証券・資産運用の米国株 — 日本企業から見る対応表

証券・資産運用は、当サイトが載せている業界の中で「売上高」の意味が最も割れる業界です。

日本2社が売上高として載せているのは支払利息を引く前の総額(野村ホールディングスは収益合計、大和証券グループ本社は営業収益)、米国の証券会社2社は支払利息を引いた後の純収益、ブラックロックは資産運用会社なので収益がそのまま売上高です。同じ「売上高」という欄に3通りの中身が入っています。

さらに日本2社は、部門別・地域別の表だけ別の数字で作っています。野村は純収益2兆1,677億13百万円、大和は純営業収益7,204億27百万円で、いずれもページ上部の売上高より小さい数字です。

部門の利益も3通りに割れます。野村・ゴールドマン・サックス・モルガン・スタンレーは税引前利益、大和は経常利益、ブラックロックは報告セグメントが1つしかないため部門の利益そのものがありません。

そして5社とも通期の見通しを公表していません。当サイトが載せている業界で、掲載社の全社が見通しを出さないのはこの業界だけです。

このページでは、売上高の意味・部門の分け方・部門の利益の定義・自国の比重・開示の作法という5つの軸で並べています。

この業界の日本の顔ぶれ

野村ホールディングス

4つの報告セグメント(ウェルス・マネジメント/インベストメント・マネジメント/ホールセール/バンキング)+その他。部門別の純収益ではホールセール部門が53.8%で最大だが、部門の利益ではウェルス・マネジメント部門が38.4%で上回る。部門の利益は税引前利益。収益合計4兆7,584億86百万円に対して純収益は2兆1,677億13百万円。海外が純収益の49.8%で、欧州は税引前で311億28百万円の損失。通期の業績予想も配当予想も公表していない。2030年度にROE10〜12%+・税引前当期純利益7,500億円超を掲げる。

くわしく野村ホールディングスの決算と経営ビジョンと経営定量目標

アメリカではモルガン・スタンレーゴールドマン・サックスブラックロック

大和証券グループ本社

3つの報告セグメント(ウェルスマネジメント/アセットマネジメント/グローバル・マーケッツ&インベストメント・バンキング)+その他。部門別の純営業収益ではウェルスマネジメント部門が42.1%で最大。部門の利益は経常利益で、日米5社でこの会社だけ段階が違う。営業収益1兆4,679億83百万円に対して純営業収益は7,204億27百万円。日本が純営業収益の86.8%で、5社で最も国内に寄った形。通期の業績予想を公表せず、配当は下限44円だけを示す。中期経営計画は2026年度が最終年度で連結経常利益2,400億円以上・連結ROE10%程度。

くわしく大和証券グループ本社の決算と中期経営計画

アメリカではモルガン・スタンレーゴールドマン・サックスブラックロック

アメリカの対応企業

モルガン・スタンレーMS

Morgan Stanley

3つの報告セグメント。インスティテューショナル・セキュリティーズ46.8%とウェルス・マネジメント44.9%がほぼ並び、5社で最も均衡した形。部門の利益は税引前利益。米州が74.9%で、アジアが欧州・中東・アフリカを上回る唯一の会社。純収益と税引前利益で地域の区分が違うため、地域ごとの利益率は計算できない。顧客資産は2026年6月末で10兆ドルに達した。通期の見通しも数値の中期目標も公表していない。

  • 売上高11.2兆円FY2025 · 米国基準
  • 掲載企業内シェア46.1%
  • 時価総額53.4兆円
対応する日本企業
  • 野村ホールディングス
  • 大和証券グループ本社

ゴールドマン・サックスGS

The Goldman Sachs Group, Inc.

3つの報告セグメント。グローバル・バンキング&マーケッツが純収益の71.1%で、5社で最も市場業務に偏っている。部門の利益は税引前利益で、3部門の合計が連結と完全に一致する唯一の会社。プラットフォーム・ソリューションズはApple Cardからの撤退で純収益が1億51百万ドルまで縮んだ。米州が62.7%。従業員47,400人のうちアジアが30%を占め、収益の比重13.0%とずれる。通期の見通しも数値の中期目標も公表していない。

  • 売上高9.3兆円FY2025 · 米国基準
  • 掲載企業内シェア38.1%
  • 時価総額48.1兆円
対応する日本企業
  • 野村ホールディングス
  • 大和証券グループ本社

ブラックロックBLK

BlackRock, Inc.

