武田薬品工業
基本情報
武田薬品工業4502東京証券取引所
武田薬品工業株式会社
医薬品事業の単一セグメント。消化器系・炎症性疾患、ニューロサイエンス、オンコロジーを重点領域とし、血漿分画製剤とワクチンにも注力する。
売上高は4.5兆円で、ファイザー(9.9兆円)の約0.5倍。従業員は約47,029人。
- 時価総額9.0兆円
- 売上高4.5兆円
- 営業利益—
- 純利益▲1,524億円
- 株価5,643円
- PBR1.21倍
- ROE▲2.1%
- 配当利回り3.54%
株価
月末の終値です。2021年10月から2026年09月まで。株式分割は反映済みで、配当は含みません。出典はYahoo Finance。
この業界の米国企業の株は、日本の証券会社の米国株取引を通じて買えます。口座・手数料・為替・取引時間・税は米国株を買うにはにまとめました。
売上高と利益の推移
財務ハイライト(過去5期)
親会社の所有者に帰属する当期利益・ROE
総資産・親会社の所有者に帰属する持分・持分比率
キャッシュ・フロー
1株当たり当期純利益(EPS)
| 決算期 | 売上高 | 前期比 | 税引前利益 | 純利益 | 純利益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年3月期2026-03-31期末 | 45,057億円 | -1.7% | ▲1,424億円 | ▲1,524億円 | ▲3.4% |
| 2025年3月期2025-03-31期末 | 45,816億円 | +7.5% | 1,751億円 | 1,079億円 | 2.4% |
| 2024年3月期2024-03-31期末 | 42,638億円 | +5.9% | 528億円 | 1,441億円 | 3.4% |
| 2023年3月期2023-03-31期末 | 40,275億円 | +12.8% | 3,751億円 | 3,170億円 | 7.9% |
| 2022年3月期2022-03-31期末 | 35,690億円 | — | 3,026億円 | 2,301億円 | 6.4% |
直近5期の通年決算です。
事業の概要
注目ポイント
- ★★5期で唯一の赤字が直近の期2026年3月期は税引前損失1,424億円・当期損失1,524億円で、ROEは△2.1%でした。営業利益も62億円(前期3,426億円)まで落ちています。売上収益は4兆5,057億円で前期比1.7%減です。理由は当サイトで確認していないため、金額だけを載せています。
- ★ニューロサイエンスが26.8%減ったビジネスエリア別で最も減ったのがニューロサイエンス(5,658億円→4,143億円)で、VYVANSE/ELVANSEが3,506億円から2,032億円へ42.0%減ったことが大きく効いています。一方、消化器系疾患は1兆3,570億円から1兆4,075億円へ増えました。
- ★★売上の22.4%を2社の取引先が占める会社は主な相手先としてマッケソン・コーポレーション5,398億円(12.0%)とセンコラInc. 4,702億円(10.4%)を開示しています。いずれも米国の医薬品卸です。アステラス製薬も同じ2社で29.0%を占めています(第一三共は同じ形の開示をしていません)。
売上収益の内訳
武田薬品工業の海外売上比率は90.4%です。2026年3月期の国内・海外別の売上収益のうち、日本以外の地域の合計が占める割合で、当サイトが下の区分から計算しました。
国内・海外別の売上収益2026年3月期
- 海外
- 国内
2026年3月期の国内・海外別の売上収益です。
ビジネスエリア別の売上収益2026年3月期
- 消化器系疾患
- 血漿分画製剤
- 希少疾患
- オンコロジー
- ニューロサイエンス
- その他
- ワクチン
★★同社は「医薬品事業」の単一セグメントなので、部門別の表は置けません。
最新の決算
2027年3月期 第1四半期(2026年4〜6月)2026-07-30 公表
| 項目 | 2027年3月期 第1四半期(2026年4〜6月) | 2026年3月期 第1四半期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 12,199億円 | 11,067億円 | +10.2% |
| 営業利益 | 2,014億円 | 1,846億円 | +9.1% |
| 税引前利益 | 1,627億円 | 1,506億円 | +8.0% |
| 純利益 | 1,132億円 | 1,242億円 | -8.9% |
| 売上収益営業利益率 | 16.5% | 16.7% | — |
会社が公表した決算資料の数値です。
会社が公表している今期の見通し
2027年3月期(通期・実勢レートベース)2026-07-30 公表
