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アーム

基本情報

アームARMNasdaq

ARM HOLDINGS PLC /UK

英国の会社で、米国のNasdaqに米国預託株式(ADS)を上場している(1ADS=普通株1株)。CPUなどの半導体の設計資産(IP)をライセンスし、顧客が出荷した半導体1個ごとにロイヤルティを受け取る。

売上高は7,810億円で、ルネサスエレクトロニクス(1.3兆円)の約0.6倍。従業員は約9,584人。

  • 時価総額51.6兆円
  • 売上高7,810億円
  • 営業利益1,429億円
  • 純利益1,435億円
  • 株価307.49USD
  • PER361.8倍
  • PBR39.49倍
  • ROE12.0%
正式社名
ARM HOLDINGS PLC /UK
本社のある国
英国イングランド・ウェールズ法に基づく会社。米国のNasdaqに米国預託株式(ADS)を上場(1ADS=普通株1株)
会計基準
米国会計基準(US GAAP)
SECへの登録業種
Semiconductors & Related DevicesSIC 3674
発行済株式数
1,064,055,252 株
1株あたり利益(EPS)
0.85 米ドルFY2026・希薄化後
従業員数
約9,584 人19か国。うち技術者8,058人(約84%)。英国3,943人・米国2,023人・インド1,829人・その他1,789人

株価

アームの5年の株価の推移(月末の終値)354.57USD49.29USD202420252026

月末の終値です。2023年10月から2026年09月まで。株式分割は反映済みで、配当は含みません。出典はYahoo Finance。

売上高と利益の推移

売上高と営業利益の推移(億円)(利益率)00.0%2,0008.0%4,00016.0%6,00024.0%8,00032.0%4,2901,005FY20224,2521,065FY20235,132176FY20246,3601,319FY20257,8101,429FY202623.4%25.0%3.4%20.7%18.3%売上高営業利益営業利益率

財務ハイライト(過去5期)

純利益・ROE

純利益・ROE(億円)00.0%4004.0%8008.0%1,20012.0%1,60016.0%FY22FY23FY24FY25FY26純利益ROE

総資産・自己資本・自己資本比率

総資産・自己資本・自己資本比率(億円)00.0%5,00020.0%10,00040.0%15,00060.0%20,00080.0%FY22FY23FY24FY25FY26総資産自己資本自己資本比率

キャッシュ・フロー

キャッシュ・フロー(億円)▲1,00001,0002,0003,000FY22FY23FY24FY25FY26営業投資財務

1株あたり利益(EPS・希薄化後)

1株あたり利益(EPS・希薄化後)(米ドル)00011FY22FY23FY24FY25FY26EPS
決算期売上高前期比営業利益営業利益率純利益純利益率
FY20262026-03-31期末7,810億円+22.8%1,429億円18.3%1,435億円18.4%
FY20252025-03-31期末6,360億円+23.9%1,319億円20.7%1,257億円19.8%
FY20242024-03-31期末5,132億円+20.7%176億円3.4%486億円9.5%
FY20232023-03-31期末4,252億円-0.9%1,065億円25.0%832億円19.6%
FY20222022-03-31期末4,290億円—1,005億円23.4%871億円20.3%

直近5期の通年決算です。

事業の概要

97.5%売上総利益率2026年3月期。売上高49億20百万ドルに対し売上原価は1億21百万ドル(当サイトの計算)。会社の説明では、売上原価は主に顧客への技術支援と研修の費用。★会社は、量産品の半導体の事業は利益率の形が大きく違いうると記載している
5億45百万ドル設備投資額2026年3月期の有形固定資産の取得。前期の2億19百万ドルの2.5倍(当サイトの計算)。会社は増加の理由に、データセンターと事務所の拡張、コンピューター機器の購入を挙げている
3,500億個超Armを使った半導体の累計出荷2026年3月31日時点で顧客から報告された累計(会社の記載)。会社は、2,200万人を超える開発者がArmの基盤を使うとしている。★いずれも会社が示した数値で、監査済みの財務諸表の項目ではない
約43%モバイル向けのロイヤルティの比率2026年3月期のロイヤルティのうち、スマートフォンなどのモバイルのアプリケーション・プロセッサ向けの割合(会社の記載)。★会社は、この市場でのシェアが長年99%を超えていると記載している(会社の主張で、当サイトはシェアの数値として扱わない)

