ホンダ
基本情報
- 正式社名
- 本田技研工業株式会社
- 英文社名
- Honda Motor Co., Ltd.
- 証券コード
- 7267(東京証券取引所)
- 会計基準
- IFRS
- 発行済株式数
- 4,533,000,000 株
- ROE(自己資本利益率)
- ▲3.5%2026年3月期
- 1株あたり配当金
- 70 円2026年3月期
- 従業員数
- 195,109 人2026年3月期末・有価証券報告書
売上高と利益の推移
財務ハイライト(過去5期)
親会社の所有者に帰属する当期利益・ROE
総資産・親会社所有者帰属持分・持分比率
キャッシュ・フロー
1株当たり当期純利益(EPS)
| 決算期 | 売上高 | 前期比 | 営業利益 | 営業利益率 | 税引前利益 | 純利益 | 純利益率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年3月期2026-03-31期末 | 217,966億円 | +0.5% | ▲4,143億円 | ▲1.9% | ▲4,033億円 | ▲4,239億円 | ▲1.9% |
| 2025年3月期2025-03-31期末 | 216,888億円 | +6.2% | 12,135億円 | 5.6% | 13,176億円 | 8,358億円 | 3.9% |
| 2024年3月期2024-03-31期末 | 204,288億円 | +20.8% | 13,820億円 | 6.8% | 16,424億円 | 11,072億円 | 5.4% |
| 2023年3月期2023-03-31期末 | 169,077億円 | +16.2% | 7,808億円 | 4.6% | 8,796億円 | 6,514億円 | 3.9% |
| 2022年3月期2022-03-31期末 | 145,527億円 | — | 8,712億円 | 6.0% | 10,702億円 | 7,071億円 | 4.9% |
直近5期の通年決算です。出典は金融庁EDINETに提出された有価証券報告書で、利益は同報告書の「主要な経営指標等の推移」によります。日本企業は円で決算を出すため、円換算はしていません。図の売上高と利益は同じ物差しで並べているので、棒の高さの差がそのまま利益の大きさにあたります。★2026年3月期は営業損失4,143億円・当期損失4,239億円で、5期のうちこの期だけが損失です。会社は四輪事業のEV関連損失1兆5,778億円を計上したと開示しており、これを除いた調整後の営業利益は1兆393億円、調整後の当期利益は7,955億円と示しています。同社はIFRSを適用していますが、有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」に営業利益の欄があるため、図はそれを用いています。売上収益は会社の呼び方で、当サイトの表と図は他社と同じ物差しで並べるために「売上高」の語を用いています。純利益は「親会社の所有者に帰属する当期利益」、持分は「親会社の所有者に帰属する持分」、ROEは「親会社所有者帰属持分当期利益率」です。2023年10月1日に1株を3株とする株式分割を行っており、1株当たりの数値は5期とも分割後で並んでいます。
事業の概要
二輪事業
二輪車・ATV・Side-by-Sideと関連部品の研究開発・生産・販売
部門の利益7,319億円・利益率18.2%
- 外部顧客への売上収益4兆188億円で、連結の18.4%
- 営業利益7,319億円は4部門で最も大きく、連結の営業損益が損失のなかで唯一の柱
- グループ販売台数2,210万1千台(前期比7.4%増)。会社は過去最高と記載している
- 二輪車
- ATV
- Side-by-Side
- 関連部品
四輪事業
四輪車と関連部品の研究開発・生産・販売
部門の利益▲14,111億円・利益率▲10.0%
- 外部顧客への売上収益13兆8,634億円で、連結の63.6%
- ★営業損失1兆4,111億円。EV関連損失1兆4,536億円を含む
- グループ販売台数338万7千台(前期比8.9%減)。従業員数131,856人は連結の67.6%
- 四輪車
- 関連部品
金融サービス事業
当社製品に関わる販売金融およびリース業
