第一ライフグループ
基本情報
- 正式社名
- 株式会社第一ライフグループ
- 英文社名
- Daiichi Life Group, Inc.
- 証券コード
- 8750(東京証券取引所)
- 発行済株式数
- 3,621,895,219 株
- ROE(自己資本利益率)
- 11.1%2026年3月期
- 1株あたり配当金
- 54.5 円2026年3月期
- 従業員数
- 60,138 人2026年3月期末・有価証券報告書
売上高と利益の推移
財務ハイライト(過去5期)
親会社株主に帰属する当期純利益・ROE
総資産・純資産・自己資本比率
キャッシュ・フロー
1株当たり当期純利益(EPS)
| 決算期 | 売上高 | 前期比 | 経常利益 | 純利益 | 純利益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年3月期2026-03-31期末 | 69,441億円 | +2.1% | 7,537億円 | 4,366億円 | 6.3% |
| 2025年3月期2025-03-31期末 | 67,994億円 | -9.7% | 7,557億円 | 4,584億円 | 6.7% |
| 2024年3月期2024-03-31期末 | 75,264億円 | +13.1% | 5,390億円 | 3,208億円 | 4.3% |
| 2023年3月期2023-03-31期末 | 66,544億円 | +25.7% | 3,875億円 | 1,737億円 | 2.6% |
| 2022年3月期2022-03-31期末 | 52,920億円 | — | 5,909億円 | 4,094億円 | 7.7% |
直近5期の通年決算です。出典は金融庁EDINETに提出された有価証券報告書で、利益は同報告書の「主要な経営指標等の推移」によります。日本企業は円で決算を出すため、円換算はしていません。図の売上高と利益は同じ物差しで並べているので、棒の高さの差がそのまま利益の大きさにあたります。★★★この表の「売上高」は保険料等収入です。同社の「主要な経営指標等の推移」には経常収益(総収益)の行がなく、保険料等収入と資産運用収益が別々の行として並びます。★★★経常収益は2026年3月期で11兆3,082億75百万円(保険料等収入6兆9,440億66百万円+資産運用収益3兆7,353億13百万円+その他経常収益6,288億95百万円)で、保険料等収入の1.6倍です(当サイトの計算)。★★経常収益は連結損益計算書と通期の予想に出ますが、5期そろっては公表されていません。★★保険料等収入は5期で31.2%増(5兆2,919億73百万円 → 6兆9,440億66百万円)ですが、2025年3月期に6兆7,993億66百万円へ9.7%減った期があります(当サイトの計算)。★★★経常利益は2023年3月期に3,875億円へ34.4%落ち込み、そこから7,536億88百万円まで戻しています(当サイトの計算)。★★当期純利益も1,737億35百万円(2023年3月期)から4,365億97百万円(2026年3月期)へ2.5倍です。★★★包括利益の振れが非常に大きいのもこの会社の特徴で、△1兆3,440億17百万円(2023年3月期)から1兆4,252億9百万円(2024年3月期)まで動いています。★★自己資本比率は4.3%〜6.4%で、日米6社で最も低い水準です。総資産74兆1,590億96百万円に対して純資産は4兆2,542億12百万円です。★1株当たり配当金が2026年3月期に137円から54円50銭へ下がって見えるのは、2025年4月1日付の1株→4株の株式分割によるもので、減配ではありません。★1株当たり当期純利益は5期とも分割後の基準にそろえられています。★★2026年4月1日付で商号を第一生命ホールディングス株式会社から株式会社第一ライフグループへ変更しました。
事業の概要
国内保険事業
国内の保険事業を行っている子会社。外部顧客からの経常収益の69.4%を占め、部門の利益でも最大
利益構成比59.9%6,763億円・利益率8.3%
- 第一生命保険
- 第一ネオ生命保険
- 第一アイペット損害保険
- 第一スマート少額短期保険
海外保険事業
海外の保険事業を行っている子会社および関連会社。外部顧客からの経常収益の30.0%
利益構成比10.0%1,126億円・利益率3.2%
- Protective Life(米国)
- TAL Daiichi Life Australia(豪州)
