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イーライリリー

基本情報

イーライリリーLLYNYSE

ELI LILLY & Co

単一セグメント。10-Kに「ヒト用医薬品」と明記する。

売上高は10.3兆円で、アステラス製薬(2.1兆円)の約4.8倍。

  • 時価総額169.8兆円
  • 売上高10.3兆円
  • 営業利益—
  • 純利益3.3兆円
  • 株価1,142.85USD
  • PER49.8倍
  • PBR40.54倍
  • ROE101.2%
  • 配当利回り0.55%
正式社名
ELI LILLY & Co
会計基準
米国会計基準(US GAAP)
SECへの登録業種
Pharmaceutical PreparationsSIC 2834
発行済株式数
941,357,065 株
1株あたり利益(EPS)
22.95 米ドルFY2025・希薄化後
1株あたり配当金
6.23 米ドルFY2025

株価

イーライリリーの5年の株価の推移(月末の終値)1,199.43USD245.39USD20222023202420252026

月末の終値です。2021年11月から2026年09月まで。株式分割は反映済みで、配当は含みません。出典はYahoo Finance。

売上高と利益の推移

売上高と純利益の推移(兆円)(利益率)0.00.0%2.58.0%5.016.0%7.524.0%10.032.0%12.540.0%4.50.9FY20214.51.0FY20225.40.8FY20237.11.7FY202410.33.3FY202519.7%21.9%15.4%23.5%31.7%売上高純利益純利益率

財務ハイライト(過去5期)

当社株主に帰属する当期純利益・ROE

当社株主に帰属する当期純利益・ROE(億円)00.0%10,00030.0%20,00060.0%30,00090.0%40,000120.0%FY21FY22FY23FY24FY25純利益ROE

総資産・純資産・株主資本比率

総資産・純資産・株主資本比率(兆円)0.00.0%5.06.0%10.012.0%15.018.0%20.024.0%FY21FY22FY23FY24FY25総資産純資産株主資本比率

キャッシュ・フロー

キャッシュ・フロー(億円)▲30,000▲15,000015,00030,000FY21FY22FY23FY24FY25営業投資財務

1株当たり当期純利益(EPS)

1株当たり当期純利益(EPS)(円)06121824FY21FY22FY23FY24FY25EPS
決算期売上高前期比純利益純利益率
FY20252025-12-31期末103,459億円+44.7%32,762億円31.7%
FY20242024-12-31期末71,497億円+32.0%16,810億円23.5%
FY20232023-12-31期末54,165億円+19.6%8,318億円15.4%
FY20222022-12-31期末45,304億円+0.8%9,912億円21.9%
FY20212021-12-31期末44,950億円—8,860億円19.7%

直近5期の通年決算です。

事業の概要

注目ポイント

  • ★★★5期で売上2.30倍・純利益3.70倍売上高は283億18百万ドルから651億79百万ドルへ、純利益は55億82百万ドルから206億40百万ドルへ増えました。医薬品6社のなかで群を抜いた伸びです(ファイザーは5期で0.77倍、メルクは1.33倍、武田薬品工業は1.26倍)。理由は10-Kの該当箇所を読んでいないため触れていません。
  • ★★★2製品で売上の56.0%マンジャロ229億66百万ドルとゼップバウンド135億42百万ドルを合わせると365億8百万ドルで、連結の売上高651億79百万ドルの56.0%にあたります。いずれも成分はチルゼパチドで、会社は「肥満症についてはカナダ・日本・米国でゼップバウンドの商品名で販売している」と注記しています。
  • ★トルリシティは40.0%減った同じ心血管代謝領域のトルリシティは、2023年12月期の71億32百万ドルから42億76百万ドルへ減りました。伸びた製品と減った製品が同じ領域の中で入れ替わっています。

売上高の内訳

地域別の売上高2025年12月期

  • 米国 66.7%66.7%69,018億円米国
  • 欧州 17.7%17.7%18,346億円欧州
  • その他の地域 9.3%9.3%9,614億円その他の地域
  • 日本 3.3%3.3%3,384億円日本
  • 中国 3.0%3.0%3,097億円中国

2025年12月期の地域別の売上高です。

治療領域別の売上高2025年12月期

  • 心血管代謝(Cardiometabolic Health) 74.0%74.0%76,542億円心血管代謝(Cardiometabolic Health)
  • オンコロジー 14.4%14.4%14,883億円オンコロジー
  • 免疫 8.1%8.1%8,329億円免疫
  • ニューロサイエンス 2.1%2.1%2,208億円ニューロサイエンス
  • その他 1.4%1.4%1,497億円その他

