当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

銀行Banks

日本の顔ぶれ

アメリカの対応企業

JPモルガン・チェースJPM

JPMorgan Chase & Co.

3つの報告セグメント+コーポレート。コマーシャル&インベストメントバンクが総収益の42.3%。部門の利益は当期純利益で、法人税まで配分している。部門の数値は managed basis で、調整項目△31億34百万ドルを引くと米国会計基準の総収益になる。北米が76.6%。従業員318,512人のうちアジア太平洋が30.3%を占める。通期の売上高・利益の見通しは金額で示さず、ROTCE 17%を景気の一巡を通した目標としている。

  • 売上高29.0兆円
  • 純利益9.1兆円
  • 時価総額139.4兆円
  • 株価332.38USD
  • 掲載企業内シェア35.2%
  • 決算期FY2025 · 米国基準
対応する日本企業
  • 三菱UFJフィナンシャル・グループ
  • 三井住友フィナンシャルグループ
  • みずほフィナンシャルグループ

バンク・オブ・アメリカBAC

Bank of America Corporation

4つの報告セグメント+その他。コンシューマーバンキングが総収益の37.4%。部門の合計はFTEベースで、米国会計基準の総収益と6億9百万ドル違う。米国が86.4%で、日米8社のうち地域別を開示している6社で最も自国の比重が高い。当期純利益は2021年12月期から2期続けて減り、2025年12月期に戻した。通期の売上高・利益の見通しは金額で示さず、投資家説明会でROTCEを中期に16〜18%とする目標を示している。

  • 売上高18.0兆円
  • 純利益4.8兆円
  • 時価総額59.3兆円
  • 株価53.75USD
  • 掲載企業内シェア21.8%
  • 決算期FY2025 · 米国基準
対応する日本企業
  • 三井住友フィナンシャルグループ
  • 三菱UFJフィナンシャル・グループ
  • みずほフィナンシャルグループ

シティグループC

Citigroup Inc.

5つの報告セグメント+その他。マーケッツが総収益の25.8%で最大。北米51.6%・米国以外49.6%で、米国5社のうち地域別を開示している3社のなかで唯一、自国が半分程度にとどまる。およそ160の国と地域で事業を行う。当期純利益は2021年12月期の219億52百万ドルから2023年12月期の92億28百万ドルまで落ち、143億6百万ドルへ戻した。2026年第1四半期から部門の区分が変わった。

  • 売上高13.5兆円
  • 純利益2.3兆円
  • 時価総額35.5兆円
  • 株価128.50USD
  • 掲載企業内シェア16.5%
  • 決算期FY2025 · 米国基準
対応する日本企業
  • 三菱UFJフィナンシャル・グループ
  • 三井住友フィナンシャルグループ
  • みずほフィナンシャルグループ

ウェルズ・ファーゴWFC

Wells Fargo & Company

4つの報告セグメント+コーポレート。コンシューマーバンキング&レンディングが総収益の43.6%。調整項目を表の中に置き、部門の合計を連結と一致させている。5期で総収益は5.7%しか増えていないが、自己株式の取得で1株当たり利益は23.2%増えた。2025年に資産規模の上限(asset cap)が解除された。地域別を開示していない。

  • 売上高13.3兆円
  • 純利益3.4兆円
  • 時価総額38.4兆円
  • 株価80.45USD
  • 掲載企業内シェア16.2%
  • 決算期FY2025 · 米国基準
対応する日本企業
  • 三菱UFJフィナンシャル・グループ
  • 三井住友フィナンシャルグループ
  • みずほフィナンシャルグループ

キャピタル・ワンCOF

Capital One Financial Corporation

3つの報告セグメント+その他。カードが総収益の74.0%を占める。2025年5月18日にディスカバー・ファイナンシャル・サービシズを合併し、総収益が36.6%増えた。同じ期に当期純利益は24億53百万ドルへ48%減っている。引き継いだ貸出金への初回の貸倒引当金88億ドルによる。米国最大のクレジットカード発行会社と10-Kに記載する。