部門の利益2,755億円・利益率7.8%
- 外部顧客への売上収益3兆5,295億円で、連結の16.2%
- 資産17兆2,826億円は連結総資産33兆5,093億円の51.6%
- 従業員数は2,542人で、連結の1.3%
- 当社製品に関わる販売金融
- リース業
パワープロダクツ事業及びその他の事業
パワープロダクツと関連部品、その他の事業
部門の利益▲107億円・利益率▲2.5%
- 外部顧客への売上収益3,849億円で、連結の1.8%
- 販売台数358万9千台(前期比3.0%減)
- 会社は報告セグメントではなく、それ以外の事業セグメントを結合して表示している
- パワープロダクツ
- 関連部品
- その他
注目ポイント
- 二輪事業が利益の柱になった2026年3月期の営業利益は、二輪事業が7,319億円、金融サービス事業が2,755億円で、四輪事業は1兆4,111億円の営業損失だった。二輪事業のグループ販売台数は2,210万1千台で前期比7.4%増え、会社は過去最高と記載している。四輪事業のグループ販売台数は338万7千台で、二輪事業の6分の1にあたる。
- EV関連損失1兆5,778億円を計上した会社は、米国でのEV補助金の見直しや化石燃料規制の緩和などによりEV市場の拡大が鈍化したとして、2026年3月12日に四輪電動化戦略の見直しを行った。この結果、売上原価に1兆479億円、研究開発費に3,979億円、販売費及び一般管理費に79億円、持分法による投資損益に1,241億円の損失および費用を認識している。会社はこれらを除いた調整後の営業利益を1兆393億円、調整後の当期利益を7,955億円と開示している。
- 金融サービス事業の資産が総資産の半分を占める2026年3月末の部門別の資産は、金融サービス事業が17兆2,826億円で、連結の総資産33兆5,093億円の51.6%にあたる。四輪事業は12兆4,848億円、二輪事業は2兆7,137億円である。売上収益に占める金融サービス事業の割合は16.2%で、資産に占める割合とは開きがある。
- 自己資本にあたる持分の比率が5期で最も低い親会社所有者帰属持分比率は35.3%で、5期のうち最も高かった2023年3月期の45.3%から10.0ポイント下がった。持分は11兆8,175億円で前期の12兆3,265億円から減った一方、総資産は33兆5,093億円へ増えている。会社は事業会社のネットキャッシュ残高を2026年6月末で3.3兆円(月商2.0か月相当)と開示している。
部門ごとの売上と利益
2026年3月期有価証券報告書のセグメント注記より
| 部門 | 売上高 | うち外部顧客向け | 部門の利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 二輪事業 | 40,188億円 | 40,188億円 | 7,319億円 | 18.2% |
| 四輪事業 | 141,669億円 | 138,634億円 | ▲14,111億円 | ▲10.0% |
| 金融サービス事業 | 35,327億円 | 35,295億円 | 2,755億円 | 7.8% |
| パワープロダクツ事業及びその他の事業 | 4,204億円 | 3,849億円 | ▲107億円 | ▲2.5% |
| 消去又は全社 | ▲3,423億円 | — | — | — |
| 合計(営業損失) | 217,966億円 | — | ▲4,143億円 | ▲1.9% |
部門ごとの利益は営業利益です。会社は各部門の算出方法が連結損益計算書と一致しており、持分法による投資損益・金融収益・金融費用・法人所得税費用を含まないと注記しています。部門の売上収益には部門間の取引を含んでおり、4部門を足すと22兆1,389億円、そこから消去の3,423億円を引くと連結の21兆7,966億円になります。★「消去又は全社」に営業利益の金額はありません(会社の表では「-」)。★四輪事業の営業損失1兆4,111億円には、EV関連損失1兆4,536億円が含まれています。部門別の減損損失は四輪事業6,052億円、金融サービス事業818億円、パワープロダクツ事業及びその他の事業49億円、二輪事業1億円で、合計6,920億円です。売上高は会社が「売上収益」と呼ぶものです。
地域別・製品別の売上
