AT&T
基本情報
AT&TTNYSE
AT&T INC.
米国の通信事業と、メキシコでの無線事業の2セグメント(2025年12月期)。通信が売上の96%を占める。
売上高は19.9兆円で、KDDI(6.1兆円)の約3.3倍。
- 時価総額26.3兆円
- 売上高19.9兆円
- 営業利益3.8兆円
- 純利益3.5兆円
- 株価24.30USD
- PER8.0倍
- PBR1.32倍
- ROE17.9%
- 配当利回り4.57%
株価
月末の終値です。2021年11月から2026年09月まで。株式分割は反映済みで、配当は含みません。出典はYahoo Finance。
売上高と利益の推移
財務ハイライト(過去5期)
当社株主に帰属する当期純利益・ROE
総資産・純資産・株主資本比率
キャッシュ・フロー
1株当たり当期純利益(EPS)
| 決算期 | 売上高 | 前期比 | 営業利益 | 営業利益率 | 純利益 | 純利益率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| FY20252025-12-31期末 | 199,442億円 | +2.7% | 38,353億円 | 19.2% | 34,846億円 | 17.5% |
| FY20242024-12-31期末 | 194,185億円 | -0.1% | 30,237億円 | 15.6% | 17,378億円 | 8.9% |
| FY20232023-12-31期末 | 194,331億円 | +1.4% | 37,240億円 | 19.2% | 22,857億円 | 11.8% |
| FY20222022-12-31期末 | 191,653億円 | -9.9% | ▲7,281億円 | ▲3.8% | ▲13,530億円 | ▲7.1% |
| FY20212021-12-31期末 | 212,760億円 | — | 41,107億円 | 19.3% | 31,875億円 | 15.0% |
直近5期の通年決算です。
事業の概要
コミュニケーションズ(Communications)
米国の個人・法人向けの通信事業。★売上高は連結の96.2%、部門の利益はほぼ全部。会社はこの部門を3つの事業単位に分けている
利益構成比109.5%44,329億円・利益率23.1%
- ★★モビリティ(全米の無線サービスと端末)・ビジネスワイヤライン(法人向けの光・固定無線・IP音声など)・コンシューマワイヤライン(個人向けのブロードバンド)の3つの事業単位を含む
- ★会社は「2025年・2024年とも総セグメント売上高の約97%、セグメント営業利益のほぼ全部」と記載している
- 2025年12月期は増収増益(売上高1,176億52百万→1,208億96百万ドル、部門の利益270億95百万→279億27百万ドル)
- モビリティ
- ビジネスワイヤライン
- コンシューマワイヤライン
ラテンアメリカ(Latin America)
メキシコでの無線サービスと端末の提供。売上高は連結の3.5%
利益構成比0.6%230億円・利益率3.3%
- ★2023年12月期は1億41百万ドルの営業損失だったが、2024年に40百万ドル、2025年に1億45百万ドルの利益へ転じた
- 会社は「総セグメント売上高の約3%、セグメント営業利益の1%未満」と記載している
- メキシコの無線サービス
- 端末
注目ポイント
- ★1部門でほぼすべてを稼ぐコミュニケーションズが売上高の96.2%を占め、会社自身も「セグメント営業利益のほぼ全部」と記載しています。ラテンアメリカ(メキシコ)は売上の3.5%で、2023年12月期は1億41百万ドルの営業損失でした。
- ★★2022年12月期は赤字だった営業損失45億87百万ドル・純損失85億24百万ドルで、5期で唯一の赤字の期です。売上高も1,340億13百万ドルから1,206億98百万ドルへ9.9%減りました。理由は10-Kの該当箇所を読んでいないため触れていません。
- ★配当は2022年に下げてから据え置き1株当たり配当は2021年の2.08ドルから2022年に1.11ドルへ下がり、その後2025年まで4期とも1.11ドルで据え置かれています。ベライゾンが5期連続で増配しているのとは対照的です。
部門ごとの売上と利益
2025年12月期Form 10-K より
| 部門 | 売上高 | うち外部顧客向け | 部門の利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| コミュニケーションズ(Communications) | 191,899億円 | 191,899億円 | 44,329億円 | 23.1% |
| ラテンアメリカ(Latin America) | 6,951億円 | 6,951億円 | 230億円 | 3.3% |
| 全社(Corporate) | 592億円 | 592億円 | ▲4,062億円 | — |