  • 売上高8.5兆円
  • 純利益3,894億円
  • 時価総額18.9兆円
  • 株価194.72USD
  • 掲載企業内シェア10.3%
  • 決算期FY2025 · 米国基準
対応する日本企業
  • 三菱UFJフィナンシャル・グループ
  • 三井住友フィナンシャルグループ
  • みずほフィナンシャルグループ

カードの下にある「対応する日本企業」は、その米国企業と事業が重なる会社です。

規模の比較

日米の掲載企業の売上高の比較(円換算)JPモルガン・チェースFY2025 · 米国基準29.0兆円バンク・オブ・アメリカFY2025 · 米国基準18.0兆円三菱UFJフィナンシャル・グループ2026年3月期 · 日本基準14.6兆円シティグループFY2025 · 米国基準13.5兆円ウェルズ・ファーゴFY2025 · 米国基準13.3兆円三井住友フィナンシャルグループ2026年3月期 · 日本基準10.8兆円みずほフィナンシャルグループ2026年3月期 · 日本基準9.1兆円キャピタル・ワンFY2025 · 米国基準8.5兆円

日本企業(オレンジ)と米国企業(青)を同じ物差しで並べています。

日米の構造の違い

「売上高」が8社とも別のものを指す

★★★銀行のページを読むときに、いちばん先に押さえるべき点です。

★★★さらに、部門別の表に入っている数字は8社とも連結の売上高ではありません。

★★★日本3社は有価証券報告書の注記で「一般企業の売上高に代えて」と断っています。三菱UFJは「粗利益を記載しております」、みずほは「業務粗利益(信託勘定償却前)+ETF関係損益等を記載しております」と書いています。(いずれの割合も当サイトの計算)

部門の利益が日米で段階から違う

★★★同じ「部門の利益」という欄でも、8社で5通りの名前が付いています。

★★★日本3社は法人税どころか与信関係費用も引く前、米国5社は法人税を引いた後です。利益率をそのまま並べることはできません。

★★8社とも損益計算書に営業利益の行がありません。日本3社の「主要な経営指標等の推移」は連結経常利益まで、米国5社はSECのXBRLに `OperatingIncomeLoss` が5期とも登録されていません。★そのため当サイトの推移の図は、日本3社が経常利益、米国5社が当期純利益になっています。

売上高で並べるとJPモルガン・チェースが突出する

★★8社の売上高を円にそろえると次のとおりです。

★★★JPモルガン・チェースは日本3社の合計34兆4,971億円の0.84倍にあたります(当サイトの計算)。

★★★シティグループとウェルズ・ファーゴが三菱UFJより小さい形です(それぞれ0.93倍・0.91倍)。この2社と三菱UFJは、8社のなかで規模がいちばん近い3社です。ウェルズ・ファーゴと三菱UFJは時価総額でも約38兆3,970億円対約42兆592億円で0.91倍と近い水準です。★キャピタル・ワンは8社で最も小さく、みずほの0.93倍で、日本と米国の組み合わせでは規模がいちばん近い形です。

★★5期の伸びは正反対です。日本3社の経常収益は129.2%〜162.5%増、米国5社の総収益は5.7%〜75.6%増です(当サイトの計算)。★米国側でいちばん伸びたのはキャピタル・ワンの75.6%ですが、これは2025年5月のディスカバーの合併によるものです。★★★銀行の「売上高」の範囲が日米で違うため単純には比べられませんが、日本3社がそろって2倍以上になっているのは事実です。

★米ドルはページ下部に記載のレートで円換算しています。

自国の比重が正反対

★★★日本3社はいずれも自国が半分を下回ります。米国側は2社が4分の3を超え、1社だけが半分程度です。

★★★シティグループだけが日本3社に近い形です。同社は10-Kに「およそ160の国と地域で事業を行っている」「従業員は90を超える国にいる」「従業員の約31%が米国」と記載しています。従業員でみると米国以外が69%で、総収益の49.6%よりさらに高い比率です。★★米国以外は6つのクラスター(英国/日本・アジア北部・オーストラリア(JANA)/中南米/アジア南部/欧州/中東・アフリカ・ロシア)に分かれます。日本を含むJANAは、クラスター別の開示がある4部門を足すと78億57百万ドルです(当サイトの計算)。★★★JANAは日本単独の数字ではありません。★英国は約76億ドルと会社が注記しています。