報告セグメントが1つで、部門ごとの利益を開示していない唯一の会社。代わりに収益の種類別を載せている。基礎手数料が79.2%、テクノロジーサービスが8.2%。営業利益の行があるのもこの会社だけ(2025年12月期70億45百万ドル・営業利益率29.1%)。株主資本比率32.9%は5社で群を抜いて高い。運用資産残高は2026年6月末で15.3兆ドル。決算データは2024年の組織再編のため4期しかない。数値の目標は「2030年までにプライベート市場で4,000億ドル」の1つだけ。

  • 売上高3.8兆円FY2025 · 米国基準
  • 掲載企業内シェア15.8%
  • 時価総額28.5兆円
対応する日本企業
  • 野村ホールディングス
  • 大和証券グループ本社

カードの下にある「対応する日本企業」は、その米国企業と事業が重なる会社です。日米それぞれの開示資料(年次報告書・有価証券報告書)でセグメントを突き合わせ、重なりを確認できたものだけを載せています。どこがどう重なるかは下の「日米の構造の違い」で説明しています。

規模の比較

日米の掲載企業の売上高の比較(円換算)モルガン・スタンレーFY2025 · 米国基準11.2兆円ゴールドマン・サックスFY2025 · 米国基準9.3兆円野村ホールディングス2026年3月期 · 米国基準4.8兆円ブラックロックFY2025 · 米国基準3.8兆円大和証券グループ本社2026年3月期 · 日本基準1.5兆円

日本企業(オレンジ)と米国企業(青)を同じ物差しで並べています。米ドルは基準日のレートで円換算しました。会計基準が異なるため、売上高の範囲は完全には一致しません(各社の基準を併記しています)。上のカードの「掲載企業内シェア」は、掲載した米国企業3社の売上高合計に占める割合です。世界市場でのシェアではありません。

日米の構造の違い

「売上高」の中身が3通りに割れる

★★★このページを読むときに、いちばん先に押さえるべき点です。

日本2社は支払利息を引く前の総額を売上高として載せています。野村ホールディングスの収益合計4兆7,584億86百万円、大和証券グループ本社の営業収益1兆4,679億83百万円です。金利が上がると受取利息と支払利息の両方が増えるため、この数字は金利に強く動かされます。

米国の証券会社2社は支払利息を引いた後の純収益です。ゴールドマン・サックス582億83百万ドル、モルガン・スタンレー706億45百万ドルです。

ブラックロックは資産運用会社なので、収益242億16百万ドルがそのまま売上高です。支払利息を差し引くという考え方がありません。

★★★そのうえ日本2社は、部門別・地域別の表だけ別の数字で作っています。野村の純収益2兆1,677億13百万円は収益合計の45.6%、大和の純営業収益7,204億27百万円は営業収益の49.1%です(当サイトの計算)。部門の割合を計算するときの分母は、ページ上部の売上高ではありません。

★★★当サイトは表の見出しを全社共通の「売上高」にそろえ、会社の言い方と中身を各社の注記に書いています。数字そのものは会社が公表したものをそのまま載せ、統一しません。

同じ物差しで並べると順位が変わる

★★★純収益・純営業収益にそろえて比べると、5社の並びは次のようになります(米ドルはページ下部に記載の基準日のレートで円換算。当サイトの計算)。

モルガン・スタンレー706億45百万ドル(約11兆2,228億円) → 野村の5.18倍・大和の15.58倍 ★ゴールドマン・サックス582億83百万ドル(約9兆2,589億円) → 野村の4.27倍・大和の12.85倍 ★ブラックロック242億16百万ドル(約3兆8,470億円) → 野村の1.77倍・大和の5.34倍 ★野村ホールディングス 純収益2兆1,677億13百万円 → 大和の3.01倍 ★大和証券グループ本社 純営業収益7,204億27百万円

★★★日本2社が売上高として載せている数字をそのまま使うと、順位が変わります。野村の収益合計4兆7,584億86百万円はブラックロック(約3兆8,470億円)を上回り、ブラックロックは野村の0.81倍になります。同じ2社の比較で、物差しを変えると上下が入れ替わります。

部門の利益が3通りに割れる

★★★利益の段階がそろいません。

野村ホールディングス・ゴールドマン・サックス・モルガン・スタンレーは税引前利益です。法人税を引く前で、特別損益にあたるものまで含めた後です。 ★大和証券グループ本社は経常利益です。営業外損益まで加減した後、特別損益と法人税を引く前です。 ★★★ブラックロックは報告セグメントが1つしかないため、部門の利益そのものがありません。

