アプライドマテリアルズ
基本情報
アプライドマテリアルズAMATNasdaq
APPLIED MATERIALS INC /DE
半導体装置とサービス(AGS)の2セグメント。10-Kで業界で最も幅広い製品群を持つと述べている。
売上高は4.5兆円で、東京エレクトロン(2.4兆円)の約1.8倍。
- 時価総額67.6兆円
- 売上高4.5兆円
- 営業利益1.3兆円
- 純利益1.1兆円
- 株価540.04USD
- PER62.4倍
- PBR20.99倍
- ROE35.5%
- 配当利回り0.33%
株価
月末の終値です。2021年11月から2026年09月まで。株式分割は反映済みで、配当は含みません。出典はYahoo Finance。
売上高と利益の推移
財務ハイライト(過去5期)
純利益・ROE
総資産・自己資本・自己資本比率
キャッシュ・フロー
1株あたり利益(EPS・希薄化後)
| 決算期 | 売上高 | 前期比 | 営業利益 | 営業利益率 | 純利益 | 純利益率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| FY20252025-10-26期末 | 45,029億円 | +4.4% | 13,157億円 | 29.2% | 11,108億円 | 24.7% |
| FY20242024-10-27期末 | 43,137億円 | +2.5% | 12,487億円 | 28.9% | 11,392億円 | 26.4% |
| FY20232023-10-29期末 | 42,091億円 | +2.8% | 12,149億円 | 28.9% | 10,883億円 | 25.9% |
| FY20222022-10-30期末 | 40,929億円 | +11.8% | 12,362億円 | 30.2% | 10,357億円 | 25.3% |
| FY20212021-10-31期末 | 36,608億円 | — | 10,935億円 | 29.9% | 9,346億円 | 25.5% |
直近5期の通年決算です。
事業の概要
Semiconductor Systems(半導体装置)
半導体チップを作るための装置。エッチング・急速熱処理・成膜・CMP(化学機械平坦化)・計測と検査・ウエハーパッケージング・イオン注入の各工程を手がける
利益構成比89.0%11,713億円・利益率35.5%
- ★売上高207億98百万ドルで、連結売上高の73.3%
- 営業利益73億79百万ドル・利益率35.5%で、2部門のうち利益率も高い
- ★用途別の内訳を会社が公表している。2025年10月期はファウンドリ・ロジックその他67%・DRAM 26%・NAND型フラッシュメモリ7%
- エッチング装置
- 急速熱処理装置
- 成膜装置
- CMP(化学機械平坦化)装置
- 計測・検査装置
- ウエハーパッケージング装置
- イオン注入装置
Applied Global Services(AGS・サービス)
装置と工場の性能・生産性を高めるための総合サービス。補修部品・アップグレード・保守、200ミリ装置、工場自動化ソフトウエア
利益構成比21.6%2,844億円・利益率28.1%
- 売上高63億85百万ドルで、連結売上高の22.5%
- ★装置を売ったあとに続く売上を担う。補修部品や装置は出荷の時点、サービス契約は期間にわたって売上に計上される
- 営業利益17億92百万ドル・利益率28.1%
- 補修部品
- アップグレード
- 保守サービス
- 200ミリ装置
- 工場自動化ソフトウエア
注目ポイント
- 報告セグメントは2つだけSemiconductor Systems(半導体装置)とApplied Global Services(AGS・サービス)の2つで、装置が連結売上高の73.3%、サービスが22.5%を占める。★残る Corporate and Other は報告セグメントの要件を満たさない事業と、部門に配分していない全社費用の受け皿である
- ディスプレー事業が報告セグメントから外れた2025年10月期の10-Kで、会社は「経営陣がディスプレー事業を、独立して報告するほど重要な事業とは考えなくなった」として Corporate and Other に含めた。★同じ業界のSCREENホールディングスは、ディスプレー製造装置および成膜装置(FT)を4部門の1つとして開示し続けている。開示の粒度が分かれた
- 営業利益が増えたのに純利益は減った2025年10月期の営業利益は82億89百万ドルで前期の78億67百万ドルから増えたが、純利益は71億77百万ドルから69億98百万ドルへ減った。★★実効税率が12.0%から24.5%へ上がったため。シンガポールの新しい税制優遇の合意にともなう繰延税金資産の再測定6億59百万ドルと、法人代替ミニマム税(CAMT)の税額控除に対する評価性引当金4億7百万ドルによる
