AT&T

基本情報

正式社名
AT&T INC.
英文社名
AT&T Inc.
ティッカー
T(NYSE)
会計基準
米国会計基準(US GAAP)
SECへの登録業種
Telephone Communications (No Radiotelephone)SIC 4813
発行済株式数
6,852,385,650 株直近の提出書類
ROE(自己資本利益率)
17.9%FY2025・当サイトの計算
1株あたり配当金
1.11 米ドルFY2025
1株あたり利益(EPS)
3.04 米ドルFY2025・希薄化後

売上高と利益の推移

売上高と営業利益の推移(兆円)(利益率)▲5.0▲4.0%0.00.0%5.04.0%10.08.0%15.012.0%20.016.0%25.020.0%21.24.1FY202119.1▲0.7FY202219.43.7FY202319.43.0FY202419.93.8FY202519.3%▲3.8%19.2%15.6%19.2%売上高営業利益営業利益率

財務ハイライト(過去5期)

当社株主に帰属する当期純利益・ROE

当社株主に帰属する当期純利益・ROE(億円)▲15,000▲6.0%00.0%15,0006.0%30,00012.0%45,00018.0%FY21FY22FY23FY24FY25純利益ROE

総資産・純資産・株主資本比率

総資産・純資産・株主資本比率(兆円)0.00.0%25.010.0%50.020.0%75.030.0%100.040.0%FY21FY22FY23FY24FY25総資産純資産株主資本比率

キャッシュ・フロー

キャッシュ・フロー(兆円)▲6.0▲3.00.03.06.09.0FY21FY22FY23FY24FY25営業投資財務

1株当たり当期純利益(EPS)

1株当たり当期純利益(EPS)(円)▲20234FY21FY22FY23FY24FY25EPS
決算期売上高前期比営業利益営業利益率純利益純利益率
FY20252025-12-31期末199,040億円+2.7%38,275億円19.2%34,776億円17.5%
FY20242024-12-31期末193,794億円-0.1%30,176億円15.6%17,343億円8.9%
FY20232023-12-31期末193,939億円+1.4%37,165億円19.2%22,811億円11.8%
FY20222022-12-31期末191,267億円-9.9%▲7,266億円▲3.8%▲13,503億円▲7.1%
FY20212021-12-31期末212,331億円41,024億円19.3%31,811億円15.0%

直近5期の通年決算です。出典は米国SECに提出されたXBRLデータで、金額は1米ドル=158.41円で円に直しています。図の売上高と利益は同じ物差しで並べているので、棒の高さの差がそのまま利益の大きさにあたります。★★★2022年12月期は営業損失45億87百万ドル・純損失85億24百万ドルでした。同期は売上高も1,340億13百万ドルから1,206億98百万ドルへ9.9%減っています。5期で唯一の赤字の期です。理由は10-Kの該当箇所を読んでいないため触れていません。★1株当たり配当は2021年の2.08ドルから2022年に1.11ドルへ下がり、その後4期とも1.11ドルで据え置かれています。★同社の損益計算書には営業利益の行があり、5期そろって取得できます。

事業の概要

コミュニケーションズ(Communications)

米国の個人・法人向けの通信事業。★売上高は連結の96.2%、部門の利益はほぼ全部。会社はこの部門を3つの事業単位に分けている

売上構成比 96.2%売上構成比96.2%191,513億円

利益構成比109.5%44,239億円・利益率23.1%

強み・実績
  • ★★モビリティ(全米の無線サービスと端末)・ビジネスワイヤライン(法人向けの光・固定無線・IP音声など)・コンシューマワイヤライン(個人向けのブロードバンド)の3つの事業単位を含む
  • ★会社は「2025年・2024年とも総セグメント売上高の約97%、セグメント営業利益のほぼ全部」と記載している
  • 2025年12月期は増収増益(売上高1,176億52百万→1,208億96百万ドル、部門の利益270億95百万→279億27百万ドル)
主な製品・サービス
  • モビリティ
  • ビジネスワイヤライン
  • コンシューマワイヤライン