- M&G plc(英国・持分法)
注目ポイント
- ★★★5期の表に経常収益の行が無く、推移の売上高は保険料等収入★★★同社の「主要な経営指標等の推移」には、売上高にあたる総収益の行がありません。並ぶのは保険料等収入・資産運用収益・保険金等支払金などで、その合計にあたる経常収益は載っていません。★★そのため当サイトの5期の推移は保険料等収入を使っています。★★★経常収益は2026年3月期で11兆3,082億75百万円(保険料等収入6兆9,440億66百万円+資産運用収益3兆7,353億13百万円+その他経常収益6,288億95百万円)で、保険料等収入の1.6倍です(当サイトの計算)。★経常収益は連結損益計算書・部門別の表・地域別の表・通期の予想には出ます。★★★東京海上ホールディングスは経常収益、SOMPOホールディングスはIFRSの保険収益で、日本の3社は3社とも違う数字を売上高の位置に置いています。★★当サイトは会社が5期そろえて公表している数字だけを推移に使い、公表していない合計を自分で作ることはしません。
- ★★★2026年4月1日に商号を第一ライフグループへ変更した★★★2025年6月23日開催の第15期定時株主総会の決議により、2026年4月1日から商号(会社名および英訳名)を「株式会社第一ライフグループ」「Daiichi Life Group, Inc.」へ変更しました。旧商号は第一生命ホールディングス株式会社(Dai-ichi Life Holdings, Inc.)です。★★同じ日にグループ会社の商号も変わりました。ネオファースト生命保険株式会社は第一ネオ生命保険株式会社に、アイペット損害保険株式会社は第一アイペット損害保険株式会社に、第一生命インターナショナルホールディングス合同会社は第一ライフインターナショナルホールディングス合同会社に変更されています。★★主力の生命保険会社である「第一生命保険株式会社」の名前は変わっていません。★★★そのため「第一生命」という語は、いまはグループ会社の名前を指します。当サイトはページの見出しを新しい商号にそろえ、本文で旧商号を併記しています。★2026年3月期の有価証券報告書は、新しい商号で提出されています。
- ★★★自己資本比率5.7%は日米6社で最も低い★★総資産74兆1,590億96百万円に対して純資産は4兆2,542億12百万円です。★★★5期を通じて4.3%〜6.4%で推移しており、日米6社で最も低い水準です。★東京海上ホールディングスは16.96%、SOMPOホールディングスは27.8%(親会社所有者帰属持分比率)、米国3社は3.8%〜27.1%です。★★★生命保険会社は責任準備金という長期の負債を大きく抱えるため、総資産が大きくなります。★メットライフの株主資本比率も3.8%で、生命保険が中心の会社どうしでは近い水準です。★★包括利益の振れが大きいのもこの形の特徴で、△1兆3,440億17百万円(2023年3月期)から1兆4,252億9百万円(2024年3月期)まで動いています。★★★当サイトは財務の安全性を判断しません。会社が資本の十分性の指標として使うのは資本充足率(ESR)で、2026年3月末時点で220%です。
- ★★通期の予想を経常収益・経常利益・当期純利益の3項目で示す★★★日本の3社で通期の予想を3項目そろえて示すのはこの会社だけです。★2027年3月期の予想は経常収益10兆6,660億円(5.7%減)・経常利益8,690億円(15.3%増)・親会社株主に帰属する当期純利益5,130億円(17.5%増)・1株当たり当期純利益142円44銭です。★★東京海上ホールディングスとSOMPOホールディングスは当期利益の1項目だけです。★★★経常収益の予想が減収なのは、資産運用収益の振れによるものとみられますが、当サイトは理由を書きません。会社が内訳を示していないためです。★配当予想は年72円(中間36円・期末36円)で、2026年3月期の54円50銭から17円50銭の増配です。★会社は予想1株当たり当期純利益について「2026年6月末の発行済株式数及び自己株式数の状況を考慮して記載」と注記しています。
