当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

メルク

基本情報

メルクMRKNYSE

Merck & Co., Inc.

医療用医薬品と動物用医薬品の2セグメント。11社で2つ以上の報告セグメントを持つのは、この会社とジョンソン・エンド・ジョンソンだけ。

売上高は10.3兆円で、武田薬品工業(4.5兆円)の約2.3倍。

  • 時価総額56.2兆円
  • 売上高10.3兆円
  • 営業利益—
  • 純利益2.9兆円
  • 株価144.30USD
  • PER19.8倍
  • PBR6.77倍
  • ROE36.9%
  • 配当利回り2.27%
正式社名
Merck & Co., Inc.
会計基準
米国会計基準(US GAAP)
SECへの登録業種
Pharmaceutical PreparationsSIC 2834
発行済株式数
2,467,171,638 株
1株あたり利益(EPS)
7.28 米ドルFY2025・希薄化後
1株あたり配当金
3.28 米ドルFY2025

株価

メルクの5年の株価の推移(月末の終値)147.76USD74.91USD20222023202420252026

月末の終値です。2021年11月から2026年09月まで。株式分割は反映済みで、配当は含みません。出典はYahoo Finance。

売上高と利益の推移

売上高と純利益の推移(兆円)(利益率)0.00.0%2.56.0%5.012.0%7.518.0%10.024.0%12.530.0%7.72.1FY20219.42.3FY20229.50.1FY202310.22.7FY202410.32.9FY202526.8%24.5%0.6%26.7%28.1%売上高純利益純利益率

財務ハイライト(過去5期)

当社株主に帰属する当期純利益・ROE

当社株主に帰属する当期純利益・ROE(億円)00.0%8,00015.0%16,00030.0%24,00045.0%32,00060.0%FY21FY22FY23FY24FY25純利益ROE

総資産・純資産・株主資本比率

総資産・純資産・株主資本比率(兆円)0.00.0%6.015.0%12.030.0%18.045.0%24.060.0%FY21FY22FY23FY24FY25総資産純資産株主資本比率

キャッシュ・フロー

キャッシュ・フロー(億円)▲30,000▲15,000015,00030,00045,000FY21FY22FY23FY24FY25営業投資財務

1株当たり当期純利益(EPS)

1株当たり当期純利益(EPS)(円)02468FY21FY22FY23FY24FY25EPS
決算期売上高前期比純利益純利益率
FY20252025-12-31期末103,193億円+1.3%28,975億円28.1%
FY20242024-12-31期末101,855億円+6.7%27,170億円26.7%
FY20232023-12-31期末95,421億円+1.4%579億円0.6%
FY20222022-12-31期末94,100億円+21.7%23,046億円24.5%
FY20212021-12-31期末77,308億円—20,713億円26.8%

直近5期の通年決算です。

事業の概要

医薬品(Pharmaceutical)

医療用医薬品とワクチン。★売上高は連結の89.4%で、うちキイトルーダが316億80百万ドル(連結の48.7%)

売上構成比 89.4%売上構成比89.4%92,289億円

利益構成比95.5%72,626億円・利益率78.7%

強み・実績
  • ★★★キイトルーダ/キイトルーダQlexが316億80百万ドル。前期の294億82百万ドルから7.5%増え、連結の売上高の48.7%を占める
  • ★★ガーダシル/ガーダシル9が85億83百万ドルから52億33百万ドルへ39.0%減った
  • ★新製品が伸びている。ウィンレベアは4億19百万→14億43百万ドル、カプバクシブは97百万→7億59百万ドル
主な製品・サービス
  • キイトルーダ
  • ガーダシル
  • ジャヌビア/ジャヌメット
  • ブリディオン

動物用医薬品(Animal Health)

家畜用と伴侶動物用の医薬品・ワクチン。売上高は連結の9.8%

売上構成比 9.8%売上構成比9.8%10,086億円

利益構成比4.5%3,383億円・利益率33.5%

強み・実績
  • 家畜用38億96百万ドル・伴侶動物用24億58百万ドルの内訳
  • 部門の利益は19億38百万ドルから21億31百万ドルへ10.0%増えた
主な製品・サービス
  • 家畜用医薬品
  • 伴侶動物用医薬品