★★証券会社4社の損益計算書には営業利益の行がありません。収益から費用を引く途中に「営業利益」という小計を置かない形です。ブラックロックだけが営業利益の行を持ちます(2025年12月期70億45百万ドル)。

★★★当サイトは数字を統一しません。列の名前を全社共通の「部門の利益」にして、基準が違うことを各社の注記に書いています。

部門の比重が5社で大きく違う

★★★市場業務に寄っているか、個人向けの資産管理に寄っているかで形が分かれます(いずれも部門別の合計に占める割合。当サイトの計算)。

ゴールドマン・サックスはグローバル・バンキング&マーケッツが71.1%で、5社で最も市場業務に偏った形です。 ★野村ホールディングスはホールセール部門が53.8%、ウェルス・マネジメント部門が22.6%です。 ★モルガン・スタンレーはインスティテューショナル・セキュリティーズ46.8%とウェルス・マネジメント44.9%がほぼ並び、5社で最も均衡しています。 ★大和証券グループ本社はウェルスマネジメント部門が42.1%で、5社で最も個人向けに寄った形です。 ★★★ブラックロックは会社まるごとが資産運用です。

★★利益で見ると順番が変わる会社があります。野村はホールセール部門が純収益の53.8%を占めるのに、部門の利益では37.7%にとどまり、ウェルス・マネジメント部門の38.4%が上回ります(当サイトの計算)。

自国の比重は日本側で正反対に割れる

★★★日本2社のあいだで差が最も大きい項目です。

野村ホールディングスは純収益の50.2%が日本、49.8%が海外です。 ★大和証券グループ本社は純営業収益の86.8%が日本、海外は13.2%で、5社で最も国内に寄った形です。

米国3社はいずれも米州に寄っています。モルガン・スタンレー74.9%、ブラックロック65.9%、ゴールドマン・サックス62.7%です。

★★アジアと欧州の比重は米国3社で形が違います。ブラックロックは欧州29.6%・アジア太平洋4.5%、ゴールドマン・サックスは欧州中東アフリカ24.3%・アジア13.0%、モルガン・スタンレーはアジア13.3%・欧州中東アフリカ11.8%です。アジアが欧州を上回るのはモルガン・スタンレーだけです。

5社とも通期の見通しを公表しない

★★★当サイトが載せている業界で、掲載社の全社が通期の見通しを出さないのはこの業界だけです。

野村ホールディングスは「経済情勢や市場環境などによる不確実性があるため、業績予想は行っておりません」と記載し、配当予想も示していません。大和証券グループ本社は「当社グループの主たる事業である有価証券関連業の業績は、経済情勢や相場環境に大きな影響を受ける状況にあり、その業績予想を行うことは困難であるため記載しておりません」と明記しています。 ★米国3社はGAAPの金額を1つも示しません。

★★★そのため5社のページに「今期の見通し」の節がありません。

★★中長期の数値目標は3社だけです。野村ホールディングスは2030年度にROE10〜12%+・税引前当期純利益7,500億円超、大和証券グループ本社は2026年度に連結経常利益2,400億円以上・連結ROE10%程度・ベース利益1,500億円、ブラックロックは「2030年までにプライベート市場で4,000億ドル」です。ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーは10-Kに数値目標を書いていません。

★★★自己資本比率(株主資本比率)は証券会社4社が4.6%〜7.9%、ブラックロックだけ32.9%です。資産運用会社は顧客の資産を自分の貸借対照表に載せないため、総資産が小さく出ます。★★★当サイトはこの差の安全性の意味を書きません。

よくある質問

野村ホールディングスのアメリカ版はどこですか?

★★★モルガン・スタンレーです。個人向けの資産管理・機関投資家向けの市場業務・資産運用の3本柱をどちらも持ち、5社で最も形が近い組み合わせです。★★ただし比重が逆で、野村はホールセール部門が部門別の純収益の53.8%、モルガン・スタンレーはウェルス・マネジメントが44.9%です(当サイトの計算)。★規模はモルガン・スタンレー(約11兆2,228億円)が野村の純収益(2兆1,677億円)の5.18倍です。★機関投資家向けに絞ればゴールドマン・サックス(約9兆2,589億円・4.27倍)、★資産運用だけを見ればブラックロック(約3兆8,470億円・1.77倍)があります。★★部門の利益の段階が税引前利益でそろうのは、野村・ゴールドマン・サックス・モルガン・スタンレーの3社です。

大和証券グループ本社のアメリカ版はどこですか?