- ★★直近の四半期は経常利益が2.9倍・純利益が4.7倍★★2026年4〜6月期は経常収益2兆8,930億2百万円(25.3%増)・経常利益2,510億57百万円(195.6%増)・親会社株主に帰属する四半期純利益1,600億65百万円(367.8%増)でした。★1株当たり四半期純利益は44円44銭(前年同期9円31銭)。★★前年同期(2025年4〜6月期)は経常収益が22.9%減・経常利益が59.3%減・純利益が74.7%減と大きく落ち込んだ期でした。★包括利益は4,277億57百万円(同1,812億69百万円)。★自己資本比率は6.0%(前期末5.7%)。★総資産は76兆3,227億11百万円で前期末から2兆円あまり増えています。★★★当サイトは増益の理由を書きません。会社が四半期については要因を数値で分解していないためです。★★通期の予想は経常利益15.3%増・当期純利益17.5%増なので、この四半期の伸びは通期の予想を上回るペースです。
部門ごとの売上と利益
2026年3月期有価証券報告書の注記「セグメント情報等」より
| 部門 | 売上高 | 部門の利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| 国内保険事業 | 81,556億円 | 6,763億円 | 8.3% |
| 海外保険事業 | 35,238億円 | 1,126億円 | 3.2% |
| その他事業 | 790億円 | 3,402億円 | — |
| 調整額 | ▲4,502億円 | ▲3,754億円利益の調整額は主に関係会社からの受取配当金の消去額。経常収益の調整額は、その他経常収益4,329億24百万円などを連結損益計算書上で別の科目に含めたことによる振替額 | — |
| 連結財務諸表計上額 | 113,083億円 | 7,537億円 | — |
★★★この表の「売上高」は経常収益で、ページ上部の保険料等収入とは別の数字です。会社は注記に「一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております」と書いています。★連結の経常収益11兆3,082億75百万円は、保険料等収入6兆9,440億66百万円の1.6倍です(当サイトの計算)。★★★5期の推移に保険料等収入を使っているのは、同社の「主要な経営指標等の推移」に経常収益の行が無いためです。★★部門の利益は経常利益ベースで、会社は「報告セグメントの利益は、経常利益ベースの数値であります」と注記しています。★★★その他事業の利益3,402億4百万円は、経常収益790億50百万円をはるかに上回ります。主に関係会社からの受取配当金によるもので、調整額△3,754億15百万円でほぼ全額が消去されます。会社は「セグメント利益又は損失の調整額は、主に関係会社からの受取配当金の消去額であります」と注記しています。当サイトはこの区分にカードを置いていません。★★部門資産は国内保険45兆5,595億93百万円・海外保険28兆334億6百万円・その他4兆4,782億72百万円で、調整額△3兆9,121億75百万円を加えると連結の74兆1,590億96百万円になります。★製品・サービス別では、保険料等収入が国内保険5兆1,087億37百万円・海外保険1兆8,353億28百万円です(当サイトの計算では国内が73.6%)。
「部門の利益」が何を指すかは会社によって違います。掲載している会社の基準の一覧を用語集に置いています。
地域別の経常収益
地域別の経常収益2026年3月期
- 日本
- 米国
- その他
2026年3月期の地域別の経常収益です。会社が有価証券報告書の注記「関連情報 2 地域ごとの情報」よりで開示した区分をそのまま用いており、当サイトで分類し直したものではありません。★★★日本が経常収益の66.3%(7兆5,011億92百万円)を占めます。★米国2兆1,112億76百万円(18.7%)・その他1兆6,958億7百万円(15.0%)です(いずれも当サイトの計算)。★★3区分の合計は連結の経常収益11兆3,082億75百万円と一致します。★会社は「経常収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております」と注記しています。★前期は日本5兆7,829億81百万円・米国2兆2,082億67百万円・その他1兆8,853億66百万円でした。日本は29.7%増、米国は4.4%減、その他は10.1%減です(当サイトの計算)。★★有形固定資産は「全体に占める本邦の割合が90%を超えているため、地域ごとの情報の記載を省略」と会社が注記しています。★★★日本の3社で自国の比重が最も高いのが第一ライフグループです(東京海上ホールディングスは日本41.8%、SOMPOホールディングスは日本56.0%。いずれも当サイトの計算)。
