ノースロップ・グラマン

基本情報

正式社名
NORTHROP GRUMMAN CORP /DE/
英文社名
Northrop Grumman Corp /DE/
ティッカー
NOC(NYSE)
会計基準
米国会計基準(US GAAP)
SECへの登録業種
Search, Detection, Navigation, Guidance, Aeronautical SysSIC 3812
発行済株式数
142,063,026 株直近の提出書類
ROE(自己資本利益率)
26.2%FY2025・当サイトの計算
1株あたり配当金
8.99 米ドルFY2025
1株あたり利益(EPS)
29.08 米ドルFY2025・希薄化後
従業員数
約95,000 人2025-12-31 時点・2025年に約7,500人を採用

売上高と利益の推移

売上高と営業利益の推移(兆円)(利益率)0.00.0%1.54.0%3.08.0%4.512.0%6.016.0%7.520.0%5.70.9FY20215.80.6FY20226.20.4FY20236.50.7FY20246.60.7FY202515.8%9.8%6.5%10.6%10.8%売上高営業利益営業利益率

財務ハイライト(過去5期)

当社株主に帰属する当期純利益・ROE

当社株主に帰属する当期純利益・ROE(億円)00.0%3,00015.0%6,00030.0%9,00045.0%12,00060.0%FY21FY22FY23FY24FY25純利益ROE

総資産・純資産・株主資本比率

総資産・純資産・株主資本比率(兆円)0.00.0%2.510.0%5.020.0%7.530.0%10.040.0%FY21FY22FY23FY24FY25総資産純資産株主資本比率

キャッシュ・フロー

キャッシュ・フロー(億円)▲15,000▲10,000▲5,00005,00010,000FY21FY22FY23FY24FY25営業投資財務

1株当たり当期純利益(EPS)

1株当たり当期純利益(EPS)(円)0153045FY21FY22FY23FY24FY25EPS
決算期売上高前期比営業利益営業利益率純利益純利益率
FY20252025-12-31期末66,464億円+2.2%7,146億円10.8%6,625億円10.0%
FY20242024-12-31期末65,005億円+4.4%6,923億円10.6%6,612億円10.2%
FY20232023-12-31期末62,244億円+7.3%4,019億円6.5%3,257億円5.2%
FY20222022-12-31期末57,985億円+2.6%5,705億円9.8%7,756億円13.4%
FY20212021-12-31期末56,504億円8,952億円15.8%11,097億円19.6%

直近5期の通年決算です。出典は米国SECに提出されたXBRLデータで、金額は1米ドル=158.42円で円に直しています。図の売上高と利益は同じ物差しで並べているので、棒の高さの差がそのまま利益の大きさにあたります。★5期とも増収です。売上高は356億67百万ドルから419億54百万ドルへ1.18倍になりました。★★★営業利益は2022年と2023年に大きく落ち込みました。56億51百万ドル(2021年)→36億1百万ドル→25億37百万ドル→43億70百万ドル→45億11百万ドル。2023年は2021年の44.9%の水準です。★★当期純利益も2023年12月期は20億56百万ドルで、2021年の70億5百万ドルから70.6%減りました。★★★当期純利益が営業利益を上回る期があります。2025年12月期は営業利益45億11百万ドルに対し税引前利益50億68百万ドル。年金に関する2つの項目(営業外のFAS年金収益5億41百万ドル、年金・退職後給付の時価評価益5億27百万ドル)が加わるためです。★株主資本比率は30.4〜35.0%で、掲載する重工・防衛の米国3社では最も高い水準です。★1株当たり配当は6.16ドルから8.99ドルへ増えています。ROEと株主資本比率は当サイトが計算しています(期首と期末の自己資本の平均を分母にしたROE、期末の自己資本÷期末の総資産)。日本企業は有価証券報告書に載っている会社の数値をそのまま使っており、出どころが違います。

事業の概要

エアロノーティクス・システムズ

軍用機システム。4部門の合計の29.3%を占める最大の部門

売上構成比 29.3%売上構成比29.3%20,582億円

利益構成比17.3%1,288億円・利益率6.3%

強み・実績
  • 売上高は123億96百万ドルから129億92百万ドルへ4.8%増えた
  • ★★★一方、部門営業利益は12億36百万ドルから8億13百万ドルへ34.2%減った。4部門で唯一の減益
  • ★★★2023年12月期は4億16百万ドルの部門営業損失だった
  • ★★部門の利益率6.3%は4部門で最も低い(当サイトの計算)。前期は10.0%だった
  • ★★2025年1月1日付でStrike and Surveillance Aircraft Solutions(SSAS)事業をディフェンス・システムズからこの部門へ移したと会社が記載している。前期の数値も組み替えられている
  • ★長距離戦略爆撃機、戦術戦闘機、制空戦闘機などを手がける。設備投資4億77百万ドルは4部門で最大
主な製品・サービス
  • 長距離戦略爆撃機
  • 戦術戦闘機
  • 無人航空機システム
  • 自律型システム