| 項目 | 会社の見通し | 前期比 |
|---|---|---|
| 売上収益 | 46,400億円 | +3.0% |
| 営業利益 | 4,200億円 | — |
| 税引前利益 | 2,520億円 | — |
| 純利益 | 1,660億円 | — |
| 売上高営業利益率 | 9.1% | — |
| 1株あたり配当金 | 204円 | — |
- ★通期の数値を公表しています。2026年7月30日時点のもので、直近の予想から修正していません
- 基本的1株当たり当期利益は104円26銭
- ★営業利益・税引前利益・純利益の増減率は会社が「-」としています。前期の営業利益が62億円と極端に小さく、当期利益が赤字だったためです
- ★★Core財務指標の予想も併せて公表しています。Core売上収益4兆6,400億円(3.0%増)・Core営業利益1兆1,600億円(1.1%減)・Core EPS 472円
- ★★★さらに恒常為替レート(CER)ベースの「マネジメントガイダンス」を別に出しています。Core売上収益は一桁台前半%の減少、Core営業利益は5%から8%の減少、Core EPSは10%台半ばの減少。上の実勢レートベースの金額とは方向が逆です。為替の影響を除いた恒常為替レートベースでは、会社は3つの指標のいずれについても減少を示しています
- 配当は年204円(中間102円・期末102円)。2026年3月期の200円から増える見込みで、直近の配当予想からの修正はありません
これは会社が公表した数値であり、当サイトの予測ではありません。
経営方針
経営方針・将来ビジョン
会社が掲げる「存在意義とビジョン」は「世界中の人々の健康と輝かしい未来に貢献することを存在意義とし、革新的な医薬品を創出し続けるというビジョンを追求する。245年にわたり礎となってきた誠実・公正・正直・不屈の価値観に基づいて行動する。」です。
会社が挙げている論点
| 論点 | テーマ | 主な重点活動 |
|---|---|---|
| 1事業環境の厳しさ①会社は外部環境を「引き続き複雑」と説明している | 会社の記載 |
|
| 2重点疾患領域への集中②経営資源を重点疾患領域に集中し、テクノロジーを活用する変革を推進する | 会社の記載 |
|
| 3後期パイプラインの上市③革新的な新薬を連続的に上市する取り組みで、短期的に成果を積み重ねる | 会社の記載 |
|
★上の内容は、有価証券報告書「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に書かれているものです。
経営目標(財務)
| 指標 | 目標 | 会社が掲げた目標 |
|---|---|---|
| 複数年の数値目標 | — | 有価証券報告書には記載なし |
これは会社が公表した計画であり、当サイトの予測でも評価でもありません。
アメリカの対応企業
ファイザーPFE
幅広い疾患領域を扱い、双方ともワクチンを事業に含む。武田は血漿分画製剤、ファイザーは受託開発製造を持ち、範囲は完全には一致しない
規模と、直近の期の苦しさが重なります。ファイザーは売上高626億ドルで、武田薬品工業(4兆5,057億円)に近い規模です。ファイザーは新型コロナ関連の需要が一巡して5期のうち後半3期で売上が大きく減り、武田薬品工業は2026年3月期に5期で唯一の赤字を計上しました。どちらも1期あたりの利益の振れが大きい点が共通しています。
売上高を武田薬品工業と並べる- ファイザー9.9兆円FY2025
- 武田薬品工業4.5兆円直近の通期
- ファイザー25.0兆円
- 武田薬品工業9.0兆円
アッヴィABBV
★★消化器系・免疫の領域で正面から重なる。武田薬品工業の最大は消化器系疾患1兆4,075億円(うちENTYVIO 9,580億円)、アッヴィの最大は免疫304億6百万ドル(49.7%。スキリージ175億62百万・リンヴォック83億4百万ドル)。いずれも炎症性腸疾患を含む領域。★★★ただし主力製品の入れ替わり方が対照的。アッヴィはヒュミラが3期で68.5%減った分を2製品が埋めたが、武田薬品工業はニューロサイエンスが26.8%減って埋め合わせが起きていない。★どちらも単一セグメント
売上高を武田薬品工業と並べる- アッヴィ9.7兆円FY2025
- 武田薬品工業4.5兆円直近の通期
- アッヴィ73.3兆円
- 武田薬品工業9.0兆円
アムジェンAMGN
★★製品の分散のしかたが最も近い組み合わせ。武田薬品工業は消化器系31.2%・血漿分画製剤23.5%・希少疾患16.9%・オンコロジー12.9%・ニューロサイエンス9.2%と分かれ、アムジェンも10億ドル超の製品が14あり最大のプロリアでも12.0%。★★大型買収を経て負債を抱えた点も共通(武田薬品工業は2019年のシャイアー、アムジェンは2023年のホライズン約278億ドル)。★直近の期は分かれた(武田薬品工業は5期唯一の赤字、アムジェンは純利益89%増)
