ベライゾン
基本情報
- 正式社名
- VERIZON COMMUNICATIONS INC
- 英文社名
- Verizon Communications Inc.
- ティッカー
- VZ(NYSE)
- 会計基準
- 米国会計基準(US GAAP)
- SECへの登録業種
- Telephone Communications (No Radiotelephone)SIC 4813
- 発行済株式数
- 4,154,775,202 株直近の提出書類
- ROE(自己資本利益率)
- 16.6%FY2025・当サイトの計算
- 1株あたり配当金
- 2.73 米ドルFY2025
- 1株あたり利益(EPS)
- 4.06 米ドルFY2025・希薄化後
売上高と利益の推移
財務ハイライト(過去5期)
当社株主に帰属する当期純利益・ROE
総資産・純資産・株主資本比率
キャッシュ・フロー
1株当たり当期純利益(EPS)
| 決算期 | 売上高 | 前期比 | 営業利益 | 営業利益率 | 純利益 | 純利益率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| FY20252025-12-31期末 | 218,910億円 | +2.5% | 46,349億円 | 21.2% | 27,206億円 | 12.4% |
| FY20242024-12-31期末 | 213,519億円 | +0.6% | 45,442億円 | 21.3% | 27,731億円 | 13.0% |
| FY20232023-12-31期末 | 212,230億円 | -2.1% | 36,240億円 | 17.1% | 18,398億円 | 8.7% |
| FY20222022-12-31期末 | 216,762億円 | +2.4% | 48,263億円 | 22.3% | 33,672億円 | 15.5% |
| FY20212021-12-31期末 | 211,658億円 | — | 51,401億円 | 24.3% | 34,953億円 | 16.5% |
直近5期の通年決算です。出典は米国SECに提出されたXBRLデータで、金額は1米ドル=158.41円で円に直しています。図の売上高と利益は同じ物差しで並べているので、棒の高さの差がそのまま利益の大きさにあたります。★同社の損益計算書には営業利益の行があり、5期そろって取得できます。通信の日米6社では、米国3社(ベライゾン・AT&T・T-モバイル)とソフトバンクの4社が営業利益で描けます(NTTとKDDIは有価証券報告書の5期の表に営業利益の欄が無いため税引前利益)。★★2023年12月期だけ利益が大きく落ちています。営業利益は304億67百万→228億77百万ドル、純利益は212億56百万→116億14百万ドルです。理由は10-Kの該当箇所を読んでいないため触れていません。★1株当たり配当は2.535ドルから2.735ドルへ5期連続で増えています。
事業の概要
コンシューマ(Verizon Consumer Group)
個人向けの移動通信・固定通信。★売上高は連結の77.3%、部門の利益は92.1%
利益構成比92.1%46,934億円・利益率27.7%
- ★★この会社のほぼすべてを稼ぐ部門。部門の利益296億28百万ドルは、2部門の合計321億60百万ドルの92.1%
- 部門の利益率27.7%は、法人向け(8.7%)の3倍以上
- 2025年12月期は増収増益(売上高1,029億4百万→1,068億7百万ドル)
- 携帯電話
- Fios(光回線)
- MyPlan
ビジネス(Verizon Business Group)
法人・官公庁向けの通信とネットワークサービス。売上高は連結の21.0%
利益構成比7.9%4,011億円・利益率8.7%
- ★2025年12月期は減収(295億31百万→290億69百万ドル)だが、部門の利益は20億58百万→25億32百万ドルへ23.0%増えた
- 部門の利益率8.7%は前期の7.0%から改善している
- 法人向け通信
- ネットワークサービス
- IoT
注目ポイント
- ★利益のほとんどを個人向けが稼ぐコンシューマの部門の利益296億28百万ドルは、2部門の合計321億60百万ドルの92.1%にあたります。売上高の割合(77.3%)より偏りが大きく、部門の利益率もコンシューマ27.7%に対しビジネス8.7%と3倍以上の差があります。
- ★2023年12月期だけ利益が大きく落ちた営業利益は304億67百万ドルから228億77百万ドルへ、純利益は212億56百万ドルから116億14百万ドルへ減りました。翌期には営業利益286億86百万ドル・純利益175億6百万ドルまで戻っています。理由は10-Kの該当箇所を読んでいないため触れていません。
- 5期で売上高は3.4%増、配当は5期連続で増配売上高は1,336億13百万ドルから1,381億91百万ドルへ増えました。1株当たり配当は2.535ドルから2.735ドルへ、5期とも前期を上回っています。
部門ごとの売上と利益
2025年12月期Form 10-K より
| 部門 | 売上高 | うち外部顧客向け | 部門の利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| コンシューマ(Verizon Consumer Group) | 169,194億円 | 169,194億円 | 46,934億円 | 27.7% |
| ビジネス(Verizon Business Group) | 46,048億円 | 46,048億円 | 4,011億円 | 8.7% |
| 全社・その他(Corporate and other) | 4,185億円 | 4,185億円 | — | — |
| 消去 | ▲518億円 | — | —部門間取引の消去 | — |