ミッション・システムズ

レーダー、電子戦、通信、先端マイクロエレクトロニクス。4部門の合計の28.2%

売上構成比 28.2%売上構成比28.2%19,812億円

利益構成比38.9%2,894億円・利益率14.6%

強み・実績
  • ★★売上高は113億99百万ドルから125億6百万ドルへ9.7%増えた。4部門で最も伸びた
  • ★★★部門営業利益は15億98百万ドルから18億27百万ドルへ14.3%増え、4部門で最大
  • ★★★部門の利益率14.6%は4部門で最も高い(当サイトの計算)
  • ★★部門間の売上が14億34百万ドルあり、4部門で最も大きい。他の部門へ搭載機器などを供給している形
  • この事業の約30%が機密扱いの計画(restricted programs)だと会社が記載している
  • レーダー、電子光学/赤外線・音響センサー、C4ISR、電子戦、艦艇の電源・推進、サイバーなどを手がける
主な製品・サービス
  • レーダー
  • 電子戦システム
  • C4ISRシステム
  • 先端マイクロエレクトロニクス
  • 艦艇の電源・推進

スペース・システムズ

人工衛星・ミサイル防衛・打ち上げシステム。4部門の合計の24.3%

売上構成比 24.3%売上構成比24.3%17,064億円

利益構成比25.2%1,874億円・利益率11.0%

強み・実績
  • ★★売上高は117億31百万ドルから107億71百万ドルへ8.2%減った。4部門で唯一の減収
  • ★部門営業利益は12億54百万ドルから11億83百万ドルへ5.7%減った
  • ★★この事業の約45%が機密扱いの計画(restricted programs)だと会社が記載している。4部門で最も比率が高い
  • 部門の利益率は11.0%(当サイトの計算)。前期は10.7%だった
  • ★設備投資は6億52百万ドルから4億3百万ドルへ減った
  • 人工衛星・宇宙機システム、地上システム、ミサイル防衛システムと迎撃機、打ち上げ機と推進系を手がける
主な製品・サービス
  • 人工衛星・宇宙機システム
  • 地上システム
  • ミサイル防衛システム・迎撃機
  • 打ち上げ機・推進系

ディフェンス・システムズ

戦略抑止システム、先進戦術兵器、ミサイル防衛。4部門の合計の18.1%

売上構成比 18.1%売上構成比18.1%12,677億円

利益構成比18.6%1,380億円・利益率10.9%

強み・実績
  • ★★売上高は73億99百万ドルから80億2百万ドルへ8.1%増えた
  • ★★部門営業利益は7億16百万ドルから8億71百万ドルへ21.6%増えた。4部門で最も伸び率が大きい
  • ★部門の利益率10.9%は前期の9.7%から上がった(当サイトの計算)
  • ★★この事業で機密扱いの計画は5%未満だと会社が記載している。4部門で最も比率が低い
  • ★★2025年1月1日付でSSAS事業をエアロノーティクス・システムズへ移した
  • 戦略ミサイル、統合指揮統制システム、精密誘導兵器、固体ロケットモーター、極超音速システム、火砲・弾薬などを手がける
主な製品・サービス
  • 戦略ミサイル
  • 統合指揮統制システム
  • 精密誘導兵器
  • 固体ロケットモーター
  • 極超音速システム