最新の決算
2026年4〜6月期(2027年3月期 第1四半期)2026-08-07 公表
| 項目 | 2026年4〜6月期(2027年3月期 第1四半期) | 2025年4〜6月期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 経常収益 | 28,930億円 | 23,083億円 | +25.3% |
| 経常利益 | 2,511億円 | 849億円 | +195.6% |
| 純利益 | 1,601億円 | 342億円 | +367.8% |
| 経常収益経常利益率 | 8.7% | 3.7% | — |
会社が公表した決算資料の数値です。当サイトが原文を翻訳・加工したものではありません。増減は前年の同じ期間との比較です。★3か月(2026年4月1日〜6月30日)の数値です。純利益は親会社株主に帰属する四半期純利益。★★★この表の経常収益は、5期の推移に載せている保険料等収入とは別の数字です。★★★経常収益25.3%増・経常利益195.6%増・純利益367.8%増でした。★★前年同期(2025年4〜6月期)は経常収益が22.9%減・経常利益が59.3%減・純利益が74.7%減と大きく落ち込んだ期でした。★1株当たり四半期純利益は44円44銭(前年同期9円31銭)。★包括利益は4,277億57百万円(同1,812億69百万円)で136.0%増。★自己資本比率は6.0%(前期末5.7%)、自己資本は4兆5,728億92百万円です。★四半期連結財務諸表に対する公認会計士等のレビューを任意で受けています。★★★当サイトは増益の理由を書きません。会社が四半期については要因を数値で分解していないためです。
会社が公表している今期の見通し
2027年3月期2026-08-07 公表
| 項目 | 会社の見通し | 前期比 |
|---|---|---|
| 経常収益 | 106,660億円 | -5.7% |
| 経常利益 | 8,690億円 | +15.3% |
| 純利益 | 5,130億円 | +17.5% |
| 1株あたり配当金 | 72円 | — |
これは会社が公表した数値であり、当サイトの予測ではありません。★★★経常収益の前期比は、5期の推移に載せている保険料等収入ではなく、連結の経常収益11兆3,082億75百万円との比較です。★★日本の3社で通期の予想を3項目そろえて示すのはこの会社だけです。東京海上ホールディングスとSOMPOホールディングスは当期利益の1項目だけです。★1株当たり当期純利益の予想は142円44銭で、会社は「2026年6月末の発行済株式数及び自己株式数の状況を考慮して記載」と注記しています。★純利益は親会社株主に帰属する当期純利益です。★直近に公表されている業績予想からの修正はありません。★★配当予想は年72円(中間36円・期末36円)で、2026年3月期の54円50銭から17円50銭の増配です。★★★当サイトは減収予想の理由を書きません。会社が内訳を示していないためです。会社は、実際の業績がこの数値と大きく異なることがありうる旨を資料に記載しています。
中期経営計画
2024-2026年度中期経営計画2024年4月〜2027年3月・最終年度は2026年度
経営目標(財務)
| 指標 | 2026年3月期の実績 | 会社が掲げた目標 |
|---|---|---|
| グループ修正利益(中期経営目標) | 5,515億円 | 4,500億円 |
| グループ修正利益(2027年3月期の見通し) | 5,515億円 | 5,600億円 |
| グループ修正ROE | 12.7% | — |
| グループRoEV | 20.7% | — |
| 資本充足率(ESR) | 220% | — |
これは会社が公表した計画であり、当サイトの予測でも評価でもありません。目標の言い回しは資料の表現をそのまま用いています。計画は見直されることがあります。★★★会社は「中期経営計画で掲げたグループ重要経営指標は、中期経営計画2年目で、概ね達成する結果となりました」と有価証券報告書に記載しています。★★グループ修正利益は5,515億円で、中期経営目標の4,500億円を大幅に上回りました。会社は2027年3月期の見通しを5,600億円としています。★グループ修正ROEは「修正利益÷{純資産-のれん・確定利付資産含み損益(税後)・市場価格調整(MVA)関連損益累計(税後)等}」で算出すると注記されています。