注目ポイント

  • ★★★売上の30.5%が関係会社から。ソフトバンクグループの関係会社は7億4百万ドル2026年3月期の売上高49億20百万ドルのうち、★★関係会社からの売上が14億99百万ドルで売上高の30.5%です(前期は8億23百万ドル・前期の売上高の20.5%)。会社が関係会社として挙げるのは、アーム・チャイナ、持分法の投資先、ソフトバンクグループの支配下にある会社です。★アーム・チャイナからの売上は7億91百万ドルで、同社は最大の顧客(売上高の約16%)です。★★ソフトバンクグループの関係会社からの売上は7億4百万ドルで、前期の1億46百万ドルの4.8倍になりました。ソフトバンクグループとの「コンサルティング契約」に基づくライセンスとサービスの対価で、会社は2026年3月末時点でこの相手への契約資産(売上に計上したがまだ請求していない分)を6億46百万ドル持ち、契約の一部を2027年3月期に支払われる3億ドルの定額に改めたと記載しています。★上位5社の顧客(アーム・チャイナとソフトバンクグループを含む)で売上高の約57%です。★外部の顧客からの売上は34億21百万ドルで、前期の31億84百万ドルから7.4%増えました。
  • ★★研究開発費は売上高の56.4%。売上高営業利益率は18.3%に下がった2026年3月期は売上高49億20百万ドル(前期比22.8%増)・営業利益9億ドル(同8.3%増)・純利益9億4百万ドル(同14.1%増)でした(当サイトの計算)。★★研究開発費は27億76百万ドルで売上高の56.4%、前期の20億71百万ドルから34.0%増えました。会社は増加の主な理由に、Arm AGI CPU などの次世代製品への投資を挙げています。★売上高営業利益率は前期の20.7%から18.3%に下がりました(当サイトの計算)。★株式報酬費用は10億52百万ドルです(キャッシュ・フロー計算書)。★純利益が営業利益を上回ったのは、受取利息(純額)1億11百万ドルと、Artisan の事業を Cadence Design Systems に売った利益1億31百万ドルなどが加わったためで、法人税は2億53百万ドル(実効税率21.9%)でした。★2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)の売上高営業利益率は7.1%です(下の最新の決算)。
  • ★★★2026年3月、初めて自社の製品として量産品の半導体「Arm AGI CPU」を発表会社は2026年3月24日、AIのデータセンター向けのCPU「Arm AGI CPU」を発表し、★設計資産(IP)と、それをあらかじめ組み合わせて検証した設計のまとまり(CSS)のライセンスに加え、初めて量産品の半導体を自社の製品として売ると説明しました。★メタ・プラットフォームズが主要な協力相手で共同開発者です。発表資料には、製造を担う TSMC が3nmの製造技術を使うとする同社のコメントが載っています。★会社は20-Fで、生産は2026年末までの予定とし、2026年3月期の売上への影響は重要でなかったと記載しています。★★会社は株主への手紙で、2027年3月期〜2028年3月期の顧客の需要が20億ドルを超え、発表時に示した額の倍を超えたと説明しています。★★会社は20-Fで、量産品の半導体はライセンスの事業と利益率・売上の計上の仕方・販売の周期が大きく違いうるとし、製造を外部のファウンドリなどに頼ることや在庫を持つことによるリスクを挙げています。★当サイトは、この事業の先行きを評価しません。
  • ★★日本に本社を置く顧客への売上が16.8%に。親会社はソフトバンクグループ顧客の本社の所在地で分けた売上で、★★日本は8億25百万ドル(売上高の16.8%)です。前期の2億96百万ドルから2.8倍、2024年3月期の1億21百万ドルからは6.8倍になりました(当サイトの計算)。会社は日本の区分が増えた理由を20-Fに書いていません。★★ソフトバンクグループは子会社の Kronos II LLC を通じて発行済株式の約86.4%を持つ親会社で(2026年5月21日現在)、孫正義氏がアームの取締役会長、レネ・ハースCEOがソフトバンクグループの取締役です。★日本の子会社 Arm K.K. は横浜市港北区(新横浜)にあり、主な活動は「RISC型マイクロプロセッサのIPのマーケティング」です(英国の年次報告書)。★★20-Fの本文で「Japan」という語は9か所(うち1か所は「Japanese」)で、地域別の売上の表、事業を行う国の列挙、日本の事務所の賃借、日本の従業員の公的年金、ソフトバンクグループの所在地、孫氏の経歴(2か所)、ソフトバンクグループの子会社と在日イラン大使館との取引についての開示(米国の法律に基づくもの・2か所)です(当サイトが全文を数えました)。★同じ業界ページのルネサスエレクトロニクス・キオクシアホールディングス・ソシオネクストの名前は20-Fに出てきません。

売上の内訳

地域別の売上高(顧客の本社所在地の基準)2026年3月期(2025年4月1日〜2026年3月31日)

  • 米国 35.8%35.8%2,795億円米国
  • 中国(香港・マカオを含み台湾を除く) 17.8%17.8%1,387億円中国(香港・マカオを含み台湾を除く)
  • 日本 16.8%16.8%1,310億円日本
  • 台湾 14.1%14.1%1,103億円台湾
  • 韓国 8.0%8.0%622億円韓国
  • その他の国 7.6%7.6%592億円その他の国

2026年3月期(2025年4月1日〜2026年3月31日)の地域別の売上高です。

売上高の内訳(収益の種類別)2026年3月期(2025年4月1日〜2026年3月31日)

  • ロイヤルティ 53.1%53.1%4,148億円ロイヤルティ
  • ライセンスその他 46.9%46.9%3,662億円ライセンスその他

★★★同社の報告セグメントは1つだけなので、部門ごとの売上と利益の表は置けません。

最新の決算

2026年4〜6月期(2027年3月期 第1四半期)2026-07-29 公表

項目2026年4〜6月期(2027年3月期 第1四半期)2025年4〜6月期増減
売上高2,046億円1,671億円+22.4%
営業利益144億円181億円-20.2%
純利益429億円206億円+107.7%
売上高営業利益率7.1%10.8%—

会社が公表した決算資料の数値です。

会社が公表している中長期の目標

Arm AGI CPU の需要と、次の四半期の見通し2026年3月24日・5月6日・7月29日の Form 6-K と2026年5月26日の Form 20-F に記載