注目ポイント

  • ★★★1製品で売上の48.7%キイトルーダ/キイトルーダQlexが316億80百万ドルで、連結の売上高650億11百万ドルの48.7%を占めます。★当サイトの医薬品のページでは、バーテックス・ファーマシューティカルズのトリカフタ/カフトリオが85.9%、ギリアド・サイエンシズのビクタルビが48.7%、アステラス製薬のXTANDIが44.9%、武田薬品工業のENTYVIOが21.3%です(いずれも1製品が売上高に占める比率)。
  • ★ガーダシルが39.0%減ったガーダシル/ガーダシル9は85億83百万ドルから52億33百万ドルへ減りました。一方でウィンレベアが4億19百万→14億43百万ドル、カプバクシブが97百万→7億59百万ドルと新しい製品が伸びています。
  • ★★2023年12月期だけ純利益がほぼ消えた純利益は145億19百万ドルから3億65百万ドルへ97.5%減り、翌期には171億17百万ドルへ戻りました。売上高は同じ期に増えており(593億30百万→601億15百万ドル)、売上と利益で動きが逆です。理由は10-Kの該当箇所を読んでいないため触れていません。

部門ごとの売上と利益

2025年12月期Form 10-K の Product Sales と Segment Profits より

部門売上高うち外部顧客向け部門の利益利益率
医薬品(Pharmaceutical)92,289億円92,289億円72,626億円78.7%
動物用医薬品(Animal Health)10,086億円10,086億円3,383億円33.5%
その他の収益817億円817億円——
部門に配分していない費用(Non-segment activity)0億円—▲42,568億円部門に配分していない売上原価・研究開発費・事業構造改革費用など—
連結(税引前利益)103,193億円—33,440億円32.4%

★★★部門の利益の定義に注意が要ります。

主要製品別の売上

主要製品別の売上高2025年12月期

  • キイトルーダ 48.7%48.7%50,286億円キイトルーダ
  • 上記以外(動物用医薬品などを含む) 32.7%32.7%33,749億円上記以外(動物用医薬品などを含む)
  • ガーダシル 8.0%8.0%8,306億円ガーダシル
  • ジャヌビア/ジャヌメット 3.9%3.9%4,038億円ジャヌビア/ジャヌメット
  • ProQuad/M-M-R II/バリバックス 3.8%3.8%3,890億円ProQuad/M-M-R II/バリバックス
  • ブリディオン 2.8%2.8%2,922億円ブリディオン

★★★キイトルーダ1製品で連結の売上高の48.7%を占めます(316億80百万ドル)。

最新の決算

2026年4〜6月期2026-08-07 公表

項目2026年4〜6月期2025年4〜6月期増減
売上高26,360億円25,089億円+5.1%
純利益▲2,119億円7,027億円赤字転落

会社が公表した決算資料の数値です。

会社が公表している今期の見通し

2026年12月期の見通し2026-08-04 公表

項目会社の見通し前期比
売上高663億〜673億ドル+2.0%〜+3.5%(当サイトの計算)
  • ★★会社は売上高について「非GAAPの調整は無い」と注記しています。利益の見通しは非GAAPだけで、会社は差異調整を示さない理由を、無形資産の減損・訴訟の和解・株式投資の損益などを合理的な確度で予測できないためと説明しています。
  • ★会社は2026年8月4日に売上高の見通しの幅を狭めて引き上げました(658億〜670億ドル → 663億〜673億ドル)。為替による押し上げを約1%(2026年7月中旬のレート)と見込んでいます。
  • ★★★非GAAPの1株当たり利益は2.66〜2.76ドル(前回は5.04〜5.16ドル)です。★会社は、この幅に2件の買収に伴う一時費用を含むと明記しています。Cidara Therapeutics の買収で90億ドル(1株当たり3.62ドル)、Terns Pharmaceuticals の買収で57億ドル(同2.31ドル)です。Terns の買収の資金調達とMK-4208の開発にかかる費用(1株当たり約0.12ドル)も含みます。
  • ★非GAAPの実効税率は35.0%〜36.0%(前回は23.5%〜24.5%)で、税務上の損金にならない買収の一時費用の影響を含むと会社は説明しています。
  • ★この見通しは、追加の大型の事業開発の取引を前提にしていません(会社の記載)。
  • ★前期比は当サイトの計算です(2025年12月期の売上高650億11百万ドルとの比較)。会社は伸び率を示していません。