★★★キャピタル・ワンは正反対です。同社は地域別を開示しておらず、10-Kに書かれているのは「米国外では主に、英国のキャピタル・ワン(ヨーロッパ)とカナダの支店を通じてクレジットカードなどを提供している」という記述だけです。日米8社のなかで、事業がいちばん一国に集中している会社です。

★★みずほは米州だけで33.8%を占め、三菱UFJの米国20.2%・三井住友の米州23.8%を上回ります(当サイトの計算)。

★★★JPモルガン・チェースは従業員で見ると形が変わります。318,512人のうちアジア太平洋が96,499人(30.3%)を占め、総収益に占めるアジア太平洋7.7%とは大きく違います(当サイトの計算)。★★★当サイトはこの差の理由を書きません。会社が説明していないためです。

通期の開示が日米で分かれる

★★★日本3社は当期純利益の1項目だけ、米国5社は売上高・利益を金額では出していません。

★★日本3社は中期経営計画で数値目標を掲げます。三菱UFJは2026年度ROE12%程度・業務純益2兆9,000億円、三井住友は2028年度ROE12%・ボトムライン利益2兆円、みずほは2028年度ROE12%超・連結業務純益1.8〜2.0兆円です。JPモルガン・チェース・バンク・オブ・アメリカ・ウェルズ・ファーゴ・シティグループの4社は、ROTCE(有形普通株主資本利益率)の目標を示しており、各社のページの「中長期の目標」の節に載せています(JPモルガン・チェースは景気の一巡を通して17%、バンク・オブ・アメリカは中期に16〜18%、ウェルズ・ファーゴは中期に17〜18%、シティグループは2029〜2031年に約14〜15%)。キャピタル・ワンのページにはこの節がありません。

★★★自己資本比率(株主資本比率)の水準も日米で違います。日本3社は3.74%〜5.15%、米国5社は8.0%〜17.0%です。★★米国側でいちばん高いのはキャピタル・ワンの17.0%(株主資本1,136億16百万ドル÷総資産6,690億9百万ドル)で、いちばん低いのはシティグループの8.0%です。★★★当サイトはこの差の理由を書きません。会計基準・規制・事業構成が違うためで、会社がその比較を示していないからです。

よくある質問

三菱UFJフィナンシャル・グループのアメリカ版はどこですか?

JPモルガン・チェースです。★★★自国で最大の銀行グループどうしで、部門の分け方も個人向け/法人・投資銀行/資産運用という3つの軸が重なります。★規模はJPモルガン・チェース(約28兆9,600億円)が三菱UFJフィナンシャル・グループ(14兆6,208億円)の1.98倍です。★★規模だけで見ればシティグループ(約13兆5,278億円)が0.93倍で最も近く、ウェルズ・ファーゴ(約13兆2,856億円)も0.91倍で、時価総額でも0.97倍です(当サイトの計算)。★★★ただしウェルズ・ファーゴとは海外の比重が違います。三菱UFJは経常収益の52.3%が海外、ウェルズ・ファーゴは地域別を開示せず従業員の約76%が米国です。★★三菱UFJは三菱UFJモルガン・スタンレー証券を通じてモルガン・スタンレーと資本関係があり、2026年3月期の持分法による投資損益8,455億45百万円の主因として会社はモルガン・スタンレーを挙げています。

銀行の「売上高」は何を指しているのですか?