注目ポイント

  • ★★★売上高の83.9%が米国政府向け米国政府向けは351億83百万ドル、国際顧客向けは59億90百万ドル(14.3%)、その他の顧客は7億81百万ドル(1.9%)です(比率は当サイトの計算)。★地域別でも米国が85.7%で、掲載する重工・防衛6社のなかで最も米国に偏ります。ロッキード・マーティンは71.2%、RTXは38%(RTXは会社の公表値)です。★会社は「各部門が売上の大半を米国政府から得ている」と記載しています。
  • ★★★機密扱いの計画の比率が部門で違う会社は部門ごとにrestricted programs(機密扱いの計画)の比率を示しています。スペース・システムズ約45%、ミッション・システムズ約30%、ディフェンス・システムズ5%未満です。★エアロノーティクス・システムズについては比率の記載がありません。★機密扱いの計画は内容を具体的に説明できないと会社が記載しています。
  • ★★★エアロノーティクス・システムズが減益部門営業利益は12億36百万ドルから8億13百万ドルへ34.2%減りました。4部門で唯一の減益で、部門の利益率は10.0%から6.3%へ下がっています(当サイトの計算)。★★2023年12月期はこの部門が4億16百万ドルの部門営業損失を出しており、連結の営業利益も25億37百万ドルまで落ち込みました。★理由は当サイトで確認していないため、金額だけを載せています。
  • ★★受注残高は957億ドル2025年末で957億ドル(前年915億ドル)です。内訳は資金手当て済み435億29百万ドル・未手当て521億52百万ドル。★★2026年6月末には1,050億ドルで過去最高になり、会社は「四半期の純受注が200億ドル」と公表しています。★受注残高は売上高419億54百万ドルの2.3倍にあたります(当サイトの計算)。RTXの受注残高は2,680億ドル、ロッキード・マーティンは1,936億ドルです。
  • ★★当期純利益が営業利益を上回る期がある2025年12月期は営業利益45億11百万ドルに対し、税引前利益が50億68百万ドルです。★★年金に関する2つの項目が営業利益の下で加わるためです。営業外のFAS年金収益5億41百万ドルと、年金・退職後給付の時価評価益5億27百万ドル。支払利息6億65百万ドルとその他1億54百万ドルを加減して50億68百万ドルになります。★★2023年12月期はこの時価評価が△4億22百万ドルの損失でした。

部門ごとの売上と利益

2025年12月期10-Kの Segment Operating Results より

部門売上高部門の利益利益率
エアロノーティクス・システムズ20,582億円1,288億円6.3%
ミッション・システムズ19,812億円2,894億円14.6%
スペース・システムズ17,064億円1,874億円11.0%
ディフェンス・システムズ12,677億円1,380億円10.9%
部門間の消去と全社▲3,671億円▲290億円部門間の利益の消去△3億17百万ドル、FAS/CAS営業調整2億58百万ドル、全社に配分していない費用△1億24百万ドル
連結(営業利益)66,464億円7,146億円10.8%

★★4つの報告セグメントは事業別です。会社は「2025年12月31日時点で4つの事業セクターに分かれており、それがそのまま報告セグメントになっている」と説明しています。★4部門の売上高の合計442億71百万ドルから、部門間の消去23億17百万ドルを引くと連結の売上高419億54百万ドルになります。★★営業利益の橋渡しは、4部門の合計46億94百万ドルから部門間の利益の消去3億17百万ドルを引いて部門営業利益の合計43億77百万ドル、そこにFAS/CAS営業調整2億58百万ドルを足し、全社に配分していない費用1億24百万ドルを引いて、連結の営業利益45億11百万ドルになります。★★部門間の売上はミッション・システムズが14億34百万ドルで最大です。他の部門へ搭載機器などを供給している形です。★★★機密扱いの計画(restricted programs)の比率が部門で大きく違います。スペース・システムズ約45%、ミッション・システムズ約30%、ディフェンス・システムズ5%未満と会社が記載しています。★★部門ごとの資産は開示されていません。利益率は当サイトが部門営業利益÷部門の売上高で計算した値です(会社は部門ごとの利益率を公表していません)。★★2025年1月1日付でSSAS(Strike and Surveillance Aircraft Solutions)事業をディフェンス・システムズからエアロノーティクス・システムズへ移しており、前期の数値も組み替えられています。

「部門の利益」が何を指すかは会社によって違います。掲載している会社の基準の一覧を用語集に置いています。

地域別・顧客区分別の売上

地域別の売上高2025年12月期

  • 米国 85.7%85.7%56,975億円米国
  • 欧州 7.8%7.8%5,206億円欧州
  • アジア太平洋 4.6%4.6%3,040億円アジア太平洋
  • その他の地域 1.9%1.9%1,244億円その他の地域