これは会社が公表した数値であり、当サイトの予測ではありません。

日本企業との違い

武田薬品工業4502

医療用医薬品とワクチンで重なるが、メルクは動物用医薬品を売上の9.9%持つ

売上高をメルクと並べる
  • 武田薬品工業4.5兆円2026年3月期
  • メルク10.3兆円直近の通期
時価総額をメルクと並べる
  • 武田薬品工業9.0兆円
  • メルク56.2兆円

第一三共4568

医療用医薬品とワクチンで重なるが、メルクは動物用医薬品を持ち、第一三共は一般用医薬品を持つ

売上高をメルクと並べる
  • 第一三共2.1兆円2026年3月期
  • メルク10.3兆円直近の通期
時価総額をメルクと並べる
  • 第一三共5.1兆円
  • メルク56.2兆円

アステラス製薬4503

医療用医薬品で重なるが、メルクは動物用医薬品を売上の9.9%持つ

売上高をメルクと並べる
  • アステラス製薬2.1兆円2026年3月期
  • メルク10.3兆円直近の通期
時価総額をメルクと並べる
  • アステラス製薬4.1兆円
  • メルク56.2兆円

よくある質問

メルクの日本版はどこですか?

1製品への集中という点では、アステラス製薬がいちばん近い形です。メルクはキイトルーダで売上の48.7%、アステラス製薬はXTANDIで44.9%を占めます。ただし規模が違い、メルク(650億11百万ドル)はアステラス製薬(2兆1,392億円)の約4.8倍です。★武田薬品工業は最大製品のENTYVIOでも21.3%で、メルクほど1製品に偏っていません。

部門の利益率が78.7%というのは本当ですか?

★★★会社の定義によるもので、他社の利益率とは比べられません。メルクは医薬品部門の利益を「部門の売上から標準原価と、その部門が直接負担した販管費を引いたもの」と定義しており、費用の全部を引いていません。引かれていない費用(部門に配分していない売上原価・研究開発費・事業構造改革費用など)は268億18百万ドルあり、2部門の利益478億85百万ドルからこれを引いた210億67百万ドルが税引前利益です。★同じ会社の中でも定義が違います。動物用医薬品部門は売上原価の全額と販管費・研究開発費を引いており、利益率は33.5%です。

キイトルーダに48.7%依存しているのは、どういう状態ですか?

★事実として、キイトルーダ/キイトルーダQlexの売上高316億80百万ドルは、連結の650億11百万ドルの48.7%にあたります。前期の294億82百万ドルから7.5%増えました。★一方でガーダシル/ガーダシル9は85億83百万ドルから52億33百万ドルへ39.0%減っており、ウィンレベア(4億19百万→14億43百万ドル)やカプバクシブ(97百万→7億59百万ドル)といった新しい製品が伸びています。当サイトは良し悪しを判断しません。

2023年12月期に純利益がほぼ消えたのはなぜですか?

純利益は145億19百万ドルから3億65百万ドルへ97.5%減り、翌期には171億17百万ドルへ戻りました。★売上高は同じ期に593億30百万ドルから601億15百万ドルへ増えており、売上と利益で動きが逆です。理由は当サイトで確認していないため、金額だけを載せています。

今期の見通しはどこですか?

★会社は2026年8月4日にSECへ提出した8-Kの添付資料で、2026年12月期の売上高を663億〜673億ドル、非GAAPの1株当たり利益を2.66〜2.76ドルと示しています。会社は、この1株当たり利益に2件の買収に伴う一時費用(1株当たり3.62ドルと2.31ドル)を含むと注記しています。★このページの「今期の見通し」の節には、GAAPの金額で示された売上高を表に載せ、非GAAPの数値は表の下に会社の言い方のまま置いています。日本の3社のうち、第一三共とアステラス製薬は通期の業績予想を金額で公表しています。

メルクの決算はいつ発表されますか?