- 顧客2社で売上高の約34%2025年10月期は2社がそれぞれ約19%と約15%を占めた。会社は社名を開示していない。2024年10月期は約12%と約11%だったので、上位への集中が進んだ形になる。★同じ業界の東京エレクトロンとディスコは社名を開示している(東京エレクトロンはSamsung ElectronicsとTSMC、ディスコとSCREENはTSMC、アドバンテストはNVIDIAグループとTSMC)
部門ごとの売上と利益
2025年10月期(52週・2024年10月28日〜2025年10月26日)10-Kのセグメント注記より
| 部門 | 売上高 | 部門の利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| Semiconductor Systems(半導体装置) | 33,013億円 | 11,713億円 | 35.5% |
| Applied Global Services(AGS・サービス) | 10,135億円 | 2,844億円 | 28.1% |
| Corporate and Other | 1,881億円 | ▲1,400億円 | ▲74.4% |
| 連結 | 45,029億円 | 13,157億円 | 29.2% |
★報告セグメントは2つだけです。
地域別の売上
地域別の売上高(製品の出荷先・サービスの実施先の所在地基準)2025年10月期(52週・2024年10月28日〜2025年10月26日)
- 中国
- 台湾
- 韓国
- 米国
- 日本
- 東南アジア
- 欧州
2025年10月期(52週・2024年10月28日〜2025年10月26日)の地域別の売上高です。
最新の決算
2026年10月期 第3四半期(2026年4月27日〜7月26日)2026-08-13 公表
| 項目 | 2026年10月期 第3四半期(2026年4月27日〜7月26日) | 2025年4月28日〜7月27日 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 14,468億円 | 11,591億円 | +24.8% |
| 営業利益 | 4,881億円 | 3,544億円 | +37.7% |
| 純利益 | 4,029億円 | 2,824億円 | +42.7% |
| 売上高営業利益率 | 33.7% | 30.6% | — |
会社が公表した決算資料の数値です。
会社が公表している今期の見通し
2026年10月期 第4四半期(会社の見通し)2026-08-13 公表
| 項目 | 会社の見通し | 前期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 102億50百万米ドル ± 5億米ドル | — |
| 1株当たり利益(非GAAP・希薄化後) | 4.02米ドル ± 0.20米ドル | — |
- ★★会社が数値の見通しとして表で示しているのは次の四半期の2項目です。通期(会計年度)の見通しも、GAAPベースの利益の見通しも公表されていません。★ただし決算発表資料で半導体装置事業の暦年の伸びの見通しを文章で示しており、2026年5月14日に「半導体装置事業は2026暦年に30%を超えて伸びる」とし、8月13日には2026暦年の Semiconductor Systems 部門の売上高の見通しを「さらに引き上げる」としています(引き上げ後の数値は資料に書かれていません)
- 非GAAPの1株当たり利益の見通しは、買収にともなう既知の費用0.01米ドルを除き、株式報酬にかかる税の便益を年間で平準化した0.01米ドルと、企業内での無形資産の移転にともなう法人税の便益0.05米ドルを含む
- 会社は「本書の時点で分からない項目(追加の買収関連費用、営業に関わらない項目や通常でない項目、その他の税に関する項目)は織り込んでいない」と記載している
- ★同じ業界のSCREENホールディングスとアドバンテストは通期の数値を公表しています。東京エレクトロンとディスコは通期を公表していません
これは会社が公表した数値であり、当サイトの予測ではありません。
会社が公表している中長期の目標
会社が10-Kに示している方針2025年10月期 Form 10-K(2025年12月12日提出)に記載
会社が掲げる「会社が10-Kに記す長期の成長戦略」は「新しい材料工学のソリューションを開発し続け、新しい市場や隣接する市場へ広げる」です。