会社が掲げる「自社の位置づけ」は「AIの土台となるプラットフォーム」です。

会社が示している見通しと方針2026年3月24日・5月6日・7月29日の Form 6-K と2026年5月26日の Form 20-F に記載

項目テーマ主な重点活動
1Arm AGI CPU(初の量産品の半導体)①2027年3月期〜2028年3月期の顧客の需要は20億ドル超(会社の説明)会社の説明
  • ★2026年3月24日に発表した、AIのデータセンター向けのCPU。メタ・プラットフォームズが主要な協力相手で共同開発者
  • ★20-Fでは、生産は2026年末までの予定とし、2026年3月期の売上への影響は重要でなかったと記載している
  • ★★発表時に2027年3月期〜2028年3月期で10億ドルの機会を示し、5月6日の株主への手紙で顧客の需要がその倍を超える20億ドル超になったと説明した。7月29日の手紙では、10億ドルの機会に必要な生産能力を確保し、米国と中国を含む顧客が増えているとしている
  • ★★5月6日の株主への手紙に「Arm Everywhere で示した、この事業で150億ドルという予測に向けて進んでいる」とある。手紙には対象の年が書かれておらず、当サイトは催しの資料を取得できていない
  • ★同じ手紙で、エージェント型のAIが広がるとデータセンターが1ギガワットあたりに必要とするCPUの能力は今の4倍を超え、2030年までに1,000億ドルを超える市場の機会になると記載している(会社の見立て)
22027年3月期 第2四半期の見通し(2026年7月29日公表)②売上高13億80百万ドル±50百万ドル(2026年7〜9月)会社が示した数値
  • ★売上高 13億30百万〜14億30百万ドル(13億80百万ドル±50百万ドル。米国会計基準)
  • ★非GAAPの営業費用 約7億80百万ドル、非GAAPの希薄化後1株当たり利益 0.47ドル±0.04ドル
  • ★★米国会計基準の利益の見通しは示されていない
3利益の使い道③配当を支払う予定は今のところ無く、自社株の取得も無い20-Fと6-Kの記載
  • ★「利益は事業に充て、普通株式とADSに配当を支払う予定は今のところ無い」と20-Fに記載している。将来の配当は取締役会の判断による
  • ★2026年3月期に自社株の取得は無い(20-FのItem 16E)
  • ★2026年7月1日に、ネットワーク技術の DreamBig Semiconductor を約2億65百万ドルの現金で取得した
  • ★2025年8月26日に、標準セルライブラリなどの設計資産の事業(Artisan foundation IP)を Cadence Design Systems に売った(税引前の売却益1億31百万ドル)

★★★会社は通期の売上高・利益の見通しを出していません。

経営目標(財務)

指標2026年3月期(実績)会社が掲げた目標
売上高(全社)49億20百万ドル(前期比22.8%増)2026年7〜9月は13億80百万ドル±50百万ドル(2026年7月29日公表)。通期の見通しは公表されていない
Arm AGI CPU売上への影響は重要でなかった(20-F)2027年3月期〜2028年3月期の顧客の需要は20億ドル超(2026年5月6日と7月29日の株主への手紙)
1株当たり利益0.85米ドル(米国会計基準・希薄化後)2026年7〜9月は非GAAPで0.47米ドル±0.04米ドル。米国会計基準の見通しは公表されていない
配当無配支払う予定は今のところ無い(20-F)

これは会社が公表した計画であり、当サイトの予測でも評価でもありません。

日本企業との違い

ルネサスエレクトロニクス6723

ルネサスはアームから技術を導入している。有価証券報告書の「重要な契約等」に「Arm Limitedからの技術導入契約」(2015年12月22日締結・半導体の設計に係る技術の導入)を挙げている。★事業の形が違う。アームは設計資産(IP)のライセンスとロイヤルティが本業で、ルネサスは半導体そのものを作って売る。★アームの事業の領域のうち、自動車・ロボット(Physical AI)とスマートフォン・IoT(Edge AI)は、ルネサスの自動車と産業・インフラ・IoTの2部門と対象が重なる。★アームの20-Fにルネサスの名前は無い(出現0件)

報告セグメントは自動車(6,396億90百万円)と産業・インフラ・IoT(6,717億60百万円)の2つで、2025年12月期の売上収益は1兆3,212億12百万円(IFRS)。★アームの20-Fはルネサスエレクトロニクスの名前を出していません(出現0件)。★規模はアームの売上高がルネサスエレクトロニクスの0.59倍です(ページ下部のレートで当サイトが計算)。★営業利益率はアームが18.3%(2026年3月期)、ルネサスエレクトロニクスが15.2%(2025年12月期)です(当サイトの計算)。決算期はアームが3月末、ルネサスエレクトロニクスが12月末で、3か月ずれます。

売上高をアームと並べる
  • ルネサスエレクトロニクス1.3兆円2025年12月期
  • アーム7,810億円直近の通期
時価総額をアームと並べる
  • ルネサスエレクトロニクス6.7兆円
  • アーム51.6兆円