ラテンアメリカ(Latin America)

メキシコでの無線サービスと端末の提供。売上高は連結の3.5%

売上構成比 3.5%売上構成比3.5%6,937億円

利益構成比0.6%230億円・利益率3.3%

強み・実績
  • 2023年12月期は1億41百万ドルの営業損失だったが、2024年に40百万ドル、2025年に1億45百万ドルの利益へ転じた
  • 会社は「総セグメント売上高の約3%、セグメント営業利益の1%未満」と記載している
主な製品・サービス
  • メキシコの無線サービス
  • 端末

注目ポイント

  • ★1部門でほぼすべてを稼ぐコミュニケーションズが売上高の96.2%を占め、会社自身も「セグメント営業利益のほぼ全部」と記載しています。ラテンアメリカ(メキシコ)は売上の3.5%で、2023年12月期は1億41百万ドルの営業損失でした。
  • ★★2022年12月期は赤字だった営業損失45億87百万ドル・純損失85億24百万ドルで、5期で唯一の赤字の期です。売上高も1,340億13百万ドルから1,206億98百万ドルへ9.9%減りました。理由は10-Kの該当箇所を読んでいないため触れていません。
  • ★配当は2022年に下げてから据え置き1株当たり配当は2021年の2.08ドルから2022年に1.11ドルへ下がり、その後2025年まで4期とも1.11ドルで据え置かれています。ベライゾンが5期連続で増配しているのとは対照的です。

部門ごとの売上と利益

2025年12月期Form 10-K より

部門売上高うち外部顧客向け部門の利益利益率
コミュニケーションズ(Communications)191,513億円191,513億円44,239億円23.1%
ラテンアメリカ(Latin America)6,937億円6,937億円230億円3.3%
全社(Corporate)591億円591億円▲4,054億円
特定の重要項目(Certain significant items)0億円▲2,140億円会社が部門の利益から切り出している項目
連結(営業利益)199,040億円38,275億円19.2%

部門の利益は営業利益ベースです。2部門の合計280億72百万ドルから、全社の営業損失25億59百万ドルと「特定の重要項目」13億51百万ドルを差し引いた241億62百万ドルが連結の営業利益です。★3区分の売上高の合計は連結と完全に一致します(1,208億96百万+43億79百万+3億73百万=1,256億48百万ドル)。★★コミュニケーションズが売上の96.2%を占めます。会社自身も「2025年・2024年とも総セグメント売上高の約97%、セグメント営業利益のほぼ全部」と記載しています。★同部門はモビリティ・ビジネスワイヤライン・コンシューマワイヤラインの3つの事業単位を含みますが、会社は報告セグメントとしては分けていません。

「部門の利益」が何を指すかは会社によって違います。掲載している会社の基準の一覧を用語集に置いています。

最新の決算

2026年4〜6月期2026-07-22 公表

項目2026年4〜6月期2025年4〜6月期増減
売上高49,991億円48,865億円+2.3%
営業利益11,149億円10,298億円+8.3%
純利益7,330億円7,128億円+2.8%
売上高営業利益率22.3%21.1%

会社が公表した決算資料の数値です。当サイトが原文を翻訳・加工したものではありません。増減は前年の同じ期間との比較です。★3か月(2026年4月1日〜6月30日)の数値です。SECに提出された四半期報告書(Form 10-Q)のXBRLから取得しています。

日本企業との違い

KDDI9433

携帯を軸とする点は重なるが、AT&Tは通信と中南米という地理で区切っている

売上高をAT&Tと並べる
  • KDDI6.1兆円2026年3月期
  • AT&T19.9兆円直近の通期
時価総額をAT&Tと並べる
  • KDDI11.9兆円2026-08-20 時点
  • AT&T27.3兆円2026-08-20 時点