会社が示している方針2025年10月期 Form 10-K(2025年12月12日提出)に記載
| 方針 | テーマ | 主な重点活動 |
|---|---|---|
| 1研究開発への先行投資①需要が本格的に現れる前に新しい製品と技術を届け、顧客が技術を選ぶ早い段階で採用されることを狙う | 会社が挙げる考え方 |
|
| 金額 |
| |
| 2株主への還元②四半期ごとの配当と自社株買いを続ける | 配当 |
|
| 自社株買い |
| |
| 3組織の見直し③2025年10月期の第4四半期に、人員削減の計画を承認した | 内容 |
|
★★会社は売上高・利益の中長期の数値目標を公表していません。
経営目標(財務)
| 指標 | 2025年10月期(実績) | 会社が掲げた目標 |
|---|---|---|
| 1株当たり配当金 | 1.78米ドル | 四半期ごとの支払いを続ける(金額の目標は公表されていない) |
| 自社株買いの取得枠 | 48億93百万ドルを取得 | 約140億ドルが残っている(2025年10月26日時点) |
| 売上高・利益 | — | 中長期の数値目標は公表されていない |
これは会社が公表した計画であり、当サイトの予測でも評価でもありません。
日本企業との違い
東京エレクトロン8035
ともに半導体製造装置を世界の同じ顧客に売る。ただし東京エレクトロンは単一セグメントで製品の内訳を開示しておらず、製品レベルの重なりは特定できない
ともに半導体製造装置を世界の同じ顧客に売ります。売上規模はアプライドマテリアルズが2025年10月期に283億68百万ドル、東京エレクトロンが2026年3月期に2兆4,435億円で、円にそろえるとこの業界の8社では1位と3位にあたります(2位はラムリサーチ)。★★ただし製品レベルの重なりは特定できません。東京エレクトロンは単一セグメントで製品の内訳を開示しておらず、アプライドマテリアルズは2部門(装置とサービス)に分けているためです。
売上高をアプライドマテリアルズと並べる- 東京エレクトロン2.4兆円2026年3月期
- アプライドマテリアルズ4.5兆円直近の通期
- 東京エレクトロン28.3兆円
- アプライドマテリアルズ67.6兆円
SCREENホールディングス7735
SCREENの半導体製造装置事業が重なる。SCREENは印刷・ディスプレー・プリント基板の事業も持つ
SCREENの半導体製造装置事業(SPE)と重なります。★SCREENは洗浄を軸にした会社で、アプライドマテリアルズはエッチング・成膜・CMP・イオン注入まで幅広く手がけます。★★ディスプレーの扱いが対照的です。アプライドマテリアルズは2025年10月期の10-Kでディスプレー事業を報告セグメントから外しましたが、SCREENはディスプレー製造装置および成膜装置(FT)を4部門の1つとして開示し続けています。
売上高をアプライドマテリアルズと並べる- SCREENホールディングス6,057億円2026年3月期
- アプライドマテリアルズ4.5兆円直近の通期
- SCREENホールディングス3.0兆円
- アプライドマテリアルズ67.6兆円
ディスコ6146
ディスコは切断・研削の精密加工装置と消耗品で、工程が違う
ディスコは切る・削る・磨くの精密加工装置で、アプライドマテリアルズが中心とする成膜・エッチングとは工程が違います。★アプライドマテリアルズもウエハーパッケージングの装置を持ちますが、ディスコのダイシング・グラインディングとは範囲が違います。
売上高をアプライドマテリアルズと並べる- ディスコ4,369億円2026年3月期
- アプライドマテリアルズ4.5兆円直近の通期
- ディスコ6.5兆円
- アプライドマテリアルズ67.6兆円
アドバンテスト6857
アプライドマテリアルズは半導体を作る工程の装置とサービスが中心で、半導体を試験する装置が中心のアドバンテストとは工程が違う。アドバンテストの有価証券報告書は、業界横断的な協働の取り組みとして Applied Materials, Inc. のEPIC(Equipment and Process Innovation and Commercialization)プラットフォームへの参画を挙げている。アプライドマテリアルズの10-Kにアドバンテストの社名は出てこない
アドバンテストは半導体を試験する装置(テスター)が中心で、アプライドマテリアルズが手がける成膜・エッチングなどの装置とは工程が違います。★アドバンテストの有価証券報告書は、業界横断的な協働の取り組みとしてアプライドマテリアルズのEPICプラットフォームへの参画を挙げています。
売上高をアプライドマテリアルズと並べる- アドバンテスト1.1兆円2026年3月期
- アプライドマテリアルズ4.5兆円直近の通期