★★★モルガン・スタンレーです。個人向けの資産管理・機関投資家向けの市場業務・資産運用の3つを持ち、比重も近い形です。大和はウェルスマネジメント部門が部門別の純営業収益の42.1%、モルガン・スタンレーはウェルス・マネジメントが純収益の44.9%です(当サイトの計算)。★★★ただし規模の差が大きく、モルガン・スタンレー(約11兆2,228億円)は大和の純営業収益(7,204億円)の15.58倍で、日米5社で最も差が大きい組み合わせです。★ゴールドマン・サックス(約9兆2,589億円)は12.85倍、ブラックロック(約3兆8,470億円)は5.34倍です。★★★部門の利益は大和だけ経常利益で、他の3社の税引前利益とは段階が違います。

証券会社の「売上高」は何を指しているのですか?

★★★3通りに割れています。日本2社は支払利息を引く前の総額で、野村ホールディングスの収益合計4兆7,584億86百万円、大和証券グループ本社の営業収益1兆4,679億83百万円です。★米国の証券会社2社は支払利息を引いた後の純収益で、ゴールドマン・サックス582億83百万ドル、モルガン・スタンレー706億45百万ドルです。★ブラックロックは資産運用会社なので収益242億16百万ドルがそのまま売上高です。★★★さらに日本2社は、部門別・地域別の表だけ別の数字で作っています。野村の純収益2兆1,677億13百万円、大和の純営業収益7,204億27百万円です。★★当サイトは表の見出しを全社共通の「売上高」にそろえ、会社の言い方を注記に書いています。規模を比べるときは純収益どうしで見る必要があります。

なぜ部門の利益率を5社で比べられないのですか?

★★★利益の段階が3通りに割れているためです。野村ホールディングス・ゴールドマン・サックス・モルガン・スタンレーは税引前利益で、法人税を引く前・特別損益にあたるものまで含めた後です。★大和証券グループ本社は経常利益で、特別損益を含める前です。★★★ブラックロックは報告セグメントが1つしかないため、部門の利益そのものがありません。★★さらに、部門の売上高にあたる数字も会社ごとに違います。野村は純収益、大和は純営業収益、米国2社は純収益です。★★★当サイトは数字を統一しません。列の名前を全社共通の「部門の利益」にして、基準が違うことを各社の注記に書いています。★「部門の利益」が何を指すかは、用語集の一覧でも見られます。

なぜ5社とも「今期の見通し」の節がないのですか?

★★★5社とも通期の業績予想を公表していないためです。野村ホールディングスは「経済情勢や市場環境などによる不確実性があるため、業績予想は行っておりません」と記載し、配当予想も示していません。大和証券グループ本社は「当社グループの主たる事業である有価証券関連業の業績は、経済情勢や相場環境に大きな影響を受ける状況にあり、その業績予想を行うことは困難であるため記載しておりません」と明記しています。★★大和は配当について、2025年3月期から2027年3月期までの1株当たり配当金額(通期)の下限44円だけを予想欄に記載しています。★米国3社はGAAPの金額を1つも示しません。★★★当サイトが載せている業界で、掲載社の全社が見通しを出さないのはこの業界だけです。★★銀行や保険の日本企業は当期純利益の予想または目標を示すので、同じ金融でも証券・資産運用だけが違う形です。★★★当サイトが通期の数値を作ることはしません。

ブラックロックだけ部門別の節がないのはなぜですか?

★★★報告セグメントが1つしかないためです。会社は10-Kに「BlackRockの経営陣は当社の事業を1つのもの、すなわち資産運用事業として運営している。したがって当社は1つの資産運用の事業セグメントで活動している」と記載しています。★★★代わりに、会社が損益計算書で分けている収益の種類別の内訳を載せています。基礎手数料191億79百万ドル(79.2%)・テクノロジーサービス19億81百万ドル(8.2%)・成功報酬14億24百万ドル(5.9%)・販売手数料13億55百万ドル(5.6%)・アドバイザリーその他2億77百万ドル(1.1%)です(割合は当サイトの計算)。★★他の4社はいずれも3〜4つの報告セグメントを持ち、部門ごとの利益も開示しています。★★★当サイトは会社が開示していない区分を推計で作りません。

ブラックロックの株主資本比率だけ32.9%と高いのはなぜですか?