★★★8社とも別のものを指しています。★日本3社は経常収益で、貸出金や有価証券の利息、手数料などの合計です。支払利息を引く前の数字なので、金利が上がると受取と支払の両方が増えます。★米国5社は支払利息を差し引いた後の総収益です。★★★さらに部門別の表に入っている数字は、8社とも連結の売上高ではありません。日本3社は粗利益(連結の経常収益の38.7%〜44.9%)、米国5社は総収益です(割合は当サイトの計算)。★★日本3社は有価証券報告書の注記で「一般企業の売上高に代えて」と断っています。★★★当サイトは表の見出しを全社共通の「売上高」にそろえ、会社の言い方を注記に書いています。

なぜ部門の利益率を日米で比べられないのですか?

★★★利益の段階が違うためです。★日本3社は営業純益・連結業務純益・業務純益で、いずれも与信関係費用も法人税も引く前です。★米国5社は税引後の利益で、法人税まで部門に配分しています(シティグループとキャピタル・ワンは「継続事業の税引後利益」)。★★三菱UFJの差異調整の表を見ると、報告セグメント計2兆3,653億83百万円に与信関係費用△4,747億48百万円・株式等関係損益4,860億48百万円・持分法投資損益8,455億45百万円などを加減して連結の経常利益3兆4,101億92百万円になります。部門の利益と連結の利益のあいだに、これだけの項目が入ります。★★★当サイトは数字を統一しません。列の名前を全社共通の「部門の利益」にして、基準が違うことを各社の注記に書いています。★「部門の利益」が何を指すかは、用語集の一覧でも見られます。

なぜ米国5社に「今期の見通し」の節がないのですか?

★★★5社とも通期の売上高・利益を金額で示していないためです。2026年7月の決算発表資料にも、2025年12月期のForm 10-Kにも、通期の売上高・利益の予想の表がありません。★★★「中長期の目標」の節は、JPモルガン・チェース・バンク・オブ・アメリカ・ウェルズ・ファーゴ・シティグループの4社のページにあります。4社はROTCE(有形普通株主資本利益率)の目標を示しています(JPモルガン・チェースは景気の一巡を通して17%、バンク・オブ・アメリカは中期に16〜18%、ウェルズ・ファーゴは中期に17〜18%、シティグループは2029〜2031年に約14〜15%)。キャピタル・ワンのページにはありません。★★日本3社は当期純利益の目標値または予想を1項目だけ示します。三菱UFJは2兆7,000億円、三井住友は1兆7,000億円、みずほは1兆4,000億円です。★★★三菱UFJだけが「業績予想」ではなく「目標値」という言い方をしており、決算短信に「これらの業務には、経済情勢、相場環境等に起因するさまざまな不確実性が存在するため、業績予想に代えて」と明記しています。★ウェルズ・ファーゴは配当について、2026年7〜9月期の1株当たり配当を0.45ドルから0.50ドルへ引き上げる見込みとしています。★★★当サイトが通期の数値を作ることはしません。

シティグループだけ米国以外が半分近いのはなぜですか?

★★★当サイトは理由を書きません。会社が「なぜそうなったか」を説明していないためです。★同社は10-Kに「およそ160の国と地域で事業を行っている」「従業員は90を超える国にいる」「従業員の約31%が米国」と記載しています。★2025年12月期の総収益は北米440億12百万ドル(51.6%)・米国以外422億95百万ドル(49.6%)・全社その他△10億82百万ドルです。★★米国以外は6つのクラスター(英国/日本・アジア北部・オーストラリア(JANA)/中南米/アジア南部/欧州/中東・アフリカ・ロシア)に分かれます。★★日本を含むJANAは、クラスター別の開示がある4部門を足すと78億57百万ドルです(マーケッツ27億83百万・サービス27億75百万・ウェルス15億3百万・バンキング7億96百万ドル。当サイトの計算)。★★★JANAは日本・アジア北部・オーストラリアをまとめたくくりで、日本単独の数字ではありません。★英国は約76億ドルと会社が注記しています。★★なお同社は事業の整理を続けており、2026年2月18日にロシア子会社の売却を完了し、メキシコのバナメックスも売却を進めていると10-Kに記載しています。

キャピタル・ワンの利益が急に落ちたのはなぜですか?