キオクシアホールディングス285A

製品は重ならない。キオクシアはNAND型フラッシュメモリの専業で、アームはCPUなどの設計資産(IP)のライセンスとロイヤルティが本業。★キオクシアの有価証券報告書にアームの名前は無く(当サイトが全文を数えて0件)、アームの20-Fにもキオクシアの名前は無い(出現0件)。★★決算期はどちらも3月末で、2026年3月期(2025年4月1日〜2026年3月31日)という同じ期間の数値を並べられる。★規模はキオクシアの売上収益2兆3,376億28百万円がアームの売上高49億20百万ドルの2.99倍

報告セグメントは「メモリ事業」単一で、2026年3月期の売上収益は2兆3,376億28百万円(IFRS)。★営業利益率はキオクシアホールディングスが37.2%、アームが18.3%です(どちらも2026年3月期・当サイトの計算)。★規模はキオクシアホールディングスの売上収益がアームの売上高の2.99倍です(ページ下部のレートで当サイトが計算)。

売上高をアームと並べる
  • キオクシアホールディングス2.3兆円2026年3月期
  • アーム7,810億円直近の通期
時価総額をアームと並べる
  • キオクシアホールディングス31.7兆円
  • アーム51.6兆円

ソシオネクスト6526

製品は重ならないが、取引で強くつながる。アームはCPUの設計資産(IP)をライセンスし、ロイヤルティを受け取る会社で、ソシオネクストの有価証券報告書(2026年3月期)は先行開発でArm社と密に連携していると記載している。★アームは2023年11月の6-Kで、カスタムSoCのための協業の枠組み「Arm Total Design」の参加企業にソシオネクストを挙げている。★アームは2026年3月に、初めて自社の製品として売る量産品の半導体(Arm AGI CPU)を発表した

2026年3月期の売上高は2,008億34百万円(日本基準)で、報告セグメントは「Solution SoC」ビジネスモデルで開発するSoCを主とする単一セグメントです。★★ソシオネクストは有価証券報告書の研究開発活動で、Arm Holdings plc(Arm社)とTSMCとの密な連携を挙げています。★アームが2026年3月24日に発表した Arm AGI CPU の資料では、支持を表明した50社超の一覧にソシオネクスト(Socionext (SNI))が入っています。アームの20-Fにソシオネクストの名前はありません(出現0件)。★★決算期はどちらも3月末です。★規模はアームの売上高がソシオネクストの3.89倍です(ページ下部のレートで当サイトが計算)。

売上高をアームと並べる
  • ソシオネクスト2,008億円2026年3月期
  • アーム7,810億円直近の通期
時価総額をアームと並べる
  • ソシオネクスト3,990億円
  • アーム51.6兆円

アームは米国会計基準、ルネサスエレクトロニクスとキオクシアホールディングスはIFRS、ソシオネクストは日本基準です。売上高の範囲は完全には一致しません。★★決算期はアーム・キオクシアホールディングス・ソシオネクストが3月末、ルネサスエレクトロニクスが12月末です。アームの数値は2026年3月期(2025年4月1日〜2026年3月31日)で、ルネサスエレクトロニクスの2025年12月期とは3か月ずれます。米ドルはページ下部に記載のレートで円換算しています。

★★事業の形が違います。アームは設計資産(IP)をライセンスし、顧客が出荷した半導体1個ごとにロイヤルティを受け取る会社で、2026年3月期の売上原価は売上高の2.5%でした(当サイトの計算)。ルネサスエレクトロニクス・キオクシアホールディングス・ソシオネクストの3社は、半導体そのもの(ルネサスエレクトロニクスはマイコンなど、キオクシアホールディングスはNAND型フラッシュメモリ、ソシオネクストは顧客の製品に合わせたSoC)を売ります。★アームが量産品の半導体(Arm AGI CPU)を売り始めるのは、会社の20-Fでは2026年末までの予定です。

★アームは英国の会社で、米国のNasdaqに米国預託株式(ADS)を上場しています。親会社は日本のソフトバンクグループで、発行済株式の約86.4%を持ちます(2026年5月21日現在)。

よくある質問

アームはどんな会社ですか?

CPUなどの半導体の設計資産(IP)を開発し、半導体を作る会社にライセンスする会社です。★★顧客はArmの設計を使って自社の半導体を作り、アームはライセンスの料金と、顧客が出荷した半導体1個ごとのロイヤルティを受け取ります。2026年3月期の売上高49億20百万ドルのうち、ロイヤルティが26億13百万ドル(53.1%)、ライセンスその他が23億7百万ドル(46.9%)でした(構成比は当サイトの計算)。★会社は、Armを使った半導体の累計出荷が3,500億個を超えたと記載しています(2026年3月31日時点)。★会社は事業を、スマートフォンやIoT機器のEdge AI、自動車とロボットのPhysical AI、データセンターとネットワークのCloud AIの3つの領域に組み直したとしています。★★2026年3月には、初めて量産品の半導体(Arm AGI CPU)を自社の製品として発表しました。★1990年にAcorn Computers・Apple Computer・VLSI Technologyの合弁として始まり、2016年にソフトバンクグループが買収して非公開になり、2023年9月に米国のNasdaqに上場しました。

アームとソフトバンクグループはどういう関係ですか?