- アドバンテスト28.3兆円
- アプライドマテリアルズ67.6兆円
アプライドマテリアルズは米国会計基準、東京エレクトロン・SCREENホールディングス・ディスコは日本基準、アドバンテストはIFRSです。売上高の範囲は完全には一致しません。米ドルはページ下部に記載のレートで円換算しています。
★決算期がそろっていません。アプライドマテリアルズは10月の最終日曜、日本の4社は3月末です。2021年10月期だけが53週で、他の4期(52週)より1週間長くなっています。
★★中長期の目標の出し方が、日本の3社(東京エレクトロン・SCREENホールディングス・アドバンテスト)と違います。アプライドマテリアルズは売上高・利益の中長期の数値目標を公表していません。東京エレクトロンは売上高3兆円以上・営業利益率35%以上・ROE 30%以上、SCREENホールディングスは3年累計の売上高1.8兆円以上・営業利益率19%以上、アドバンテストは3か年平均の売上高8,350〜9,300億円・営業利益率33〜36%を掲げています。なおディスコも金額の目標は掲げず、4年累計の比率2つだけを示しています。
★★「今期の見通し」の中身も違います。アプライドマテリアルズが決算発表資料で数値を示しているのは次の四半期の売上高(幅)と非GAAPの1株当たり利益で、ほかに半導体装置事業の暦年の伸びを文章で示しています。SCREENホールディングスは通期の売上高・営業利益・経常利益・純利益を、アドバンテストは通期の売上高・営業利益・税引前利益・当期利益を公表し、東京エレクトロンは中間期まで、ディスコは1四半期先までを公表しています。
★主要顧客の開示も分かれます。アプライドマテリアルズは「2社がそれぞれ約19%と約15%」と割合だけを示し、社名を開示していません。東京エレクトロンはSamsung ElectronicsとTSMC、SCREENホールディングスとディスコはTSMC、アドバンテストはNVIDIAグループとTSMCを名前で開示しています。
よくある質問
アプライドマテリアルズと正面から重なる日本の会社はどこですか?
東京エレクトロンとSCREENホールディングスです。どちらも半導体製造装置を世界の同じ顧客に売ります。★ただし東京エレクトロンは単一セグメントで製品の内訳を開示していないため、どの製品がどれだけ重なるかまでは特定できません。SCREENは洗浄が軸で、範囲は同じではありません。ディスコは切断・研削の工程で、役割が違います。アドバンテストは半導体を試験する装置(テスター)が中心で、工程が違います。
部門ごとの利益は何を指していますか?
営業利益(segment operating income)です。受取利息・支払利息・法人税等を除いたもので、部門に配分していない全社費用と構造改革費用は Corporate and Other に入ります。2部門とCorporate and Otherを足すと、連結の売上高283億68百万ドル・営業利益82億89百万ドルになります(調整額はありません)。
ディスプレー事業はどこに入っていますか?
Corporate and Other です。2025年10月期の10-Kで、会社は「経営陣がディスプレー事業を、独立して報告するほど重要な事業とは考えなくなった」として、独立した報告セグメントから外しました。★同じ業界のSCREENホールディングスは、ディスプレー製造装置および成膜装置(FT)を4部門の1つとして開示し続けています。同じ市場を扱っていても、開示の粒度は会社によって違います。
営業利益が増えたのに、純利益が減っているのはなぜですか?
実効税率が12.0%から24.5%へ上がったためです。会社は理由として2件を挙げています。シンガポールの新しい税制優遇の合意にともなう繰延税金資産の再測定6億59百万ドルと、法人代替ミニマム税(CAMT)の税額控除に対する評価性引当金4億7百万ドルです。営業利益は78億67百万ドルから82億89百万ドルへ増えましたが、純利益は71億77百万ドルから69億98百万ドルへ減りました。当ページの推移の図は営業利益で描いているので、図と財務ハイライトの1枚目が逆向きに動いて見えます。
部門の区分が四半期で変わったと書いてあるのはなぜですか?
会社が2026年10月期の第1四半期から、200ミリ装置事業をAGSからSemiconductor Systemsへ移し、全社の支援費用を各部門へ配分し始めたためです。当ページの「部門ごとの売上と利益」は2025年10月期(変更前の区分)、「最新の決算」は変更後の区分なので、範囲が違います。会社は前年同期の数値を変更後の区分に組み替えて示しています。
「今期の見通し」が通期ではないのはなぜですか?