★★★会社は理由を明記しています。四半期報告書に「2025年第2四半期の、ディスカバーの合併で引き継いだ貸出金に対する初回の貸倒引当金88億ドル」とあります。★★この88億ドルは会計上の処理で、貸し倒れが実際に起きた金額ではありません。買った貸出金について、その時点で見積もった損失をまとめて費用に立てる決まりがあるためです。★2025年12月期は総収益が391億12百万ドルから534億34百万ドルへ36.6%増えた一方、当期純利益は47億50百万ドルから24億53百万ドルへ48%減りました。★★1年後の2026年4〜6月期は30億20百万ドルの黒字で、会社は「初回の引当が無くなったことが主な理由」と記載しています。★合併は2025年5月18日で、会社はこれにより個人ローンと3つの決済ネットワーク(ディスカバー・PULSE・ダイナースクラブ)を取得しました。★★期末の普通株式数は3億81百万株から6億25百万株へ64%増えています。ディスカバーの株主へ自社の株式を渡したためです。

日本の銀行の自己資本比率が4%前後なのは危ないのですか?

★★★当サイトは安全性の判断を書きません。★銀行は預金という負債で資金を集めて貸し出す業態のため、総資産が大きくなります。一般の会社の自己資本比率と同じ物差しでは読めません。★日本3社は3.74%(みずほ)〜5.15%(三菱UFJ)、米国5社は8.0%(シティグループ)〜17.0%(キャピタル・ワン)です(いずれも会社の数値から当サイトが計算)。★★★この差の理由も書きません。会計基準・規制・事業構成が違うためで、会社がその比較を示していないからです。★★なお各社が資本の厚さの目安として使うのは普通株式等Tier1比率(CET1比率)ですが、日米で数値の基準がそろっていません。★日本3社が目標に使う比率は、バーゼルIII最終化の完全実施を前提にした試算値で、その他有価証券評価差額金を除きます。2026年3月末は三菱UFJ9.2%・三井住友10.3%・みずほ9.9%です。★同じ日の規制上の比率(国際統一基準)は三菱UFJ12.47%・三井住友12.41%・みずほ13.16%です(いずれも有価証券報告書)。★米国5社は米国の現行の規制による標準的手法の比率で、2026年6月末はJPモルガン・チェース14.2%・バンク・オブ・アメリカ11.2%・ウェルズ・ファーゴ10.26%・シティグループ12.78%・キャピタル・ワン13.7%です(いずれもForm 10-Q。キャピタル・ワンは速報値)。★キャピタル・ワンは、その他の包括利益累計額の一部を規制上の資本に含めない選択をしていると記載しています。★みずほの決算短信は「本『自己資本比率』は、自己資本比率告示に定める自己資本比率ではありません」と明記しています。

日本の3社の経常収益が5期で2倍以上になったのはなぜですか?

★★★当サイトは理由を書きません。3社とも増加要因を数値で分解していないためです。★三菱UFJは6兆758億87百万円から14兆6,208億43百万円へ140.6%増、三井住友は4兆1,111億27百万円から10兆7,908億53百万円へ162.5%増、みずほは3兆9,630億91百万円から9兆854億38百万円へ129.2%増です(当サイトの計算)。★★★経常収益は支払利息を引く前の数字なので、金利が上がると受取と支払の両方が増えます。★三菱UFJの2023年3月期は経常収益が52.8%増えた一方で、経常利益は33.6%減っています。★★同じ5期に米国5社の総収益はキャピタル・ワン75.6%増・JPモルガン・チェース50.0%増・バンク・オブ・アメリカ26.9%増・シティグループ18.6%増・ウェルズ・ファーゴ5.7%増です。★キャピタル・ワンの75.6%増は2025年5月のディスカバーの合併によるものです。「売上高」の範囲が日米で違うため単純には比べられません。

地域別の内訳が無い会社があるのはなぜですか?