ソフトバンクグループが発行済株式の約86.4%を持つ親会社です(2026年5月21日現在・9億2,273万3,999株)。株式は子会社の Kronos II LLC の名義で持たれています。★★取締役会長は孫正義氏(2018年3月から)で、レネ・ハースCEOは2023年6月からソフトバンクグループの取締役です。ハース氏は2026年4月20日付で、ソフトバンクグループの子会社の一部を統括するソフトバンクグループ・インターナショナルのCEOも兼ねており、会社はこの役割を限られた非常勤のものとしています。★★取引の関係もあります。2026年3月期に、ソフトバンクグループとの「コンサルティング契約」に基づく関係会社からの売上が7億4百万ドル(前期1億46百万ドル)ありました。会社は、ソフトバンクグループとその関係会社に、取引・提携・ライセンスなどに関する技術の助言を行う契約だと説明しています。★2025年11月には、アームが出資していた Ampere Computing をソフトバンクグループが買収しました。★会社は20-Fで、ソフトバンクグループの子会社がアームの普通株式7億6,902万9,000株(持分の72.0%)を担保にした借入の枠を結んでいると記載しています。★アームはNasdaqの規則で「支配株主のいる会社」にあたり、取締役会の過半数を独立取締役にすることなどの要件の免除を受けられると会社は記載しています。

アームと比べる日本企業はどこですか?

この業界ページに載っている日本企業は、ルネサスエレクトロニクス・キオクシアホールディングス・ソシオネクストです。★★アームの20-Fは、3社とも名前を出していません(出現0件)。★★ルネサスエレクトロニクスはアームの技術の使い手で、有価証券報告書の「重要な契約等」に「Arm Limitedからの技術導入契約」(2015年12月22日締結・半導体の設計に係る技術の導入)を挙げています。アームの事業の領域のうち、自動車・ロボットと産業IoTは、ルネサスエレクトロニクスの自動車と産業・インフラ・IoTの2部門と対象が重なります。★ソシオネクストは有価証券報告書の研究開発活動で「Arm Holdings plc(Arm社)」との密な連携を挙げており、アームは2026年3月の Arm AGI CPU の発表資料で、支持を表明した50社超の一覧にソシオネクストを入れています。★キオクシアホールディングスはNAND型フラッシュメモリの専業で、アームとは製品が重ならず、有価証券報告書にアームの名前は出てきません(当サイトが全文を数えて0件)。★規模は、アームの売上高49億20百万ドル(ページ下部のレートで約7,810億円)がルネサスエレクトロニクスの2025年12月期の売上収益1兆3,212億12百万円の0.59倍です。アームの売上高はキオクシアホールディングスの2026年3月期の売上収益2兆3,376億28百万円の0.33倍、ソシオネクストの2026年3月期の売上高2,008億34百万円の3.89倍です(いずれも当サイトの計算)。

日本での売上はどれくらいですか?

顧客の本社の所在地で分けた売上で、日本は2026年3月期に8億25百万ドル(売上高の16.8%)でした。前期の2億96百万ドル(前期の売上高の7.4%)から2.8倍、2024年3月期の1億21百万ドルからは6.8倍です(当サイトの計算)。★★会社は、日本の区分が増えた理由を20-Fに書いていません。どの顧客が日本の区分に入るかも示していません。★★会社は、この区分が「顧客がArmの技術を含む製品を販売する国を必ずしも示さない」と注記しています。★同じ期に、ソフトバンクグループの関係会社からの売上は1億46百万ドルから7億4百万ドルに増えています(会社はこの売上がどの国の区分に入るかを示していません)。★2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、日本が2億76百万ドルで、四半期の売上高の21.4%でした(前年同期1億54百万ドル)。★日本の子会社 Arm K.K. は横浜市港北区(新横浜)にあります(英国の年次報告書)。

なぜ部門ごとの売上と利益の表がないのですか?

会社の報告セグメントが1つだけだからです。20-Fは「当社は単一の事業セグメントとして運営している」とし、最高経営意思決定者である最高経営責任者が、連結の損益を見て、利益を事業・株主還元・買収などへどう振り向けるかを判断するのに営業利益と純利益を使うと記載しています。★そのため当ページは、収益の種類別(ロイヤルティ/ライセンスその他)と地域別を載せています。★会社は事業を Edge AI・Physical AI・Cloud AI の3つの領域に組み直したと記載していますが、20-Fの財務諸表の注記に領域ごとの売上と利益は載っていません。

ロイヤルティとライセンスはどう違いますか?

ライセンスは設計を使う権利の対価、ロイヤルティは顧客が出荷した半導体1個ごとの料金です。★★会社の説明では、顧客はライセンスの料金を払ってArmの設計を使えるようになり、その設計を使った半導体が出荷されると、半導体の平均販売価格に対する割合か1個あたりの定額でロイヤルティを支払います。ライセンスの形には、設計の一式を年額で使える Arm Total Access と Arm Flexible Access、1つの設計の技術ライセンス(TLA)、Armの命令セットに沿って自社でCPUを設計できるアーキテクチャ・ライセンス(ALA)などがあります。★2026年3月期は、ロイヤルティが26億13百万ドルで前期の21億68百万ドルから20.5%増、ライセンスその他が23億7百万ドルで前期の18億39百万ドルから25.4%増でした。会社はロイヤルティが増えた理由に、Armv9 など半導体1個あたりの料率の高い製品の比重の高まりを挙げています。★★会社は、ロイヤルティの約43%がスマートフォンなどのモバイルのアプリケーション・プロセッサ向けだったと記載しています。

売上の3割が関係会社からというのはどういうことですか?