2025年12月期の地域別の売上高(最終顧客の所在地)です。会社が10-Kの注記(Product and Service Revenue / geographic)よりで開示した区分をそのまま用いており、当サイトで分類し直したものではありません。★★★米国が359億64百万ドルで、売上高の85.7%を占めます。掲載する重工・防衛6社のなかで最も米国に偏る会社です。★会社は比率を米国86%・欧州8%・アジア太平洋4%・その他2%と示しています(外部顧客への売上高を分母にした会社の公表値で、当サイトの計算とは0.1〜0.3ポイントの差があります)。★会社は「売上高は最終顧客の所在地で国に割り当てている。米国以外に、全社の売上高の10%を超える国はない」「その他の地域は主に中東」と記載しています。★★★顧客の区分でも開示があります。米国政府向け351億83百万ドル(83.9%)・国際顧客向け59億90百万ドル(14.3%)・その他の顧客7億81百万ドル(1.9%)(比率は当サイトの計算)。★★契約の種類は費用償還型209億44百万ドル(50%)・固定価格型210億10百万ドル(50%)でほぼ半々です(比率は会社の公表値)。★4区分の合計は連結の売上高と一致します。

最新の決算

2026年4〜6月期(第2四半期)2026-07-21 公表

項目2026年4〜6月期(第2四半期)2025年4〜6月期増減
売上高17,230億円16,398億円+5.1%
営業利益1,736億円2,257億円-23.1%
純利益1,733億円1,860億円-6.8%
売上高営業利益率10.1%13.8%

会社が公表した決算資料の数値です。当サイトが原文を翻訳・加工したものではありません。増減は前年の同じ期間との比較です。★3か月(2026年4月1日〜6月30日)の数値です。売上高は5.1%増えた一方、営業利益は23.1%減、当期純利益は6.8%減でした。★★前年同期には訓練サービス事業の売却による1億50百万ドル(1株1.04ドル)の利益が含まれていたと会社が記載しています。★希薄化後EPSは7.68ドル(前年同期8.15ドル)。★★★受注残高は1,050億ドルで過去最高になり、会社は「四半期の純受注が200億ドル」と公表しています。★会社は営業利益率を10.1%と示しています。★上半期(1〜6月)は売上高207億57百万ドル・営業利益20億85百万ドル・当期純利益19億69百万ドルで、いずれも前年同期を上回っています。

会社が公表している今期の見通し

2026年12月期2026-07-21 公表

項目会社の見通し前期比
売上高69,309億円〜70,101億円+4.3%〜+5.5%
部門営業利益(非GAAP)7,683億円〜7,921億円+10.8%〜+14.2%
調整後フリーキャッシュ・フロー(非GAAP)4,911億円〜5,545億円
  • 時価評価調整後1株当たり利益(MTM-adjusted EPS・非GAAP)は28.60〜29.10ドル(2025年12月期の希薄化後EPSの実績は29.08ドル)。1株当たりの金額は円に直していません。
  • もとの数値はドル建てです。売上高437億5,000万〜442億5,000万ドル、部門営業利益48億5,000万〜50億ドル、調整後フリーキャッシュ・フロー31億〜35億ドル。ページ下部に記載の基準日のレートで円に直しています。
  • ★★部門ごとの見通しも会社が示しています。エアロノーティクス・システムズ 約140億ドル(営業利益率 9%台の半ばから後半)、ディフェンス・システムズ 80億ドル台の半ばから後半(約10%)、ミッション・システムズ 120億ドル台の後半(約15%)、スペース・システムズ 約110億ドル(10%台の前半)、部門間の消去 約△27億ドル(13%台の半ば)。
  • ★★部門営業利益・時価評価調整後EPS・調整後フリーキャッシュ・フローは非GAAPの指標だと会社が明記しています。

これは会社が公表した数値であり、当サイトの予測ではありません。★会社は2026年7月21日に売上高と時価評価調整後EPSの見通しを引き上げ、部門営業利益と調整後フリーキャッシュ・フローは据え置いたと記載しています。会社は、実際の業績がこの数値と大きく異なることがありうる旨を資料に記載しています。

会社が公表している中長期の目標

2026年12月期の見通しと受注残高2026年7月21日公表(第2四半期の決算発表で上方修正)

会社が掲げる「会社の説明」は「国家の安全保障を担う技術を、速さと精度をもって届ける」です。

会社が説明している事業の柱と足元の動き2026年7月21日公表(第2四半期の決算発表で上方修正)

