ベライゾン

基本情報

正式社名
VERIZON COMMUNICATIONS INC
英文社名
Verizon Communications Inc.
ティッカー
VZ(NYSE)
会計基準
米国会計基準(US GAAP)
SECへの登録業種
Telephone Communications (No Radiotelephone)SIC 4813
発行済株式数
4,154,775,202 株直近の提出書類
ROE(自己資本利益率)
16.6%FY2025・当サイトの計算
1株あたり配当金
2.73 米ドルFY2025
1株あたり利益(EPS)
4.06 米ドルFY2025・希薄化後

売上高と利益の推移

売上高と営業利益の推移(兆円)(利益率)0.00.0%5.05.0%10.010.0%15.015.0%20.020.0%25.025.0%21.25.1FY202121.74.8FY202221.23.6FY202321.44.5FY202421.94.6FY202524.3%22.3%17.1%21.3%21.2%売上高営業利益営業利益率

財務ハイライト(過去5期)

当社株主に帰属する当期純利益・ROE

当社株主に帰属する当期純利益・ROE(億円)00.0%10,0008.0%20,00016.0%30,00024.0%40,00032.0%FY21FY22FY23FY24FY25純利益ROE

総資産・純資産・株主資本比率

総資産・純資産・株主資本比率(兆円)0.00.0%20.08.0%40.016.0%60.024.0%80.032.0%FY21FY22FY23FY24FY25総資産純資産株主資本比率

キャッシュ・フロー

キャッシュ・フロー(兆円)▲15.0▲10.0▲5.00.05.010.0FY21FY22FY23FY24FY25営業投資財務

1株当たり当期純利益(EPS)

1株当たり当期純利益(EPS)(円)02346FY21FY22FY23FY24FY25EPS
決算期売上高前期比営業利益営業利益率純利益純利益率
FY20252025-12-31期末218,910億円+2.5%46,349億円21.2%27,206億円12.4%
FY20242024-12-31期末213,519億円+0.6%45,442億円21.3%27,731億円13.0%
FY20232023-12-31期末212,230億円-2.1%36,240億円17.1%18,398億円8.7%
FY20222022-12-31期末216,762億円+2.4%48,263億円22.3%33,672億円15.5%
FY20212021-12-31期末211,658億円51,401億円24.3%34,953億円16.5%

直近5期の通年決算です。出典は米国SECに提出されたXBRLデータで、金額は1米ドル=158.41円で円に直しています。図の売上高と利益は同じ物差しで並べているので、棒の高さの差がそのまま利益の大きさにあたります。★同社の損益計算書には営業利益の行があり、5期そろって取得できます。通信の日米6社では、米国3社(ベライゾン・AT&T・T-モバイル)とソフトバンクの4社が営業利益で描けます(NTTとKDDIは有価証券報告書の5期の表に営業利益の欄が無いため税引前利益)。★★2023年12月期だけ利益が大きく落ちています。営業利益は304億67百万→228億77百万ドル、純利益は212億56百万→116億14百万ドルです。理由は10-Kの該当箇所を読んでいないため触れていません。★1株当たり配当は2.535ドルから2.735ドルへ5期連続で増えています。

事業の概要

コンシューマ(Verizon Consumer Group)

個人向けの移動通信・固定通信。★売上高は連結の77.3%、部門の利益は92.1%

売上構成比 77.1%売上構成比77.1%169,194億円

利益構成比92.1%46,934億円・利益率27.7%

強み・実績
  • ★★この会社のほぼすべてを稼ぐ部門。部門の利益296億28百万ドルは、2部門の合計321億60百万ドルの92.1%
  • 部門の利益率27.7%は、法人向け(8.7%)の3倍以上
  • 2025年12月期は増収増益(売上高1,029億4百万→1,068億7百万ドル)
主な製品・サービス
  • 携帯電話
  • Fios(光回線)
  • MyPlan

ビジネス(Verizon Business Group)

法人・官公庁向けの通信とネットワークサービス。売上高は連結の21.0%

売上構成比 21.0%売上構成比21.0%46,048億円

利益構成比7.9%4,011億円・利益率8.7%

強み・実績
  • 2025年12月期は減収(295億31百万→290億69百万ドル)だが、部門の利益は20億58百万→25億32百万ドルへ23.0%増えた
  • 部門の利益率8.7%は前期の7.0%から改善している
主な製品・サービス
  • 法人向け通信
  • ネットワークサービス
  • IoT

注目ポイント

  • ★利益のほとんどを個人向けが稼ぐコンシューマの部門の利益296億28百万ドルは、2部門の合計321億60百万ドルの92.1%にあたります。売上高の割合(77.3%)より偏りが大きく、部門の利益率もコンシューマ27.7%に対しビジネス8.7%と3倍以上の差があります。
  • ★2023年12月期だけ利益が大きく落ちた営業利益は304億67百万ドルから228億77百万ドルへ、純利益は212億56百万ドルから116億14百万ドルへ減りました。翌期には営業利益286億86百万ドル・純利益175億6百万ドルまで戻っています。理由は10-Kの該当箇所を読んでいないため触れていません。
  • 5期で売上高は3.4%増、配当は5期連続で増配売上高は1,336億13百万ドルから1,381億91百万ドルへ増えました。1株当たり配当は2.535ドルから2.735ドルへ、5期とも前期を上回っています。