★★★心血管代謝が売上高の74.0%(482億21百万ドル)を占めます。

最新の決算

2026年4〜6月期2026-08-05 公表

項目2026年4〜6月期2025年4〜6月期増減
売上高36,467億円24,695億円+47.7%
純利益11,262億円8,986億円+25.3%

会社が公表した決算資料の数値です。

会社が公表している今期の見通し

2026年12月期の見通し2026-08-05 公表

項目会社の見通し前期比
売上高850億〜870億ドル+30.4%〜+33.5%(当サイトの計算)
  • ★★会社が見通しをGAAPの金額で示しているのは売上高だけです。利益の見通しは非GAAPで、会社は「将来の非GAAPの指標は、比べられるGAAPの指標を合理的に見積もれないため、差異調整を示さない」と記載しています。
  • ★会社は2026年8月5日に売上高の見通しを引き上げました(820億〜850億ドル → 850億〜870億ドル)。
  • ★非GAAPの1株当たり利益は35.50〜36.50ドル(前回は35.50〜37.00ドル)です。会社は、事業の伸びによる上乗せ(幅の中央で2.78ドル)を、4〜6月期に計上した取得IPR&D費用(1株当たり3.03ドル)が打ち消したと説明しています。★★この1株当たり利益には、2026年6月30日より後に発生する取得IPR&D費用を含めていません。
  • ★会社が performance margin と呼ぶ利益率(売上総利益から研究開発費と販売・一般管理費を引き、売上高で割ったもの・非GAAP)は49.0%〜50.5%(前回は47.0%〜48.5%)、非GAAPの実効税率は18%〜19%(据え置き)としています。
  • ★発行済株式数は約8億94百万株、為替は1ユーロ=1.14ドル・1ドル=153円・1ドル=7.1元を前提としています。
  • ★前期比は当サイトの計算です(2025年12月期の売上高651億79百万ドルとの比較)。会社は伸び率を示していません。

これは会社が公表した数値であり、当サイトの予測ではありません。

日本企業との違い

アステラス製薬4503

双方が単一セグメントであると開示資料に明記している。アステラスは「区分すべき事業セグメントが存在しない」、リリーは「単一の事業セグメント — ヒト用医薬品」と記載する

売上高をイーライリリーと並べる
  • アステラス製薬2.1兆円2026年3月期
  • イーライリリー10.3兆円直近の通期
時価総額をイーライリリーと並べる
  • アステラス製薬4.1兆円
  • イーライリリー169.8兆円

武田薬品工業4502

医療用医薬品で重なるが、リリーはヒト用医薬品の単一セグメントで、ワクチンや血漿分画製剤を事業に挙げていない

売上高をイーライリリーと並べる
  • 武田薬品工業4.5兆円2026年3月期
  • イーライリリー10.3兆円直近の通期
時価総額をイーライリリーと並べる
  • 武田薬品工業9.0兆円
  • イーライリリー169.8兆円

第一三共4568

医療用医薬品で重なるが、リリーはワクチンや一般用医薬品を事業に挙げていない

売上高をイーライリリーと並べる
  • 第一三共2.1兆円2026年3月期
  • イーライリリー10.3兆円直近の通期
時価総額をイーライリリーと並べる
  • 第一三共5.1兆円
  • イーライリリー169.8兆円

よくある質問

イーライリリーの日本版はどこですか?

ありません。イーライリリーは5期で売上が2.30倍、純利益が3.70倍になった会社で、日本3社のなかにこの伸び方をした会社はありません(武田薬品工業は1.26倍で直近は赤字、アステラス製薬は1.65倍、第一三共も同社ほどの伸びではありません)。★領域も重ならず、イーライリリーは心血管代謝(肥満症・糖尿病)が売上の74.0%を占めます。

マンジャロとゼップバウンドは何が違うのですか?

★成分は同じチルゼパチドです。会社は注記で「肥満症についてはカナダ・日本・米国でゼップバウンドの商品名で販売している」と記載しています。マンジャロ229億66百万ドルとゼップバウンド135億42百万ドルを合わせると365億8百万ドルで、連結の売上高の56.0%にあたります。マンジャロは2023年12月期の51億63百万ドルから4.4倍、ゼップバウンドは1億76百万ドルから77倍になりました。

5期で売上が2.3倍というのは、どういう状態ですか?

★事実として、売上高は283億18百万ドルから651億79百万ドルへ、純利益は55億82百万ドルから206億40百万ドルへ増えました。同じ医薬品でもファイザーは5期で0.77倍(減少)、メルクは1.33倍、武田薬品工業は1.26倍です。★心血管代謝領域が2023年12月期の196億68百万ドルから482億21百万ドルへ2.45倍になったことが大きく効いています。★一方同じ領域のトルリシティは71億32百万ドルから42億76百万ドルへ40.0%減っており、伸びた製品と減った製品が同じ領域の中で入れ替わっています。理由は当サイトで確認していないため、金額だけを載せています。

なぜ部門別の表がないのですか?

★★同社が「a single business segment—human pharmaceutical products(ヒト用医薬品という単一の事業セグメント)」と記載しているためです。代わりに、会社が開示している治療領域別(5区分)と地域別(5区分)の内訳を載せています。★日本の3社も3社とも単一セグメントで、同じ形です。

日本での売上はどのくらいですか?