区分テーマ主な重点活動
1受注残高会社の説明2026年6月末で1,050億ドル(過去最高)会社の説明
  • ★★★2026年6月末の受注残高は1,050億ドルで過去最高。四半期の純受注は200億ドルだと会社が記載している
  • ★2025年末は957億ドル(資金手当て済み435億29百万ドル・未手当て521億52百万ドル)、2024年末は915億ドル
  • ★会社は「当社の技術に対する世界的な強い需要が、過去最高の受注残高につながった」と記載している
2機密扱いの計画会社の説明部門によって比率が大きく違う会社の説明
  • ★★スペース・システムズは約45%、ミッション・システムズは約30%、ディフェンス・システムズは5%未満が機密扱いの計画(restricted programs)だと会社が記載している
  • ★エアロノーティクス・システムズについては比率の記載がない
  • ★機密扱いの計画は内容を具体的に説明できないと会社が記載している

★★同社は数値の中長期目標を公表していません。下の表は2026年12月期の見通しのうち、上の「今期の見通し」に載せきれない項目です。★★部門ごとの売上高と営業利益率の見通しは、金額も比率も幅や概算で示されており、会社の言い方をそのまま載せています。

経営目標(財務)

指標会社が掲げた目標
時価評価調整後1株当たり利益(2026年12月期・非GAAP)28.60〜29.10ドル
エアロノーティクス・システムズの売上高(2026年12月期)約140億ドル(営業利益率 9%台の半ばから後半)
ディフェンス・システムズの売上高(2026年12月期)80億ドル台の半ばから後半(営業利益率 約10%)
ミッション・システムズの売上高(2026年12月期)120億ドル台の後半(営業利益率 約15%)
スペース・システムズの売上高(2026年12月期)約110億ドル(営業利益率 10%台の前半)

これは会社が公表した計画であり、当サイトの予測でも評価でもありません。目標の言い回しは資料の表現をそのまま用いています。計画は見直されることがあります。会社が公表した見通しをそのまま並べたものです。数値の中長期目標は公表されていません。

日本企業との違い

三菱重工業7011

防衛と宇宙で重なるが、ノースロップ・グラマンは米国の国防機関・情報機関向けが中心(米国87.4%)で、三菱重工業の事業の広がりとは噛み合わない

売上高をノースロップ・グラマンと並べる
  • 三菱重工業5.0兆円2026年3月期
  • ノースロップ・グラマン6.6兆円直近の通期
時価総額をノースロップ・グラマンと並べる
  • 三菱重工業13.8兆円2026-08-20 時点
  • ノースロップ・グラマン13.2兆円2026-08-20 時点

川崎重工業7012

防衛で一部重なるのみ。ノースロップ・グラマンは米国政府向けが中心で、川崎重工業の民生事業と噛み合わない

売上高をノースロップ・グラマンと並べる
  • 川崎重工業2.3兆円2026年3月期
  • ノースロップ・グラマン6.6兆円直近の通期
時価総額をノースロップ・グラマンと並べる
  • 川崎重工業2.3兆円2026-08-20 時点
  • ノースロップ・グラマン13.2兆円2026-08-20 時点

IHI7013

防衛で一部重なるのみ。事業の重心が大きく違う

売上高をノースロップ・グラマンと並べる
  • IHI1.6兆円2026年3月期
  • ノースロップ・グラマン6.6兆円直近の通期
時価総額をノースロップ・グラマンと並べる
  • IHI3.0兆円2026-08-20 時点
  • ノースロップ・グラマン13.2兆円2026-08-20 時点

よくある質問

ノースロップ・グラマンの日本版はどこですか?

1社では対応しきれません。同社は売上高の83.9%が米国政府向けの会社で(当サイトの計算)、日本3社はいずれも民生の事業を大きく持つ総合重工だからです。★防衛と宇宙という点では三菱重工業とIHIが一部重なります。三菱重工業の「航空・防衛・宇宙」部門は外部顧客への売上収益1兆3,928億98百万円、IHIの「航空・宇宙・防衛」部門は6,481億35百万円です。★規模は売上高で三菱重工業(4兆9,741億68百万円)がノースロップ・グラマン(419億54百万ドル・基準日のレートで約6兆6,464億円)の0.75倍です。この業界で日本企業のほうが大きくなる組み合わせです。

なぜ米国の比率がこれほど高いのですか?