NTT9432

携帯と固定の両方を持つ点は重なるが、NTTはITサービスとデータセンターの比重が大きい

売上高をAT&Tと並べる
  • NTT14.4兆円2026年3月期
  • AT&T19.9兆円直近の通期
時価総額をAT&Tと並べる
  • NTT14.4兆円2026-08-20 時点
  • AT&T27.3兆円2026-08-20 時点

ソフトバンク9434

通信では重なるが、ソフトバンクはメディア・EC・決済が売上の3割を占める

売上高をAT&Tと並べる
  • ソフトバンク7.0兆円2026年3月期
  • AT&T19.9兆円直近の通期
時価総額をAT&Tと並べる
  • ソフトバンク11.2兆円2026-08-20 時点
  • AT&T27.3兆円2026-08-20 時点

よくある質問

AT&Tの日本版はどこですか?

NTTがいちばん形の近い会社です。移動通信と固定通信の両方を持つ点が共通しています。ただしNTTはさらにグローバル&ソリューション事業(NTTデータグループなど)を外部売上の33.0%抱えており、AT&Tにこれに当たる事業はありません。★またAT&Tは報告セグメントを2つしか置いておらず、うち1つ(コミュニケーションズ)が売上の96.2%を占めます。日本3社はいずれも部門をより細かく分けています。

なぜ部門が2つしかないのですか?

会社がそう分けているためです。コミュニケーションズはモビリティ(全米の無線サービス)・ビジネスワイヤライン(法人向けの光・固定無線・IP音声)・コンシューマワイヤライン(個人向けブロードバンド)の3つの事業単位を含みますが、報告セグメントとしては分けられていません。もう1つのラテンアメリカはメキシコでの無線サービスで、売上の3.5%です。

部門の利益の合計が営業利益と合わないのはなぜですか?

全社と「特定の重要項目」があるためです。2部門の合計280億72百万ドルから、全社の営業損失25億59百万ドルと「特定の重要項目(Certain significant items)」13億51百万ドルを差し引くと、連結の営業利益241億62百万ドルになります。この橋渡しは会社が10-Kに示しているとおりで、当サイトで計算したものではありません。

2022年12月期の赤字は何ですか?

営業損失45億87百万ドル・純損失85億24百万ドルで、5期で唯一の赤字の期です。同期は売上高も1,340億13百万ドルから1,206億98百万ドルへ9.9%減っています。理由は当サイトで確認していないため、金額だけを載せています。

配当が5期のうち4期で同じなのはなぜですか?

事実として、1株当たり配当は2021年の2.08ドルから2022年に1.11ドルへ下がり、その後2025年まで4期とも1.11ドルで据え置かれています。同じ通信のベライゾンが5期連続で増配しているのとは対照的です。当サイトは良し悪しを判断しません。

数値はいつ時点のものですか?

5期の推移と部門別の内訳は2025年12月期(Form 10-K)、直近の四半期は2026年4〜6月期(Form 10-Q)によります。株価と時価総額はページ下部に記載した基準日の値です。

数値の基準日と出典

決算(通年)
FY2025(2025-12-31 期末)
決算(四半期)
2026年4〜6月期/2026-07-22 公表
資料の確認日
2026-08-21
円換算のレート
1米ドル = 158.41円(2026-08-20 時点・Yahoo Finance)
株価・時価総額
2026-08-20 時点(1米ドル = 158.42円)

部門別の売上高、四半期決算は、同社が公表した次の資料から当サイトが書き写しました(Form 10-K(2025年12月期)(2026-02-09 公表)Form 10-Q(2026年4〜6月期)(2026-07-22 公表))。5期の推移(売上高・利益・総資産・キャッシュ・フロー等)と発行済株式数は、米国SECに提出されたXBRLデータによります。金額は1米ドル=158.41円(2026-08-20 時点)で円に直しています。この換算レートは記事を作成した時点のもので、上に書いた株価・時価総額の基準日とは別に固定しています。

投資判断は自己責任で行ってください。

当サイトは特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。

数値は基準日時点のものです。最新の情報は各社の開示資料をご確認ください。