会社が通期(会計年度)の見通しを公表していないためです。示されているのは次の四半期(2026年10月期 第4四半期)の売上高102億50百万ドル±5億ドルと、非GAAPの1株当たり利益4.02米ドル±0.20米ドルの2項目です。GAAPベースの利益の見通しも公表されていません。★ただし会社は決算発表資料で、半導体装置事業の暦年の伸びについての見通しを文章で示しています。2026年5月14日に「半導体装置事業は2026暦年に30%を超えて伸びる」とし、8月13日には2026暦年の Semiconductor Systems 部門の売上高の見通しを「さらに引き上げる」としています(引き上げ後の数値は資料に書かれていません)。★売上高が幅で示され、利益が非GAAPベースである点も、当ページの他の表(GAAPベース)とは物差しが違います。
中長期の目標はありますか?
売上高・利益の数値目標は公表されていません。10-Kに書かれているのは、研究開発への先行投資(2025年10月期は35億70百万ドル・売上高の12.6%)、四半期ごとの配当と自社株買いによる株主還元(2025年10月期は配当14億22百万ドルと自社株買い48億93百万ドル)、そして組織の見直し(全世界の従業員の約4%を対象とする人員削減)という方針です。当ページはその方針と、裏づけになる実績を並べています。
売上の地域別で中国と台湾が多いのはなぜですか?
製品を出荷した顧客の設備がどこにあるかで分けた区分で、そこに半導体を作る工場が多いためです。2025年10月期は中国85億29百万ドル(30.1%)・台湾68億57百万ドル(24.2%)・韓国56億8百万ドル(19.8%)の順で、米国以外が89.2%を占めます。★中国は前期の101億17百万ドルから15.7%減り、台湾は40億10百万ドルから71.0%増えています。なおこの区分は、同じ半導体で使っているエヌビディア・マイクロンの「顧客の本社所在地」とは基準が違います。
アプライドマテリアルズの決算はいつ発表されますか?
米国の上場企業は、決算を公表すると米国SEC(証券取引委員会)に決算発表の書類(Form 8-K)を提出します。アプライドマテリアルズの直近4回の決算発表の日は次のとおりです(米国の日付)。
- 2026年8月13日:2026年7月26日までの四半期(四半期報告書 Form 10-Q の提出は2026年8月20日)
- 2026年5月14日:2026年4月26日までの四半期(四半期報告書 Form 10-Q の提出は2026年5月21日)
- 2026年2月12日:2026年1月25日までの四半期(四半期報告書 Form 10-Q の提出は2026年2月19日)
- 2025年11月13日:2025年10月26日までの1年間(年次報告書 Form 10-K の提出は2025年12月12日)
決算発表の日は、同じ期間の四半期報告書・年次報告書がSECに提出されてから当ページに載せています。次の発表日は載せていません。
数値はいつ時点のものですか?
ページ下部の「出典」に、資料ごとの公表日を記載しています。
同じ業界の掲載企業
日本の掲載企業
米国の掲載企業
注記(6件)
- 売上高と利益の推移
- ★5期とも増収です。売上高は230億63百万ドルから283億68百万ドルへ23.0%増えました。★★2025年10月期は営業利益が増えたのに純利益が減っています。営業利益は78億67百万ドルから82億89百万ドルへ増えましたが、純利益は71億77百万ドルから69億98百万ドルへ減りました。実効税率が12.0%から24.5%へ上がったためで、会社はシンガポールの新しい税制優遇の合意にともなう繰延税金資産の再測定6億59百万ドルと、法人代替ミニマム税(CAMT)の税額控除に対する評価性引当金4億7百万ドルを理由に挙げています。★2021年10月期は53週で、他の4期(52週)より1週間長くなっています。★ROEと自己資本比率は当サイトが計算しています(→ 出典の節)。
- 部門ごとの売上と利益
- ★★ディスプレー事業はもう独立した報告セグメントではありません。会社は「経営陣がディスプレー事業を、独立して報告するほど重要な事業とは考えなくなった」として、Corporate and Other に含めています。★Corporate and Other には部門に配分していない全社費用と構造改革費用も入るため、営業損失8億82百万ドルになります。2部門とこの区分を足すと連結の売上高283億68百万ドル・営業利益82億89百万ドルになります(調整額はありません)。★★2026年10月期の第1四半期から区分が変わっています。会社は200ミリ装置事業をAGSからSemiconductor Systemsへ移し、全社の支援費用を各部門へ配分し始めました。下の四半期の数値はその新しい区分によるので、この表とは範囲が違います。