2026年3月期の売上高のうち14億99百万ドル(30.5%)が、会社が関係会社と呼ぶ相手からの売上でした。内訳は、★アーム・チャイナ(Arm Technology (China) Co. Limited)が7億91百万ドル、★ソフトバンクグループの関係会社が7億4百万ドル、Ampere が4百万ドルです。★★アーム・チャイナは中国でArmの設計資産を独占的に再ライセンスする会社で、アームは中国の売上のほぼすべてをこの契約(IPLA)を通じて得ていると記載しています。アームは、アーム・チャイナの48.2%を持つ Acetone Limited の議決権の無い持分10%を持ちますが、20-Fは、アームもソフトバンクグループもアーム・チャイナの経営を支配していないとしています。★ソフトバンクグループの関係会社からの売上は、技術の助言などを行う「コンサルティング契約」に基づくライセンスとサービスの対価です。★★上位5社の顧客(アーム・チャイナとソフトバンクグループを含む)で売上高の約57%、最大の顧客アーム・チャイナが約16%です。★2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、関係会社からの売上が3億88百万ドルで、四半期の売上高の30.1%でした。

Arm AGI CPU とは何ですか?

アームが初めて自社の製品として売る量産品の半導体で、AIのデータセンター向けのCPUです。2026年3月24日に発表しました。★★会社の発表資料によると、最大136個の Arm Neoverse V3 コアを1つのCPUに載せ、メタ・プラットフォームズが主要な協力相手で共同開発者です。資料には、製造を担う TSMC の、3nmの製造技術を使うとするコメントが載っています。★会社は20-Fで、生産は2026年末までの予定とし、2026年3月期の売上への影響は重要でなかったと記載しています。★★会社は2026年5月6日の株主への手紙で、2027年3月期〜2028年3月期の顧客の需要が20億ドルを超え、発表時に示した額の倍を超えたと説明しています。7月29日の手紙では、10億ドルの機会に必要な生産能力を確保し、米国と中国を含む顧客が増えているとしています。★★会社は20-Fで、量産品の半導体は、ライセンスの事業とは利益率・売上の計上の仕方・販売の周期が大きく違いうるとし、製造を外部のファウンドリなどに頼ることや在庫を持つことによるリスクを挙げています。顧客の一部と量産品の半導体で競争することになりうるとも記載しています。★当サイトは、この事業の先行きを評価しません。

直近の四半期で営業利益が減り、純利益が増えたのはなぜですか?

研究開発費が売上より速く増え、営業外で投資の評価益などが加わったためです。★★2026年4〜6月期は、売上高が22.4%増の12億89百万ドルだった一方、研究開発費が6億50百万ドルから8億38百万ドルへ28.9%増え、営業利益は1億14百万ドルから91百万ドルへ20.2%減りました。株式報酬費用は2億41百万ドルから3億43百万ドルに増えています。★★純利益は1億30百万ドルから2億70百万ドルへ増えました。持分投資の利益1億28百万ドル(うち上場株式の評価益1億26百万ドル)と受取利息(純額)31百万ドルが加わり、法人税は17百万ドルの利益側(ベネフィット)でした。会社は税の理由に、年間の税額の見積りの変化と、株式報酬に関する税務上の控除の違いなどを挙げています。★当サイトは、どの期の利益が「本来の姿」かを決めません。

英国の年次報告書の利益が、当ページの数値と違うのはなぜですか?

会計の基準が違うためです。★★アームは、SECに出す年次報告書(Form 20-F)を米国会計基準で作り、英国の会社法に基づく年次報告書を英国で採用された国際会計基準で作っています。英国の年次報告書は2026年9月9日の株主総会に諮られ、9月18日に6-KでSECにも提出されました。★★2026年3月期の売上高はどちらも49億20百万ドルですが、営業利益は英国の年次報告書で6億95百万ドル、20-Fで9億ドル、当期利益は6億98百万ドルと9億4百万ドルです。★当ページの表と図は、20-F(米国会計基準)の数値です。★当サイトは2つの基準の差の内訳を分析していません。

なぜ「今期の見通し」の節がないのですか?

会社が通期の売上高・利益の見通しを出していないためです。★★会社は決算ごとに次の四半期の見通しを示しており、2026年7月29日には2026年7〜9月期の売上高を13億80百万ドル±50百万ドル(米国会計基準)、非GAAPの営業費用を約7億80百万ドル、非GAAPの希薄化後1株当たり利益を0.47ドル±0.04ドルとしました。★米国会計基準の利益の見通しはありません。会社は、非GAAPの見通しを米国会計基準に調整した値を、除外する項目の金額と時期が予測できないため過大な労力なしには示せないと記載しています。★★会社は2026年3月24日の投資家向けの催し「Arm Everywhere」で長期の財務の見通しを示したと6-Kに記載していますが、数値は会社のサイトの資料にあり、当サイトはその資料を取得できていません。当ページの「中長期の目標」の節には、SECへの提出書類に出てくる数値だけを載せています。

配当や自社株買いはありますか?