仕向地別(外部顧客の所在地別)の売上収益2026年3月期
2026年3月期の外部顧客の所在地を基礎とした売上収益です。会社が決算参考資料で開示した区分をそのまま用いており、当サイトで分類し直したものではありません。「仕向地別(外部顧客の所在地別)」は会社の呼び方です。会社は事業別の内訳も同じ表で示しており、北米12兆5,788億円のうち四輪事業が9兆2,134億円、アジア4兆949億円のうち二輪事業が2兆2,566億円を占めます。★会社は有価証券報告書のセグメント注記で、これとは別に連結会社の所在地を基礎とした区分も開示しています(日本2兆8,825億円・米国11兆1,609億円・その他7兆7,532億円の3区分)。日本の数値が仕向地別の2兆5,369億円と違うのは、日本の工場から輸出した分の帰属が違うためです。
製品およびサービス別の売上収益2026年3月期
会社が有価証券報告書のセグメント注記「製品およびサービスに関する情報」で開示した区分です。★報告セグメントとは別の切り口で、金額も違います。たとえば四輪車と関連部品は15兆3,272億円ですが、四輪事業の外部顧客への売上収益は13兆8,634億円です。金融は2兆657億円で、金融サービス事業の3兆5,295億円とは範囲が違います。どちらも合計は連結の21兆7,966億円です。
最新の決算
2027年3月期 第1四半期(2026年4〜6月)2026-08-05 公表
| 項目 | 2027年3月期 第1四半期(2026年4〜6月) | 2025年4〜6月 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 60,615億円 | 53,403億円 | +13.5% |
| 営業利益 | 5,308億円 | 2,442億円 | +117.4% |
| 純利益 | 4,509億円 | 1,967億円 | +129.3% |
| 売上高営業利益率 | 8.8% | 4.6% | — |
会社が公表した決算資料の数値です。当サイトが原文を翻訳・加工したものではありません。増減は前年の同じ期間との比較です。売上高は会社が「売上収益」と呼ぶもの、純利益は親会社の所有者に帰属する四半期利益です。会社は増益の理由として、前年同期のEV関連損失の影響や関税影響などを挙げています。税引前四半期利益は6,050億円(前年同期2,923億円)です。会社は二輪事業について四半期で過去最高の営業利益と利益率になったと記載し、四輪事業の営業利益を1,921億円・営業利益率5.0%と開示しています。連結の範囲に重要な変更はありません。
会社が公表している今期の見通し
2027年3月期2026-08-05 公表
| 項目 | 会社の見通し | 前期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 241,500億円 | +10.8% |
| 営業利益 | 6,500億円 | — |
| 純利益 | 4,000億円 | — |
| 売上高営業利益率 | 2.7% | — |
| 1株あたり配当金 | 70円 | — |
- ★営業利益と純利益に前期比の欄がないのは、2026年3月期が損失だったためです(会社の表でも「-」)
- 会社は5月14日に公表していた営業利益5,000億円を6,500億円へ、電動化戦略の見直しに伴う損失を5,000億円から5,200億円へ改めたと記載している
- 営業利益6,500億円は、2026年3月期の営業損失4,143億円に対して1兆643億円の増加にあたる
- 為替の前提は1米ドル155円で、前回見通しの145円から10円の円安方向へ変えている(2026年3月期の実績は151円)
- 会社は電動化戦略の見直しに伴う損失を除いた調整後の営業利益を1兆1,700億円と示している
- 連結売上台数の見通しは二輪1,519万台・四輪282万台・パワープロダクツ365万台
- 1株当たり配当金の予想は年間70円(中間35円・期末35円)で、2026年3月期と同額
