのに、連結が損失なのはなぜですか?

部門の利益に特別項目が含まれていないためです。4部門のSegment EBIT/EBTの合計は76億1,800万ドルの利益ですが、ここから全社の費用8億3,800万ドル、フォード本体の支払利息12億5,400万ドル、そして特別項目173億5,600万ドルを差し引くと、税引前損失118億3,000万ドルになります。会社は特別項目を「継続的な事業活動から生じる利益を示すものではない項目」と定義し、部門の業績評価から除いていると説明しています。

特別項目173億ドルの中身は何ですか?

会社が挙げている主な中身は、Ford Model eの資産の減損81億ドル、資産の評価減13億ドル(のれん2億ドルを含む)、EVの計画中止に伴う費用12億ドル、電池の合弁BlueOval SKへの投資の減損32億ドルです。このほか3列シートの電気SUVの計画中止に伴う費用、欧州での構造改革、燃料噴射装置のサービスキャンペーン、年金・OPEBの再測定が含まれると記載されています。当サイトは会社が公表した数値をそのまま載せるにとどめ、評価は行いません。

「Segment EBIT」と「Segment EBT」はどう違うのですか?

会社が部門の業績を評価するために使う指標で、Ford Blue・Ford Model e・Ford Proは利息と税金を含まない「Segment EBIT」、Ford Creditは利息を含み税金を含まない「Segment EBT」です。金融事業は利息が事業そのものなので、利息を除いた区切りが置けないと会社は説明しています。どちらも全社の費用と特別項目は含みません。

Ford ProとFord Blueはどう違うのですか?

顧客が違います。Ford Proは法人・官公庁・レンタカーの顧客向けで、スーパーデューティやトランジットなどの商用車と、車両管理のサービスを提供します。Ford Blueは個人の顧客向けの内燃機関車とハイブリッド車です。2025年12月期のSegment EBITはFord Proが68億4,300万ドル、Ford Blueが30億2,400万ドルで、売上高ではFord Blueが大きい一方、利益ではFord Proが上回っています。

今期の見通しに売上高がないのはなぜですか?

会社が公表していないためです。フォードが示すのは調整後EBITと調整後フリーキャッシュ・フローで、いずれも幅で示されます。当サイトは会社の書き方のまま幅で載せ、中央値を作ることはしません。2026年12月期の見通しは2026年7月28日に引き上げられており、調整後EBITは100億〜110億ドルです。

フォードの決算はいつ発表されますか?

米国の上場企業は、決算を公表すると米国SEC(証券取引委員会)に決算発表の書類(Form 8-K)を提出します。フォードの直近4回の決算発表の日は次のとおりです(米国の日付)。

決算発表の日は、同じ期間の四半期報告書・年次報告書がSECに提出されてから当ページに載せています。次の発表日は載せていません。

数値はいつ時点のものですか?

決算数値は各社の直近の年次報告書(米国は10-K、日本は有価証券報告書)によります。決算期は会社ごとに異なり、フォードは12月末、トヨタ・ホンダ・SUBARUは3月末です。フォードの四半期の実績と今期の見通しは、会社が2026年7月28日に公表した決算発表資料によります。円換算のレートはページ下部に記載しています。決算の金額と株価とで別のレートを使っています。