どちらもありません。会社は20-Fで「利益は事業に充て、普通株式とADSに配当を支払う予定は今のところ無い」と記載し、将来の配当は取締役会の判断によるとしています。★2026年3月期に自社株の取得はありません(20-FのItem 16E)。

同じ業界ページの海外の会社とはどういう関係ですか?

顧客であり、訴訟の相手でもあります。★★英国の年次報告書は、顧客の例としてAMD・インテル・エヌビディア・クアルコムを挙げています(ほかにアルファベット・アマゾン・ウェブ・サービス・メディアテック・メタ・プラットフォームズ・マイクロソフト・サムスン電子と、ソフトバンクグループのAIコンピュート部門)。★★クアルコムとは訴訟で争っています。アームは2022年8月に、クアルコムと Nuvia が Nuvia のアーキテクチャ・ライセンス契約の終了に関する条項に反したとして米デラウェア州の連邦地裁に提訴し、2025年9月30日の地裁の判断に対して控訴しています。クアルコムも2024年4月にアームを訴えており、会社は2026年10〜12月に審理が始まる予定としています。★Arm AGI CPU の発表資料には、ブロードコム・マーベル・テクノロジー・マイクロン・テクノロジー・エヌビディア・TSMC の支持のコメントが載っています。★並べた比較は業界ページをご覧ください。

決算期はいつですか?

3月31日です。当ページの2026年3月期は2025年4月1日〜2026年3月31日です。★同じ業界ページのキオクシアホールディングスとソシオネクストも3月末、ルネサスエレクトロニクスは12月末です。★四半期の決算は、株主への手紙と財務諸表を Form 6-K としてSECに出しています(2027年3月期第1四半期は2026年7月29日)。

数値はいつ時点のものですか?

推移・基本情報・売上の内訳は2026年3月期で、根拠は2026年5月26日に提出された年次報告書(Form 20-F)です。★直近の四半期(2026年4月1日〜6月30日)は、2026年7月29日に提出された四半期の財務諸表(Form 6-K)によります。★次の四半期の見通しと Arm AGI CPU の需要は株主への手紙(2026年5月6日・7月29日)、Arm AGI CPU の発表は2026年3月24日の6-K、英国の年次報告書の数値・主な顧客・日本の子会社は2026年9月18日の6-Kによります。★株価と時価総額はページ下部の更新日時点の値です。米ドルもページ下部に記載のレートで円換算しています。