部門ごとの売上と利益

2025年12月期Form 10-K より

部門売上高うち外部顧客向け部門の利益利益率
コンシューマ(Verizon Consumer Group)169,194億円169,194億円46,934億円27.7%
ビジネス(Verizon Business Group)46,048億円46,048億円4,011億円8.7%
全社・その他(Corporate and other)4,185億円4,185億円
消去▲518億円部門間取引の消去

★★2部門の利益の合計321億60百万ドルは、連結の営業利益292億59百万ドルと一致しません。差の29億1百万ドルは全社・その他と消去分です。会社は「全社・その他」について部門の利益を示していません。★コンシューマとビジネスの差が大きい部門構成です。売上高では77.3%対21.0%ですが、部門の利益では92.1%対7.9%になります。★売上高の内訳(コンシューマ1,068億7百万・ビジネス290億69百万・全社/その他26億42百万・消去△3億27百万)の合計は連結の1,381億91百万ドルと一致します。

「部門の利益」が何を指すかは会社によって違います。掲載している会社の基準の一覧を用語集に置いています。

最新の決算

2026年4〜6月期2026-07-31 公表

項目2026年4〜6月期2025年4〜6月期増減
売上高54,261億円54,658億円-0.7%
営業利益11,372億円12,945億円-12.2%
純利益6,075億円7,925億円-23.3%
売上高営業利益率21.0%23.7%

会社が公表した決算資料の数値です。当サイトが原文を翻訳・加工したものではありません。増減は前年の同じ期間との比較です。★3か月(2026年4月1日〜6月30日)の数値です。SECに提出された四半期報告書(Form 10-Q)のXBRLから取得しています。

日本企業との違い

KDDI9433

事業区分の立て方(個人向け・法人向け)が一致する。ただし免許制で市場が分かれ、顧客は取り合わない

売上高をベライゾンと並べる
  • KDDI6.1兆円2026年3月期
  • ベライゾン21.9兆円直近の通期
時価総額をベライゾンと並べる
  • KDDI11.9兆円2026-08-20 時点
  • ベライゾン32.3兆円2026-08-20 時点

NTT9432

携帯と固定の両方を持つ点は重なるが、NTTはITサービスとデータセンターの比重が大きい

売上高をベライゾンと並べる
  • NTT14.4兆円2026年3月期
  • ベライゾン21.9兆円直近の通期
時価総額をベライゾンと並べる
  • NTT14.4兆円2026-08-20 時点
  • ベライゾン32.3兆円2026-08-20 時点

ソフトバンク9434

通信では重なるが、ソフトバンクはメディア・EC・決済が売上の3割を占める

売上高をベライゾンと並べる
  • ソフトバンク7.0兆円2026年3月期
  • ベライゾン21.9兆円直近の通期
時価総額をベライゾンと並べる
  • ソフトバンク11.2兆円2026-08-20 時点
  • ベライゾン32.3兆円2026-08-20 時点

よくある質問

ベライゾンの日本版はどこですか?

KDDIがいちばん形の近い会社です。消費者向けと法人向けの2部門という分け方がよく似ています。ただしKDDIのパーソナルは通信に加えて金融・エネルギー・コマースを含んでおり、ベライゾンの消費者向け部門より範囲が広くなっています。NTTは固定通信とシステムインテグレーションを大きく抱えており、ソフトバンクはメディア・EC(LINEヤフー)が外部売上の23.3%を占めるため、いずれも会社の形が違います。

売上と利益で部門の割合がこれほど違うのはなぜですか?

部門の利益率が大きく違うためです。コンシューマは27.7%、ビジネスは8.7%で、3倍以上の開きがあります。その結果、売上高では77.3%対21.0%の関係が、部門の利益では92.1%対7.9%になります。★なお2025年12月期のビジネスは減収でありながら部門の利益が23.0%増えており、利益率は7.0%から8.7%へ改善しています。

部門の利益の合計が営業利益と合わないのはなぜですか?

「全社・その他」と消去分があるためです。2部門の利益の合計は321億60百万ドル、連結の営業利益は292億59百万ドルで、差は29億1百万ドルです。会社は「全社・その他」について部門の利益を示していません。売上高については内訳の合計が連結と一致します。

今期の見通しはどこですか?

この会社は金額での通期見通しを公表していないため、節を置いていません。日本の3社はいずれも通期の業績予想を金額で公表しています。

数値はいつ時点のものですか?

5期の推移と部門別の内訳は2025年12月期(Form 10-K)、直近の四半期は2026年4〜6月期(Form 10-Q)によります。株価と時価総額はページ下部に記載した基準日の値です。

数値の基準日と出典

決算(通年)
FY2025(2025-12-31 期末)
決算(四半期)
2026年4〜6月期/2026-07-31 公表
資料の確認日
2026-08-21
円換算のレート
1米ドル = 158.41円(2026-08-20 時点・Yahoo Finance)
株価・時価総額
2026-08-20 時点(1米ドル = 158.42円)

部門別の売上高、四半期決算は、同社が公表した次の資料から当サイトが書き写しました(Form 10-K(2025年12月期)(2026-02-17 公表)Form 10-Q(2026年4〜6月期)(2026-07-31 公表))。5期の推移(売上高・利益・総資産・キャッシュ・フロー等)と発行済株式数は、米国SECに提出されたXBRLデータによります。金額は1米ドル=158.41円(2026-08-20 時点)で円に直しています。この換算レートは記事を作成した時点のもので、上に書いた株価・時価総額の基準日とは別に固定しています。

投資判断は自己責任で行ってください。

当サイトは特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。

数値は基準日時点のものです。最新の情報は各社の開示資料をご確認ください。