★グループRoEVは「EVの増加額を生命保険会計の特殊性を考慮した利益と見做し、企業価値の成長性を測定する指標」で、2026年3月期は20.7%です。★★相対TSR(株主総利回り)は競合14社との比較で第5位と会社が記載しています。比較対象は国内保険グループ5社(かんぽ生命保険・T&Dホールディングス・東京海上ホールディングス・MS&ADインシュアランスグループホールディングス・SOMPOホールディングス)と海外保険グループ9社(AIA・Aflac・Allianz・AXA・Manulife・MetLife・Prudential(米国)・Prudential(英国)・Zurich)です。★資本充足率(ESR)は2026年3月末時点で220%。会社は「内部モデルを用いて算出したもので、第三者機関等による検証・レビューは受けていません」と注記しています。★★★グループ修正利益・グループ修正ROE・RoEV・ESRはいずれも会社独自の指標です。当サイトは会社の定義をそのまま書いています。★★会社は「2027年3月期は現中期経営計画の最終年度であり、次期中期経営計画を見据え、更なる成長加速につなげる重要な1年と位置付けている」と記載しています。
アメリカの対応企業
メットライフMET
生命保険と年金・資産運用を柱とする大手どうしで、海外へ買収で広げてきた形も重なる。第一ライフグループは海外保険事業が外部顧客からの経常収益の30.0%、メットライフは米国外が保険料・手数料等の収益の28.4%である(当サイトの計算)。★★財務の形も近い。第一ライフグループの自己資本比率5.7%、メットライフの株主資本比率3.8%は、日米6社で最も低い2社である。★規模はメットライフ(770億84百万ドル・約12兆2,457億円)が第一ライフグループ(6兆9,441億円)の1.76倍。★★★ただし売上高の中身が違う。第一ライフグループの数値は保険料等収入で投資収益を含まず、メットライフは総収益である。第一ライフグループの経常収益11兆3,082億75百万円と比べれば、ほぼ同じ規模になる(当サイトの計算)。★★メットライフは日本を単独の地域区分として開示しており、日本市場で競合する関係でもある。
★★★生命保険と年金・資産運用を柱とする大手どうしで、海外へ買収で広げてきた形も重なります。第一ライフグループは海外保険事業が外部顧客からの経常収益の30.0%、メットライフは米国外が保険料・手数料等の収益の28.4%です(当サイトの計算)。★★財務の形も近い形です。第一ライフグループの自己資本比率5.7%、メットライフの株主資本比率3.8%は、日米6社で最も低い2社です。★規模はメットライフ(770億84百万ドル・基準日のレートで約12兆2,457億円)が第一ライフグループ(6兆9,441億円)の1.76倍です。★★★ただし売上高の中身が違います。第一ライフグループの数値は保険料等収入で投資収益を含まず、メットライフは総収益です。経常収益11兆3,082億75百万円と比べれば、ほぼ同じ規模になります(当サイトの計算)。★★メットライフは日本を単独の地域区分として開示しており、日本市場で競合する関係でもあります。
売上高を第一ライフグループと並べる- メットライフ12.2兆円FY2025
- 第一ライフグループ6.9兆円直近の通期
- メットライフ9.5兆円2026-08-22 時点
- 第一ライフグループ6.5兆円2026-08-22 時点
チャブCB
生命保険を部門として持つ点が重なる(第一ライフグループは国内保険と海外保険の全体が生命保険中心、チャブは生命保険が正味収入保険料の13.6%)。★規模はチャブ(約9兆4,367億円)が第一ライフグループ(6兆9,441億円)の1.36倍。★★★ただし事業の中心が違う。チャブは損害保険が正味収入保険料の86.4%で、第一ライフグループにはこれに当たる事業がほとんど無い。★★財務の形も大きく違う。チャブの株主資本比率27.1%に対し、第一ライフグループの自己資本比率は5.7%である。★★部門の利益も第一ライフグループが経常利益ベース、チャブがセグメント利益で段階が違う。