★★★資産運用会社は顧客の資産を自分の貸借対照表に載せないためです。運用資産残高14.0兆ドルは会社の資産ではなく、顧客の資産です。★総資産1,699億98百万ドルに対して株主資本は558億88百万ドルです。★★★証券会社はこれと形がまったく違います。顧客の取引にともなう資産を自分の貸借対照表に抱えるため総資産が大きく出て、モルガン・スタンレー7.9%、ゴールドマン・サックス6.9%、野村ホールディングス5.9%、大和証券グループ本社4.6%です。★★★当サイトはこの差が安全性についてどういう意味を持つかを書きません。会計基準・規制・事業構成が違うためで、会社がその比較を示していないからです。★ROEはブラックロック10.7%、野村10.09%、大和10.3%、ゴールドマン・サックス13.9%、モルガン・スタンレー15.6%です(いずれも会社の数値から当サイトが計算)。

日本2社の売上高が5期で2倍以上になったのはなぜですか?

★★★当サイトは理由を書きません。2社とも増加要因を数値で分解していないためです。★野村ホールディングスの収益合計は1兆5,939億99百万円から4兆7,584億86百万円へ2.99倍、大和証券グループ本社の営業収益は6,194億71百万円から1兆4,679億83百万円へ2.37倍です(当サイトの計算)。★★★どちらも支払利息を引く前の数字なので、金利が上がると受取と支払の両方が増えます。★★野村の純収益は1兆3,638億90百万円から2兆1,677億13百万円へ1.59倍で、伸び方が大きく違います。★★同じ5期に米国の純収益はゴールドマン・サックス1.8%減・モルガン・スタンレー18.2%増です。「売上高」の範囲が日米で違うため単純には比べられません。

ゴールドマン・サックスのプラットフォーム・ソリューションズが急に小さくなったのはなぜですか?

★★★Apple Cardからの撤退が進んでいるためです。純収益は前期の21億29百万ドルから1億51百万ドルへ、92.9%減りました(当サイトの計算)。★★会社はApple Cardに関して貸出収益が22億60百万ドル減り、貸倒引当金の戻し入れが24億80百万ドルあったと記載しています。★★★2025年12月にApple Cardのプログラムを他の発行会社へ移管する契約を締結し、移管には約24か月かかる見込みと会社が記載しています。★★この部門の税引前利益は1億51百万ドルで、純収益と同額になりました。★★同社は2025年12月期の第4四半期に部門の区分も変更しており、トランザクション・バンキングがこの部門からグローバル・バンキング&マーケッツへ移っています。★★★当サイトは今後どうなるかを述べません。

ブラックロックだけ推移の図が4期なのはなぜですか?

★★★米国SECのXBRLに残っている当社の年次データが2022年12月期からの4期しかないためです。2024年10月のGlobal Infrastructure Managementの取得にあわせて新しい持株会社(BlackRock, Inc.)が設立され、米国SECへの提出者が入れ替わりました。★★★当サイトは足りない1期を別の資料で埋めません。同じ表の同じ行から取れる数値だけを並べる方針のためです。★★他の4社は5期そろっています。

5社の決算期はそろっていますか?

日本2社は3月末、米国3社は12月末です。★★ただし直近の四半期はどれも2026年4〜6月期なので、同じ3か月で比べられます。★日本2社は2027年3月期の第1四半期、米国3社は2026年12月期の第2四半期という呼び方の違いがあります。★★通期の数値は、日本2社が2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)、米国3社が2025年12月期(2025年1月〜12月)で、3か月ずれています。

数値はいつ時点のものですか?

日本2社の5期の推移・部門別・地域別・経営計画は2026年3月期の有価証券報告書(2026年6月17日・22日提出)、野村ホールディングスの部門別・地域別は同じ日に米国SECへ提出されたForm 20-F、直近の決算は2026年7月29日・8月3日公表の第1四半期の資料によります。米国3社の5期の推移は米国SECに提出されたXBRLデータ、部門別は2025年12月期のForm 10-K(2026年2月19日〜25日提出)、直近の四半期は2026年7月14日・15日公表の決算発表資料によります。株価と時価総額はページ上部に記載した基準日の値、円換算のレートはページ下部に記載した記事作成時のものです。

数値の基準日

売上高(米国企業)
各社の直近の通年決算(FY2025)。出典は米国SEC(証券取引委員会)に提出された年次報告書(10-K)
売上高(日本企業)
各社の直近の通年決算(2026年3月期)。出典は金融庁EDINETに提出された有価証券報告書
株価・時価総額
2026-08-22 時点
為替
1米ドル = 158.86円(2026-08-22 時点)

投資判断は自己責任で行ってください。

当サイトは特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。

数値は基準日時点のものです。最新の情報は各社の開示資料をご確認ください。