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米国の掲載企業

注記(6件)
売上高と利益の推移
利益は営業利益です。★2025年12月期は営業損失91億6,900万ドル・当期損失81億6,200万ドルで、5期のうちこの期だけが損失です。会社は特別項目として173億5,600万ドルを計上しており、うちFord Model eの資産の減損が81億ドル、BlueOval SK(電池の合弁)への投資の減損が32億ドルです。★売上高はフォード本体とFord Credit(販売金融)の合計です。2025年12月期はフォード本体1,739億9,600万ドル、Ford Credit 132億7,100万ドルでした。純利益はSECのXBRLから取った非支配持分を含む金額で、会社が示すフォードに帰属する当期損失は81億8,200万ドルです。
部門ごとの売上と利益
会社はFord Blue・Ford Model e・Ford Proを「Segment EBIT(利払前・税引前の部門利益)」で、Ford Creditを「Segment EBT(税引前の部門利益)」で評価すると注記しています。金融は利息が事業そのものなので、利息を除いた区切りが置けないためです。★部門の売上高には部門間の取引を含んでおり、4部門を足すと2,326億5,100万ドル、そこから未配分・消去の453億8,400万ドルを引くと連結の1,872億6,700万ドルになります。★4部門のSegment EBIT/EBTの合計76億1,800万ドルから、全社の費用8億3,800万ドル、フォード本体の支払利息12億5,400万ドル、特別項目173億5,600万ドルを引くと、税引前損失118億3,000万ドルになります。★特別項目が部門の利益から外れているため、部門の合計と連結の損益は向きが逆になります。
「部門の利益」が何を指すかは会社によって違います。掲載している会社の基準の一覧を用語集に置いています。
地域別の売上
会社が10-Kのセグメント注記で開示した区分をそのまま用いており、当サイトで分類し直したものではありません。会社は「where-sold(販売した国)」を基準としており、外部顧客への最終的な販売または金融が行われた国で計上すると注記しています。区分は本社のある米国と、主要な子会社のある国です。★同社の報告セグメントは車の用途と動力による区分(内燃機関車・EV・商用)と金融で、地域による区分ではありません。そのため部門別と地域別は別の切り口になります。
最新の決算
当サイトが原文を翻訳・加工したものではありません。増減は前年の同じ期間との比較です。売上高はフォード本体とFord Creditの合計、純利益はフォードに帰属する四半期損益です。★この四半期の数値はSECのXBRLに反映されていなかったため、決算発表資料の連結損益計算書から書き写しました。★純損失13億2,700万ドルには、電池の合弁BlueOval SKの譲渡に伴う36億ドルの特別項目(大部分が現金の支出を伴わないもの)が含まれると会社は記載しています。会社が業績の指標として示す調整後EBITは25億ドルで、前年同期から4億ドル増えています。卸売台数は103万9千台で、前年同期から12%減りました。
会社が公表している今期の見通し
この数値は会社が2026年7月28日に公表したものです。★同社は売上高と純利益の見通しを公表していません。調整後EBITと調整後フリーキャッシュ・フローは、会社が特別項目などを除いて示している指標です。会社は資料に、将来に関する記述が実際の結果と異なりうる旨を記載しています。会社は、実際の業績がこの数値と大きく異なることがありうる旨を資料に記載しています。
会社が公表している中長期の目標
既存の強み、新しい能力、顧客との常時つながる関係を組み合わせるものと会社は説明しています。
目標の言い回しは資料の表現をそのまま用いています。計画は見直されることがあります。★会社は、調整後EBIT利益率8%を2029年までの目標としています。2026年2月10日にSECへ提出した8-Kの添付資料(2025年12月期の決算発表)で示し、2026年7月28日の決算説明会の記録(会社のIRサイトに掲載)でも同じ目標を挙げています。★EVのFord Model eについては、2025年12月15日にSECへ提出した8-Kの添付資料で、2029年までに黒字になる見込みと、2026年から毎年の改善を目指す方針を示しています。この節は10-Kに記載された「Ford+」の枠組みをまとめたもので、当サイトが目標や年を補うことはしていません。今期(2026年12月期)の見通しは上の節に載せています。

出典

部門別・地域別の売上高、四半期決算、今期の見通し、中長期の目標は、同社が公表した次の資料から当サイトが書き写しました(Form 10-K(2025年12月期)(2026-02-11 公表)/2026年12月期 第2四半期の決算発表(Form 8-K 添付資料99)(2026-07-28 公表))。5期の推移(売上高・利益・総資産・キャッシュ・フロー等)は米国SECに提出されたXBRLデータによります。発行済株式数は、その後に株式数が変わっているため、10-Q(2026年6月30日に終了した四半期) 表紙から当サイトが書き写しました。金額は1米ドル=158.73円、株価と時価総額は1米ドル=157.06円で円に直しています(レートの出典はYahoo Finance)。

投資判断は自己責任で行ってください。

当サイトは特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。

数値は更新時点のものです。最新の情報は各社の開示資料をご確認ください。

更新日