生命保険を部門として持つ点が重なります(第一ライフグループは国内保険と海外保険の全体が生命保険中心、チャブは生命保険が正味収入保険料の13.6%)。★規模はチャブ(594億2百万ドル・約9兆4,367億円)が第一ライフグループ(6兆9,441億円)の1.36倍です。★★★ただし事業の中心が違います。チャブは損害保険が正味収入保険料の86.4%で、第一ライフグループにはこれに当たる事業がほとんどありません。★★財務の形も大きく違います。チャブの株主資本比率27.1%に対し、第一ライフグループの自己資本比率は5.7%です。★★部門の利益も第一ライフグループが経常利益ベース、チャブがセグメント利益で段階が違います。
売上高を第一ライフグループと並べる- チャブ9.4兆円FY2025
- 第一ライフグループ6.9兆円直近の通期
- チャブ21.0兆円2026-08-22 時点
- 第一ライフグループ6.5兆円2026-08-22 時点
プログレッシブPGR
保険という点だけが重なる。★★★プログレッシブは自動車保険を中心とする損害保険会社で、第一ライフグループのような生命保険・年金の事業を持っていない。★規模はプログレッシブ(約13兆9,276億円)が第一ライフグループ(6兆9,441億円)の2.01倍。★★★財務の形が正反対で、プログレッシブの株主資本比率24.6%・ROE40.4%に対し、第一ライフグループは自己資本比率5.7%・ROE11.1%である。★★プログレッシブは米国内だけ、第一ライフグループは経常収益の33.7%が海外である(当サイトの計算)。
保険という点だけが重なります。★★★プログレッシブは自動車保険を中心とする損害保険会社で、第一ライフグループのような生命保険・年金の事業を持っていません。★規模はプログレッシブ(876億71百万ドル・約13兆9,276億円)が第一ライフグループ(6兆9,441億円)の2.01倍です。★★★財務の形が正反対で、プログレッシブの株主資本比率24.6%・ROE40.4%に対し、第一ライフグループは自己資本比率5.7%・ROE11.1%です。★★プログレッシブは米国内だけ、第一ライフグループは経常収益の33.7%が海外です(当サイトの計算)。
売上高を第一ライフグループと並べる- プログレッシブ13.9兆円FY2025
- 第一ライフグループ6.9兆円直近の通期
- プログレッシブ20.3兆円2026-08-22 時点
- 第一ライフグループ6.5兆円2026-08-22 時点
第一ライフグループは日本基準、米国3社は米国会計基準です。保険会社の「売上高」にあたる数字は会社ごとに範囲が違います。米ドルはページ下部に記載の基準日のレートで円換算しています。
★★★このページの5期の推移の売上高は保険料等収入です。同社の「主要な経営指標等の推移」に経常収益(総収益)の行が無いためで、連結の経常収益11兆3,082億75百万円はその1.6倍です(当サイトの計算)。部門別・地域別・通期の予想は経常収益で示しています。
★★★保険料等収入で並べると、日米6社のうち第一ライフグループは5番目の規模です。6兆9,441億円は、プログレッシブ(約13兆9,276億円)の0.50倍、メットライフ(約12兆2,457億円)の0.57倍、チャブ(約9兆4,367億円)の0.74倍にあたります(当サイトの計算)。★★経常収益11兆3,082億75百万円で比べると、メットライフとほぼ同じ規模になります。
★★★部門の利益の定義が6社で6通りです。第一ライフグループは経常利益ベース、東京海上ホールディングスとSOMPOホールディングスは親会社の所有者に帰属する当期利益、プログレッシブは税引前引受利益、チャブはセグメント利益、メットライフは調整後利益(非GAAP)です。利益率をそのまま並べることはできません。
★★★自己資本比率5.7%は日米6社で最も低いです。メットライフの株主資本比率3.8%と並んで、生命保険が中心の会社は総資産が大きく出ます。チャブは27.1%、プログレッシブは24.6%です。
★★通期の予想を3項目そろえて示すのは日本の3社でこの会社だけです。経常収益10兆6,660億円(5.7%減)・経常利益8,690億円(15.3%増)・当期純利益5,130億円(17.5%増)。米国3社はGAAPの見通しを1つも示しません。
★★中長期の目標の出し方も分かれます。第一ライフグループはグループ修正利益4,500億円(中期経営目標)、プログレッシブはコンバインド・レシオ96以下、メットライフは調整後ROE15〜17%、チャブは数値目標を公表していません。
★決算期は第一ライフグループが3月末、米国3社は12月末です。ただし直近の四半期はどれも2026年4〜6月期なので、同じ3か月で比べられます。
よくある質問
第一ライフグループに対応する米国企業はどこですか?