21億32百万ドルで、連結の売上高の3.3%です。2023年12月期の16億73百万ドルから増えています。★米国が434億81百万ドル(66.7%)と大半を占め、5期で2.00倍になりました(2023年12月期は217億91百万ドル)。

今期の見通しはどこですか?

★会社は2026年8月5日にSECへ提出した8-Kの添付資料で、2026年12月期の売上高を850億〜870億ドル、非GAAPの1株当たり利益を35.50〜36.50ドルと示しています。会社は、2026年6月30日より後に発生する取得IPR&D費用をこの1株当たり利益に含めていないと注記しています。★このページの「今期の見通し」の節には、GAAPの金額で示された売上高を表に載せ、非GAAPの数値は表の下に会社の言い方のまま置いています。日本の3社のうち、第一三共とアステラス製薬は通期の業績予想を金額で公表しています。

イーライリリーの決算はいつ発表されますか?

米国の上場企業は、決算を公表すると米国SEC(証券取引委員会)に決算発表の書類(Form 8-K)を提出します。イーライリリーの直近4回の決算発表の日は次のとおりです(米国の日付)。

決算発表の日は、同じ期間の四半期報告書・年次報告書がSECに提出されてから当ページに載せています。次の発表日は載せていません。

数値はいつ時点のものですか?

5期の推移と内訳は2025年12月期(Form 10-K)、直近の四半期は2026年4〜6月期(Form 10-Q)によります。株価と時価総額はページ下部の更新日時点の値です。

同じ業界の掲載企業

日本の掲載企業

米国の掲載企業

注記(4件)
売上高と利益の推移
★★同社の連結損益計算書には営業利益の行がありません。当サイトが5期そろえて描ける利益が純利益しかないため、推移の図は純利益で描いています。当サイトが掲載している医薬品の米国8社のうち、ファイザー・メルク・イーライリリー・ジョンソン・エンド・ジョンソンの4社が同じ形です。★★★5期で売上高が2.30倍、純利益が3.70倍になりました。売上高は283億18百万ドルから651億79百万ドルへ、純利益は55億82百万ドルから206億40百万ドルへ増えています。理由は10-Kの該当箇所を読んでいないため触れていません。★1株当たり配当は3.53ドルから6.23ドルへ、5期とも前期を上回っています。
売上高の内訳
会社がForm 10-K の注記2で開示した区分をそのまま用いており、当サイトで分類し直したものではありません。★米国が売上高の66.7%を占めます。会社は「顧客その他の相手方の所在地に基づいて各国に配分している」と注記しています。★★米国が5期で急伸しました。2023年12月期の217億91百万ドルから434億81百万ドルへ2.00倍です。日本は16億73百万→21億32百万ドル(3.3%を占める)にとどまります。★5区分の合計は連結の売上高と一致します。
2023年12月期の196億68百万ドルから2.45倍になりました。★★★うちマンジャロが229億66百万ドル、ゼップバウンドが135億42百万ドルで、この2製品(いずれも成分はチルゼパチド)だけで365億8百万ドル=連結の売上高の56.0%にあたります。マンジャロは2023年12月期の51億63百万ドルから4.4倍、ゼップバウンドは1億76百万ドルから77倍です。★一方トルリシティは71億32百万ドルから42億76百万ドルへ40.0%減っています。★オンコロジーの主力はベージニオ57億23百万ドル、免疫の主力はトルツ35億63百万ドルです。★5区分の合計は連結と1百万ドル差(会社側の丸め)で一致します。
最新の決算
当サイトが原文を翻訳・加工したものではありません。増減は前年の同じ期間との比較です。★3か月(2026年4月1日〜6月30日)の数値です。SECに提出された四半期報告書(Form 10-Q)のXBRLから取得しています。★利益率は出していません。同社の損益計算書に営業利益の行が無く、他社と同じ物差しの利益率を作れないためです。
会社が公表している今期の見通し
★見通しは10-Kにも四半期報告書にも記載がなく、SECに提出された決算発表資料(Form 8-K 添付資料99.1)にあります。★1株当たりの金額は円に直していません。会社は、実際の業績がこの数値と大きく異なることがありうる旨を資料に記載しています。

出典

売上高の内訳、四半期決算、今期の見通しは、同社が公表した次の資料から当サイトが書き写しました(Form 10-K(2025年12月期)(2026-02-12 公表)/Form 10-Q(2026年4〜6月期)(2026-08-05 公表)/2026年12月期 第2四半期の決算発表(Form 8-K 添付資料99.1)(2026-08-05 公表))。5期の推移(売上高・利益・総資産・キャッシュ・フロー等)と発行済株式数は、米国SECに提出されたXBRLデータによります。金額は1米ドル=158.73円、株価と時価総額は1米ドル=157.83円で円に直しています(レートの出典はYahoo Finance)。

投資判断は自己責任で行ってください。

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数値は更新時点のものです。最新の情報は各社の開示資料をご確認ください。

更新日