米国の上場企業は、決算を公表すると米国SEC(証券取引委員会)に決算発表の書類(Form 8-K)を提出します。メルクの直近4回の決算発表の日は次のとおりです(米国の日付)。

決算発表の日は、同じ期間の四半期報告書・年次報告書がSECに提出されてから当ページに載せています。次の発表日は載せていません。

数値はいつ時点のものですか?

5期の推移と内訳は2025年12月期(Form 10-K)、直近の四半期は2026年4〜6月期(Form 10-Q)によります。株価と時価総額はページ下部の更新日時点の値です。

同じ業界の掲載企業

日本の掲載企業

米国の掲載企業

注記(5件)
売上高と利益の推移
★★同社の連結損益計算書には営業利益の行がありません。当サイトが5期そろえて描ける利益が純利益しかないため、推移の図は純利益で描いています。当サイトが掲載している医薬品の米国8社のうち、ファイザー・メルク・イーライリリー・ジョンソン・エンド・ジョンソンの4社が同じ形です。★★★2023年12月期だけ純利益が3億65百万ドルまで落ちています。前期の145億19百万ドルから97.5%減で、翌期には171億17百万ドルへ戻りました。売上高は同じ期に593億30百万→601億15百万ドルと増えており、売上と利益で動きが逆です。理由は10-Kの該当箇所を読んでいないため触れていません。★1株当たり配当は2.64ドルから3.28ドルへ、5期とも前期を上回っています。
部門ごとの売上と利益
会社は医薬品部門の利益を「部門の売上から標準原価と、その部門が直接負担した販管費を引いたもの」と定義しており、費用の全部を引いていません。そのため利益率が78.7%と極端に高く見えます。動物用医薬品部門は売上原価の全額と販管費・研究開発費を引いており、定義が同じ会社の中で2つの部門で違います。★2部門の利益の合計478億85百万ドルから、部門に配分していない費用268億18百万ドルを引いた210億67百万ドルが税引前利益です。★3区分の売上高の合計は連結と完全に一致します。
「部門の利益」が何を指すかは会社によって違います。掲載している会社の基準の一覧を用語集に置いています。
主要製品別の売上
前期の294億82百万ドルから7.5%増えました。★★ガーダシル/ガーダシル9は85億83百万ドルから52億33百万ドルへ39.0%減っています。理由は当サイトで確認していないため、金額だけを載せています。★「上記以外」には動物用医薬品63億54百万ドルとその他の収益5億15百万ドル、および上に挙げていない医薬品が含まれます。会社が個別に開示している製品はほかにリンパーザ14億50百万・ウィンレベア14億43百万・レンビマ10億53百万・プレビミス9億78百万・バクスニュバンス8億25百万・カプバクシブ7億59百万・ウェリレグ7億16百万ドルなどがあります。
最新の決算
当サイトが原文を翻訳・加工したものではありません。増減は前年の同じ期間との比較です。★3か月(2026年4月1日〜6月30日)の数値です。SECに提出された四半期報告書(Form 10-Q)のXBRLから取得しています。★利益率は出していません。同社の損益計算書に営業利益の行が無く、他社と同じ物差しの利益率を作れないためです。
会社が公表している今期の見通し
★見通しは10-Kにも四半期報告書にも記載がなく、SECに提出された決算発表資料(Form 8-K 添付資料99.1)にあります。★1株当たりの金額は円に直していません。会社は、実際の業績がこの数値と大きく異なることがありうる旨を資料に記載しています。

出典

部門別・主要製品別の売上高、四半期決算、今期の見通しは、同社が公表した次の資料から当サイトが書き写しました(Form 10-K(2025年12月期)(2026-02-24 公表)/Form 10-Q(2026年4〜6月期)(2026-08-07 公表)/2026年12月期 第2四半期の決算発表(Form 8-K 添付資料99.1)(2026-08-04 公表))。5期の推移(売上高・利益・総資産・キャッシュ・フロー等)と発行済株式数は、米国SECに提出されたXBRLデータによります。金額は1米ドル=158.73円、株価と時価総額は1米ドル=157.83円で円に直しています(レートの出典はYahoo Finance)。

投資判断は自己責任で行ってください。

当サイトは特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。

数値は更新時点のものです。最新の情報は各社の開示資料をご確認ください。

更新日