売上高を武田薬品工業と並べる- アムジェン5.8兆円FY2025
- 武田薬品工業4.5兆円直近の通期
- アムジェン34.4兆円
- 武田薬品工業9.0兆円
メルクMRK
医療用医薬品とワクチンで重なるが、メルクは動物用医薬品を売上の9.9%持つ
がん領域で一部重なります。メルクは売上650億ドルで、キイトルーダを中心とするがん免疫療法が主力です。武田薬品工業のオンコロジーは5,801億円で売上収益の12.9%にとどまり、消化器系疾患(31.2%)や血漿分画製剤(23.5%)のほうが大きい構成です。
売上高を武田薬品工業と並べる- メルク10.3兆円FY2025
- 武田薬品工業4.5兆円直近の通期
- メルク56.2兆円
- 武田薬品工業9.0兆円
イーライリリーLLY
医療用医薬品で重なるが、リリーはヒト用医薬品の単一セグメントで、ワクチンや血漿分画製剤を事業に挙げていない
伸びの向きが逆です。イーライリリーは売上652億ドルで5期に2.30倍へ伸びました。武田薬品工業は5期で1.26倍で、直近の期は減収です。イーライリリーは肥満・糖尿病、武田薬品工業は消化器系疾患・血漿分画製剤が中心で、領域も重なりません。
売上高を武田薬品工業と並べる- イーライリリー10.3兆円FY2025
- 武田薬品工業4.5兆円直近の通期
- イーライリリー169.8兆円
- 武田薬品工業9.0兆円
ジョンソン・エンド・ジョンソンJNJ
扱う疾患領域が重なる(オンコロジー・ニューロサイエンス・消化器/免疫)。★★ただし規模が違い、ジョンソン・エンド・ジョンソンの医療用医薬品部門604億1百万ドルだけで武田薬品工業の連結売上収益を上回る。★★武田薬品工業は血漿分画製剤1兆575億円(23.5%)を持ち、ジョンソン・エンド・ジョンソンは医療機器337億92百万ドルを持つ。どちらも相手に無い柱。★海外比率は武田薬品工業のほうが高い(90.4%対42.9%)
売上高を武田薬品工業と並べる- ジョンソン・エンド・ジョンソン15.0兆円FY2025
- 武田薬品工業4.5兆円直近の通期
- ジョンソン・エンド・ジョンソン97.4兆円
- 武田薬品工業9.0兆円
ギリアド・サイエンシズGILD
感染症の領域で接する(武田薬品工業はワクチン596億円、ギリアド・サイエンシズは感染症が売上の79.6%)。★★★ただし製品の集中度が正反対。武田薬品工業は最大でも31.2%、ギリアド・サイエンシズはビクタルビ1製品で48.7%。★★大型買収のあとに一括費用を計上した点は共通だが処理が違う。武田薬品工業のシャイアー買収は企業結合として毎期償却されるが、ギリアド・サイエンシズの直近3件は資産取得としてその期に全額が費用になった
売上高を武田薬品工業と並べる- ギリアド・サイエンシズ4.7兆円FY2025
- 武田薬品工業4.5兆円直近の通期
- ギリアド・サイエンシズ28.3兆円
- 武田薬品工業9.0兆円
バーテックス・ファーマシューティカルズVRTX
希少疾患という領域で重なる(武田薬品工業は希少疾患7,627億円・16.9%、バーテックス・ファーマシューティカルズは会社全体が希少疾患の会社)。★★★ただし集中度がまったく違う。武田薬品工業は最大でも31.2%、バーテックス・ファーマシューティカルズはトリカフタ1製品で85.9%。★規模も違い、バーテックス・ファーマシューティカルズの売上高は武田薬品工業の連結売上収益の半分に届かない
売上高を武田薬品工業と並べる- バーテックス・ファーマシューティカルズ1.9兆円FY2025
- 武田薬品工業4.5兆円直近の通期
- バーテックス・ファーマシューティカルズ20.2兆円
- 武田薬品工業9.0兆円
武田薬品工業はIFRS、ファイザー・メルク・イーライリリーは米国会計基準です。売上高の範囲は完全には一致しません。米ドルはページ下部に記載のレートで円換算しています。
★決算期がそろっていません。武田薬品工業は3月末、米国8社は12月末です(ジョンソン・エンド・ジョンソンは52/53週制)。
★★推移の図に描いている利益が違います。武田薬品工業は有価証券報告書の5期の表に営業利益の欄が無いため税引前利益、米国8社のうち、ファイザー・メルク・イーライリリー・ジョンソン・エンド・ジョンソンの4社は損益計算書に営業利益の行が無いため純利益、アッヴィ・アムジェン・ギリアド・サイエンシズ・バーテックス・ファーマシューティカルズの4社は営業利益で描いています。
★★同社は「Core財務指標」も開示しています。国際会計基準に準拠しない指標で、当ページの5期の表(IFRS)とは範囲が違います。
よくある質問
武田薬品工業のアメリカ版はどこですか?