- 「部門の利益」が何を指すかは会社によって違います。掲載している会社の基準の一覧を用語集に置いています。
- 地域別の売上
- 会社が10-Kで開示した区分をそのまま用いており、当サイトで分類し直したものではありません。★★この区分は「製品を出荷した顧客の設備がどこにあるか、サービスをどこで行ったか」で分けたものです(10-Kの記載)。同じ半導体で使っているエヌビディア・マイクロンの「顧客の本社所在地」とも、キオクシアの「自社の事業拠点の所在地」とも違うので、横に並べて比べることはできません。★米国以外が253億5百万ドルで89.2%を占めます。★★中国が101億17百万ドルから85億29百万ドルへ15.7%減った一方、台湾は40億10百万ドルから68億57百万ドルへ71.0%増えました。韓国も44億93百万ドルから56億8百万ドルへ24.8%増えています。米国は38億18百万ドルから30億63百万ドルへ19.8%、欧州は14億43百万ドルから9億62百万ドルへ33.3%減りました。
- 最新の決算
- 当サイトが原文を翻訳・加工したものではありません。増減は前年の同じ期間との比較です。★3か月(2026年4月27日〜7月26日)の数値です。1株当たり四半期純利益(希薄化後)は3.17米ドル(前年同期2.22米ドル)。★売上高が前年同期比24.8%増、営業利益が同37.7%増となっています。★★この四半期の売上高91億15百万ドルは、上の推移の図に出ている2025年10月期通期283億68百万ドルの32.1%にあたります。部門別はSemiconductor Systems 70億40百万ドル(営業利益26億57百万ドル・利益率37.7%)・AGS 17億81百万ドル(同5億36百万ドル・30.1%)・その他2億94百万ドル(1億18百万ドルの営業損失)です。★★この四半期から部門の区分が変わっています(200ミリ装置事業をAGSからSemiconductor Systemsへ移し、全社の支援費用を各部門へ配分)。上の部門の表は2025年10月期の変更前の区分なので、範囲が違います。会社は前年同期の数値を変更後の区分に組み替えて示しています。
- 会社が公表している今期の見通し
- 会社が2026年8月13日に公表した数値です。★次の四半期(2026年10月期 第4四半期)についての見通しで、通期ではありません。★売上高は幅で示されており、1株当たり利益は非GAAPベースです。上の推移の図・表や部門の表はGAAPベースなので、直接は比べられません。会社は、実際の業績がこの数値と大きく異なることがありうる旨を資料に記載しています。
- 会社が公表している中長期の目標
- 下に並べたのは10-Kに書かれている方針と、その裏づけになる2025年10月期の実績です。★同じ半導体製造装置でも、東京エレクトロンは売上高3兆円以上・営業利益率35%以上、SCREENホールディングスは3年累計の売上高1.8兆円以上・営業利益率19%以上を掲げています。開示の考え方が違います。
- 目標の言い回しは資料の表現をそのまま用いています。計画は見直されることがあります。会社がForm 10-K(2025年12月12日提出)に記載した内容です。★★売上高や利益の中長期の数値目標は公表されていません。会社は将来に関する記述の留保を資料に記載しています。
出典
部門別・地域別の売上高、四半期決算、今期の見通し、中長期の目標は、同社が公表した次の資料から当サイトが書き写しました(2025年10月期 Form 10-K(2025-12-12 公表)/2026年10月期 第3四半期 決算発表(Form 8-K の Exhibit 99.1)(2026-08-13 公表)/2023年10月期 Form 10-K(2023-12-15 公表))。5期の推移(売上高・利益・総資産・キャッシュ・フロー等)と発行済株式数は、米国SECに提出されたXBRLデータによります。金額は1米ドル=158.73円、株価と時価総額は1米ドル=157.83円で円に直しています(レートの出典はYahoo Finance)。
投資判断は自己責任で行ってください。
当サイトは特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
数値は更新時点のものです。最新の情報は各社の開示資料をご確認ください。
更新日