これは会社が公表した数値であり、当サイトの予測ではありません。この数値は会社が2026年8月5日に公表したものです。売上高は会社が「売上収益」と呼ぶもの、純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益です。税引前利益の予想は6,600億円、基本的1株当たり当期利益の予想は102円75銭です。会社は資料に、業績見通しがリスクや不確実性を含み、実際の業績が経済情勢・市場の動向・為替相場の変動などにより大きく異なる結果となり得る旨を記載しています。会社は、実際の業績がこの数値と大きく異なることがありうる旨を資料に記載しています。
会社が公表している経営の方針
基本理念と、優先的に対処すべき課題2026年3月期 有価証券報告書
会社が掲げる「基本理念」は「人間尊重と三つの喜び(買う喜び、売る喜び、創る喜び)」です。2001年に策定したグローバルブランドスローガン「The Power of Dreams」を2023年に再定義し、「全てのブランドマネジメントの起点」として位置づけたと公表しています。
優先的に対処すべき課題として挙げている5つの重要テーマ2026年3月期 有価証券報告書
| 重要テーマ |
|---|
| 1環境負荷ゼロ社会の実現2050年の二酸化炭素排出量実質ゼロ、カーボンフリーエネルギー活用率100%、サステナブルマテリアル使用率100%をめざす姿として、「カーボンニュートラル」「クリーンエネルギー」「リソースサーキュレーション」の3つを1つにまとめた「Triple Action to ZERO」を中心に取り組むとしている。 |
| 2交通事故ゼロ社会の実現2050年に全世界でHondaの二輪車・四輪車が関与する交通事故死者ゼロをめざし、そのマイルストーンとして2030年に半減をめざすとしている。新車だけでなく、登録・届出されたすべての二輪車・四輪車が対象と会社は記載している。 |
| 3人的資本経営の進化「自由な移動の喜びをサステナブルに創造し、夢に向かって動き出そうとする人のパワーになる」という全社の方針の実現に向けて、人と組織の力を引き出し、将来の競争力と企業価値向上につなげる取り組みと位置づけている。中長期・短中期の観点から2つの人材マテリアリティを設定している。 |
| 4独創的な技術の創出注力領域を定めたうえで各領域のエキスパートが技術開発をリードし、世界中の研究機関との共同研究やベンチャリングを通じた社外との連携を進めるとしている。2021年にコーポレートデベロップメントを担う部門を立ち上げ、従業員のアイデアを起点とした新規事業創出にも取り組むと記載している。 |
| 5ブランド価値の向上グローバルブランドスローガン「The Power of Dreams」をブランドマネジメントの基軸に、企業として共通する価値観と商品・サービスの多様性の間に相乗効果を生み出すとしている。発信・ブランディングの指針となる「ブランドアセット」の整備・拡充に取り組むと記載している。 |
会社が有価証券報告書(2026年3月期)の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」で示した項目です。会社は、持続可能性の観点から抽出した社会課題に優先順位を付けて特定したものと説明しています。
経営目標(財務)
| 指標 | 2026年3月期の実績 | 会社が掲げた目標 |
|---|---|---|
| 営業利益 | △4,143億円 | 2029年3月期に過去最高となる営業利益の達成 |
| ROIC(投下資本利益率) | — | 2031年3月期に10% |
| 3年間の資源投入額 | — | 合計6.2兆円(ICE/ハイブリッド車4.4兆円・ソフトウェア1兆円・EV0.8兆円。2029年3月期までの3年間) |
| 1株当たり配当金 | 70円 | DOE(調整後親会社所有者帰属持分配当率)3%を目安に安定的・継続的な配当 |
経営目標(非財務)
| 指標 | 会社が掲げた目標 |
|---|---|
| 二酸化炭素排出量 | 2050年に実質ゼロ |
| カーボンフリーエネルギー活用率 | 2050年に100% |
| サステナブルマテリアル使用率 | 2050年に100% |
| 交通事故死者数 | 2050年に全世界でHondaの二輪車・四輪車が関与する交通事故死者ゼロ。2030年に2020年比で1万台当たり半減 |