★★2部門の利益の合計321億60百万ドルは、連結の営業利益292億59百万ドルと一致しません。差の29億1百万ドルは全社・その他と消去分です。会社は「全社・その他」について部門の利益を示していません。★コンシューマとビジネスの差が大きい部門構成です。売上高では77.3%対21.0%ですが、部門の利益では92.1%対7.9%になります。★売上高の内訳(コンシューマ1,068億7百万・ビジネス290億69百万・全社/その他26億42百万・消去△3億27百万)の合計は連結の1,381億91百万ドルと一致します。
「部門の利益」が何を指すかは会社によって違います。掲載している会社の基準の一覧を用語集に置いています。
最新の決算
2026年4〜6月期2026-07-31 公表
| 項目 | 2026年4〜6月期 | 2025年4〜6月期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 54,261億円 | 54,658億円 | -0.7% |
| 営業利益 | 11,372億円 | 12,945億円 | -12.2% |
| 純利益 | 6,075億円 | 7,925億円 | -23.3% |
| 売上高営業利益率 | 21.0% | 23.7% | — |
会社が公表した決算資料の数値です。当サイトが原文を翻訳・加工したものではありません。増減は前年の同じ期間との比較です。★3か月(2026年4月1日〜6月30日)の数値です。SECに提出された四半期報告書(Form 10-Q)のXBRLから取得しています。
日本企業との違い
KDDI9433
事業区分の立て方(個人向け・法人向け)が一致する。ただし免許制で市場が分かれ、顧客は取り合わない
売上高をベライゾンと並べる- KDDI6.1兆円2026年3月期
- ベライゾン21.9兆円直近の通期
- KDDI11.9兆円2026-08-20 時点
- ベライゾン32.3兆円2026-08-20 時点
NTT9432
携帯と固定の両方を持つ点は重なるが、NTTはITサービスとデータセンターの比重が大きい
売上高をベライゾンと並べる- NTT14.4兆円2026年3月期
- ベライゾン21.9兆円直近の通期
- NTT14.4兆円2026-08-20 時点
- ベライゾン32.3兆円2026-08-20 時点
ソフトバンク9434
通信では重なるが、ソフトバンクはメディア・EC・決済が売上の3割を占める
売上高をベライゾンと並べる- ソフトバンク7.0兆円2026年3月期
- ベライゾン21.9兆円直近の通期
- ソフトバンク11.2兆円2026-08-20 時点
- ベライゾン32.3兆円2026-08-20 時点
よくある質問
ベライゾンの日本版はどこですか?
KDDIがいちばん形の近い会社です。消費者向けと法人向けの2部門という分け方がよく似ています。ただしKDDIのパーソナルは通信に加えて金融・エネルギー・コマースを含んでおり、ベライゾンの消費者向け部門より範囲が広くなっています。NTTは固定通信とシステムインテグレーションを大きく抱えており、ソフトバンクはメディア・EC(LINEヤフー)が外部売上の23.3%を占めるため、いずれも会社の形が違います。
売上と利益で部門の割合がこれほど違うのはなぜですか?
部門の利益率が大きく違うためです。コンシューマは27.7%、ビジネスは8.7%で、3倍以上の開きがあります。その結果、売上高では77.3%対21.0%の関係が、部門の利益では92.1%対7.9%になります。★なお2025年12月期のビジネスは減収でありながら部門の利益が23.0%増えており、利益率は7.0%から8.7%へ改善しています。
部門の利益の合計が営業利益と合わないのはなぜですか?
★「全社・その他」と消去分があるためです。2部門の利益の合計は321億60百万ドル、連結の営業利益は292億59百万ドルで、差は29億1百万ドルです。会社は「全社・その他」について部門の利益を示していません。売上高については内訳の合計が連結と一致します。
今期の見通しはどこですか?
★この会社は金額での通期見通しを公表していないため、節を置いていません。日本の3社はいずれも通期の業績予想を金額で公表しています。
数値はいつ時点のものですか?
5期の推移と部門別の内訳は2025年12月期(Form 10-K)、直近の四半期は2026年4〜6月期(Form 10-Q)によります。株価と時価総額はページ下部に記載した基準日の値です。
数値の基準日と出典
- 決算(通年)
- FY2025(2025-12-31 期末)
- 決算(四半期)
- 2026年4〜6月期/2026-07-31 公表
- 資料の確認日
- 2026-08-21
- 円換算のレート
- 1米ドル = 158.41円(2026-08-20 時点・Yahoo Finance)
- 株価・時価総額
- 2026-08-20 時点(1米ドル = 158.42円)
部門別の売上高、四半期決算は、同社が公表した次の資料から当サイトが書き写しました(Form 10-K(2025年12月期)(2026-02-17 公表)/Form 10-Q(2026年4〜6月期)(2026-07-31 公表))。5期の推移(売上高・利益・総資産・キャッシュ・フロー等)と発行済株式数は、米国SECに提出されたXBRLデータによります。金額は1米ドル=158.41円(2026-08-20 時点)で円に直しています。この換算レートは記事を作成した時点のもので、上に書いた株価・時価総額の基準日とは別に固定しています。
投資判断は自己責任で行ってください。
当サイトは特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
数値は基準日時点のものです。最新の情報は各社の開示資料をご確認ください。