★★★売上高の85.7%が米国、83.9%が米国政府向けです(いずれも当サイトの計算)。会社は比率を米国86%・欧州8%・アジア太平洋4%・その他2%と示しています(外部顧客への売上高を分母にした会社の公表値)。★会社は「売上高は最終顧客の所在地で国に割り当てている。米国以外に、全社の売上高の10%を超える国はない」と記載しています。★ロッキード・マーティンは71.2%、RTXは38%が米国政府向けです(RTXは会社の公表値)。★★契約の種類は費用償還型50%・固定価格型50%とほぼ半々です(会社の公表値)。

「機密扱いの計画」とは何ですか?

★★内容を具体的に説明できない計画のことです。会社は部門ごとに比率を示しており、スペース・システムズ約45%、ミッション・システムズ約30%、ディフェンス・システムズ5%未満です。★エアロノーティクス・システムズについては比率の記載がありません。★★この比率を部門ごとに開示しているのは、掲載する6社のなかでノースロップ・グラマンだけです。

エアロノーティクス・システムズはなぜ減益なのですか?

事実として、部門営業利益は12億36百万ドルから8億13百万ドルへ34.2%減りました。4部門で唯一の減益で、部門の利益率は10.0%から6.3%へ下がっています(当サイトの計算)。同じ期の売上高は123億96百万ドルから129億92百万ドルへ4.8%増えており、増収減益です。★★2023年12月期は、この部門が4億16百万ドルの部門営業損失を出しており、連結の営業利益も25億37百万ドルまで落ち込みました。★理由は2025年12月期の10-Kに書かれていないため、当サイトでは触れていません。★2025年1月1日付でSSAS(Strike and Surveillance Aircraft Solutions)事業をディフェンス・システムズからこの部門へ移しており、前期の数値も組み替えられています。

当期純利益が営業利益を上回るのはなぜですか?

★★★年金に関する2つの項目が営業利益の下で加わるためです。2025年12月期は営業利益45億11百万ドルに、営業外のFAS年金収益5億41百万ドル年金・退職後給付の時価評価益5億27百万ドル、その他1億54百万ドルを足し、支払利息6億65百万ドルを引いて、税引前利益50億68百万ドルになります。★★2023年12月期はこの時価評価が△4億22百万ドルの損失で、税引前利益は23億46百万ドルでした。★年金の時価評価は期によって符号が変わるため、当期純利益の動きが営業利益の動きと合わないことがあります。

今期の見通しはどこにありますか?

★★「今期の見通し」の節に置いています。この会社は売上高を米国会計基準の金額で公表しているためです(437億5,000万〜442億5,000万ドル)。★★部門営業利益(48億5,000万〜50億ドル)・時価評価調整後EPS(28.60〜29.10ドル)・調整後フリーキャッシュ・フロー(31億〜35億ドル)は非GAAPの指標だと会社が明記しています。★★部門ごとの見通しも示されています。エアロノーティクス・システムズ約140億ドル(営業利益率9%台の半ばから後半)、ディフェンス・システムズ80億ドル台の半ばから後半(約10%)、ミッション・システムズ120億ドル台の後半(約15%)、スペース・システムズ約110億ドル(10%台の前半)。★★RTXは米国会計基準の金額で公表していないため、そちらのページには「今期の見通し」の節がありません。

数値はいつ時点のものですか?

5期の推移と部門別・地域別の内訳は2025年12月期(Form 10-K)、直近の四半期と今期の見通しは2026年7月21日公表の第2四半期決算発表資料とForm 10-Qによります。株価と時価総額はページ下部に記載した基準日の値です。

数値の基準日と出典

決算(通年)
FY2025(2025-12-31 期末)
決算(四半期)
2026年4〜6月期(第2四半期)/2026-07-21 公表
資料の確認日
2026-08-21
円換算のレート
1米ドル = 158.42円(2026-08-20 時点・Yahoo Finance)
株価・時価総額
2026-08-20 時点(1米ドル = 158.42円)

部門別・地域別・顧客区分別の売上高、四半期決算、今期の見通し、中長期の目標は、同社が公表した次の資料から当サイトが書き写しました(Form 10-K(2025年12月期)(2026-01-27 公表)2026年4〜6月期(第2四半期)決算発表資料(Form 8-K 添付 EX-99)とForm 10-Q(2026-07-21 公表))。5期の推移(売上高・利益・総資産・キャッシュ・フロー等)と発行済株式数は、米国SECに提出されたXBRLデータによります。金額は1米ドル=158.42円(2026-08-20 時点)で円に直しています。この換算レートは記事を作成した時点のもので、上に書いた株価・時価総額の基準日とは別に固定しています。

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