メットライフです。★★★生命保険と年金・資産運用を柱とする大手どうしで、海外へ買収で広げてきた形も重なります。★★財務の形も近く、第一ライフグループの自己資本比率5.7%とメットライフの株主資本比率3.8%は日米6社で最も低い2社です。★規模はメットライフ(約12兆2,457億円)が第一ライフグループ(6兆9,441億円)の1.76倍、チャブ(約9兆4,367億円)は1.36倍、プログレッシブ(約13兆9,276億円)は2.01倍です(当サイトの計算)。★★経常収益11兆3,082億75百万円で比べると、メットライフとほぼ同じ規模になります。★★メットライフは日本を単独の地域区分として開示しており(保険料・手数料等の収益の8.1%)、日本市場で競合する関係でもあります。
会社の名前が「第一生命」ではなく「第一ライフグループ」なのはなぜですか?
★★★2026年4月1日に商号を変更したためです。会社は表紙に「2025年6月23日開催の第15期定時株主総会の決議により、2026年4月1日から商号(会社名及び英訳名)を上記のとおり変更いたしました」と記載しています。★旧商号は第一生命ホールディングス株式会社(英訳名 Dai-ichi Life Holdings, Inc.)、新商号は株式会社第一ライフグループ(Daiichi Life Group, Inc.)です。★★同じ日にグループ会社の商号も変わりました。ネオファースト生命保険株式会社は第一ネオ生命保険株式会社に、アイペット損害保険株式会社は第一アイペット損害保険株式会社に、第一生命インターナショナルホールディングス合同会社は第一ライフインターナショナルホールディングス合同会社に変更されています。★★★主力の生命保険会社である「第一生命保険株式会社」の名前は変わっていません。そのため「第一生命」という語は、いまはグループ会社の名前を指します。★★当サイトはページの見出しを新しい商号にそろえ、本文で旧商号を併記しています。
なぜ推移の売上高が「保険料等収入」なのですか?
★★★同社の「主要な経営指標等の推移」に、売上高にあたる総収益の行が無いためです。★並ぶのは保険料等収入・資産運用収益・保険金等支払金・経常利益などで、その合計にあたる経常収益は載っていません。★★★経常収益は2026年3月期で11兆3,082億75百万円(保険料等収入6兆9,440億66百万円+資産運用収益3兆7,353億13百万円+その他経常収益6,288億95百万円)で、保険料等収入の1.6倍です(当サイトの計算)。★★経常収益は連結損益計算書・部門別の表・地域別の表・通期の予想には出ます。ただし5期そろっては公表されていません。★★★当サイトは会社が5期そろえて公表している数字だけを推移に使い、公表していない合計を自分で作ることはしません。★東京海上ホールディングスは経常収益、SOMPOホールディングスはIFRSの保険収益で、日本の3社は3社とも違う数字を売上高の位置に置いています。
自己資本比率5.7%は低くないのですか?
★★★生命保険会社は責任準備金という長期の負債を大きく抱えるため、総資産が大きくなります。一般の会社と同じ物差しでは読めません。★総資産74兆1,590億96百万円に対して純資産は4兆2,542億12百万円です。★★5期を通じて4.3%〜6.4%で推移しています。★★★メットライフの株主資本比率も3.8%で、生命保険が中心の会社どうしでは近い水準です。チャブは27.1%、プログレッシブは24.6%で、損害保険が中心の会社は高く出ます。★★包括利益の振れが大きいのもこの形の特徴で、△1兆3,440億17百万円(2023年3月期)から1兆4,252億9百万円(2024年3月期)まで動いています。★★★当サイトは財務の安全性を判断しません。会社が資本の十分性の指標として使うのは資本充足率(ESR)で、2026年3月末時点で220%です。会社は「内部モデルを用いて算出したもので、第三者機関等による検証・レビューは受けていません」と注記しています。
部門の「その他事業」の利益が収益より大きいのはなぜですか?