これは会社が公表した計画であり、当サイトの予測でも評価でもありません。目標の言い回しは資料の表現をそのまま用いています。計画は見直されることがあります。★同社は、数値目標を伴う中期経営計画という文書を公表していません。この節は、有価証券報告書(2026年3月期)の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に会社が記載した内容をまとめたものです。ROICは会社の定義では、親会社の所有者に帰属する当期利益に金融サービス事業を除く事業会社の支払利息を加えたものを、投下資本(親会社の所有者に帰属する持分+金融サービス事業を除く事業会社の有利子負債。期首期末平均)で除したものです。会社は足元3年間を四輪事業の体質再構築に集中する期間と位置づけ、その後の2年間で商品を投入して成長軌道にのせると記載しています。
アメリカの対応企業
ゼネラルモーターズGM
四輪と販売金融は重なるが、ホンダの二輪・パワープロダクツに当たる事業がない
10-K(FY2025)の注記1に「トラック、クロスオーバー、乗用車、自動車部品を設計・製造・販売し、GM Financial を通じて自動車金融サービスを提供する」とあり、報告セグメントは GMNA・GMI・GM Financial の3つです。四輪と販売金融の2つはホンダと重なりますが、ホンダの二輪事業とパワープロダクツ事業に当たる事業をGMは持ちません。ホンダは2026年3月期に二輪事業で7,319億円の営業利益を上げており、四輪事業が営業損失となったこの期は、二輪が利益の柱になっています。
売上高をホンダと並べる- ゼネラルモーターズ29.5兆円FY2025
- ホンダ21.8兆円直近の通期
- ゼネラルモーターズ12.1兆円2026-08-17 時点
- ホンダ7.6兆円2026-08-17 時点
フォードF
四輪と販売金融は重なるが、ホンダの二輪・パワープロダクツに当たる事業がない
10-K(FY2025)の報告セグメントは Ford Blue・Ford Model e・Ford Pro・Ford Credit の4つで、車を用途と動力で3つに分け、金融を1つ置く立て方です。XBRLから取得した構成比は Ford Blue 54%・Ford Pro 35%・Ford Credit 7%・Ford Model e 4%。ホンダは四輪を1つの報告セグメントにまとめており、内燃機関車と電動車を分けて開示していません。販売金融を独立した報告セグメントに置く点は共通ですが、二輪車を手がけない点が違います。
売上高をホンダと並べる- フォード29.8兆円FY2025
- ホンダ21.8兆円直近の通期
- フォード9.1兆円2026-08-17 時点
- ホンダ7.6兆円2026-08-17 時点
テスラTSLA
四輪の範囲でのみ重なる
10-K(FY2025)のItem 1に「当社は自動車と、エネルギー生成・貯蔵の2つの報告セグメントで事業を行う」とあります。販売金融の報告セグメントを持たず、「当社は原則として製品を顧客へ直接販売する」と記載しているとおり販売店を介しません。ホンダと重なるのは四輪の範囲だけで、二輪・パワープロダクツ・販売金融には当たる事業がありません。ホンダは2026年3月期にEV関連損失1兆5,778億円を計上し、電動化戦略を見直したことを有価証券報告書で説明しています。
売上高をホンダと並べる- テスラ15.1兆円FY2025
- ホンダ21.8兆円直近の通期
- テスラ215.2兆円2026-08-17 時点
- ホンダ7.6兆円2026-08-17 時点
4社とも決算期と会計基準の組み合わせが異なるため、売上高の範囲は完全には一致しません。ホンダは売上収益に二輪車とパワープロダクツ、販売金融を含み、テスラはエネルギー生成・貯蔵事業を含みます。米ドルはページ下部に記載の基準日のレートで円換算しています。
よくある質問
ホンダと正面から重なるアメリカの会社はどこですか?
GMとフォードです。どちらも四輪車と販売金融を事業の柱に据えており、報告セグメントに金融を独立して置いています。ただしホンダの二輪事業とパワープロダクツ事業に当たる事業を、3社とも持ちません。テスラは四輪の範囲だけで重なり、販売金融の報告セグメントを持たず、販売店を介さない直販である点も違います。
2026年3月期が損失になったのはなぜですか?