1社では対応しきれません。規模ではファイザー(626億ドル)が近く、どちらも1期あたりの利益の振れが大きい点が共通しています。ただし武田薬品工業は消化器系疾患(31.2%)と血漿分画製剤(23.5%)が中心で、メルクのがん免疫療法ともイーライリリーの肥満・糖尿病とも領域が重なりません。
なぜ部門別の表がないのですか?
★★同社が「医薬品事業」の単一セグメントだからです。有価証券報告書に「単一の事業セグメントから構成されております。これは、資源配分、業績評価、および将来予測において最高経営意思決定者であるCEOの財務情報に対する視点と整合しております」と記載されています。代わりに、会社が「収益の分解」として開示しているビジネスエリア別(7区分)と国内・海外別の内訳を載せています。
2026年3月期の赤字は何ですか?
税引前損失1,424億円・当期損失1,524億円で、5期で唯一の赤字の期です。営業利益も62億円(前期3,426億円)まで落ちています。連結損益計算書には製品に係る無形資産償却費及び減損損失6,335億円と、前期の2,067億円から膨らんだその他の営業費用5,590億円が計上されています。その中身を説明した箇所は当サイトで読んでいないため、金額だけを載せています。
ニューロサイエンスが26.8%減っているのはなぜですか?
ビジネスエリア別で最も減ったのがニューロサイエンス(5,658億円→4,143億円)で、VYVANSE/ELVANSE(国内製品名ビバンセ)が3,506億円から2,032億円へ42.0%減ったことが大きく効いています。理由は当サイトで確認していないため、金額だけを載せています。
売上の2割を2社の取引先が占めるのですか?
★★会社がそう開示しています。主な相手先としてマッケソン・コーポレーション5,398億円(12.0%)とセンコラInc.(旧アメリソースバーゲン)4,702億円(10.4%)が挙げられており、2社で22.4%にあたります。いずれも米国の医薬品卸です。★アステラス製薬も同じ2社で29.0%を占めています。第一三共は同じ形の開示をしていません。
今期の見通しが2種類あるのはなぜですか?
★★★会社が2つの物差しで示しているためです。ひとつは実勢レートベースの金額(売上収益4兆6,400億円・営業利益4,200億円など)で、上の節に載せています。もうひとつは恒常為替レート(CER)ベースのマネジメントガイダンスで、Core売上収益は一桁台前半%の減少、Core営業利益は5%から8%の減少、Core EPSは10%台半ばの減少です。★実勢レートでは増収、為替の影響を除くと減収と、方向が逆になります。当サイトは会社が公表した数値をそのまま載せています。
中期経営計画はありますか?
★★有価証券報告書には、年限と金額をそろえた中期経営計画が載っていません。会社が数値で示しているのは今期の見通しとマネジメントガイダンスです。★同じ医薬品でも、第一三共とアステラス製薬は複数年の数値目標を掲げています。会社が公表していないという意味ではなく、有価証券報告書に無いという意味です。
武田薬品工業の決算はいつ発表されますか?
武田薬品工業の決算期末は3月31日で、決算は四半期ごとに発表されます。直近の決算の発表日のうち、当サイトが決算短信などで確かめたものは次のとおりです。
- 2026年7月30日:2027年3月期 第1四半期
- 2026年5月13日:2026年3月期(通期)
- 2026年1月29日:2026年3月期 第3四半期
次の決算の発表予定日は、東京証券取引所が「決算発表予定日」で公表しています(会社から連絡のあった予定をまとめたもので、変わることがあります)。
数値はいつ時点のものですか?