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注記(4件)
売上高と利益の推移
★★5期で売上高は27億3百万ドルから49億20百万ドルへ1.8倍になりました(2022年3月期→2026年3月期)。★★2024年3月期だけ営業利益が1億11百万ドル(売上高営業利益率3.4%)に下がっています。会社は研究開発費と販売費・一般管理費が増えた主な理由に、2023年9月の上場と新しい付与に伴う株式報酬費用と、それに付随する雇用主の税の増加を挙げています(当サイトの計算した利益率は四捨五入)。★2025年3月期の純利益7億92百万ドルには、Ampere への投資の評価損2億46百万ドルが入っています(法人税は72百万ドルの利益側)。★2026年3月期の純利益9億4百万ドルには、標準セルライブラリなどの設計資産の事業(Artisan)を Cadence Design Systems に売った利益1億31百万ドルが入っています。★★2022年3月期の純利益5億49百万ドルは、非継続事業の損失1億27百万ドルを含みます(Treasure Data をソフトバンクグループの子会社へ分配し、IoTP を直接の株主へ売却)。継続事業の純利益は6億76百万ドルでした。★2022年3月期の総資産は、当サイトが自動取得しているSECのデータに入っていないため、この期の総資産と自己資本比率は空欄です(年次報告書の貸借対照表は2期分しか載っていません)。★ROEと自己資本比率は会社が公表していないため当サイトが計算しています(ROEの分母は期首と期末の自己資本の平均、自己資本比率は期末の自己資本÷期末の総資産)。★同社は配当を出しておらず、株式分割もありません(米国で取引されるADS 1株は普通株1株にあたります)。★決算期は3月末で、キオクシアホールディングス・ソシオネクストと同じ、ルネサスエレクトロニクス(12月末)とは3か月ずれます。
売上の内訳
会社が20-Fで開示した区分をそのまま用いており、当サイトで分類し直したものではありません。★★この区分は「顧客の本社の所在地」で分けたもので、会社は、顧客がArmの技術を含む製品を販売する国を必ずしも示さないと注記しています。★米国が17億61百万ドルで35.8%、中国が8億74百万ドル(17.8%)、日本が8億25百万ドル(16.8%)、台湾が6億95百万ドル(14.1%)、韓国が3億92百万ドル(8.0%)、その他の国が3億73百万ドル(7.6%)です(構成比は当サイトの計算)。★★日本は前期の2億96百万ドル(前期の売上高の7.4%)から2.8倍になりました。2024年3月期は1億21百万ドルでした。会社は日本の区分が増えた理由を20-Fに書いていません。★中国の売上はほぼすべてがアーム・チャイナとの知的財産ライセンス契約(IPLA)を通じたものと会社は記載しています(アーム・チャイナからの売上は7億91百万ドル)。★会社の説明では、米国以外の顧客への売上は約64%(前期約57%)です。★2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、日本が2億76百万ドルで四半期の売上高の21.4%でした(前年同期1億54百万ドル)。
会社は20-Fに「当社は単一の事業セグメントとして運営している」と記載し、最高経営意思決定者である最高経営責任者が、連結の営業利益と純利益を見て、利益を事業・株主還元・買収などへどう振り向けるかを判断するとしています。★上の枠は収益の種類別です。ロイヤルティ(顧客が出荷した半導体1個ごとに受け取る料金)が26億13百万ドルで53.1%、ライセンスその他(設計資産の使用許諾料・開発ツール・設計サービス・保守など)が23億7百万ドルで46.9%です(構成比は当サイトの計算)。★前期比はロイヤルティが20.5%増、ライセンスその他が25.4%増です。★★ライセンスその他のうち関係会社からの分は10億9百万ドルで、前期の4億18百万ドルから141.4%増えました。外部の顧客からの分は12億98百万ドルで、前期の14億21百万ドルから8.7%減りました。★会社は、ロイヤルティの約43%がスマートフォンなどのモバイルのアプリケーション・プロセッサ向けだったと記載しています。
最新の決算
当サイトが原文を翻訳・加工したものではありません。増減は前年の同じ期間との比較です。★3か月(2026年4月1日〜6月30日)の数値です。SECに提出された四半期の財務諸表(Form 6-K、2026年7月29日)によります。★★売上高は22.4%増の12億89百万ドルで、内訳はロイヤルティ7億15百万ドル(22.2%増)・ライセンスその他5億74百万ドル(22.6%増)です。会社はロイヤルティが増えた理由に、Armv9 や CSS など半導体1個あたりの料率の高い製品の比重の高まりと、データセンターでの採用の広がりを挙げ、株主への手紙ではデータセンター向けのロイヤルティが前年同期の倍を超えたと説明しています。★★営業利益は91百万ドルで20.2%減り、売上高営業利益率は7.1%(前年同期10.8%)でした。研究開発費は8億38百万ドル(28.9%増)に増え、株式報酬費用は3億43百万ドル(前年同期2億41百万ドル)でした。★★純利益は2億70百万ドルで、前年同期の1億30百万ドルの2.1倍です。上場株式の評価益1億26百万ドルを含む持分投資の利益1億28百万ドルと受取利息(純額)31百万ドルが加わり、法人税は17百万ドルの利益側(ベネフィット)でした。★関係会社からの売上は3億88百万ドルで、うちソフトバンクグループの関係会社が1億93百万ドル、アーム・チャイナが1億89百万ドルでした。★日本に本社を置く顧客への売上は2億76百万ドルです(四半期の売上高の21.4%)。★会社は2026年7月1日に、ネットワーク技術の DreamBig Semiconductor を約2億65百万ドルの現金で取得しました。★会社は同じ日の株主への手紙で、非GAAPの営業利益を5億31百万ドル、非GAAPの1株当たり利益を0.45ドルと示しています。物差しが違うため、当サイトの表には並べていません。
会社が公表している中長期の目標
決算ごとに示すのは次の四半期の見通しで、売上高は米国会計基準の金額、営業費用と1株当たり利益は非GAAPです。会社は、非GAAPの見通しを米国会計基準に調整した値を、除外する項目の金額と時期が予測できないため過大な労力なしには示せないと記載しています。★そのため当ページには「今期の見通し」の節を置かず、ここに会社の言い方のまま載せています。★★会社は2026年3月24日の投資家向けの催し「Arm Everywhere」で、CFOが長期の財務の見通しを示したと6-Kに記載しています。数値は会社のサイトの資料にあり、当サイトはその資料を取得できなかったため、ここにはSECへの提出書類に出てくる数値だけを載せています。
目標の言い回しは資料の表現をそのまま用いています。計画は見直されることがあります。会社がSECに提出した6-K(2026年3月24日・5月6日・7月29日)と20-F(2026年5月26日)に記載した内容です。★★非GAAPの数値は株式報酬費用などを除いたもので、当ページの表や図に並べている米国会計基準の実績とは物差しが違います。★会社は将来に関する記述の留保を資料に記載しています。

出典

売上の内訳、四半期決算、中長期の目標は、同社が公表した次の資料から当サイトが書き写しました(2026年3月期 Form 20-F(年次報告書)(2026-05-26 公表)/2027年3月期 第1四半期の財務諸表(Form 6-K)(2026-07-29 公表)/2027年3月期 第1四半期の株主への手紙(Form 6-K 添付資料99.2)(2026-07-29 公表)/2026年3月期 第4四半期と通期の株主への手紙(Form 6-K 添付資料99.2)(2026-05-06 公表)/Arm AGI CPU の発表(Form 6-K 添付資料99.1)(2026-03-24 公表)/投資家向けの催し「Arm Everywhere」の開催(Form 6-K)(2026-03-24 公表)/CEOのソフトバンクグループ・インターナショナルCEO就任(Form 6-K)(2026-04-21 公表)/英国の年次報告書(2026年3月期・Form 6-K 添付資料99.1)(2026-09-18 公表)/2024年3月期 Form 20-F(2024-05-29 公表))。5期の推移(売上高・利益・総資産・キャッシュ・フロー等)と発行済株式数は、米国SECに提出されたXBRLデータによります。金額は1米ドル=158.73円、株価と時価総額は1米ドル=157.83円で円に直しています(レートの出典はYahoo Finance)。

投資判断は自己責任で行ってください。

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