会社は、米国でのEV補助金の見直しや化石燃料規制の緩和などによりEV市場の拡大が鈍化したとして、2026年3月12日に四輪電動化戦略の見直しを行いました。その結果、売上原価に1兆479億円、研究開発費に3,979億円、販売費及び一般管理費に79億円、持分法による投資損益に1,241億円、合わせて1兆5,778億円の損失および費用を四輪事業で認識しています。会社はこれらを除いた調整後の営業利益を1兆393億円と開示しています。当サイトは会社が公表した数値をそのまま載せるにとどめ、評価は行いません。
「調整後」の利益と、表に出ている利益はどう違うのですか?
表と図に出ているのは、会社が財務諸表として公表した数値(報告ベース)です。2026年3月期は営業損失4,143億円、当期損失4,239億円でした。会社はこれとは別に、EV関連損失を除いた「調整後」の数値も説明会資料で示しており、調整後の営業利益は1兆393億円、調整後の当期利益は7,955億円です。当サイトは財務諸表の数値を主に示し、調整後の数値は注記と注目ポイントで併せて紹介しています。
推移のグラフが営業利益なのは、他の日本企業と違いますか?
同社はIFRSを適用していますが、有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」に営業利益の欄があるため、5期とも同じ定義で並べられます。トヨタ・花王・ライオンはこの欄がなく、税引前利益を用いています。同じIFRSでも、この表に何が載るかは会社によって違います。
「仕向地別」と「所在地別」はどう違うのですか?
仕向地別は顧客がどこにいるかによる区分、所在地別は連結会社がどこにあるかによる区分です。会社は決算参考資料で仕向地別(日本・北米・欧州・アジア・その他の5区分)を、有価証券報告書のセグメント注記で所在地別(日本・米国・その他の3区分)を、それぞれ開示しています。日本の数値は仕向地別で2兆5,369億円、所在地別で2兆8,825億円と違います。日本の工場から輸出した分の帰属が違うためです。
二輪事業はどのくらいの規模ですか?
2026年3月期の外部顧客への売上収益は4兆188億円で、連結の18.4%にあたります。営業利益は7,319億円で、営業利益率は18.2%と4部門で最も高い水準です。グループ販売台数は2,210万1千台で前期比7.4%増え、会社は過去最高と記載しています。四輪事業のグループ販売台数338万7千台と比べると、台数では6倍を超えます。
2027年3月期の見通しに前期比が書かれていないのはなぜですか?
2026年3月期の営業利益と当期利益が損失だったため、増減率を計算できないからです。会社の決算短信でも該当欄は「-」となっています。会社が公表した数値は、売上収益24兆1,500億円(前期比+10.8%)、営業利益6,500億円、親会社の所有者に帰属する当期利益4,000億円です。当サイトは会社が示していない増減率を作ることはしません。
数値はいつ時点のものですか?
決算数値は各社の直近の年次報告書(米国は10-K、日本は有価証券報告書)によります。決算期は会社ごとに異なり、ホンダは3月末、GM・フォード・テスラは12月末です。ホンダの四半期の実績と今期の見通しは、会社が2026年8月5日に公表した決算短信によります。株価と時価総額はページ下部に記載した基準日の値です。
数値の基準日と出典
- 決算(通年)
- 2026年3月期(2026-03-31 期末)
- 決算(四半期)
- 2027年3月期 第1四半期(2026年4〜6月)/2026-08-05 公表
- IR資料の確認日
- 2026-08-18
部門別・地域別の売上高、四半期決算、今期の見通し、会社が公表している経営の方針は、同社のIRサイトで公開されている次の資料から当サイトが書き写しました(有価証券報告書(2026年3月期・第102期)(2026-06-18 公表)/2026年3月期 通期決算説明会資料・連結決算参考資料(2026-05-14 公表)/2027年3月期 第1四半期決算短信・決算説明会資料(2026-08-05 公表))。5期の推移(売上高・利益・総資産・キャッシュ・フロー等)と発行済株式数・従業員数は、金融庁EDINETに提出された有価証券報告書によります。
投資判断は自己責任で行ってください。
当サイトは特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
数値は基準日時点のものです。最新の情報は各社の開示資料をご確認ください。