5期の推移と内訳・経営方針は2026年3月期の有価証券報告書(2026年6月17日提出)、直近の四半期と今期の見通し・配当予想は2027年3月期第1四半期(2026年7月30日公表の決算短信)によります。株価と時価総額はページ下部の更新日時点の値です。
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注記(5件)
- 売上高と利益の推移
- 利益は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」によります。会社はIFRSを適用しており、売上高を「売上収益」、純利益を「親会社の所有者に帰属する当期利益」と呼びます。当サイトは日米の会社を同じ言葉で並べるため、表の見出しは全社共通の言い方にそろえています。★★IFRSのため「主要な経営指標等の推移」に営業利益の欄が無く、税引前利益までしか載っていません。図に描いている利益は税引前利益です。会社は同じ有価証券報告書の連結損益計算書で2026年3月期の営業利益を62億円(前期3,426億円)と示しています。★表の「資本合計」は非支配持分を含む金額です。持分比率の分子はそれを含まない親会社持分なので、表の資本合計を総資産で割った値とは一致しません(2026年3月期の親会社持分は7兆4,294億円、資本合計は7兆4,306億円)。★★★2026年3月期は税引前損失1,424億円・当期損失1,524億円で、5期で唯一の赤字です。ROEも△2.1%でした。理由は当サイトで確認していないため、金額だけを載せています。
- 売上収益の内訳
- 会社が有価証券報告書の販売実績で開示した区分をそのまま用いており、当サイトで分類し直したものではありません。★★海外が90.4%を占めます。会社は販売実績を国内と海外の2つに分けて開示しており、これより細かい地域の区分は有価証券報告書に載せていません。★2026年3月期は国内が3.5%増、海外が2.2%減でした。★★売上収益の10%以上を占める相手先が2社あります。マッケソン・コーポレーション5,398億円(12.0%)とセンコラInc.(旧アメリソースバーゲン)4,702億円(10.4%)で、2社で22.4%にあたります。いずれも米国の医薬品卸です。
- この表は会社が「収益の分解」として開示しているビジネスエリア別の売上収益です。★最大は消化器系疾患1兆4,075億円(31.2%)で、うちENTYVIO(国内製品名エンタイビオ)が9,580億円と単一製品で最大です。★★ニューロサイエンスが5,658億円から4,143億円へ26.8%減りました。VYVANSE/ELVANSE(国内製品名ビバンセ)が3,506億円から2,032億円へ42.0%減ったことが大きく効いています。理由は当サイトで確認していないため、金額だけを載せています。★7区分の合計は連結の売上収益と1百万円の差(会社側の丸め)で一致します。
- 最新の決算
- 当サイトが原文を翻訳・加工したものではありません。増減は前年の同じ期間との比較です。★3か月(2026年4月1日〜6月30日)の数値です。純利益は親会社の所有者に帰属する四半期利益。★★増収増益でありながら、純利益は8.9%減っています。売上収益は10.2%増、営業利益は9.1%増、税引前四半期利益は8.0%増です。基本的1株当たり四半期利益は71円65銭(前年同期79円40銭)。★会社はCore営業利益3,589億円(11.5%増)・Core EPS 154円も併記しています。
- 会社が公表している今期の見通し
- 会社が公表した数値です。売上収益営業利益率は当サイトが上の2つの数値から計算したものです。★Core財務指標は、会社が国際会計基準に準拠しない財務指標として定義しているものです。上の表(実勢レートベースのIFRS)とは範囲が違います。会社は、実際の業績がこの数値と大きく異なることがありうる旨を資料に記載しています。
- 経営方針
- 目標の言い回しは資料の表現をそのまま用いています。計画は見直されることがあります。★★同社は有価証券報告書に、年限と金額をそろえた中期経営計画を載せていません。会社が数値で示しているのは今期の見通し(上の節)と、恒常為替レートベースのマネジメントガイダンスです。★同じ医薬品でも、第一三共とアステラス製薬は複数年の数値目標を掲げています。会社が公表していないという意味ではなく、有価証券報告書に無いという意味です。
出典
売上収益の内訳、四半期決算、今期の見通し、経営方針は、次の資料から当サイトが書き写しました(有価証券報告書(2026年3月期・第149期)(2026-06-17 公表)/2027年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)(2026-07-30 公表))。5期の推移(売上高・総資産・キャッシュ・フロー等)と発行済株式数・従業員数は、金融庁EDINETに提出された有価証券報告書によります。5期の利益は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」によります。米国企業の金額は1米ドル=158.73円(業界ページと同じ固定レート)、株価と時価総額は1米ドル=157.83円で円に直しています。
投資判断は自己責任で行ってください。
当サイトは特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
数値は更新時点のものです。最新の情報は各社の開示資料をご確認ください。
更新日