★★★主に関係会社からの受取配当金によるものです。★その他事業の経常収益は790億50百万円ですが、セグメント利益は3,402億4百万円です。★★会社は「セグメント利益又は損失の調整額△3,754億15百万円は、主に関係会社からの受取配当金の消去額であります」と注記しており、連結ではほぼ全額が消去されます。★その他事業は「国内保険事業」「海外保険事業」のどちらにも該当しない当社・子会社・関連会社で、主にグループ会社の経営管理と非保険事業(アセットマネジメント事業・新規事業)です。★★当サイトはこの区分にカードを置かず、表の金額だけを示しています。★3部門の利益の合計1兆1,291億3百万円から調整額△3,754億15百万円を引くと、連結の経常利益7,536億88百万円になります。
「グループ修正利益」とは何ですか?
★★★会社が実質的な利益指標として掲げているもので、日本基準で定義されたものではありません。★2026年3月期の実績は5,515億円で、会社は「中期経営計画で掲げたグループ重要経営指標は、中期経営計画2年目で、概ね達成する結果となりました」と記載しています。★中期経営目標は4,500億円、2027年3月期の見通しは5,600億円です。★グループ修正ROEは「修正利益÷{純資産-のれん・確定利付資産含み損益(税後)・市場価格調整(MVA)関連損益累計(税後)等}」で算出し、2026年3月期は12.7%です。★★このほかグループRoEV20.7%・資本充足率(ESR)220%・相対TSR(競合14社中5位)を掲げています。★★★いずれも会社独自の指標で、当サイトは会社の定義をそのまま書いています。★★★当サイトはこれらの目標が達成できるかどうかを述べません。
直近の四半期はどうでしたか?
★★2026年4〜6月期は経常収益2兆8,930億2百万円(25.3%増)・経常利益2,510億57百万円(195.6%増)・親会社株主に帰属する四半期純利益1,600億65百万円(367.8%増)でした。★★前年同期(2025年4〜6月期)は経常収益が22.9%減・経常利益が59.3%減・純利益が74.7%減と大きく落ち込んだ期でした。★1株当たり四半期純利益は44円44銭(前年同期9円31銭)。★包括利益は4,277億57百万円(同1,812億69百万円)で136.0%増。★自己資本比率は6.0%(前期末5.7%)。★総資産は76兆3,227億11百万円で前期末から2兆円あまり増えています。★★★当サイトは増益の理由を書きません。会社が四半期については要因を数値で分解していないためです。★★通期の予想は経常利益15.3%増・当期純利益17.5%増なので、この四半期の伸びは通期の予想を上回るペースです。
数値はいつ時点のものですか?
5期の推移・部門別・地域別・従業員数・中期経営計画は2026年3月期の有価証券報告書(2026年6月16日提出)、直近の四半期の実績・通期の予想・配当予想は2026年8月7日公表の第1四半期決算短信によります。株価と時価総額はページ上部に記載した基準日の値です。
数値の基準日と出典
- 決算(通年)
- 2026年3月期(2026-03-31 期末)
- 決算(四半期)
- 2026年4〜6月期(2027年3月期 第1四半期)/2026-08-07 公表
- IR資料の確認日
- 2026-08-22
部門別の売上高と地域別の経常収益、四半期決算、今期の見通し、中期経営計画は、同社のIRサイトで公開されている次の資料から当サイトが書き写しました(有価証券報告書(2026年3月期)(2026-06-16 公表)/2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(2026-08-07 公表))。5期の推移(売上高・利益・総資産・キャッシュ・フロー等)と発行済株式数・従業員数は、金融庁EDINETに提出された有価証券報告書によります。
投資判断は自己責任で行ってください。
当サイトは特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
数値は基準日時点のものです。最新の情報は各社の開示資料をご確認ください。