| 特定の重要項目(Certain significant items) | 0億円 | — | ▲2,144億円会社が部門の利益から切り出している項目 | — |
| 連結(営業利益) | 199,442億円 | — | 38,353億円 | 19.2% |
★部門の利益は営業利益ベースです。
最新の決算
2026年4〜6月期2026-07-22 公表
| 項目 | 2026年4〜6月期 | 2025年4〜6月期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 50,092億円 | 48,964億円 | +2.3% |
| 営業利益 | 11,171億円 | 10,319億円 | +8.3% |
| 純利益 | 7,344億円 | 7,143億円 | +2.8% |
| 売上高営業利益率 | 22.3% | 21.1% | — |
会社が公表した決算資料の数値です。
日本企業との違い
KDDI9433
携帯を軸とする点は重なるが、AT&Tは2025年12月期の10-Kでは通信と中南米という地理で区切っている(2026年1〜3月期から3区分に組み替え)
売上高をAT&Tと並べる- KDDI6.1兆円2026年3月期
- AT&T19.9兆円直近の通期
- KDDI12.1兆円
- AT&T26.3兆円
NTT9432
携帯と固定の両方を持つ点は重なるが、NTTはITサービスとデータセンターの比重が大きい
売上高をAT&Tと並べる- NTT14.4兆円2026年3月期
- AT&T19.9兆円直近の通期
- NTT15.4兆円
- AT&T26.3兆円
ソフトバンク9434
通信では重なるが、ソフトバンクはメディア・EC・決済が売上の3割を占める
売上高をAT&Tと並べる- ソフトバンク7.0兆円2026年3月期
- AT&T19.9兆円直近の通期
- ソフトバンク11.4兆円
- AT&T26.3兆円
よくある質問
AT&Tの日本版はどこですか?
NTTがいちばん形の近い会社です。移動通信と固定通信の両方を持つ点が共通しています。ただしNTTはさらにグローバル&ソリューション事業(NTTデータグループなど)を外部売上の33.0%抱えており、AT&Tにこれに当たる事業はありません。★また2025年12月期のForm 10-Kでは、AT&Tは報告セグメントを2つしか置いておらず、うち1つ(コミュニケーションズ)が売上の96.2%を占めます(2026年1〜3月期から3つに組み替え)。日本3社はいずれも部門をより細かく分けています。
なぜ部門が2つしかないのですか?
★このページの部門の表は2025年12月期のForm 10-Kの区分で、会社がそこで2つに分けているためです。コミュニケーションズはモビリティ(全米の無線サービス)・ビジネスワイヤライン(法人向けの光・固定無線・IP音声)・コンシューマワイヤライン(個人向けブロードバンド)の3つの事業単位を含みますが、報告セグメントとしては分けられていません。もう1つのラテンアメリカはメキシコでの無線サービスで、売上の3.5%です。★★会社は2026年1〜3月期から報告セグメントを3つに組み替えました。アドバンスト・コネクティビティ(米国の5Gと光回線による無線・インターネットなど)・レガシー(銅線による従来の音声・データ)・ラテンアメリカです(2026年4月27日にSECへ提出したForm 10-Q)。★会社は2023〜2025年の実績を新しい区分で組み替えた数値も示しており(2026年1月28日の8-K)、2025年はアドバンスト・コネクティビティが売上高1,124億24百万ドル・部門の営業利益245億88百万ドル、レガシーが84億72百万ドル・33億39百万ドルです。★このページの部門の表は、組み替える前の区分のままです。
部門の利益の合計が営業利益と合わないのはなぜですか?
全社と「特定の重要項目」があるためです。2部門の合計280億72百万ドルから、全社の営業損失25億59百万ドルと「特定の重要項目(Certain significant items)」13億51百万ドルを差し引くと、連結の営業利益241億62百万ドルになります。この橋渡しは会社が10-Kに示しているとおりで、当サイトで計算したものではありません。
2022年12月期の赤字は何ですか?
営業損失45億87百万ドル・純損失85億24百万ドルで、5期で唯一の赤字の期です。同期は売上高も1,340億13百万ドルから1,206億98百万ドルへ9.9%減っています。理由は当サイトで確認していないため、金額だけを載せています。
配当が5期のうち4期で同じなのはなぜですか?
★事実として、1株当たり配当は2021年の2.08ドルから2022年に1.11ドルへ下がり、その後2025年まで4期とも1.11ドルで据え置かれています。同じ通信のベライゾンが5期連続で増配しているのとは対照的です。当サイトは良し悪しを判断しません。
AT&Tの決算はいつ発表されますか?