★★★会社が開示していないためです。★ウェルズ・ファーゴはForm 10-Kにも、セグメント情報の注記(Note 19)にも、地域別の収益の表がありません。10-Kが示す地域の手がかりは従業員の比率だけで、「2025年12月31日時点で約205,000人の在籍者があり、約76%が米国を拠点としている」と記載されています。★キャピタル・ワンも地域別の表を持たず、書かれているのは「米国外では主に、英国のキャピタル・ワン(ヨーロッパ)とカナダの支店を通じてクレジットカードなどを提供している」という記述だけです。★★JPモルガン・チェース(北米76.6%)・バンク・オブ・アメリカ(米国86.4%)・シティグループ(北米51.6%)は開示しています。★★★ただしシティグループの表には、当サイトが図にできない行があります。同社の地域別は北米440億12百万ドル・米国以外422億95百万ドル・全社その他△10億82百万ドルの3行で、マイナスの行を割合の図(リング)に描けないため、同社のページでは表を置かずに注目ポイントへ金額を書いています。★★★開示されていないことを推測で補うことはしません。

三井住友の1株当たり利益が途中で半分以下になっているのはなぜですか?

★★★株式分割によるものです。会社は2024年9月30日を基準日、10月1日を効力発生日として、普通株式1株につき3株の割合で株式分割を実施しました。★★有価証券報告書は「2023年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して」1株当たりの数値を算定していると注記しており、2021年度・2022年度は分割前の基準のままです。5期の1株当たりの数値は途中で基準が変わっています。★1株当たり配当金が240円から90円へ下がって見えるのも同じ理由で、減配ではありません。★★さらに2026年9月30日を基準日として1株につき2株の分割を行うことが決議されています。★★★当サイトは会社が有価証券報告書に載せた値をそのまま写し、注記で断っています。

8社の決算期はそろっていますか?

★日本3社は3月末、米国5社は12月末です。★★ただし直近の四半期はどれも2026年4〜6月期なので、同じ3か月で比べられます。★日本3社は2027年3月期の第1四半期、米国5社は2026年12月期の第2四半期という呼び方の違いがあります。★★通期の数値は、日本3社が2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)、米国5社が2025年12月期(2025年1月〜12月)で、3か月ずれています。

数値はいつ時点のものですか?

日本3社の5期の推移・部門別・地域別・経営計画は2026年3月期の有価証券報告書(2026年6月19日〜24日提出)、直近の決算と通期の予想・目標は2026年7月30日〜8月6日公表の第1四半期決算短信によります。米国5社の5期の推移は米国SECに提出されたXBRLデータ、部門別は2025年12月期のForm 10-K(2026年2月13日〜25日提出)、直近の四半期は2026年7月の決算発表資料と四半期報告書によります。★シティグループの2026年4〜6月期だけは、SECのXBRLに取り込まれていないため、四半期報告書(2026年8月6日提出)の本文から手で書き写しています。株価と時価総額と円換算のレートは、ページ下部に記載しています。

注記(2件)
アメリカの対応企業
日米それぞれの開示資料(年次報告書・有価証券報告書)でセグメントを突き合わせ、重なりを確認できたものだけを載せています。どこがどう重なるかは下の「日米の構造の違い」で説明しています。
規模の比較
米ドルはページ下部のレートで円換算しました。会計基準が異なるため、売上高の範囲は完全には一致しません(各社の基準を併記しています)。上のカードの「掲載企業内シェア」は、掲載した米国企業5社の売上高合計に占める割合です。世界市場でのシェアではありません。

出典

売上高・純利益は各社の直近の通年決算(米国企業 FY2025/日本企業 2026年3月期)によります。出典は米国SEC(証券取引委員会)の年次報告書(10-K)、金融庁EDINETの有価証券報告書、株価はYahoo Finance。金額の円換算は1米ドル = 158.73円、株価と時価総額は1米ドル = 157.83円。

投資判断は自己責任で行ってください。

当サイトは特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。

数値は更新時点のものです。最新の情報は各社の開示資料をご確認ください。

更新日