米国の上場企業は、決算を公表すると米国SEC(証券取引委員会)に決算発表の書類(Form 8-K)を提出します。AT&Tの直近4回の決算発表の日は次のとおりです(米国の日付)。
- 2026年7月22日:2026年6月30日までの四半期(四半期報告書 Form 10-Q の提出は2026年7月22日)
- 2026年4月22日:2026年3月31日までの四半期(四半期報告書 Form 10-Q の提出は2026年4月27日)
- 2026年1月28日:2025年12月31日までの1年間(年次報告書 Form 10-K の提出は2026年2月9日)
- 2025年10月22日:2025年9月30日までの四半期(四半期報告書 Form 10-Q の提出は2025年10月31日)
決算発表の日は、同じ期間の四半期報告書・年次報告書がSECに提出されてから当ページに載せています。次の発表日は載せていません。
数値はいつ時点のものですか?
5期の推移と部門別の内訳は2025年12月期(Form 10-K)、直近の四半期は2026年4〜6月期(Form 10-Q)によります。★部門別の内訳は、会社が2026年1〜3月期に報告セグメントを組み替える前の区分です。株価と時価総額はページ下部の更新日時点の値です。
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日本の掲載企業
米国の掲載企業
注記(3件)
- 売上高と利益の推移
- ★★★2022年12月期は営業損失45億87百万ドル・純損失85億24百万ドルでした。同期は売上高も1,340億13百万ドルから1,206億98百万ドルへ9.9%減っています。5期で唯一の赤字の期です。理由は10-Kの該当箇所を読んでいないため触れていません。★1株当たり配当は2021年の2.08ドルから2022年に1.11ドルへ下がり、その後4期とも1.11ドルで据え置かれています。★同社の損益計算書には営業利益の行があり、5期そろって取得できます。
- 部門ごとの売上と利益
- 2部門の合計280億72百万ドルから、全社の営業損失25億59百万ドルと「特定の重要項目」13億51百万ドルを差し引いた241億62百万ドルが連結の営業利益です。★3区分の売上高の合計は連結と完全に一致します(1,208億96百万+43億79百万+3億73百万=1,256億48百万ドル)。★★コミュニケーションズが売上の96.2%を占めます。会社自身も「2025年・2024年とも総セグメント売上高の約97%、セグメント営業利益のほぼ全部」と記載しています。★同部門はモビリティ・ビジネスワイヤライン・コンシューマワイヤラインの3つの事業単位を含みますが、会社は報告セグメントとしては分けていません。★★この表は2025年12月期のForm 10-Kの区分です。会社は2026年1〜3月期から報告セグメントを、アドバンスト・コネクティビティ(米国の5Gと光回線による無線・インターネットなど)・レガシー(銅線による従来の音声・データ)・ラテンアメリカの3つに組み替えました(2026年1〜3月期のForm 10-Q)。★会社が2026年1月28日の8-Kで示した組み替え後の2025年は、アドバンスト・コネクティビティが売上高1,124億24百万ドル・部門の営業利益245億88百万ドル、レガシーが84億72百万ドル・33億39百万ドルで、2つを足すとコミュニケーションズと同じ金額になります(当サイトの計算)。★会社は「ラテンアメリカと全社の過去の数値は変わらず、連結の営業利益にも影響しない」と記載しています。★★当サイトは組み替える前の区分のまま載せています。
- 「部門の利益」が何を指すかは会社によって違います。掲載している会社の基準の一覧を用語集に置いています。
- 最新の決算
- 当サイトが原文を翻訳・加工したものではありません。増減は前年の同じ期間との比較です。★3か月(2026年4月1日〜6月30日)の数値です。SECに提出された四半期報告書(Form 10-Q)のXBRLから取得しています。★2026年は、光回線網の子会社 Forged Fiber を非継続事業にしています。売上高と営業利益は継続事業の数値で、純利益(AT&Tに帰属)は非継続事業の損失28百万ドルを含みます。★この表は連結の数値だけで、部門の区分は使っていません。
出典
部門別の売上高、四半期決算は、同社が公表した次の資料から当サイトが書き写しました(Form 10-K(2025年12月期)(2026-02-09 公表)/Form 10-Q(2026年4〜6月期)(2026-07-22 公表)/Form 10-Q(2026年1〜3月期)(2026-04-27 公表)/組み替え後の区分による2023〜2025年の部門別の実績(Form 8-K 添付資料99.4)(2026-01-28 公表))。5期の推移(売上高・利益・総資産・キャッシュ・フロー等)と発行済株式数は、米国SECに提出されたXBRLデータによります。金額は1米ドル=158.73円、株価と時価総額は1米ドル=157.83円で円に直しています(レートの出典はYahoo Finance)。
投資判断は自己責任で行ってください。
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